第2038話、わたくし、『アベム○カ』の監督さんの『メ○ミマガジン』でのインタビューに完全同意ですの☆(その8)
ちょい悪令嬢「──ついに待望の『機動戦士Gund○m GQuuu○uuX』や『Summer P○ckets』の放映&配信も始まり、世間的には今期春アニメの話題一色となり始めておりますが、本作においてはこれまで通り、本年冬アニメ私的覇権作にめでたく輝いた、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』について、現在ネット上で盛大に物議を醸している、柿○広大監督さん自らの『メ○ミマガジン』5月号掲載のロングインタビューにおける、特に注目すべき記事についてご紹介していきますよ☆」
メリーさん太「えっ、まだやるの⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、本作の作者としても、既に視聴済みの中で気になる『春アニメ』の紹介や、八日の夜に東京の湾岸地区在住の人々の度肝を抜いた、矢○永吉さんの『ドローン特大PR』等々について、熱弁したいところではあるのですが、インタビュー記事におきましては、まだまだ『語るべきキャラ』が残っているのですよ」
メリーさん太「へ? 前回と前々回の前後編で、海○ちゃんとに○むちゃんについて語り尽くしたと言うのに、他に誰か残っていたっけ?」
ちょい悪令嬢「『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の『野良猫』こと、要楽○ちゃんです♫」
メリーさん太「あれ? 楽○ちゃんについては、この前の第2035話にて、既に言及済みだったんじゃ無かったのか?」
ちょい悪令嬢「あれはあくまでも、立○ちゃんのと○りちゃんへの想いが叶わず、『あのとも』が大正義となり、彼女のほうは(実は結構と○りちゃんと互換性の有る)楽○ちゃんと『共依存』の関係に陥りつつあるって話をしただけで、楽○ちゃん自身について詳細に語ったわけでは無いでしょうが?」
メリーさん太「ええっ、あれ以上に語ることが有るの⁉ いやそもそも、何でそこまで楽○ちゃんにこだわるんだよ?」
ちょい悪令嬢「もちろん本作の作者は、何かと個性が強く問題を数多く抱えている『Ave Muj○ca』のメンバーとは違って、何だかんだ言って結局全員前向きで青春を大いに楽しんでいる『MyG○』のメンバーは、すべて分け隔て無く好ましく思っております。──だがしかし、その中にあっても楽○ちゃんの、あまりにも『イレギュラー』極まる存在感は、ただそれだけで『MyG○』と言う作品そのものの評価を、一段階も二段階も『底上げ』してしまうパワーを秘めているのです!」
メリーさん太「……楽○ちゃんが『イレギュラー』だからこそ、作品の評価を『底上げ』しているだと? ──あ、ちなみに、『Ave Muj○ca』のメンバーが『厄介さん』ばかりで、『MyG○』のメンバーみたいに親しめないと言うのは、完全同意です★」
ちょい悪令嬢「本来『MyG○』においては、楽○ちゃんみたいなキャラはいなくても、十分に成立するのですよ。過去の解散絡みでバンドをやることに消極的な元『CRYCH○C』のメンバーに対して、脳天気かつ明るい性格で引っ張っていくのは、愛○ちゃんだけで十分だし、後はそれこそ『Ave Muj○ca』の海○ちゃんのように、他人の事情に深入りせずに、とにかくプロフェッショナルな音楽技術を提供してくれる、『頼りになる』メンバーがもう一人いれば、バランス的にも理想的かと思われるのですよ」
メリーさん太「ああ、確かに、それこそ個性派揃いで、下手すると『空中分解』を起こしかねない『RAISE A SUIL○N』に、(『Ave Muj○ca』にも登場した)クールでプロフェッショナルなレ○ヤさんがいることで、上手く保たれているようなものか?」
ちょい悪令嬢「それなのに『MyG○』においては、確かにギターの腕は歴代の『バン○リ!』作品においてもトップクラスだけど、いつ練習に現れるかわからないと言う、文字通り『野良猫』そのものの気分屋で、とても『真面目ちゃん』ばかりの『MyG○』チームの雰囲気には合わず、むしろ何かと場を引っかき回す『厄介さん』と言う意味では、『Ave Muj○ca』のほうがふさわしいまで有ったりして?」
メリーさん太「……うんまあ、特に『リアタイ』で見ている時には、何でこの子をメンバーに入れるんだろうと思っていたよな? 何だか立○ちゃんがギターの腕に惚れ込んでいたようだけど、例の『何で春○影をやったの⁉』事件を招いた元凶として、それまでの『貢献』部分が完全に帳消しされてしまったしな」
ちょい悪令嬢「でもですねえ、特に本作の作者なんかはそうですが、見ている分には、そんなに嫌なキャラとは思えず、むしろ彼女が存在するからこそ作品自体が、より『面白く』思えるようになったのですよ」
メリーさん太「何で⁉ 下手したらストーリー進行を邪魔立てしかねない、文字通り『イレギュラー』だと言うのに⁉」
ちょい悪令嬢「実は『MyG○』の中盤あたりって、あまりいいことが無いのですよ。そ○さんがあれこれと策略を巡らして、愛○ちゃんや楽○ちゃんをダシにして、『CRYCH○C』の復活を図っていて、しかもそれを肝心の祥○ちゃんに拒絶されたせいで、ある意味八つ当たり的に『MyG○』から距離を置いて、いきなり解散の危機に陥れて、あんなに明るくみんなを引っ張っていた愛○ちゃんの存在意義をぶち壊したりして──ってな感じで、もう散々な有り様じゃ無いですか?」
メリーさん太「──そういや、そうだったな⁉」
ちょい悪令嬢「実は『MyG○』って、愛○ちゃんも含めて、基本的に『シリアス』なのですよ。楽○ちゃん以外の四人だけに任せていると、愛○ちゃんまで心が折れる形で、バンドがガチで解散しかねないのです。──だからこそ、『イレギュラー』であり天然の『バンド大好きガール』である、楽○ちゃんが必要なのです!」
メリーさん太「いやいやいや、そもそもあの子こそが、天然ぶりを発揮して勝手に『春○影』を奏り始めたから、バンドが解散することになったんじゃ無いか?」
ちょい悪令嬢「そもそもと言えばメリーさんは、彼女の最大の行動原理である、『おもしれー女の子』と『バンドやること』は、何を発端に思いついたとお思いで?」
メリーさん太「──ええっ、それってわかるの⁉ 是非聞きたいんですけどッ!」
ちょい悪令嬢「他でも無く、彼女のお祖母さまの都築詩○さんですよ。もはや自分の経営していたライブハウスも無く、孫すらいる年齢だと言うのに、いまだ『バンド魂』を忘れずに、ギターを弾き続けていると言う。そんな祖母を見ながら育ってきた楽○ちゃんにとっては、ビジネスとか世間体とか言った、『損得関係無し』に音楽をやり続けている女性こそが、『おもしれー女の子』であって、たとえ演奏がプロ級であろうと、あくまでもビジネスライクに徹して、幾つもバンドを掛け持ちして、誰とも運命を共にしようとしない海○ちゃんなんかは、ちっとも『おもしれー女の子』じゃ無く、まったく興味が湧かず、これまで数々のバンドに接してきて、けしてお眼鏡にかなうプレイヤーがいなかった中で、やっと巡り合えた真の『おもしれー女の子』こそが、まさしく高松と○りちゃんであったわけなのですよ☆」
メリーさん太「え、何で? と○りちゃんは作詞能力は別にして、初対面の超天才ギタリストが一目見て、一緒にバンドをやっていこうと思うようなタイプじゃ無いと思うけど? ──それとも同じ天才だからこそ、と○りちゃんが天才であることを見抜いたとか?」
ちょい悪令嬢「それもありますが、別の意味でも、自分と『同類』で有ることを察知したのです」
メリーさん太「音楽の天才性以外での『同類』って、何だよ?」
ちょい悪令嬢「『バンド』をやっていないと、『生きていけない』ことですよ★」
メリーさん太「──なッ⁉」
(※次回に続きます)