第2024話、わたくし、今期冬アニメ覇権レース、ラストスパートですの☆(その6)
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、ついに放映&配信がスタートした、今期冬アニメにおける本作の作者の個人的な覇権候補作大本命の、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』最終話、早速視聴いたしましたよ☆」
メリーさん太「おっ、ついに最終回か! それで、『実際に見た印象』としては、どうだった⁉」
ちょい悪令嬢「まあ、少なく見積もっても、100点満点中での200点くらいは行ってますかねえ?」
メリーさん太「──何ソノ超高評価⁉ 最終話は『ライブ主体回』じゃ無かったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「ライブ『メイン』と言うよりも、ライブ『オンリー』でしたけど?」
メリーさん太「ストーリーを全部ぶん投げてのライブシーンだけで、予想だにしなかった高評価をGETすると言うことは、そんなに凄いライブだったのか⁉」
ちょい悪令嬢「そうですね、アニメにおける演奏シーンとしては、技術的に最高レベルであることは間違い無いし、そもそも楽曲自体がアニメの範疇を超えて最高だし、しかもちゃんとそれぞれのキャラの魅力を最大限にアピールできているしで、これまでのストーリーの善し悪しなんてガン無視して、今回の最終話を心置きなく堪能できました」
メリーさん太「……技術面としては、作画制作がかの『サンジ○ン』様だから納得だし、楽曲もこれまでの実績から当然だけど、全編演奏シーンだと言うのに、それぞれのキャラの魅力をそんなにアピールできるものなのか?」
ちょい悪令嬢「それもやはり、『演出』次第ですわね」
メリーさん太「『演出』、って?」
ちょい悪令嬢「今回のライブは、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』パートと、『Ave Muj○ca』パートとの、二本立てだったのですが、前半の『MyG○』においては、愛○ちゃんが『ファンサ』担当として常に前に出てくるんですけど、ついやり過ぎてステージのハーモニーを崩しかけたりして、立○ちゃんやそ○さんから白い目で見られると言ったふうに、演奏シーンでありながら、日常の人間関係の延長のように描かれているのです☆」
メリーさん太「……目に浮かぶようだぜ、『お調子者愛○ちゃん』。すでにしっかりとキャラ属性も人間関係も確立している、『MyG○』組ならではの演出だな」
ちょい悪令嬢「──何の、『Ave Muj○ca』組も負けてはいませんわ! こちらも自称『神』こと祥○ちゃんの美学で統一された上で、何よりも個々人のビジュアルと能力がずば抜けていることも有って、何をやっても絵になるところが無敵なのですよ!」
メリーさん太「(実際に動画を見ながら)うおっ、ギタボの(『○華』改め)○音ちゃんが、『舌打ち』なんかしているぞ⁉ 本編中の彼女では有り得ない粗野な行為なのに、むちゃくちゃ絵になってるよな!」
ちょい悪令嬢「本編中では、限りなく情けない『おもしろ集団』だった彼女たちですが、本来容姿も演奏技術もスペックが高く、ライブシーンこそ本領発揮でき、ある意味こちらのほうが『本来の姿』とも言えるでしょう」
メリーさん太「まあ、ライブと言うのは『非日常性』をアピールすることで、お客さんを魅了するのがウリだからな。『ガールズバンド』作品としては正しい在り方かも」
ちょい悪令嬢「──とはいえ、そんな『ドリーミー』なライブシーンにおいても、各キャラ共ちゃんと、『リアル』の自分自身を反映させているのです!」
メリーさん太「……『リアルの自分』、て?」
ちょい悪令嬢「特に二つの人格──『表のむ○みと裏のモーテ○ス』が合体融合した、『新生む○み』ちゃんが顕著ですわね。以前の無表情な『む○み』や、ギターを弾けなかった『モーテ○ス』が、まるで嘘だったかのように、表情を活き活きコロコロと変えながら、縦横無尽のギタープレイをご披露して、演奏の合間の寸劇において自分に絡んでくるに○むちゃんに対しても、あっさりと手玉に取って、むしろ相手を慌てふためかせると言った余裕っぷり! 視聴者の大方の感想が、『……とても演技とは思えなかった』そうですので、実はこれぞ彼女の『地』なのでしょう☆」
メリーさん太「──何か、『女たらしになった要楽○ちゃん』みたいだな⁉」
ちょい悪令嬢「そんなむ○みちゃんにガチ恋してる、に○むちゃんも満更で無さそうだし、『Ave Muj○ca』が再始動しただけでもご機嫌な、○音ちゃんと海○ちゃんも絶好調だし、自ら『神様』になられた祥○ちゃんも言うまでもないしで、現在『Ave Muj○ca』全体のパフォーマンスは最高潮ですわ♫」
メリーさん太「……それだけ凄かったのなら、うちの作者が高評価なのもわかるけど、『100点満点中の200点』は言い過ぎだろう? 何と言っても、本編中の諸々の問題点──例えば、『sum○mi』の相方の純田ま○ちゃんや、○音ちゃんの妹の『本物の○華』ちゃんについて、完全にぶん投げてしまったままだしな。いいとこ120点程度だろ?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、そんなことはありませんよ? 何せ『Ave Muj○ca』本編にほんの少しでも不満が有る方々すら、完全に沈黙させてしまう『魔法の言葉』が、最後の最後でご披露されたのですから!」
メリーさん太「な、何だよ、『魔法の言葉』って?」
ちょい悪令嬢「【続編決定】、でございます」
メリーさん太「──はああああああああああ⁉ ホンマかよお!!!」
ちょい悪令嬢「ええ、もうすでに『北欧ロケ』も敢行済みとのことです」
メリーさん太「……え、今度は外国が舞台なの?」
ちょい悪令嬢「メインステージかどうかはともかく、北欧に行くことは確かでしょうね」
メリーさん太「何でそんなところに? 今度こそ『MyG○』か『Ave Muj○ca』の誰かが、留学でもするわけ?」
ちょい悪令嬢「聞くところによると、北欧はヘヴィメタル(その名も『北欧メタル』)の本場だと言うことで、主に『Ave Muj○ca』としては、武者修行的な意味合いが有るんじゃないですか?」
メリーさん太「例えば最終話で北欧を舞台にした大規模なイベントがあって、そこでライブをするとか?」
ちょい悪令嬢「──有り得る!」
メリーさん太「……なるほど、【続編】が有るとわかれば、本編に何らかの不満が有った視聴者の皆様方も、(少なくとも現段階においては)クレームのつけようが無くなるよな」
ちょい悪令嬢「特に、あんな素晴らしいライブを見せられたばかりですしね」
メリーさん太「──相変わらずの『策士』だな、『ブシロ○ド』の社長さんて⁉」
ちょい悪令嬢「もちろんうちの作者のような、『MyG○』以来の大ファンにとっても、この【続編】発表には、嬉しさを隠せませんからね♫」
メリーさん太「あ、そうか、別に『Ave Muj○ca』だけでは無く、『MyG○』の【続編】でもあるわけか?」
ちょい悪令嬢「これまでは、あくまでも片方のバンドをメインに据えて、時たまもう一方のバンドが絡んでくると言ったパターンでしたが、【続編】においては対等な立場で、全編大々的に絡んでいってもらいたいものですわ」
メリーさん太「『Ave Muj○ca』において、唯一『カップリング』が成立していない海○ちゃんには、是非とも『MyG○』の立○ちゃんと絡んでいただきたいしな」
ちょい悪令嬢「立○ちゃんには、『優秀なるお姉さんへのコンプレックス』と言う問題も、いまだ未解決ですしね」
メリーさん太「と言うか、【続編】にてついに登場するのか、噂の椎名真○さん⁉」
ちょい悪令嬢「……実は某『朗読劇アニメ』みたいに、優秀な姉のほうが妹に対して、『ゲキ重感情』を抱いていたりしてね★」
メリーさん太「──そのパターンは、もうたくさんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「その他にも、先程も言及しましたが、『sum○mi』の相方のま○ちゃんや、○音ちゃんの妹の『本物の○華』ちゃんにも、スポットを当てていただきたいものですわ」
メリーさん太「……そういや、『sum○mi』はこれからどうなるんだろ? 『Ave Muj○ca』の活動方針いかんでは、『解散』も有り得たりして」
ちょい悪令嬢「『Ave Muj○ca批評』界隈においては、『本物の○華』ちゃんこそが、○音ちゃんの『影武者』的に『sum○mi』に加入するんじゃ無いかと言う、トンデモ説が飛び交っていたりして」
メリーさん太「ええっ、そんなのアリなの⁉…………でも確かに、あの姉妹は祥○ちゃんが見抜けないほど、『瓜二つ』だって話だけど」
ちょい悪令嬢「それどころか、真○さんも加入させて、『打倒Ave Muj○ca』を旗印にした、新バンドを立ち上げると言った予想も有ったりして」
メリーさん太「──いくら何でも、それは無いだろ⁉」
ちょい悪令嬢「わかりませんよお? せっかく【続編】を制作するんだから、『新バンド』の一つや二つ生まれてもおかしくは無いのでは?」
メリーさん太「──うッ⁉」
ちょい悪令嬢「このように、いくらでも想像の膨らむ『MyG○』と『Ave Muj○ca』の【続編】ですが、実際の放映&配信には少なくとも後一、二年は要すると思われますので、本作の作者を始めとするファン一同、首を長くして待ちたいかと思いますわ♡」