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第2054話、わたくし、『アベム○カ』の監督さん自らの実況配信は超必見ですの☆(その14)

ちょい悪令嬢「──さて、超人気ガールズバンドアニメ『バン○リ!』シリーズの革命作、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』と『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の、柿○広大監督さんを始めとする、制作会社『サンジ○ン』様のメインスタッフ自らによる、日替わりコメンタリー配信について、二週間にわたってご紹介していきましたが、ついに今回大団円の最終話ですわよ☆」




メリーさん太「おおっ、制作スタッフ様ご自身から、たくさんの『裏設定』や『裏話』を聞くことができる、ファン必聴のシリーズも、これでおしまいってことか⁉」




ちょい悪令嬢「とにかく『Ave Muj○ca』の最終13話は、放映時に大絶賛でしたからね。監督さんを始めとするスタッフの皆様の思い入れも、ひとしおでしょう!」


メリーさん太「ああ、あの大迫力&大感動のライブシーンには、余程のアンチを除けば、ネット上もほぼ一致団結で高評価だったよな⁉」


ちょい悪令嬢「いやあ、『ガールズバンド』アニメは、やはり『ライブ』がすべてですわ。『終わりよければ、すべてよし』ならぬ、『ライブよければ、すべてよし』ですわ♡」


メリーさん太「最終話が『ライブ回』であることは、放映前からわかっていたことだけど、まさか予想以上のものをお出しいただけるとは、まったく思ってもみなかったぜ!」




ちょい悪令嬢「こうなるとですねえ、これまで散々本作のこの連載において、監督さん自身の発言を踏まえて、『Ave Muj○ca』のドラマ部分はけして、あらかじめ決められた結末ラストに向かってストーリーを展開している、『予定調和』の物語では無いと言い続けてきましたが、確かに実質上の──すなわち、『ドラマ部分』の最終話である第12話時点では、すべての問題が完璧に解決した手放しのハッピーエンドでは無かったものの、そう言う部分も含めて、『Ave Muj○ca』と言う物語自体が、最終話の『ラストライブ』を目指してすべてが収束していく、『あらかじめ宿命付けられた物語』であったことを、今回痛感した次第であります♫」




メリーさん太「うん、それってむちゃくちゃ理解できるけど、さっきあんた自身が言ったように、『最後のライブさえよければ、すべてがうやむやになってしまう』って言う意味なの?」


ちょい悪令嬢「いえいえ、監督さんのお話では、一度全話を通して見た後なら、ドラマパートをいちいち全部見返すのが面倒くさかったら、この最終話だけ繰り返してみればいい。なぜなら、この一話限りのライブシーンにこそ、これまでドラマパートにおいて語り続けてきたことが、すべて詰め込まれているから──とのことでした」




メリーさん太「──監督さんがそこまで『太鼓判』を押すなんて、どこまで凄いんだよ、『Ave Muj○ca』の最終話⁉」




ちょい悪令嬢「まず『MyG○』から説明いたしますが、誰もが認める超名曲の『聿日○秋』のほうが、と○りちゃんが祥○ちゃんとの物語に一応の『ピリオド』を打つ歌なのは、散々申し上げた通りですけど、もう一つの『焚○打』のほうは何と、『MyG○』のすべてが詰め込まれているのですよ!」


メリーさん太「……『すべてが詰め込まれている』、だと?」




ちょい悪令嬢「何度も申し上げているように、歌詞の中にメンバーの名前を組み込んでいることで、と○りちゃんのメンバーへの想いが込められるのは言うまでも無く、歌詞の方向性や曲調のすべてが、『MyG○』そのものを象徴しており、制作スタッフ全員一致で、バンドの初期の代表曲と目されており、今回の最後のライブ回において新曲では無いのにかかわらず、是非ともエントリーすべきだと言う意見一色だったそうです」




メリーさん太「ああ、確かにあの歌詞も曲も、『MyG○』以外の何物でも無かったよな」




ちょい悪令嬢「そして『MyG○』と言うバンド自体の、ラストライブに至っての『答え』とは、ズバリ『成長』ですわね。それを誰よりも象徴していたのが愛○ちゃんであって、人気稼業であるべきバンドの『陽』の部分を一人で担って、積極的に『ファンサ』に励みつつ、演奏技術のほうも格段に進歩していることも、スタッフの皆様こぞって大絶賛でした♡」




メリーさん太「──監督さんを始めとして、皆さん愛○ちゃん大好き過ぎだろ⁉」




ちょい悪令嬢「それに対して『Ave Muj○ca』のほうは、これまで散々申してきたように、『吹っ切れた☆』ですわ! 結局様々な問題は解決していないし、祥○ちゃん自身なんてむしろ前途多難だけど、もはや自分たちには『Ave Muj○ca』しか無いと言うことで、今回のラストライブはもちろん、『これからは一つ一つのライブに全力投入ですわ!』と言わんばかりに、あんなにグダグダと揉めていたメンバーたちとは思えないほど、ライブにおいては全員見事なはっちゃけぶりでしたわ!」




メリーさん太「まあ、いろいろ揉めてきたからこその、あのライブの弾けぶりとも言えるかもな」




ちょい悪令嬢「それを象徴しているのが、幕間の演劇シーンであって、各々のメンバーのトラウマをえぐりつつ、第12話における『いったんすべてを忘れましょう』と言う、『忘却の女神』である祥○ちゃんのセリフを実践するように、ライブ中はすべてを忘れ去って、演奏とパフォーマンスに全力を注いで、あの超絶大迫力のステージが実現したのでしょう☆」




メリーさん太「そんな中で最も注目なのが、やっぱりむ○みちゃんなんだよな。表情をコロコロ変えながら、得意のバレエ仕込みのパフォーマンスをご披露する姿は、もはや彼女がこれまでの『若○睦』でも『モーテ○ス』でも無いことを示しており、に○むちゃんはもちろん、大勢の視聴者に多大なる寂寥感を覚えさせたよな」




ちょい悪令嬢「ただし監督さんのお話によると、『モーテ○ス』は完全に消滅したわけでは無く、ライブの最後で鏡の中に現れたように、『仮面やく』としてはいまだ存在しており、いずれまたこの仮面を着けることで、『モーテ○ス』が復活することも有り得るかも」




メリーさん太「ホント、そこら辺のところは、【続編】に期待だよな!」




ちょい悪令嬢「その他で今回のコメンタリーにおいて、非常にためになった発言としては、『何よりも最初の観客であるスタッフ自身が楽しめる作品にしなければならない』と、『「昨日好きでも、今日飽きた」を肝に銘じて、クリエーターは常に新たなる試みをし続けなければならない』と言うのが有ったのですが、本作の作者においてもWeb作家の端くれとして、非常に心に刺さりましたわ」




メリーさん太「こうしてコメンタリーを聞きながら、全シリーズを見返すと、『MyG○』も『Ave Muj○ca』も、ホントこれまでに無い超傑作だったんだなあ」


ちょい悪令嬢「この前も申しましたけど、『3DCG』を駆使した『音楽アニメ』だからいいのですよ。3DCGだからこそ、現実のライブ同様のリアルさを演出しつつ、アニメだからこそ、現実では実現不可能なパフォーマンスを表現できるのですからね」




メリーさん太「それに付け加えて、『人間ドラマ』としても最高だったからな。アニメとして高次元で素晴らしいだけで無く、『死角』がほぼ皆無なんだから、日本のみならず海外でも大人気なのも頷けるぜ」




ちょい悪令嬢「あと、キャラクター一人一人も魅力抜群ですしね。最初の頃はヘイトの対象だった愛○ちゃんが、最後には大人気キャラになるんですから、何よりもスタッフ様のキャラ愛が無ければ、こうはいきませんよ」




メリーさん太「映像表現と音楽表現が、高い次元で融合して、人間ドラマとしても最高なんて、もはや『芸術としても至高』と言っても過言では無いだろう。ある意味全世界レベルで、現在のアニメ作品の『到達点』じゃ無いのか?」




ちょい悪令嬢「かなり辛口の評論を自認している本作の作者が、ここまで惚れ込むのですからね、まさかこの作品を読んでいる方ではいないと思いますが、まだ未視聴の方はこの機会に、是非とも『MyG○』と『Ave Muj○ca』の両方を、全話ご視聴なさってみてくださいませ♡ ──うおッ! 何とたった今リアルタイムで確認したら、毎度お馴染み『ア○マTV』様で、両作品とも全話無料配信が始まったではないですか⁉ 皆様、このチャンスをお見逃しなく☆」




メリーさん太「『作品だけは見たことが有る』と言う方も、現在『サンジ○ン』様の公式チャンネルで絶賛無料公開中の、『各話日替わりコメンタリー』シリーズのほうもお忘れ無く! 本作のこれまでの連載では語られなかった『驚愕の新事実』も、まだまだ残っているかも知れませんよ?」

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