第2083話、わたくし、『夫婦別姓』が成立すると、むしろ『婚姻率』が低下し『少子化』が進むと断言いたしますの☆
ちょい悪令嬢「──何とびっくり! 例のスペインとポルトガルの国家的大停電に関して、もしもこれが他国の国家的ハッカー集団によるハッキングによるものだとすると、軍事的侵攻と同時に展開されては、もはや抵抗なぞできずに、ほんの数日で勝敗が決しかねないと、本作において警鐘を鳴らした途端、世界の『太陽光発電装置』のシェアの80%を握っている『某国』の製品に、遠隔操作で『停電させることができる可能性が有る』通信モジュールが内蔵されていることが発覚いたしました!」
メリーさん太「──うおッ、それってむちゃくちゃ、ヤバいのでは⁉」
ちょい悪令嬢「ヤバいに決まっているでしょう? 現在本作の作者が住んでいるド田舎ですら、ちょっと自転車を走らせるだけで、方々の空き地が『太陽光パネル』ばかりになっていると言うのに」
メリーさん太「あんな田舎でもそんなんじゃ、東京なんかで太陽光パネルの送電が一斉に停止なんかしたら、大惨事だろ⁉」
ちょい悪令嬢「それなのに、どこかの自称エジプト大学卒の都○事様は、都民に当然『某国』製がほとんどの割合を占める、太陽光パネルの設置を義務づけるとのことですからね」
メリーさん太「いや、もうちょっと、危機感持てよ、日本の首都の最高権力者だったらさあ⁉ ──て言うか、既に『某国』とズブズブの関係にあったりして⁉」
ちょい悪令嬢「まさか『某国』が直接日本を侵攻することなぞ無いとは思いますが、『某国』の建国以来の宿願である、『台○』への軍事的侵攻に際して、日本において全国的な停電を誘発させることで、沖縄を始めとする在日米軍の介入を妨害するとか言った可能性は、けして否定できないでしょうね」
メリーさん太「それって軍事的問題以前に、日本国内の各種インフラに、多大なる損害が生じかねないんじゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「そりゃあ『某国』としては、何が何でも『台○』を落とさなければならないのだから、なりふり構っちゃおられませんよ」
メリーさん太「日本人、とんだとばっちりじゃねえか⁉」
ちょい悪令嬢「あ、でも別に、『某国』に対して、不買運動を盛り上げようとか、入国禁止にしようとか、排斥しようとしているわけではありませんよ?」
メリーさん太「はあ? 何を急に日和っているんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「……やれやれ、この前ちゃんと申したではないですか? 今はもはや武器を持って戦う『物理的な戦争』の時代では無く、『情報による戦争』──すなわち、国際的な『ハッキング戦』の時代だと」
メリーさん太「あ」
ちょい悪令嬢「国や首都行政が率先して、敵国のハッキングが仕掛けられた製品を大量に買い込んでいながら、何か有ったら『被害者面』しかできないなんて、単なる『情報弱者』ではないですか? 今こそ国家主導で『国民総ハッカー』体制を樹立させて、全土的な『情報防壁』を構築するのはもちろん、いっそこっちから打って出て、仮想敵国の国家的システムをハッキングするような勢いが無くて、どうするのです?」
メリーさん太「……むしろそうじゃ無いと、現在の世界的な『高度情報化社会』においては、日本人個人としても、日本と言う国家全体としても、生き残れないと言うことか?」
ちょい悪令嬢「そうです! 何よりも国民一人一人が、鎖国体制下の厳格なる封建政権だった江戸時代同様の、『すべてはお上の言いなり』では無く、自意識を持って『情報戦争』に立ち向かっていくべきなのです!」
メリーさん太「しかし、本来それを全力で促進していくべき国家権力が、いまだに『人民は無知のほうが支配しやすい』と言う、時代錯誤の観念に囚われていて、庶民の情報力の向上を阻害しているんだよな」
ちょい悪令嬢「いや、もはやそれどころではありませよ! 前職の『農林○産大臣』ときたら、あのクソ野郎、『私は(当然農業関係の)後援者から、たんまり米をもらっているから、自分で米を買ったことは無い』なんて、現在米不足による米価の高騰化にあえいでる、全国一億数千万人の『有権者』の皆様を、全力で煽りやがったのですよ⁉」
メリーさん太「それって、自分は別に困ってないから、『米価対策』を本気でやるつもりは無いと、ゲロったようなものじゃ無いか⁉ たかが能無し代議士風情が、『マリー=アントワネット』気取りかよ⁉」
ちょい悪令嬢「……『能無し』と申したのは、日本の政治家として、これまでの二千七百年もの間、日本人にとっての『聖域』であった、『米作り』に関して致命的な支障を来して、日本人に主食が行き渡らないと言う、絶対やってはならないことをしでかしたからであって、それだけでも万死に値すると言うのに、今回の『無責任な発言』は、本人のみを更迭するのみならず、首相を始めとする現在の閣僚全員を、縛り首にでもしない限り、国民の怒りは収まらないでしょうね」
メリーさん太「いやもう、この夏の参議院選は、政権与党等の惨敗は決定だな」
ちょい悪令嬢「──そこで重要になってくるのが、『夫婦別姓』なんですよ!」
メリーさん太「へ? 何でここで、『夫婦別姓』が出てくるんだ?」
ちょい悪令嬢「来る参議院選挙においては、あわよくば衆参同時選挙にもつれ込ませて、自○党を衆参両院において、完璧に破滅に追いやるべきであり、そのためにはもちろん、今こそイデオロギーを超えた、全野党の大同団結による、両院選挙の圧倒的勝利と、その後の『連立政権』の樹立を実現しなければならないのです!」
メリーさん太「──なッ⁉」
ちょい悪令嬢「だからこそここは一度、『夫婦別姓』については、完全に棚上げすべきなのですよ」
メリーさん太「ど、どうして?」
ちょい悪令嬢「本作の作者がそうであるように、今や保守層の大半が、自○党から離れて行こうとしているのであり、野党連合が『夫婦別姓』などと言った、どうでもいい瑣末なことを捨て去るだけで、その大部分を取り込むことができるのですよ☆」
メリーさん太「……なるほど、そういうことか」
ちょい悪令嬢「戦いに勝つためには、時には『名を捨てて実を取る』べきなのです! 多数の野党の集まりとなると、イデオロギー的に衝突も有るでしょうが、そんなものにこだわっていては話にならず、とにかく今や全国民の敵と成り下がった自○党を打ち倒し、連立政権を樹立させることこそに、全力を振り絞るのです!」
メリーさん太「何でうちの作者ってそんなに急に、『野党支持者』になってしまったんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、現在の高級官僚や大企業の言いなりの自○党では、『消費税の減税』すらできないからですよ。でも野党連合のうち、『日本共○党』や『れ○わ新選組』の議員を担当大臣に任命すれば、官僚や企業なんか完全に無視して、『消費税減税』を強行してくれることでしょう」
メリーさん太「で、でも、いくら現在の野党が大同団結したところで、絶対に選挙に勝てるとは限らないだろうが?」
ちょい悪令嬢「だったら、公○党も勧誘すれば、万全なのでは?」
メリーさん太「──何を言っているんだ、公○党は現与党だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「もしも本作の作者が期待しているように、全野党規模の選挙協力が結成されたとしたら、自○党の敗北はほぼ決定的であり、そんな自○党と『仲間』と見られるよりも、野党側と結託してお互いに選挙協力すれば、大勝利間違い無しであり、政権獲得後は大臣の椅子も確保できるじゃ無いですか? ──それなのに、もはや沈むとわかっている自○党と言う名の『泥船』に、いつまでもしがみついている必要は無いのでは?」
メリーさん太「……すげえ、血も涙もない『策士』がいやがるぞ? ──でも、確かに『正論』だな」
ちょい悪令嬢「それよりも問題は『夫婦別姓』なのです! 『推進派』の言い分にまたしても、『悪質な嘘』が見つかったのです! こんな詐欺師集団は、野党のほうでも切り捨てるべきなのです!」
メリーさん太「そういや、これって『シリーズ』でやっていたっけ? 今度はどんな『嘘』が発覚したんだ?」
ちょい悪令嬢「何と、『夫婦別姓』推進派の最大の言い分である、『選択制なんだから、嫌ならやらなくて済むし、関係無いやつは文句を言うな!』です★」
メリーさん太「何で? 確かに高圧的なところは反感を覚えるけど、言っていること自体は、それ程間違っているとは思わないけど?」
ちょい悪令嬢「──だ・か・ら、みんな『ペテン』にかけられているだけなんですよ! あいつらの言っていることは、『前提条件』からでたらめなんです!」
メリーさん太「……『でたらめ』、って」
ちょい悪令嬢「凄い簡単な例を挙げるだけで、そのペテンを見破れるんですよ! ただ単に、『選択的夫婦別姓』が正式に施行された未来を想像するだけでいいのです! 例えば夫側のほうが『同姓派』で、妻のほうが『別姓派』なら、どうなると思います?」
メリーさん太「へ?…………………ああっ、そうか⁉ そう言うことも、十分有り得るんだ⁉」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、今の『選択的夫婦別姓』推進派の最大の『ペテン』は、『夫婦別姓』を推進しているのは、『夫婦の両方共が推進派である』ことを前提にしていることなのです!」
メリーさん太「そりゃおかしいよな⁉ 『夫婦』単位で都合良く、『同姓派』と『別姓派』で、綺麗に分かれるなんて有り得ず、あんたがさっき例に挙げたように、片方が『同姓派』で片方が『別姓派』の夫婦も、けして少なく無いはずだよな⁉」
ちょい悪令嬢「これが現在の『夫婦同姓が普通の社会』であれば、どちらかに不満が有っても最終的に『夫婦同姓』で落ち着くけど、一度『夫婦別姓』を法律化したりしたら、『別姓派』のほうが頑なに自分の主張を押し通そうとして、結婚自体がおじゃんになりかねないのです!」
メリーさん太「……その結果、『婚姻率』の低下はもちろん、ひいては『少子化』がますます加速していくわけか?」
ちょい悪令嬢「ね、『夫婦別姓』のゴリ押しが、『某国』による『日本破壊工作』の一環と言うのも、あながち『陰謀論』では無いかもよ?」
メリーさん太「『お米』の流通破壊工作といい、『太陽光パネル』による大規模破壊工作の準備といい、これ以上『某国』を為すがままにしていていいのかよ?」
ちょい悪令嬢「とにかく、現在の自○党政権では、内政も外交もボロボロになるばかりで、もはや国家存亡の危機とも言えて、一日も早くの『政権交代』を実現しなければならないのです!」