第2085話、わたくし、『ジークア○ス』第8話は、キシ○ア様の『乙女心』大爆発ですの⁉
ちょい悪令嬢「──現在は、リアルタイムで5月28日の未明深夜ですが、ついにテレビの地上波放送で、『機動戦士Gund○m GQuuu○uuX』の第8話を見ましたよ!」
メリーさん太「あ、作者の家にはまだ、テレビが有ったんだ?」
ちょい悪令嬢「ええ、本作の作者は基本的にテレビは見ませんから、父親が亡くなった際に処分して、某公共放送との契約を解除しようとしたのですが、電話で確認したところ、今年度分の視聴料は既に振り込んでいると言うことだったので、それなら今年いっぱいはテレビを置いておこうと思い直しまして」
メリーさん太「一年分まとめて前払いすれば、割安になるプランでも有ったのか? まあそれだと、契約解除して返金をしてもらったりして手間をかけるよりは、一年だけ視聴継続したほうがいいかもな」
ちょい悪令嬢「そんなこんなで、せっかくテレビが有るのなら、今話題の『GQuuu○uuX』の最新話を、地上波で最速で見ようかと思いまして」
メリーさん太「おお、ついに我慢できなくなったのか⁉ ──それで、実際に第8話を見てみて、どうだった⁉」
ちょい悪令嬢「とはいえ今回のって、既に劇場公開されている、【Beginning編】──つまりは【回想編】だと、予告されていたでは無いですか?」
メリーさん太「……あ、そうかあ、それならあまり、『新情報』は期待できないなあ」
ちょい悪令嬢「──ところがどっこい! 後半の完全新作の【Bパート】に移行するや、情報量だけでも二、三話分は有って、今やネット中が大混乱の有り様なんですよ!」
メリーさん太「へ? 『今や○○は大混乱!』て………………実は大司教様の正体が、ル○ンだったとか?」
ちょい悪令嬢「キシ○ア様が手作りのケーキだかパイだかを焼いてニャ○ンに振る舞って、『GQuuu○uuX(機体名)』の二号機が『エヴ○初号機』で、『三人目』と名指しされたニャ○ンがパイロットに選ばれて、ニャ○ンのピンチに『エヴ○』初代TV版の第1話同様に『初号機』モドキが勝手に動いて守ってやって、一挙に二人の色男が『ギ○ン総帥のスパイ』だと判明して殺害されて、マチ○はマチ○でソ○ン(ホワイトベ○ス改)を脱走して『GQuuu○uuX』で地球に単独突入して、何とまるでただのモブのようにしてシ○ア大佐が素顔で再登場して、そして何と何と【次回予告】では、あの『悪霊』の名をほしいままにしているラ○アさん御自身も登場なされていると言う!」
メリーさん太「──ガチで情報量が多過ぎて、何が何だかわけがわからないよ! そもそも鶴○監督は、『ガン○ム』を作りたいのか、『エヴ○』を作りたいのか、はっきりしろよ!」
ちょい悪令嬢「うんまあ、前半の【Beginning編】は、庵○秀明氏の脚本だそうで、ほとんど『ガン○ム』テイストでしたけど、後半のほうは下手すると、『ガン○ムのフォーマットを借りたエヴ○ンゲリオン』と言っても、過言では無いって感じでしたわね」
メリーさん太「──それって駄目だろ⁉ ただでさえ『ファースト』と『Z』と言う、『ガノタ』の皆様に大人気のシリーズを土台にしているのだから、それを『別の作品』のテイストで改変したりしたら、もはや『尊厳破壊』のレベルでは⁉」
ちょい悪令嬢「でもうちの作者は、『ガン○ム』シリーズは『ター○エー』と『水○の魔女』ぐらいしか見ていないと言う、『ニワカ中のニワカ』ですからね、とにかく面白ければ、『回顧厨』の尊厳がいくら破壊されようが、構わないのですよ♫」
メリーさん太「おいッ⁉」
ちょい悪令嬢「そうは言っても、一応配慮はなされているのですよ? 『GQuuu○uuX』の二号機──すなわち、『ガン○ム』が動いたと言っても、あくまでもニャ○ンの『サイコミ○(ガン○ムやその付属兵器の遠隔操作能力のようなもの)』に反応したことになっていて、『ガン○ム』自体に『エヴ○』のように『中の人』がいて、己の意志でニャ○ンを守ったかどうかは、ボカしていましたからね」
メリーさん太「──もうそんな段階じゃ無いんだよ⁉ あの機体『ジフ○ド(正式名称ガン○ム・フ○ド)』のデザインやカラーリングが、まさしく『エヴ○初号機』そのもので、ニャ○ンを守る時の描写が、完全にTV版の『エヴ○』そのものだったことこそが、大問題なんだよ!」
ちょい悪令嬢「……ぐうの音も出ない、的確過ぎるご指摘ですわね」
メリーさん太「……まあいい、うだうだ言ってても始まらないから、とにかくあんたの率直な『感想』を聞くことにしよう」
ちょい悪令嬢「そうですねえ、前半の【Beginning】パートについては、既に劇場公開されていた、月面のジ○ン軍の要衝に対する『ソ○モン(要塞)落とし』を、どうやってシ○ア大佐の部隊で阻止するかって話ですけど、めぼしいところでは『セ○ラさん』が連邦軍側として登場して、実の兄妹対決が見られたことがせいぜいだと──思っていたところ、」
メリーさん太「『ところ』?」
ちょい悪令嬢「……何か、キシ○ア様の『乙女心』が、心配になってきたんですよ」
メリーさん太「──何でその流れで、『乙女心』の話になるんだよ⁉ しかもよりによって、『キシ○ア様』の!」
ちょい悪令嬢「うちの作者は『ファースト』に関しては、『THE ○RIGIN』しか見ていないんですが、キシ○ア様って特に『THE ○RIGIN』においては、元祖TV版よりもかなり残虐非道に描かれていたのですけど、物語冒頭ではちょっと違うのですよ」
メリーさん太「『違う』、と言うと?」
ちょい悪令嬢「シ○ア大佐の本来の家系にして、『ジ○ン』の語源ともなった『サイド3』の元々の支配者である、ジ○ン=ダイクンさんの一族に対して、あたかも王族にでも対するような、『畏敬の念』や『憧れ』みたいなものを抱いているようだったのです」
メリーさん太「まあ、ジ○ン=ダイクンさんがご存命の頃には、キシ○ア様も花の乙女だったんだから、『王子様願望』が有ってもおかしく無いのでは?」
ちょい悪令嬢「──そうです、『王子様』なんです!」
メリーさん太「は?」
ちょい悪令嬢「【Beginning】パートにおいて、キシ○ア様ったらシ○ア大佐のことを、本名の『キ○スバル』呼びするシーンが有ったんですけど、つまり彼がかつての『王様』で有るジ○ン=ダイクンの遺児だと知っていたってことで、そんな大佐が自分が司令官として死守している月面基地を、『ゼク○ヴァ』すら起こして──事実上、我が身を犠牲にしてまで、『ソ○モン要塞』の落下攻撃から守ってくれたとすれば、まさに『お姫様』気分で、『王子様』のことにゾッコン惚れ込んでも、おかしくは無いのでは?」
メリーさん太「──キシ○ア様がガチで、シ○ア大佐のことを好きだと言うのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「そうなると、てっきり『暗殺対策』かと思われた、ニャ○ンの前で披露した料理の腕も、いつか自分の許に帰ってきたシ○ア大佐にこそ、振る舞うためだったりしてね♡」
メリーさん太「……馬鹿な、あのキシ○ア様に、そんな『乙女心』がッ⁉」
ちょい悪令嬢「まあそのシ○ア大佐御自身は、別に次元の向こう側に飛ばされたわけでも無く、現在はしれっと別の女性を伴って、しかも珍しくも完全に素顔を晒して、あちこちうろちょろしているんですけどねw」
メリーさん太「──駄目じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「だがしかーし! 『生粋のニワカ』である本作の作者はともかくとして、回顧厨のガノタさんたちが最も驚愕したのは、前半の【Beginning】パートでの、シ○ア大佐無双でも、バーサーカーセ○ラさんでも、後半での、NTとして抜群の才能を発揮したニャ○ンでも、意外に家庭的なキシ○ア様でも、予想外に完全に善人だったエグ○ベ君でも、雑に殺される色男スパイ二名様でも、『エヴ○』そっくりな『ジフ○ド』でも、ちょっと目を離した隙に『GQuuu○uuX』で地球突入をしていたマチ○でも無く、何と【次回予告】で登場された、『あの方』でございます☆」
メリーさん太「──大方の予想通り、やっぱり出てきたか、ラ○ア=スン!」
ちょい悪令嬢「……となると、絶対『あいつ』も、出てきますよね」
メリーさん太「……ああ、あの『天然パーマ』こと、『史上最強のニュータ○プ』にして、『初代ガン○ムパイロット』がな」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──と言うわけで、下手すると物語の決着としては、主人公であるマチ○とニャ○ンの直接対決…………では無く、何と原点に戻って、初代主人公のアム○=レイ君とシ○ア大佐との、ガチバトルになる可能性もあり得るので、読者の皆様におかれましても、これからの推移を是非とも注目いたしましょう!!!」」