第2034話、わたくし、『アベム○カ』の監督さんの『メ○ミマガジン』でのインタビューに完全同意ですの☆(その4)
ちょい悪令嬢「……と○りちゃんのあのゲキ重な『コミュ障』が、克服されているわけが無いでしょう? まさかあなた、立○ちゃんのまるで童貞を拗らせたような感情や、実はそ○さんまでも自分の詩に感化していたことや、楽○ちゃんの『おもしれえ女の子』と言うセリフに実は深い意味が隠されていることを、と○りちゃんが理解しているとでもおっしゃるつもり?」
メリーさん太「そ、それはッ………………いや、だったら、愛○ちゃんはどうなんだ⁉ 前々回本作において、愛○ちゃんとと○りちゃんは『魂の絆で結ばれている』とまで言っていたけど、まさかと○りちゃんが愛○ちゃんのことだけは理解できていて、『依存』しているとか言うんじゃ無いだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、しっかりと『依存』してますけど?」
メリーさん太「はああああああああああ⁉」
ちょい悪令嬢「まあだからと言って、愛○ちゃんのことを、完全に理解する必要は無いんですけどね」
メリーさん太「……はあ?」
ちょい悪令嬢「と○りちゃんにとっては、ぶっちゃけ『音楽』なんてどうでも良かったのですよ。確かに『CRYCH○C』が解散したのは残念だし、祥○ちゃんのこともまったく心配していないわけでは無いのですが、そ○さんみたいにいつまでもくよくよ引っ張ること無く、また自分だけの世界に閉じこもって、大好きな石ころを集めたりして、『羽○の不思議ちゃん』としてクラスのみんなからも可愛がられて、ひたすら平穏な学園生活を送っていて、これは後で詳しく説明しますが、彼女特有の『怪物にして女神としての超常パワー』も封印されていて、世界そのものも平和でいられたのです」
メリーさん太「な、何だよ、『怪物にして女神』って?」
ちょい悪令嬢「(無視)そしてそんな時現れたのが、彼女にとっての『運命の女』である、千早愛○ちゃんだったのです!」
メリーさん太「へ? 愛○ちゃんがと○りちゃんの、『運命の女』だと?」
ちょい悪令嬢「愛○ちゃんは、と○りちゃんの事情なぞまったく知らないくせに、彼女をバンドに誘いましたよね? ──だがもちろん、せっかく過去の『古傷』を忘れようとしていたと○りちゃんが、応じるわけがありません。──しかしここで、彼女の『厄介ファン』どもが、うごめき始めたのです!」
メリーさん太「『厄介ファン』て?」
ちょい悪令嬢「既に『CRYCH○C』時代において、彼女の『詩』に魅了されていた立○ちゃんとそ○さんであり、初対面で『おもしれえ女』認定した楽○ちゃんであり、実はこの時点で既に、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の全メンバーから、ロックオンされていたわけなのです!」
メリーさん太「──何でそうなるんだ⁉ いや、本編中にそんな描写が有ったか? 特にそ○さんなんて、それ程と○りちゃんにはこだわっていなかったのでは?」
ちょい悪令嬢「と○りちゃん自身にはね。確かに彼女は立○ちゃんとは違って、と○りちゃんのことが『好きでも嫌いでも』無かったでしょう。──しかしそ○さんは確かに、と○りちゃんに属する『あるもの』に『依存』していたのです」
メリーさん太「あ、そうか、『好き嫌い』で判断するとわかりにくいけど、今回と前回のテーマとしては、『依存度』で判断するんだったっけ? ──それで、そ○さんが『依存』しているのって、一体何なんだよ?」
ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、と○りちゃんの『詩』ですよ。確かそ○さんて『MyG○』の最終話あたりで、『と○りちゃんの詩を初めて聞いた時、自分のことのように感じた』とか何とか言っていたじゃないですか?」
メリーさん太「そ、そういえば、そのようなことを言っていたような……」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、どこかのCP厨どもでもあるまいし、別にと○りちゃん自身に恋愛感情を抱いているわけでは無く、彼女の超天然であり超天才的な作詞能力に完全に魅了されて、と○りちゃんに絶対的に『依存』するようになってしまったのです♡」
メリーさん太「なるほど! 確かに『色恋』では無く、『依存』であるのに納得だし、作中の人間関係が俄然わかりやすくなったよな⁉」
ちょい悪令嬢「それで、彼女が『怪物にして女神』であることについては、わかりやすい例えを挙げると、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』における『怪物』と言うと、筆頭に挙げられるのは若葉む○みちゃんですが、彼女の天才的演技力に対して、に○むちゃんがすっかり『魅了』されて『依存』しきっており、『女神』と言えばご存じ祥○ちゃんですが、彼女は最終話にてついにメンバー全員の人生を背負うことを決意して、今や完全に『依存』される状態になっておりますよね」
メリーさん太「『魅了』に、『女神』だと? それにに○むちゃんは『愛の騎士』だし………いや、これって、まさか、まさか、まさか、まさか、この作品における、と○りちゃんて⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、同じく本年冬アニメの『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』における、『愛と豊穣の女神』であり、すべての者を絶対的な『魅了』の力で、完全に自分に『依存』させることのできる、『フレ○ヤ様』そのものだったのですよ☆」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「ここで質問です、誰からも愛されて、その『魅了』の力でどのようにでも言いなりにすることのできる、フレ○ヤ様が決して手に入れることができないものって、何でしたっけ?」
メリーさん太「自分が望まずとも、誰も彼もが自分のことを好きなってしまうのだから、自分のほうから相手のことを好きになって、真の恋愛関係を築くこと──だよな?」
ちょい悪令嬢「そのためには、何が必要ですっけ?」
メリーさん太「『ダン○ち』の主人公のベ○君みたいに、絶対的な女神様の『魅了』の力に屈すること無く、自分に一方的に『依存』してきたりしない者………ああ、そうか、そう言うことか⁉」
ちょい悪令嬢「そうなのです、誰も彼も自分の詩に『魅了』されて、一方的に『依存』してくる中で、あくまでも自分本位で図々しく踏み込んできて、こっちの意思に関係無くリードしていってくれる、千早愛○と言う自分勝手な女に、『孤高の怪物であり女神様』であった高松と○りは、生まれて初めて手放しで『依存』することができたのですよ!」
メリーさん太「凄え! 『ダン○ち』ファンならではの見解だな⁉ ここまで本質を突いた考察が、果たしてこれまで有っただろうか⁉」
ちょい悪令嬢「しかも愛○ちゃんてば、現時点においても、と○りちゃんに対してまったく『依存』はしていないものの、彼女と『一生一緒にバンドしていこう!』と本気で約束をして以降は、『MyG○』と言うバンドも、と○りちゃんの隣と言う立ち位置も、自分の唯一の『居場所』と自覚したことで、完全に腹をくくって、と○りちゃんを始めとする『MyG○』メンバーたちのために尽くすようになりましたからね。これでと○りちゃんがますます依存してこなかったら、嘘ですよ♫」
メリーさん太「それが本作の作者の言う、『あのとも大勝利』の正体か? なるほど、最大の勝利条件は、けして『恋愛感情』では無く、『依存関係』であったことか?」
ちょい悪令嬢「『Ave Muj○ca』における祥○ちゃんも同様ですけど、『依存』される側からすれば、『負担』でしかありませんからね。むしろ自分のほうこそ『依存』させてくれる愛○ちゃんに、と○りちゃんが『懐く』のは、当然の帰結でしか無いのです」
メリーさん太「……うわあ、それに比べて、唯一の『依存先』であると○りちゃんを失ってしまった祥○ちゃんは、さぞかし辛いだろうな」
ちょい悪令嬢「それが『MyG○』と『Ave Muj○ca』との、決着の違いなのですよ。監督さんに言わせると、『MyG○』は『俺たた』エンドであり、『Ave Muj○ca』は『メリーバッドエンド』だそうですしね☆」