第2108話、わたくし、今期春アニメ各作品考察、終盤戦スタートですの☆(その6)
おいらードラマー「──今期春アニメの、『ロ○クレディ』こと『ロック○淑女の嗜みでして』の、『風評被害』が酷過ぎるニャム! あれではまるで、アタシたち『Ave Muj○ca』を始めとして、ロックをやっている女の子たちが、みんな『ド変態』みたいじゃないのニャム!」
チワワボーカル「え、違うの?」
多重人格ギター「……大体合ってる」
ぷりけつベース「──私は信用していただけるのなら、変態でも構いません!」
オイラードラマー「──認めるにゃああああああああ!!! て言うか、祥○はどうした⁉ あいつリーダーのくせに、大切な会合をすっぽかすつもりニャムか⁉」
チワワボーカル「あっ、祥ちゃんなら今日は【続編】の打ち合わせとかで、制作会社の『サン○ゲン』様に寄ってから、こっちに来るって言ってたよ?」
多重人格ギター「……また、微妙に『メタ』なことを」
ぷりけつベース「ああ、『サン○ゲン』様は、画コンテも3DCGで作っているから、そのためのキャラクターのモデリングのテストに、呼ばれたんではないでしょうか?」
ゴッドキーボード「──ええ、その通りですわ。本日は遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした」
祥○以外の全員「「「「──ちょっ、何で『全裸』なんだよ(ニャム)⁉」」」」
おいらードラマー「こ、こいつ、『ロ○クレディ』の風評被害を、全力で肯定してきやがったッ………ニャム⁉」
ゴッドキーボード「……何を驚いているのです、こんなの常識でしょう?」
おいらードラマー「──一体どこの、常識だよニャム⁉」
ゴッドキーボード「そりゃあもちろん、制作会社の『サン○ゲン』様ですわ」
おいらードラマー「はあ?」
ゴッドキーボード「あら、ご存じなかったのですの? 画コンテ段階においては、各キャラのポーズを正確に把握するために、あえて衣服を着せずに、極力シンプルにCGで作成しておりますのよ」
おいらードラマー「え、そうなのニャム?」
ゴッドキーボード「それが証拠に、現在の私って、まるで黎明期のCGそのまんまな低ポリゴンで作成されており、色気もへったくれも無いでしょう?」
おいらードラマー「た、確かに………ニャム」
ゴッドキーボード「と言うわけで、さっさと打ち合わせを始めましょう」
祥○以外の全員「「「「──いやその前に、服を着ろよ⁉ ここはライブハウスのカフェと言う、立派な公共の場だぞ(ニャム)⁉」」」」
ゴッドキーボード「?…………私たちセレブは、下々の庶民の目なぞ気せず、全裸でいるのは、ごく普通のことなのでは?」
祥○以外の全員「「「「──だから、そう言った『風評被害』をまき散らすなって、言っているんだよ⁉(ニャム)」」」」
☀ ◑ ☀ ◑ ☀ ◑
メリーさん太「……何だ、これ?」
ちょい悪令嬢「いやびっくりしました、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』や、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の、制作会社であられる『サン○ゲン様』の、フル3DCG作品の制作過程を拝見する機会が有ったのですが、既に画コンテ段階でCGを使われていて、しかもキャラクターが『全裸』状態だったのですよ!」
メリーさん太「ふふん、騙されないぞ? それって『全裸』と言うよりも、ゲーム等で言えば『ノーマル』とか『デフォルト』状態とでも呼ぶべきもので、単に『衣服や装備を装着していない』モードに過ぎず、色気もへったくれも無いやつだろうが?」
ちょい悪令嬢「あ、バレましたかw」
メリーさん太「でもまあ確かに、『MyG○』のように、年若き美少女たちがシリアスな人間ドラマを演じている作品の画コンテで、すべてのキャラが衣服を着ていなかったら、一瞬ギョッとなってもおかしくは無いわな」
ちょい悪令嬢「『あ○まん祥○』ちゃんなら、大喜びしそうですよねw」
メリーさん太「──『あ○まん祥○ちゃん=スケベ親父概念』は、ヤメロ!」
ちょい悪令嬢「このネタをどこかで使おうと思っていたところ、『ロ○クレディ』の最新話が、いかにも『ロックを嗜むお嬢様=変態』を強調されていたので、これに絡めると面白いかと思いまして」
メリーさん太「『ガールズバンド』作品の代表格である、『バン○リ!』の各バンドのメンバーにとっては、むちゃくちゃ『風評被害』……………………でも無いか?」
ちょい悪令嬢「ええ、『M○rf○nica』の全メンバーを始めとして、『ハロー、ハッピーワ○ルド!』のこ○ろちゃんに、『MyG○』のそ○さんや、『Ave Muj○ca』の祥○ちゃんにむ○みちゃん、それに隠れお嬢様としての『RAISE A SUIL○N』のマ○キングさんときては、あながち否定できませんわね♫」
メリーさん太「……最後のは、ちょっと毛色が違うだろ? まあ確かに、『月○森女子学園』以上の超お嬢様学園において、『スケバン』そのまんまな言動&ファッションを貫きながら、むしろ他の生徒たちから大人気を博しているなんて、十分『変』だけどな」
ちょい悪令嬢「特に、問題の『ロ○クレディ』のほうですが、メインキャラにおいて、現時点で一応『良家の子女』を維持しているのは、生徒会長さんと『高○乙女』のOBのお姉様と言ったところですが、こういった方のほうが『裏の顔』を隠していたりするので、どんな『変態』の本性を見せてくださるのか、今から楽しみでございますw」
メリーさん太「──もうすでに、ロック関係無く、『お嬢様=変態』の図式が完成つつあるじゃん⁉ あんたこそ、事実無根の『風評被害』をまき散らすのはヤメロ!」
ちょい悪令嬢「まあ、『ロ○クレディ』(の変態度)については、今後に期待と言うことで、そろそろ【本題】に入りましょう☆」
メリーさん太「──うおいッ⁉ だったら今までのは、一体何だったんだ⁉」
ちょい悪令嬢「……だって、本シリーズは『今期春アニメ考察の終盤戦』なのですよ? 本作の作者による私的覇権候補作の最新情報を語らずに、どうするのですか?」
メリーさん太「『ロ○クレディ』じゃ駄目なのか?」
ちょい悪令嬢「今回は『溜め回』でしたので、語ることがあまり無いのですよ」
メリーさん太「だったら、どの作品について語るつもりなんだ?」
ちょい悪令嬢「ズバリ、前後編の二話も使って、大感動の山場のエピソードを見せてくださった、『ある魔女○死ぬまで』でございます!」
メリーさん太「え、『ある魔女○死ぬまで』の最新話って、そんなに凄かったの?」
ちょい悪令嬢「以前この作品の主人公のメ○ちゃんが、実は『Fa○e』の衛宮士○君と、ほぼ同じ過去を秘めていたって述べたではないですか?」
メリーさん太「て言うか、完全に『第四次聖○戦争』における、『たった一人の生き残り』そのものだよな」
ちょい悪令嬢「ですので、『Fa○e st○y night』や『Fa○e Zer○』の、リスペクト作品だとばかり思っていたら、何と『超えて』きたのです!」
メリーさん太「──なッ、『TYPEーM○○N』の代表作の『Fa○e st○y night』や、シリーズ随一の問題作の『Fa○e Zer○』を、超えてきただとお⁉」
ちょい悪令嬢「現在滞在している医療都市『ア○アマリン』に突如として、魔法絡みの天変地異が起こってしまい、何とメ○ちゃんは、(現在都市に存在している魔法使いによる全魔力のキャパシティ内で)助けることのできる、(年齢等で分けられた)住民グループの『選択』を迫られたのです!」
メリーさん太「──それって、『Fa○e Zer○』における、衛宮切○さんそのものじゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「しかし、その時彼女は驚くことにも、『選ばない』と言ったのですわ!」
メリーさん太「へ?」
ちょい悪令嬢「つまり、一人も犠牲にすること無く、『全員』救ってみせると、宣言したのです!」
メリーさん太「──いやいやいや、そもそも『選択』を迫られたってことは、助けられる『キャパ』が限られているってことだろ⁉ そんな『子供の駄々』みたいなことを言っていたら、助けられるものも助けられなくなるんじゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「──『子供の駄々』で、何が悪い! 『不可能を可能』にできずして、何が『魔法使い』かッ!!!」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「実はメ○ちゃんは、師匠のファ○スト様に命じられた、『嬉し涙=感情の結晶』を集める過程において、『人の感情』こそが『古代魔法の源』であり、『現代魔法』すらも画期的に増幅させ得ることを、実地で把握しており、彼女の『この街を救いたい! この街の人々を一人残らず助けたい!』と言う強い感情こそが、『奇跡』を生み、かつて今回以上の『魔法災害』に見舞われたこの街を救った、『伝説の魔女』の魂とシンクロして、とても駆け出しの魔女のものとは思えない『大魔法』を発動して、見事に街を守り切ったのです!」
メリーさん太「──すげえッ! ガチの『クライマックス』じゃん⁉ それこそ『スケベ親父』そのものだった魔女っ子が、いきなり成長したものだな⁉」
ちょい悪令嬢「ここに至るまでの『過程』を、しっかりと描いてきましたからね、誰もが納得の『成果』を示しただけの話ですよ」
メリーさん太「……作品内でちゃんとキャラクターが成長する作品こそ、本作の作者が最も好むパターンの一つだからな、今頃あいつ狂喜乱舞しているだろうよ」
ちょい悪令嬢「このように今期春アニメは、超傑作揃いで嬉しい悲鳴の連続ですが、そろそろ『私的覇権作品』を決めなくてはならない時期にさしかかって参りましたので、本作の作者も非常に頭を悩ませているところであります☆」