第2043話、わたくし、『アベム○カ』の監督さん自らの実況配信は超必見ですの☆(その3)
ちょい悪令嬢「──さて、前期冬アニメの超問題作『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の、柿○広大監督さんを始めとする、制作会社『サンジ○ン』様のメインスタッフ自らによる、日替わりコメンタリー配信についてご紹介している、本シリーズですが、今回はいよいよ序盤最大の問題エピソードである、衝撃の第3話ですわよ☆」
メリーさん太「……第3話と言うと、例の『モーテ○ス』初登場回か?」
ちょい悪令嬢「そうです、実はこれは幾つもの意味で、『バン○リ!』シリーズにおける、『革命的』な出来事なのですが、ここではそのうちでも最も重要な二つの点について、取り上げたいかと思います!」
メリーさん太「……『モーテ○ス』が、『バン○リ!』全体にとっても、『革命的』だと?」
ちょい悪令嬢「──まず何と言っても、一応はリアルな『ガールズバンドアニメ』である『バン○リ!』シリーズに、初めて『多重人格』と言う、明確なる『非現実的』要素が登場したことですわね!」
メリーさん太「………(ボソッ)『ハロー、ハッピーワ○ルド!』の『ミ○シェル君』」
ちょい悪令嬢「──だ・か・ら、『ハ○ハピ』については、言及禁止って言っているだろうが⁉」
メリーさん太「いや、『多重人格』と言っても、まさに今回のコメンタリーにおいて、監督さん御自身がしきりに、『──これは「解離性同一性障害」と言う、立派な現実的病名です!』って連呼して、『非現実性』を否定しているじゃん?」
ちょい悪令嬢「そうは言っても、アニメならではの描写として、『多重人格のうちの一つの症例』と言うよりも、もはや『アニメキャラ』として独立した『一つの人格』として描かれていますからね。実際第4話以降においては他のキャラたちも、モーテ○スをむ○みちゃんとは別のキャラとして対応していますし」
メリーさん太「……それはまあ、その通りだけどさあ」
ちょい悪令嬢「実はまさにこのことこそが、もう一つの『革命的ポイント』なのです!」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「む○みちゃんとモーテ○スを、別々の独立した人格と認めてしまうと、どうなるでしょうか? ──そうです! これまでの『「バン○リ!」に登場するバンドの定員は、必ず「5人」とする!』と言う不文律が、ここで初めて破られたわけなのですよ!」
メリーさん太「なッ⁉」
ちょい悪令嬢「これはいまだに認識していない方がおられるようですが、『バン○リ!』の10年にもわたる歴史の中で、本来なら有ってはならないとんでもないことなのですよ?」
メリーさん太「──いやいやいや、それこそおかしい! あくまでも『内面的問題』である多重人格に過ぎないのに、具体的な人数に数える必要は無いだろう⁉」
ちょい悪令嬢「しかし、モーテ○スもちゃんと勘定に入れておかないと、ストーリー的に齟齬が生じる怖れが有るのですよ」
メリーさん太「は? 『齟齬』って、何だよ?」
ちょい悪令嬢「またしても某まとめサイトの『あに○ん』様の話なのですけど、とにかく女癖の悪いオリジナルキャラの『あに○ん祥○』ちゃんが、『Ave Muj○ca』のメンバーのうち三人を『喰ってしまった』と言う、『引っかけ問題』が有ったのですが、ネット上でむ○みちゃんと初○ちゃん以外の残りの一人が誰なのか、喧々囂々の大論争に発展したのです!」
メリーさん太「──そんなことで、論争するな! 何だよ、『あに○ん祥○』ちゃんて⁉…………まあ確かに、残りの一人が、に○むちゃんか海○ちゃんかは、非常に興味を覚えるけどな」
ちょい悪令嬢「何言っているんですか、残りの一人は『モーテ○ス』に決まっているでしょうが?」
メリーさん太「へ? さっきむ○みちゃんはすでに、喰ってしまっているって、言っていなかったか?」
ちょい悪令嬢「だってモーテ○スは、『別腹』ですもの♫」
メリーさん太「モーテ○スをケーキか何かの、『スイーツ』みたいに言うなよ⁉」
ちょい悪令嬢「いやまあ、冗談めかして言っていますけどね、これって今回のコメンタリーにおいて、何よりも制作スタッフ側における『最重要事項』として、何度も言及されていることなんですよ」
メリーさん太「……モーテ○スがある意味、む○みちゃんとは『別のキャラ』であることが、制作上の『最重要事項』だと?」
ちょい悪令嬢「原則的に視聴者にはすべてが明かされているから、む○みちゃんとモーテ○スの関係は把握できているし、ある場面においてそれがむ○みちゃんなのかモーテ○スなのかはわかるけど、外見的には両方共『若葉む○み』なのだから、『モーテ○ス』を認識できていない他の登場人物たちが、各々のシーンにおいて彼女に対してどのように対応するかが、非常に微妙な問題となり、制作上細切れにされているそれぞれのシーンやカットを担当なされている、複数のアニメーターさんたち全員が、完璧に意思を統一して、それぞれの作画を的確に行わなければ、話が破綻してしまうのですよ」
メリーさん太「ああ、なるほど! 一目見るだけで人の内面を把握できるような『ニュータイプ』なのは、楽○ちゃんみたいな『イレギュラー』な存在だけだし、作画的にはむ○みちゃんとモーテ○スはまったく同一なので、アニメーターさんたちの困難極まる『描き分け』こそが、ストーリーが生きるか死ぬかの鍵を握っているってわけか⁉」
ちょい悪令嬢「最も顕著な例を挙げると、今回の冒頭のむ○みちゃんの『魂の抜けた人形』そのままのシーンは、明確な『演技』だったそうで、疲労困憊となったむ○みちゃんの大ピンチに『モーテ○ス』が出て来たはいいが、彼女はギターを弾けないので、何とかごまかすためにあの『超絶演技』を披露して、観客やに○むちゃんの度肝を抜いたって次第なのです!」
メリーさん太「ええっ、あれって肉体的にも精神的にも限界を迎えて、椅子に座り込んだってわけじゃ無かったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「こんなふうに視聴者に対して、『モーテ○ス』の存在を明確に明かしていない段階だと、そう言った『誤解』も生じかねないのですよ」
メリーさん太「……なるほど、このように制作サイドで親切に、『モーテ○ス』の存在を明かしてくれていると、視聴者サイドとしても『当たり前』のこととして、『多重人格』を把握できるけど、そうとは知らずに『若葉む○み』に対応する場合には、作中の登場人物みたいに微妙なものにならざるを得ないってことか?」
ちょい悪令嬢「ね? 外見上はまったく同一のキャラを、内面的に『別人格』として作画しなければならないと言う、アニメーターさんたちのご苦労が偲ばれるでしょう?」
メリーさん太「確かに……」
ちょい悪令嬢「まあ、第3話における『最重要ポイント』についてはこの辺にして、これからはそれ以外に明らかになった、『裏話』について述べていくことにいたしましょう!」
メリーさん太「『裏話』、と言うと?」
ちょい悪令嬢「まず、ネット上でも話題となった、む○みちゃん役の渡○結月さんによる、一人十二役の『一人芝居』ですが、これが成功したからこそ、第11話の初○ちゃんの『一人芝居』についても、制作スタッフ様サイドとしても『いける!』と自信が持てたそうです」
メリーさん太「ああ、あれもかなり『実験的』だったし、声優さんも『大熱演』だったよな」
ちょい悪令嬢「後、細かい点ですが、冒頭の楽屋シーンにおいて海○ちゃんが、『いつあんなアドリブを考えたのですか? 豊川さんの仕込みですか?』と追求してきますが、あれって『何で私を仲間ハズレにするんですか⁉』と言う意味も含まれていたそうですw」
メリーさん太「──あいつ、あんな初期から、『信用モンスター』の片鱗を見せていたのか⁉」
ちょい悪令嬢「初期と言えば、この辺から既にかなりの『ヘイト』を集めていたに○むちゃんですが、あの祥○ちゃんの『イエスマン』で固められたバンドにあって、彼女だけが唯一『意見を述べることのできる』キャラに設定されていて、しかも祥○ちゃんのことを『強い女』であると誤認していて、少々批判的なことを突きつけても大丈夫だろうと思っていたそうです」
メリーさん太「なるほど、彼女は彼女で、ちゃんと筋が通った言動をしていたのか」
ちょい悪令嬢「これも『何でも知っている』視聴者側としたら、祥○ちゃんが様々な問題を背負い込んで潰れそうになっている、『か弱い女の子』であることを承知しているからこそ、どうしてもに○むちゃんのほうに『ヘイト』を向けることになるんですよね」
メリーさん太「──おおっ、今回のテーマと合致したな⁉」
ちょい悪令嬢「今回のように、『む○みちゃんとモーテ○スの関係性の真実』と言う、『Ave Muj○ca』において、ネット上で最も話題を呼んだ問題点について、詳細に解説してくださるコメンタリー配信シリーズは、ファンなら絶対視聴すべきですので、是非皆様も一度アクセスしてみてくださいませ♡」