第2045話、わたくし、『アベム○カ』の監督さん自らの実況配信は超必見ですの☆(その5)
ちょい悪令嬢「──さて、今回も前回に引き続いて、前期冬アニメの超問題作『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の、柿○広大監督さんを始めとする、制作会社『サンジ○ン』様のメインスタッフ自らによる、日替わりコメンタリー配信について、詳細に解説していこうかと思いますが、その前にまず、今期春アニメにおける、本作の作者の私的『お薦め作品』を幾つかご紹介しようかと存じます!」
メリーさん太「あ、やっぱり新作についても述べることにしたんだ?」
ちょい悪令嬢「ええ、ようやく作品のほうも出揃って参りましたので、気になる作品も増えてきましたし、やはりここら辺で一度言及しておこうかと思いまして」
メリーさん太「ほう、『気になる作品』とは?」
ちょい悪令嬢「前回第1話を見ただけで『微妙』と酷評しつつも今後の展開が気になる、今期覇権候補の超大作の『機動戦士Gund○m GQuuu○uuX』はもちろん、こちらもようやく視聴が叶った『ウ○娘 シンデレラグ○イ』に、『Summer P○ckets』に、『小○民』に、『忍者と殺し屋○ふたりぐらし』に、『薬屋のひと○ごと』に、『アポカ○プスホテル』に、『ある魔女○死ぬまで』に、『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラ○として楽しく生きる』に、『勘違いの工○主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったと言うよくある話~』に、『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣○に売られる』に、『九龍ジェネリ○クロマンス』に、『LAZAR○S ラザ○』に、『リコリス・リコ○ル Friends are thieves ○f time』に、『ロックは淑女○嗜みでして』──って、ところですわね☆」
メリーさん太「──むちゃくちゃ見ているじゃん⁉ しかもいつもにも増して、『なろう系』が多いし!」
ちょい悪令嬢「『なろう系』だからって食わず嫌いしていたら、人生損しますよ?」
メリーさん太「……だったら、その中で特にお薦めなのは、どれなんだよ?」
ちょい悪令嬢「前評判から覇権級の『機動戦士Gund○m GQuuu○uuX』と『ウ○娘 シンデレラグ○イ』と『Summer P○ckets』を除外すると、本作の作者独自の『お薦め作品』としては、『小○民』の第2期と『忍者と殺し屋○ふたりぐらし』を挙げておきましょう!」
メリーさん太「『小○民』って、第1期の時は完全に無視していたのにか?」
ちょい悪令嬢「ああいうのは大体中身が想像できますから、2期から見たほうが既に『山場』になっていて、むしろ楽しめると思ったのですよ」
メリーさん太「──ひでえ『邪道』な視聴の仕方だな⁉…………でも、『日常系ミステリィ』の見方としては、案外間違っていなかったりして」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ! 2期から見て大正解でしたわ! その性格の『黒さ』と悪魔のような『人心掌握術』によって、第1期全編において平和なスイーツ巡りの相棒であった主人公君さえ利用して、けして己の手を汚さず『完全犯罪』を成し遂げ、他人を陥れたヒロインの『真の顔』をまざまざと見せつけられた、探偵役の主人公君が、とうとう『絶交』を言い渡して、第2期からは陽キャのJKと付き合い始めると言う、ラブコメ(?)作品にはあるまじき新シリーズのスタートを切ったものの、『中の人』の共通性から『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の高松と○りちゃん同様に、普通の人間の感性を持たず、唯一自分のことを理解することのできる主人公君に対して、『絶対に逃がすものか!』と執着して、まるでと○りちゃんそのものの『無害な小動物系天然美少女』を装いつつ、自分に惚れ込んだ間抜けな下級生男子を唆して、得意の陰謀を張り巡らせつつ、主人公君を徐々に雁字搦めに縛りつけていくと言う、『明朗青春ストーリー』ですものね♫」
メリーさん太「──どこが『明朗』だよ⁉ いくら『中の人』が一緒でも、と○りちゃんはそんなに『邪悪』じゃ無いよ!」
ちょい悪令嬢「そしてもう一つの『忍者と殺し屋○ふたりぐらし』は、今期の『ダークホース』枠ですので、是非ご覧ください」
メリーさん太「『ダークホース』認定、早いな⁉」
ちょい悪令嬢「もうとにかく凄いんですよ! いかにも『き○ら系』のキャラデザと世界観なのに、可愛い忍者少女たちが、殺し屋JKの主人公から、情け容赦なく殺されまくると言う☆」
メリーさん太「……『き○ら系』なキャラデザで、美少女が殺されまくるって──」
ちょい悪令嬢「ちなみに制作会社は、かの『シ○フト』様です」
メリーさん太「──やっぱりかよ⁉ 完全に『ま○マギ』じゃん!」
ちょい悪令嬢「自他共に認める『ま○マギ』厨である、本作の作者としては、視聴決定ですわね♡」
メリーさん太「……まあ、ネット上の評価でも、『久しぶりに俺たちのシ○フトが帰ってきた!』って感じのが多いから、結構期待できるんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「──さて、新作の話はこのくらいにして、そろそろ【本題】に入りましょう!」
メリーさん太「今回は、『Ave Muj○ca』第5話のコメンタリーの考察か。ここら辺ていわゆる、『谷間』の日常回だったよな」
ちょい悪令嬢「ええ、ストーリーはほとんど動かず、スタッフ様のコメントでは、『バン○リ!』シリーズでは珍しく、『大人』のキャラの出番が多いエピソードとのことです」
メリーさん太「でも、この前半部のAパートって、見ていてむちゃくちゃ『違和感』を覚えたんだけど、どうしてなんだろ?」
ちょい悪令嬢「──それなんですよ! 今回のコメンタリーで明かされたのですが、非常に高度な『演出の妙』が駆使されていたのです!」
メリーさん太「……『演出の妙』、って?」
ちょい悪令嬢「前半部って、ほとんど祥○ちゃんが出ずっぱりだったじゃ無いですか?」
メリーさん太「う、うん」
ちょい悪令嬢「それなのに、『無かった』のですよ」
メリーさん太「『無かった』って、何が?」
ちょい悪令嬢「彼女の『セリフ』、ですよ」
メリーさん太「へ?………………………って、ああっ、本当だ⁉ あれだけずっと画面に登場しているのに、今見返すと、全然しゃべっていないじゃ無いか⁉」
ちょい悪令嬢「実は初期構想段階では、結構いろいろとセリフが有ったそうですが、演出の方針として、すべてバッサリと無くしてしまったとのことです」
メリーさん太「な、何で、そんなことを?」
ちょい悪令嬢「ああやってAパート全編にわたって、日常生活を淡々とこなさせることで、『Ave Muj○ca解散』についてあまり気にしていないように見せかけて、前半部終了時に初めて、(母親やと○りちゃんとの)思い出が詰まった大切なピアノを撫でながら、ついに『……私は、私が嫌いですわ』と言う『本音』を漏らさせると言う、視聴者に対して『インパクト大』な演出を狙ったものと思われます」
メリーさん太「なるほど、『溜めて溜めて溜めておいて、ここぞと言う時に一気に爆発させる』ってことか? 演出技法としてはセオリー通りだけど、まさかそれを『日常回』でやるとはな」
ちょい悪令嬢「そして後半のBパートでは、いよいよ前シリーズの『MyG○』のキャラたちが、本格的にストーリーに絡んでくるのですよ!」
メリーさん太「ああ、愛○ちゃんの『ともだちです!』のシーンか?」
ちょい悪令嬢「あそこの評価って、二つに分かれていますよねw」
メリーさん太「『二つ』って?」
ちょい悪令嬢「愛○ちゃんのセリフを聞いて、当の祥○ちゃんが目を見張るじゃないですか? それの解釈として、一つは『ええっ、いつあなたが私のお友だちになったんですの⁉』と言う、やや批判的なやつと、『……えっ、愛○さんたら、私のことをお友だちと思ってくださっていたの♡』と言う、『あのさき』厨大歓喜のやつですw」
メリーさん太「何でも『CP厨』に結びつけるなよ⁉ ──まあ、祥○ちゃんが単純に驚いただけなのか、少しは嬉しく思ったかは、視聴者の解釈次第とは思うけどな!」
ちょい悪令嬢「しかも実はここでも、と○りちゃんの『異常性』が強調されていたりしてね★」
メリーさん太「……………………へ? 『異常性』、って」
(※次回に続きます)