表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2060/2243

第2060話、わたくし、『アベム○カ』は合同ライブの後の『ガ○パ』も注目ですの☆【後編】

メリーさん太「『いなくなった』って…………ああ、以前楽○ちゃん自身が認識していた、『ギターむ○み』と『モーテ○ス』のことか?」




ちょい悪令嬢「まさにそのセリフによって、お二人の『消滅』が確定したってわけなのですよ★」




メリーさん太「──むちゃくちゃ重要なセリフじゃん⁉……………え? ゲーム版である『ガ○パ』のガチャストーリーって、アニメ版のファンにとっても、本編同様に必見なの?」


ちょい悪令嬢「更にはこれまた重要な『疑問点』の一つだった、どうして『ギターむ○み』ちゃんが消滅したのに、現在の『ム○ミ』ちゃんがギターを弾けるのかについても、解答を示していただきました」


メリーさん太「そうだ、それも有ったよな⁉」




ちょい悪令嬢「『ム○ミ』ちゃんに言わせれば、ギタリストとして弾いていると言うよりも、女優として『演じている』側面も有るそうです。どうやら本作で以前述べた仮説のように、現在の『若○陸』は幼い頃同様に、『演技の才能の集合体』みたいなもので、あたかも『ガ○スの仮面』の北島マ○ちゃんのように、『千の仮面』をつけ替えながら、演技をしている状態なのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「──あの『Ave Muj○ca』最終話の、超絶技巧のギタープレイと、感情豊かなパフォーマンスが、『演技』に過ぎなかっただとお⁉」




ちょい悪令嬢「ただし、『人の真髄』を見抜くことのできる楽○ちゃんの視点では、どうやら別の見解も有るそうですよ?」


メリーさん太「へ? それって、どういう……」




ちょい悪令嬢「ム○ミちゃんの手を取って言うんですよ、『この硬くなった指先は、ギタリストの指』だって。つまり、たとえ今は『演じている』だけかも知れないけど、これまでの鍛錬は嘘では無く、けして無くなりはしない。──そしてそれは、かつての『ギターむ○み』ちゃんが、ギターが『好きだった』こその『証し』であり、現在の単なる『仮面やく』のム○ミちゃんだって、いつかは『演技』だけでは無く、本気でギターのことを好きになる可能性も有ることを示唆しているのですよ」




メリーさん太「──それって、『その者のアイデンティティは、精神では無く、肉体に宿る』と言う、本作の作者の主張そのものじゃ無いか⁉」




ちょい悪令嬢「更に、今回一定の期間だけ、ム○ミちゃんの意識が途絶えていることが有って、気がつけば目の前に楽○ちゃんがいたのですけど、楽○ちゃんを信頼している『役』と言えば、何と言っても『モーテ○ス』ですわよね?」


メリーさん太「ええっ、たった今『モーテ○スは消滅した』ことが、確認されたんじゃ無かったの⁉」




ちょい悪令嬢「『役』の一つとして存在していることは、監督さん自らコメンタリーでおっしゃっていたし、そもそも『彼女』って本人が言っていたように、『ギターむ○み』ちゃんを守護するための『役』と言うよりは、現在表に出ている代表者的な『仮面』を無条件で守ろうとする、『若○睦』のすべての『仮面』に対する、『ガーディアン』みたいな役割を担っているのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「ああ、なるほど、今回のストーリーでのTVか何かのインタビューで、『モーテ○ス』に関することを聞かれて答えに窮していたし、『彼女』のことを聞きたかったら、楽○ちゃんやそ○さんに聞くのが一番なのだから、無意識に『MyG○』の本拠地であるライブハウスの『R○NG』に向かっていって、偶然楽○ちゃんと出会ったってわけか?」


ちょい悪令嬢「それか『モーテ○ス』自身が、もはや一個の『人格』として言動はできなくても、一時的に主導権を奪って、必要最低限の行動ができたりしてね」


メリーさん太「……と言うことは、『モーテ○ス』は完全に死んだと言うわけでは無く、下手したら『完全な人格』として甦る可能性も、無きにしも非ずってところか?」




ちょい悪令嬢「──と言うわけですので、本編では語られなかった重大なる情報も盛りだくさんの、『合同ライブ記念ガチャ』はファン必見と言っても過言ではありませんので、ご興味のお有りの方は是非ともチャレンジしてみてくださいませ♫」










メリーさん太「……いや、もったいぶらずに、『らなむつ』と『さきそよ』以外のペアについても、現時点でわかったことが有ったら、ここで教えてあげなよ?」




ちょい悪令嬢「そうですね、極力『ネタバレ』しないように、差し障りの無い範囲で申せば、まずすべてのペアに言えることですが、それぞれ同じことを目指しているようでいて、ある意味『真逆』なことをやっているのが、いかにも皮肉っぽく感じられますね」




メリーさん太「『真逆』、って?」


ちょい悪令嬢「さきほどの『らなむつ』ペアで言えば、楽○ちゃんにとってギターを弾くことは、『楽しいお遊び』ですが、ム○ミちゃんのほうは現在のところ、あくまでも『無味無臭の演技』でしか無いことですわね」




メリーさん太「……ああ、いかにもそんな感じだったな?」




ちょい悪令嬢「同じく例に取り上げた『さきそよ』ペアにおいても、同様にバンドを続けるに当たって、そ○さんのほうが、本当の『自分自身』と言うものを、『受け容れていかねばならない』と決意するのに対して、祥○ちゃんのほうは、『隠し通して見せますわッ』と、悲痛なる決意をするのですよ」




メリーさん太「……うわあ、現在の『MyG○』と『Ave Muj○ca』の、バンド内の人間関係の圧倒的な差異を、如実に表している発言だよな」


ちょい悪令嬢「そ○さんのほうは、仲間との信頼を深めようとしていて、祥○ちゃんのほうは、自分を殺してでも周りの問題児たちを適切に導こうとしているのだから、けして間違っているわけでも無いのですがね」


メリーさん太「──祥○ちゃんのほう、悲惨過ぎるだろ⁉」




ちょい悪令嬢「それに比べて平和過ぎて拍子抜けなのが、『あのにゃむ』ペアで、全編ひたすら愛○ちゃんの、『ミーハー魂大爆発』って感じですw」




メリーさん太「──なんか、目に見えるようだな⁉」


ちょい悪令嬢「ただ意外だったのが、に○むちゃんが『MyG○』のことも愛○ちゃんのことも、まったく認識していなかったことなのですよ」


メリーさん太「え、本編で何度か会っていたんじゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「それって確か、『Ave Muj○ca』が再結成できるか否かの瀬戸際のシーンでしたからね、それどころじゃ無かったんでしょう」


メリーさん太「確かにに○むちゃんて、何事にでも必死過ぎるからなw」


ちょい悪令嬢「これは『たきうみ』ペアも同じようなもので、全編ただ二人でいちゃついているだけでしたw」


メリーさん太「そもそもあの二人って、何かと因縁の有るバンドのメンバー同士と言うよりも、ただの『クラスメイト』だしな。今回のガチャの他のペアとは、明らかに毛色が違うだろうよ」




ちょい悪令嬢「そして最後はやはり大注目の、ある意味『主人公同士』とも言える、『ボーカル』ペアのと○りちゃんと初○ちゃんですけど、意外や意外、下手したら相変わらずの『ツンデレ』ムーブをカマしていた『たきうみ』ペアなんかよりも、『平和』で和気藹々としていて、初○ちゃんてば同じ『作詞家』として、と○りちゃんの才能を手放しで褒め讃えておりましたよ」




メリーさん太「ホンマかよ⁉ あれだけと○りちゃんが祥○ちゃんのために書いた詩を巡って、嫉妬心をメラメラ燃やして、心の中でむ○みちゃんを虐殺したほどの、あの初○ちゃんが⁉」


ちょい悪令嬢「だってほら、現在まさにその祥○ちゃんと再び同棲が叶って、ウキウキ状態ですからね。と○りちゃんから『今幸せ?』と聞かれて、『うん、幸せだよッ!』と即答したりしてw」


メリーさん太「……相変わらず、何て単純なやつなんだッ⁉」




ちょい悪令嬢「──と言うふうに、後日談』としても非常に納得度が高い、今回のガチャストーリーは、どのペアのヴァージョンも見所満載ですので、是非皆様も『ガ○パ』のほうにも参加してみてくださいませ♡」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ