第2015話、わたくし、『ダン○ち』アニメ版最新話は、ヘ○ズさん大活躍で必見ですの♡
ちょい悪令嬢「──皆さーん、もうご覧になりましたか、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』アニメ版第5期最新第11話! もうネット上では、凄腕ヒーラー『ヘ○ズ=ベルベット』さんの『雄姿』で、大盛り上がりですよ☆」
メリーさん太「……いや、あれって『雄姿』と言うよりも、『痴態』と言うべきでは?」
ちょい悪令嬢「そう言う見方しかできないのは、メリーさんの心が汚れているからじゃないですか?」
メリーさん太「──うぐぅッ⁉」
ちょい悪令嬢「あそこの描写の意図するところは、ヘ○ズさんと言ううら若き超絶美少女が、敵の攻撃により全身火だるまとなり皮膚が焼けただれても、少しも頓着せずに、自身の絶大なるヒーリング能力で瞬く間に自己回復するや、鬼神のごとき形相と上級冒険者に迫る戦闘能力によって、体格で上回るゴツい男性冒険者たちを裸同然の姿の肉弾戦で叩き伏せると言う、これまでのイメージを完全に崩壊させる凄まじさなのです!」
メリーさん太「……しかも、それもこれもすべて、主神であるフレ○ヤ様のためだと言う、献身性や忠誠心と言うよりももはや、『狂信』そのものであるところが、これまでの彼女の有り様からは、意外でもあり至極納得できるところでも有るんだよな」
ちょい悪令嬢「『フレ○ヤ・ファミリアあるある』、ですわよね☆」
メリーさん太「うん、確かにうちの作者が、好きそうなキャラだよな」
ちょい悪令嬢「これまで何かにつけて、当【座談会】において推してきたのも、ご理解いただけたことでしょう」
メリーさん太「フレ○ヤ様やシ○ちゃんやヘ○ンさんに比べて、いかにも『脇役』って感じだったけど、今回の派閥大戦における『見せ場』と言う意味では、他の幹部連中とも勝るとも劣らずな出世ぶりだよな」
ちょい悪令嬢「たぶんご視聴なさった皆様は、十分気に入ってくださったかと思われますので、これまでこの場で推してきた甲斐が有りましたわ♡」
メリーさん太「まあ、バトルの序盤でこれほど目立ったんだから、この後も彼女の見せ場は、いろいろと有るんだろうな?」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「あ、あれ?」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「何でいきなり無言になるの? まさかあれ以外、目立ったシーンは無いとか?」
ちょい悪令嬢「いや、有りますよ! それも戦いの趨勢を決定しかねない、超重要なターニングポイントそのままのが!」
メリーさん太「ほう、余程の強敵と戦うことになるのか? そりゃあ主人公側も、無敵のヒーラーをどうにか抑え込まないと、フレ○ヤ様の眷属たちが『不死の軍団』そのまんまになってしまうから、是が否にでも攻略しないとまずいよな? 一体どんな勢力が、どんな手を使ったんだ?」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「──いやだから、何で無言になるんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「そりゃあ、作品的に最重要と言ってもいいシーンだから、『ネタバレ』的に何を言ってもマズいじゃ無いですか?」
メリーさん太「ああ、うん、それは確かにそうだよな」
ちょい悪令嬢「もはや『見てのお楽しみ』としか言えませんが、ヘ○ズさんたらまさしく『鬼の形相』で、今度はとある御仁に対して『マジギレ』しますからね。彼女のイメージ崩壊を厭わぬ、(フレイヤ様への)『狂信』ぷりをご覧になりたい方は、超必見ですぞ☆」
メリーさん太「……それは、楽しみと言うか、何と言うか、大いに悩むところだな」
ちょい悪令嬢「──まあ、ヘ○ズさん関連はこのくらいにして、最新話におけるその他の見所についても、ご紹介していきましょう!」
メリーさん太「……ヘ○ズさん以外に目立った見せ場を与えられたキャラと言えば、やはり『フレ○ヤ・ファミリア』側の、ヘ○ニ=ラグナールさんか?」
ちょい悪令嬢「いわゆる『中二病キャラ』で『対人恐怖症』の、いかにも『おまえら』のような御仁ですわねw」
メリーさん太「──おい、ヤメロ!」
ちょい悪令嬢「そんな彼ですが、『ダインスレ○ヴ』と言う魔法を使うことで、『人格改造』が行われて、血も涙も無いガチ戦士へと豹変できるのです!」
メリーさん太「……え、『ダインスレ○ヴ』って、彼の二つ名であるとともに固有武器でもある、『黒妖の魔剣』のことじゃ無かったっけ?」
ちょい悪令嬢「皆さん、そこのところを誤解なさっていますが、『ダインスレ○ヴ』とはあくまでも『魔法』であり、さっき言ったように『人格改造』しか効果はありません」
メリーさん太「ええっ、戦闘能力を向上させたりしないのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「その必要は無いのですよ。彼は作中において、並み居るエルフの中でも『白兵戦最強』と認められており、剣等を使った近接戦闘においては、向かうところ敵無しなのです」
メリーさん太「あ、そうなの?」
ちょい悪令嬢「よって、普段の『人見知り』さえ、『ダインスレ○ヴ』の魔法で取っ払えば、完全無欠の剣士になれるのですよ」
メリーさん太「……いやでも、何か『魔剣』みたいなものを、武器にしていたと思うけど、記憶違いか?」
ちょい悪令嬢「それは『ヴィクテ○ム・アビス』のことですね、いわゆる『呪剣《カースウ○ポン》』と呼ばれるものですが、主に『斬撃範囲を拡張する』効果を有しております」
メリーさん太「近接最強がリーチ以上に攻撃できたんじゃ、もはや無敵じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「これまた『ネタバレ』になりますので、多くは語りませんが、『そうは問屋が卸さない』とだけ言っておきましょう☆」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「──そして最新話の『ハイライト』と言えば、何と言ってもついに主人公のベ○君が、『オラ○オ最強』のオ○タルさんと相まみえたことでしょう!」
メリーさん太「いやいやいやいや、最初から一方的にボコられてしまっているじゃんか⁉ これで『ハイライト』と言えるのか⁉」
ちょい悪令嬢「もうね、すべての戦線において、主人公側が圧倒的に劣勢に陥っている中で、肝心の主人公すら『ラスボス』戦において、あっさりと『ワンサイドゲーム』になってしまったりして、もはや勝負がついたも同然ではないでしょうか?」
メリーさん太「そもそも、主人公よりも遙かにレベルが上の敵キャラがいること自体、どうなのよ? これでこのまま主人公陣営が負けてしまったんじゃ、目も当てられないのでは?」
ちょい悪令嬢「ちょっとネタバレになりますが、原作最新刊に絡めてぶっちゃけますと、一対一で敵わなければ、大勢で数に任せてボコればいいんですよ★」
メリーさん太「──はああああああ⁉ そんなの、主人公としてアリなのか⁉」
ちょい悪令嬢「別に今回は、ベ○君が過酷なバトルを繰り広げて『成長を遂げる』と言うのが主目的では無く、何と言ってもフレ○ヤ様を『真の意味で救う』ことが最優先ですからね、その前に立ち塞がる『障壁』に対しては、主人公としてのプライドなんか度外視して、とにかく排除してしまえばいいのですよ」
メリーさん太「……な、なるほど。──でもそれって、『ネタバレ』になるんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、ベ○君だけでは勝てないから他の人の力を借りること自体は、ネタバレでも何でもありませんよ。これこそが『ダン○ち』と言う作品における最大のテーマであり、むしろ『当然の帰結』とも言えるのです」
メリーさん太「あ、そうか、前回までに詳細に解説した、原作ラノベ版最新刊が、まさにそのことを全力でアピールしていたんだっけ?」
ちょい悪令嬢「それに、最終的にベ○君よりもレベルが格上の超強者たちが、三人も援軍に駆けつけるのですが、それでもオ○タルさんは対等以上に戦えていますからね」
メリーさん太「──どんだけ強いんだよ、オ○タルさん⁉ しかもその超強者の助っ人さんたちの顔ぶれも、むちゃくちゃ気になるうううう!!!」
ちょい悪令嬢「それは、来週以降のアニメを見てのお楽しみと言うことで♡」