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第2074話、わたくし、『さす九』などとほざいている女が哀れでなりませんのw

ちょい悪令嬢「──何と、『選択的一夫多妻制度』を成立させることによってこそ、保守派もフェミ派も誰もが納得する(つうか、納得せざるを得ない)、『選択的夫婦別姓制度』を実現できることを証明し、『この世のことわり』を明らかにしたばかりの本作の作者が、今回は今話題の『さす九』について斬り込みますよ!」




メリーさん太「またかよ⁉ 最近アニメの話題ばかり採り上げていたからすっかり油断していたけど、まあたヤバい方面に首を突っ込みやがったな⁉」




ちょい悪令嬢「いや、わたくしもあまりにも馬鹿馬鹿しいから、この話題については無視しておこうと思っていたのですが、『夫婦別姓』問題同様に、たった一言だけで、馬鹿なことをわめいている糞女どもを黙らせることができるのに気づいたものでして」


メリーさん太「……『たった一言』って、何だそりゃ?」




ちょい悪令嬢「『人はけして、人の悪口を言わない』、ですよ」




メリーさん太「は?……………………いやいや、そんなこと無いだろう⁉ 人は普通に他人の悪口を言っているよ! 特にうちの作者のような、根性のねじ曲がっているやつはね!」


ちょい悪令嬢「あ、間違えました」


メリーさん太「そうだろう、そうだろう」







ちょい悪令嬢「『()()()人はけして、人の悪口を言わない』、でした☆」







メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」




メリーさん太「──ああっ、そうか! そう言うことか!」




ちょい悪令嬢「そうです、『さす九』とかほざいている糞女どもが、本当に九州の出身者なのか、実際に九州で『男尊女卑』的な不当な扱いを受けたのか、はたまた日本国の『男女分断』や『地域分断』を図ろうとする不逞な輩なのかは知りませんが、もし現在都会暮らしをしていて、『理解の有る彼君』なんかと幸せに暮らしていたとしたら、いつまでも昔のことを蒸し返したりするでしょうかねえ? いやむしろ、現在の日々の暮らしが忙しくて、思い出しもしないのではないでしょうか?」




メリーさん太「……た、確かに」




ちょい悪令嬢「ですので、『さす九』なんてほざく輩は、ガキの頃から九州──特に、絶大な権力を有し自分を抑圧していた、『父親』に反感を持っていたと言う、歪んだ『ファザーコンプレックス』の小娘が、低俗極まるテレビドラマとか女性用ファッション雑誌なんかで、ファンタジーな都会──主に『東京信仰』にすっかり毒されてしまって、フェミニストの持論である『男はクズ』と言うのなら、東京の男も女を食い物にしようとするだけの『クズ』のはずなのに、TVの『トレンディドラマ(死語w)』を完全に鵜呑みにして、東京には女性に理解の有る優しい美男子(※ただし演じているのは事務所のジジイ社長に惚れられて掘られている『アナホ』の不細工ジャリタレw)しかいないと信じ込んで、進学だか就職だかの千載一遇のチャンスに故郷を捨てて上京したものの、現実にはテレビドラマみたいに『世間知らずの田舎娘』に甘い世界なぞ無く、大学では元々都会育ちの陽キャ連中には馴染めずにハブられた挙げ句逆ギレして、トンカチとかを振り回して傷害事件を起こして逮捕されたり、勤めた会社がブラックでドラマのような恋愛をするどころか心身を休ませる暇も無く壊れてしまって退職するものの、いまだ都会への憧れを捨てることができず、(どこかの『ガン○ムパイロット』のお嬢様のように)『キラキラな世界』を目指して水商売に身を投じたところ、何度も申しますが『世間知らずの田舎娘』は他人の食い物にされるばかりであり、ヤクザなホストに貢いだ挙げ句全財産を搾り取られて捨てられてしまい、後は『立ちんぼ』でもして身体を売って、ヒモや反グレ組織に永遠に搾取され続けると言った、悲惨な人生を余儀なくされたりしてねw」




メリーさん太「……うん、絵に描いたような『転落人生』だな」


ちょい悪令嬢「別にこれは『絵空事』でも『万に一つの例外』でも無く、東京とかの人口密集地の大規模都市メガロポリスにおいては、普通に起こっている『日常茶飯事』でしかないのですよ」


メリーさん太「親の反対を振り切って──つまりは、()()()()()()()、勢いだけで東京に出てみたところで、『世間知らずの小娘』が、幸せを掴むことなんてできないってことか?」




ちょい悪令嬢「当たり前ですよ、この世の中下手したら、『血筋』や『学歴』よりも、『コネ』こそが何よりも優先されるのですからね。別に東京に出てきた女性の方すべてが、失敗するなんて言っているわけでは無いのです。仮にその人が()()()()、九州と言う時代錯誤なド田舎や、自分を抑圧してきた父親のことに反感を持っていようが、けしてそれを()()()()()()、進学や就職で東京に出て行く時にも、父親のコネを使って、当然東京にも存在しているはずの『九州人のネットワーク』に頼って、そこにも蔓延っているであろう『男尊女卑』的思想にも『面従腹背』で素直に従うように見せかけて、様々なメリットを享受して、苦労の末にチャンスが来たら必死に掴み取って、しっかりと『東京で成功して』、人並み以上の『幸せ』を獲得さえすれば、立派に人生の『勝利者』となれるわけですよ」




メリーさん太「仮にそうなら、たとえ心の中では『九州の男は最低!』と思っていても、口には出さないよな⁉ たぶんそんな『したたかな女性』は死ぬまで、東京にある『九州()()ネットワーク』を使い倒すつもりだろうしな」




ちょい悪令嬢「それに比べて、『たとえ憎くても利用できるものは利用しろ』と言う、『世渡りのイロハのイの字』すら理解できない、『負け犬アンチ九州女』ときたら、なぜか自分自身に異常に自信を持っていて、『私は九州男の力なんて借りずに、成功して見せてやるッ!』とか息巻いているけど、こいつホント馬鹿だよな? 『人は一人では生きていけない』と言う、人間どころか動物をも含む『全生物のセオリー』すら知らないのかよ? そもそもおまえが上京する以前の十数年間は、誰のお陰で生きていけたと思っているんだ? 父親や母親を始めとする、『九州の人間』のお陰だろうが? そんな『人間としての恩義』も弁えないで、都会の人間からもまともに相手にしてもらえるはずが無く、けして幸せになれなかったものだから、いまだ九州に住み続けてぬくぬくと暮らしている同世代の女性たちのことが許せなくて逆恨みして、『……おまえたちは私とは違って、いつまでも九州男児に抑圧され続けるばかりの、哀れな女だッ!』と罵り続けているだけなのですよw」




メリーさん太「つまり『さす九』とか言っている女どもって、『逆ギレ』していただけなのかよ⁉ ──いやそれにしても、どうして今回はそんなにも、熱く語っているんだ? 別にうちの作者は、世に言う『九州男児』でも無いだろうが?」


ちょい悪令嬢「『同じ』、だからですよ」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「本作の作者も、東京でうまくいっていなかった時期には、父親を恨んだものでした。特にその『家父長的な抑圧』を、実家の地方独特なものとして、故郷そのものにも憎しみを向けていたのです。──自分は東京近郊の都会に生まれていれば、もっと違った人生が有ったと。あんなわからず屋の糞親父が、大学入試の時に自分の上京を邪魔したから、己の人生は狂ってしまったと」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「そのくせ何かにつけて、『おまえの味方は、父親である俺だけだ。同じ県選出の国会議員の先生や、おまえが勤めている役所の幹部も、おまえのために便宜を図ってくれるかも知れないが、おまえのことを100%考えてくれるわけでは無く、他のことを優先するために、おまえを蔑ろにすることも有ろう。だから最後に頼れるのは、親だけなんだぞ?』とか言い含めようとするものだから、『──うるさい! あんたこそ敵だ! そもそも大学進学の時に上京を邪魔したのは、あんただろうが!』と反発したものです」




メリーさん太「──『さす九』とかほざいている馬鹿女どもと、まったく同じじゃ無いか⁉」




ちょい悪令嬢「しかし、それが『間違い』であったことに気づいたのは、父の介護を始めてからでした。もうすでに述べたかと思いますが、数年前の国勢調査の際に、痴呆の進んだ父に代わって代筆したところ、今更になって父が『短大卒』──つまりは、世間に言う『大卒では無い』ことを知って、大変衝撃を受けたのです!」


メリーさん太「……ああ、『教育大卒』と聞いていたから、てっきり『四年制』かと思っていたら、当時は子供の数が爆発的に増えていた時代で、教師の確保が最優先されていたので、国立の教育大学の『二年制の分校』が、各地につくられたんだっけ?」




ちょい悪令嬢「それなのに、作者と姉の二人の子供を、世間に恥じることの無い名門の四年制大学に入れてあげたのですよ? これで『東京の大学に行きたかった』なんて、身の程知らずの贅沢を言って、親のことを恨むなんて、一体どういった了見ですか⁉ 教師だから比較的給料が良かったとはいえ、並々ならぬ努力をされたことでしょう。それがわからないのなら、自分を育ててくれた故郷に唾を吐き続けている、『さす九』女どもと同じではないですか⁉」




メリーさん太「……親の介護をすることによって、気づけることも有るんだな?」


ちょい悪令嬢「ええ、作者の父親が死ぬ前に気づけて、本当に良かったですわ」




メリーさん太「そもそも、人が幸せになることに、九州とかの『出身地』は関係無く、九州の女性だって、幸せな人はごまんといるし、東京の女性だって、不幸な人はごまんといるし、文字通り『人それぞれ』なのであって、『さす九』なんて言う、特定の地方を悪し様に言うことは、単なる頭の狂った『不幸な女』の逆ギレでしか無いんだよな」




ちょい悪令嬢「そうなのです、人は『幸せ』になれば勝ちなのであって、そのためには、たとえ心の底では憎んでいようとも、父親を始めとする『九州男児』を利用すべきであり、もしもいまだに利用していたとしたら、九州の悪口なんておくびも出すはずが無く、『さす九』なんて言っている輩は、他人の幸福を呪うしか術が無い、現在不幸まっただ中の、哀れな女であるだけの話なのですよ★」

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