表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2079/2223

第2079話、わたくし、今期春アニメの私的『推し作品』をご紹介しますの☆(その5)

ちょい悪令嬢「──さて、前回に引き続いて、今期春アニメの本作の作者の独断による、『お薦め作品』をご紹介するシリーズですが、今回は『小○民』の第16話を詳細に解説いたします!」




メリーさん太「おっ、それって、ネット上でも話題になった、問題のエピソードじゃ無いか⁉」




ちょい悪令嬢「はい! まさしく『小○民』の本領発揮と言った感じで、ついに『氷○』の呪縛を打ち破りましたね!」


メリーさん太「……『氷○の呪縛』、だと?」




ちょい悪令嬢「同じ作者の同じ『日常ミステリィ』作品で、しかも制作がかの全盛期の『京○アニメーション』様と言う、青春アニメとしても超傑作の『氷○』とは、放映前から何かと比較されていて、いざアニメ版第1期が御目見得したら、その予想外の(作画とストーリー展開の)『地味さ』に、失望するアニメファンが少なく無かったところ、今期春アニメとして第2期が始まるや否や、文字通り『本領発揮』して、『氷○』に無い『小○民』ならではの魅力を、存分にアピールし始めたのですよ!」




メリーさん太「へ? 『氷○』と『小○民』て、そんなに違うのか? 同じ作者のミステリィ作品なのに?」


ちょい悪令嬢「その違いを決定づけているのは何よりも、両作品における『ヒロインの在り方』ですわね」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「『氷○』のヒロインの『え○たそ』こそ千反田え○嬢は、実は結構大人びていて、己に対する周囲の期待にちゃんと責任感を持って応えているものの、本編の大半においては、いかにも純真無垢で間違いなく善人で『無知系』をアピールしていて、まさしく『萌えキャラ』の代表格って感じでしたが、『小○民』の小○内さんのほうは、まったくの『真逆』と言っても過言では無く、見かけはいかにも『小動物系』で『萌え要素』は完全にゼロとは言い切れませんが、あたかもそれは単なる『擬態』であるようなもので、小○君あたりに言わせれば、『兎の皮を被った狼』とでも言うべき御仁で、ミステリィ作品内において、被害者どころか真犯人すらも操っているとも言い得る、文字通りの『黒幕フィクサー』キャラだったりして、どうしても『萌え』や『可愛さ』なんかよりも、『怖さ』がまさってしまうのです!」




メリーさん太「ええっ、小○内さんて、そんなに『黒い』キャラだったの⁉」


ちょい悪令嬢「黒いも黒い、『まっくろく○すけ』です!」


メリーさん太「そんな、事件そのものを裏から仕組んでいるような子が、警察に捕まったりはしないの?」


ちょい悪令嬢「ですから、『犯人』は別にちゃんと用意しているし、下手するとその方自身は、小○内さんに『誘導』されていること自体気がついて無かったりするので、彼女が罪に問われることは無いのです」


メリーさん太「──メインヒロインが、そこまで狡猾なのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「ただですねえ、彼女自身、うちに『矛盾』を抱えていて、悲しいことに、心から『愛しているからこそ、愛されなくなってしまう』のですよ」




メリーさん太「何ソノ、『Ave Muj○ca』のにゃ○ちみたいな、『独り相撲』は⁉」


ちょい悪令嬢「ここからはあくまでも、本作の作者の個人的見解に過ぎないのですが、小○内さんと小○君の関係って、『モリアーティ教授と名探偵ホームズ』みたいなものに思えるのですよ」


メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「そう、実はモリアーティ教授は、最愛のホームズに構ってもらいたいからこそ、とてつもない難事件ばかり起こしているのです!」


メリーさん太「──んなッ、馬鹿な⁉」




ちょい悪令嬢「一応第1期の段階では、小○内さんはその『趣味の復讐』を、小○君は『隙あらば名推理』を、自ら封印して『小市民』になろうと努力していましたが、あまりにも理不尽な目に遭った小○内さんが、相手に対する積年の恨みも有って、つい不良集団に対して陰謀を巡らせて自滅に追い込んだところ、相棒の『推理馬鹿』の小○君に見事にバレてしまい、『絶交』を言い渡されて、いったん絶望の淵に追い込まれたところ、むしろ逆に、『──そうだ! いっそのこと大事件を起こせば、きっと小○君は事件解決に乗り出して、私のことを構ってくれるはず☆』と、あたかも『八百屋お七』そのまんまな『危険思想』に至って、第2期においては、実は小○内さんとはまったく関係無いやつが勝手にやっていた『連続放火事件』に、小○君を始めとして主に新聞部の連中を上手く誘導して、『犯人逮捕』に向かわせていって、特に自分と付き合っていた新聞部の下級生に、自分こそが犯人であるかのように思わせて、散々もてあそんだ挙げ句にこっぴどく振ると言う、まさに鬼畜の所業をしでかしやがったのです!」




メリーさん太「……つまり、その新聞部の部員たち全員をかき乱した『陰謀劇』のすべてが、単に小○君の気を惹くためだったと言うのか?」




ちょい悪令嬢「そうなのですよ、新たに小○内さんが選んだ『探偵役』が、自分とは比較にならないほどの『ヘボ』であったのなら、『推理馬鹿』の小○君としては、とても見ていられませんからねw」




メリーさん太「──その新聞部の下級生って、完全に『当て馬』じゃん⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、小○内さん自身、『あなたには、最初から期待していなかった』とか、おっしゃってましたからね★」


メリーさん太「何ソレ⁉ そこまで言うこと無いじゃん! 『人の心とかないんか』よ⁉(by禪院直○)」


ちょい悪令嬢「でもうちの作者の考察によれば、すべては『恋する乙女』ゆえの、暴走に過ぎないそうですから♫」


メリーさん太「──そんな『乙女』がいるかあ⁉」




ちょい悪令嬢「まあとにかく、うちの作者の個人的趣味としては、『え○たそ』よりも断然『小○内さん』ですわね! 『ミステリィ』アニメにおいて、モリアーティ教授を美少女化して、愛するホームズのために難事件を起こして、彼の名推理によって解決させるなんて、何と言う健気な『乙女心』でしょう♡」




メリーさん太「──だから、モリアーティも小○内さんも、絶対『乙女』なんかじゃえよ⁉」




ちょい悪令嬢「そして何よりも忘れてはならない、小○内さんの最大の魅力の一つは、その『声』が、『羊○妃那』さんだと言うことですわね☆」




メリーさん太「……ああ、確かにそれは有るわな」




ちょい悪令嬢「羊○さん独特の、小動物系のいかにも幼気なつぶやき声が、実は『真っ黒なラスボス系』である小○内さんの正体との、『ギャップ萌え』が炸裂して、特に今回のように全編『相手を追い詰めるシーン』ばかりだと、背筋が凍る思いがするのと同時に、むちゃくちゃ興奮して、非常に癖になりますわあ♡♡♡」




メリーさん太「──『ドM』かよ⁉ 確かに小○内さんに蔑まされたい気持ちは、わからないでも無いけどな!」




ちょい悪令嬢「いやあ、羊○さんのことは、実質上デビュー作の『ア○スの巨獣』でたまたま知ったのですけど、続く『MyG○』でいきなり主役を張られて、その独特な『ガチの小動物系』な演技に完全にやられて、大ファンになったのですが、このところの『小○民』の小○内さんや、『ある魔女○死ぬまで』のソフ○ちゃん等々と、好演かつ熱演が続き、すっかり声優界の出世頭となられて、めでたいことですわあ♫」




メリーさん太「うん、少なくとも今期春アニメにおいては、これからも『小○民』や『ある魔女○死ぬまで』の推移を見守る上でも、羊○さんの演技には要注目だよな☆」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ