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第2100話、『バン○リ!』劇場版は、どなた様にも必見ですの☆

ちょい悪令嬢「何とつい先日まで、毎度お馴染み『ア○マTV』様で、『バン○リ!』のメインバンドである『P○ppin Party』の劇場版長編アニメ、『B○nG Dream! ぽ○ぴん どりーむ』が無料配信されていましたのよ☆」




メリーさん太「──いや、そう言うのは、無料配信期間中に、ちゃんと告知しろよ⁉」




ちょい悪令嬢「ちゃんとやりましたよ……………………ネット上の、『バン○リ!』スレとかで」


メリーさん太「この作品の中でやらなければ、意味無いだろう⁉ つうか、このエピソードを作成している現在時刻リアルタイム的には、無料配信を見たばかりなんだろうが⁉ 最近、作成してからWeb公開するまでに、タイムラグが有りすぎるんじゃ無いのか⁉」


ちょい悪令嬢「……仕方ないじゃないですか、まだ『相続問題』が全然解決しておらず、もしかしたらまたしても、長期にわたって小説執筆ができなくなるかも知れませんから、可能な限りストックを貯めておかねばならないのですよ」


メリーさん太「え、あいつ『相続』関係で、何か揉めているの?」


ちょい悪令嬢「揉める揉めない以前に、そろそろ期限が迫っている、『相続税申告』と『相続不動産登記』の手続きが、非常に面倒で時間がかかるのです」


メリーさん太「むしろその二つこそが、『メイン』じゃんか⁉ いわゆる『本番はこれから』ってやつ⁉」


ちょい悪令嬢「とにかく今は、『非常事態』のようなものですので、読者の皆様には何かとご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします」


メリーさん太「……そうだな、いつまでもそこのところを突っ込んでいても埒があかないから、とっとと『感想』のほうを聞いてやることにするか。──それで、実際に劇場版を初めて見て、『第一印象』としてはどうだったんだ?」


ちょい悪令嬢「以前本作において語った、『バン○リ!の真髄』について、更に確証を得ましたわ!」


メリーさん太「な、何だよ、『バン○リ!の真髄』って?」


ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、『ライブシーン』こそが、『バン○リ!』アニメ版の『本番』にして、『すべて』と言うことですよ」


メリーさん太「……つまり、今回の劇場版も、『ライブシーン』がメインだったわけか?」


ちょい悪令嬢「いえ、ドラマ部分とライブ部分で、丁度半々と言った感じでした」


メリーさん太「──いつもと変わらないじゃ無いか⁉ むしろTV版の最終回のほうが、全編ほとんどライブシーンだしな!」


ちょい悪令嬢「そう、そうなのです! わたくしが言いたかったのも、まさにそれなのです!」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「『ガールズバンド』アニメって、ストーリーもキャラ同士の人間関係も、すべては最後の『ライブ』シーンの『前座』でしかないのですよ。──つまり、TV版だと最終回以外ではライブシーンがまったく無いエピソードが有ったりするけど、劇場版ではそういうわけにはいかず、前半で人間ドラマを演じさせておいて、後半ではライブシーンで締めると言う、『構成』にならざるを得ないのです」




メリーさん太「ああ、なるほど、前期冬アニメの本作の作者の私的覇権作である『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』で言うと、いくら本編のほとんどが『ギスギス状態』であろうとも、それは全部最終話への『前フリ』のようなものに過ぎず、すべてが集約されるラストの『ライブシーン』が成功しさえすれば、『有終の美』を飾れるってわけか?」




ちょい悪令嬢「この劇場版においても、前半のドラマパートにおいて、『RA○SE A SUILEN』のマスキ○グさんが、グァムの夜の海でナマコを踏んづけて脚に怪我を負って、ドラムをちゃんと叩けなくなってしまったんですよ。それで翌日現地で開催される野外フェスに、病院に行っていて遅刻しそうなってしまって、参加者の各バンドのメンバーが、ハラハラドキドキ待ち続けると言った流れとなっていたのです」




メリーさん太「──なんかTV版の第2期あたりでも、同じことやっていなかったか⁉ 芸が無いな!」


ちょい悪令嬢「しかもいろいろと理屈をこねて携帯がつながらなくて、治療の経過もわからず、どれくらい待てばいいのかさえ判断できないと言う、『御都合主義』的展開を見せるのです」


メリーさん太「とにかくピンチを煽るために、『不自然な設定』を無理強いするパターンか?」


ちょい悪令嬢「それでうちの作者も、『──ええっ、「BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!」以前の「バン○リ!」って、こんな稚拙なストーリーだったの⁉ これホントに、あの綾奈ゆ○こさんの脚本か⁉』──と、あきれ果てていたのですが、」


メリーさん太「『ですが』?」




ちょい悪令嬢「『R○S』のメンバーが、マスキ○グさんが来るまでの『時間稼ぎ』として、オーディエンスを煽って会場全体を『合唱の渦』状態にするのですが、それによってどんどんとテンションが上がっていって、今にも破裂しそうな限界マックスレベルに達した時、ジャストタイミングで到着したマスキ○グさんがドラムを叩き始めて、オーディエンスの興奮が絶頂に達するとともに、本格的に演奏がスタートして、大盛り上がりに盛り上がったのです!」




メリーさん太「──なるほど! 遅れに遅れた『ドラムの入り』を、むしろ『演出』みたいにして効果的に利用したのか⁉ そいつは凄いな!」




ちょい悪令嬢「文字通り『苦肉の策』でしょうが、『ライブ』と言うものは文字通り『生き物』であり、何が起こるかわかりませんからね。どんな状況に陥ろうとも、『臨機応変』に対応できてこそ、一流のプレイヤーと申せましょう♫」




メリーさん太「うおっ、すげえ納得した!」




ちょい悪令嬢「とにかくですね、本作の作者自身、このシーンを視聴して感動したのですよ。確かにここに至るまでのドラマパートには、少々稚拙な部分もありましたが、そんなものすべてどうでもいいと思えるほど、ライブシーンの作画も音響も演出も、すべてサイコーでした! さすがは『劇場版』☆」




メリーさん太「……まあ、劇場版においても『ライブ』こそをメインに扱っていたのは、ようく理解したけど、その他には見所は無かったのか?」


ちょい悪令嬢「マスキ○グさんが所属されておられる、『R○S』が──ていうか、そのリーダー的存在であるチュ○ュちゃんが、以前よりもむちゃくちゃ『丸く』なられておりましたね」


メリーさん太「──ええっ、あの『唯我独尊』で、何よりも『俺様主義』だった、チュ○ュちゃんが⁉」


ちょい悪令嬢「メンバーが『強面』っぽい方たちばかりで、最初からプロを目指していると言った、その成り立ちの『異様さ』ゆえに、『R○S』を特別視する方も多いですけど、『強面』の代表格であるマスキ○グさんを含めて、メンバー全員結構人懐っこくて、今回の事件の時にも、普通にお互いに助け合ったりして、TV版第3期の『ギスギス』ぶりが嘘のようでした」


メリーさん太「……でも、相変わらずパ○オちゃんの、『メイド』っぷりはどうなんだ? すべて自発的にやっているとはいえ、中学生の女の子をあそこまでこき使っていいのか?」


ちょい悪令嬢「いいんですよ、彼女はある意味チュ○ュちゃんの、『お母さん』みたいなものですしねw」


メリーさん太「ああ、飛行機の機内食の時も、前夜祭のバーベキューの時も、『野菜のお残し』は絶対に許さなかったからなw」




ちょい悪令嬢「あと注目すべき点と言えば、今回の海外フェスに参加した三つのバンドのうち、『R○S』と『ポ○パ』以外の残りの一つって、何と『M○rf○nica』だったのですよ」




メリーさん太「──確かにそれは意外だな⁉ 当時『M○rf○nica』は、結成したばかりじゃ無かったっけ⁉」


ちょい悪令嬢「だからこその、新規バンドに対する『テコ入れ』の意味も有るんじゃ無いですか?」


メリーさん太「ああ、そういうことか」




ちょい悪令嬢「ただ、シリーズ全体の主人公格である『ポ○パ』と、最終第3期の実質上の主人公である『R○S』に挟まれたんじゃ、できたばかりのバンドとしてはイマイチ存在感を発揮できず、何かと問題行為が多いとの噂を聞いて期待していた、メインボーカルのま○ろちゃんも、まるで『借りてきた猫』そのままに大人しいもので、非常に物足りなかったです」




メリーさん太「ま○ろちゃんを『バン○リ!随一の変人』扱いしているのは、あくまでもギャグ空間である、『ガルパ○コ』の中だけの話だろうが⁉」




ちょい悪令嬢「でも他ならぬ『M○rf○nica』こそが、『CRYCH○C』結成の切っ掛けになったバンドですからね、もっとはっちゃけてくださるのを期待していましたの」


メリーさん太「代わりに『Ave Muj○ca』においては、『CRYCH○C組』の、祥○ちゃんやむ○みちゃんやそ○さんがはっちゃけてくれたから、十分なのでは?」




ちょい悪令嬢「そういえば、去年の夏に公開された、『MyG○』の劇場版前後編も、『ア○マTV』様のほうで、無料公開していただけませんかねえ?」




メリーさん太「あっ、もしかしたら今回の『ポ○パ』の劇場版の配信は、その『前哨戦』の意味が有ったりして、結構期待できるんじゃないのか⁉」




ちょい悪令嬢「まあ、何と言ってもいまだ円盤化もされていない、超『レア作品』ですからね。そう易々とは無料配信されるとは思えませんから、期待半分不安半分で、気長に待つことにいたしますわ☆」

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