第2011話、わたくし、『ダン○ち』のシ○ちゃんがベ○君やリュ○さんに無茶ブリするのは昔からだと思いますの☆【前編】
ちょい悪令嬢「……いよいよ各話とも最終話シーズンに突入した、今期秋アニメですが、本作の作者が『オリアニの私的覇権枠』として注目していた、『まほ○れ』こと『魔法使いになれなかった女○子の話』ですけど、どうやら以前から危惧していたように、盛大な『肩すかし』で終わりそうです(怒)」
メリーさん太「え」
ちょい悪令嬢「おや、どうしたのですかメリーさん、さも意外そうな顔をして? この『まほ○れ』に関しては以前から、『……どうも最後まで盛り上がらないような気がする』と申していたではありませんか? 『キャラデザ』とか『世界観』とかが、いかにも本作の作者好みだった分、とんだ期待外れに終わりそうな体たらくぶりは、かの殿堂入り級『ワースト』作品である『咲う アルスノト○ア すんっ!』とまではいかないまでも、最終話でやらかした『SYNDUALITY N○ir』に並び立つほどの、『ガッカリ度』ですわ!」
メリーさん太「あ、いや、そのう……」
ちょい悪令嬢「一応最新の『最終話直前回』において、『黒幕』の正体とその目的が明らかになりましたが、何かさも『使い古された』パターンでしか無く、しかも予想以上に『ショボかった』のは、むしろその開き直りぶりに『びっくり仰天』ですわ。これって『最後には敵のことも許してやって☆みんなでハッピーエンド』する気満々じゃん⁉」
メリーさん太「……あ、あのねえ?」
ちょい悪令嬢「うん? 何ですかメリーさん、さっきから何だか奥歯に物がはさまったかのような、うめき声ばかり上げられて? これまでずっと保留してきた、『まほ○れ』に対する『最終判断』が、ついに下されようとしていると言うのに!」
メリーさん太「そうじゃ無くて、あたしが言いたいのはむしろ、『前回との落差』だよ⁉」
ちょい悪令嬢「は? 『前回との落差』、って?」
メリーさん太「だって前回は、【余命年内】を宣告された入院中の作者の父親の病状が心配で、小説執筆も手につかないって話だったろうが⁉ それが何でたった一日で、『通常運転』に戻っているんだ⁉」
ちょい悪令嬢「ああ、昨日あの後いつものように病院に面会に行ったところ、父親の様子が予想以上に元気そうだったので、これだとすぐには危険な状況にはならないだろうと、一安心したのですよ」
メリーさん太「──前回はあれだけあたしや読者の皆様を心配させたくせに、たった一日でそれは無いだろ⁉ 親父さんは本当に、手の施しようが無いほど重篤な病状なのか⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、あの【余命宣告】は、脅しでも何でもありませんよ。だって『要介護5』レベルの超後期高齢者なのですよ? 昨日ピンピンしていても、今朝方いきなり危篤状態になるなんて、別に珍しくも無いでしょう」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「それを踏まえて、本作の作者も思い直したのですよ。少なくとも父親が(表面上)元気でいる限りは、くよくよ考えるのをよそうと。可能な限り毎日お見舞いに行って、少しでも親子の触れ合いを行って、父親のことを元気づけて、できるだけ長生きしてくれることを願って、後に悔いを残さないように、最後の『親孝行』をしようと」
メリーさん太「……ああ、うん」
ちょい悪令嬢「もちろん、いつ父親の病状が急変してもいいように、様々な『準備』や各方面への『根回し』をしておいて、いざと言う時に慌てないようにしておくべきですけどね」
メリーさん太「確かに、作者があれこれ心配しても、父親の病状に変わりは無いんだから、文字通り『今できることを全力でやっておく』ほうが、後々後悔しないで済むかもな」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、当【座談会】においても、いつもと変わらずレギュラーの、【アニメ談義】を粛々と行って参りますよ!」
メリーさん太「……うんまあ、こう言う『切り替えの速さ』も、うちの作者の美徳の一つだよな」
ちょい悪令嬢「今回の話題は、前回少しだけ触れた、一昨日に購入したばかりの、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』原作ラノベ版の番外編、『ファミリアクロニクル episodeリュ○』についてですわね」
メリーさん太「──アニメじゃ無いじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、これって現在絶賛放映&配信中の、『ダン○ち』アニメ版第5期と、密接に関連しているのですよ?」
メリーさん太「え、そうなの?」
ちょい悪令嬢「この原作小説版のスピンアウトは、作中随一と言っていいほど正義漢が強く潔癖症の、凄腕エルフさんの、リュ○=リオン嬢を主人公に、彼女が最も信頼を置く恩人にして、酒場『豊○の女主人』における同僚でもある、シ○=フローヴァ嬢との絡みを中心とした、全二話構成の【中編集】で、第1話目では、リュ○さんの『弱きを助け強きを挫く』正義感爆発の、『悪徳カジノ潜入事件』を扱っていますが、そこで大いに役に立ったのが、シ○ちゃんの『本当の顔』を万全に利用したコネと権力であり、第2話目では、時代を遡って、古巣の『アス○レア・ファミリア』が瓦解して、文字通りすべてに絶望して生きる気力を無くしていたリュ○さんが、シ○ちゃんに拾われてなし崩し的に『豊○の女主人』で働くようになるとともに、いまだ『賞金首』であった彼女を狙ってやって来た、当時賞金稼ぎだったル○ア=ファウスト嬢と、暗殺者だったク○エ=ロロ嬢が、紆余曲折の末に『豊○の女主人』のメンバーに加わると言う、非常に興味深い内容になっております」
メリーさん太「おお、確かにそれって、リュ○さんやシ○ちゃんはもちろん、『豊○の女主人』のメンバーのことが気になっている人には、必読のやつだな⁉」
ちょい悪令嬢「しかもこれを読むことによって、現在の『ダン○ち』アニメ版第5期に関して、より理解度が深まると同時に、作品における『真実』──特に、リュ○さんとシ○ちゃんの『真の関係性』と言うものに、理解が及ぶようになっております」
メリーさん太「な、何だよ、あの二人の『真の関係性』って?」
ちょい悪令嬢「例の、シ○ちゃんがリュ○さんやア○ニャちゃんの前で、自分の『本性』である『フレ○ヤ様ムーブ』をカマして、二人を絶望のどん底に突き落とすシーンについてなのですが、実はこれって『……何を今更驚く必要が有るんだ?』と言っても過言では無い、毎度お馴染みの【日常シーン】だったりするのです」
メリーさん太「──えええええっ⁉ リュ○さんやア○ニャちゃんどころか、全視聴者を驚愕させた、あの作中最大のターニングポイントが、単なる【日常】に過ぎないだとお⁉」
ちょい悪令嬢「端的に申せば、【アニメ版】を単独で見ていると、本性はあくまでも『フレ○ヤ』様で、『シ○』嬢のほうは演技をしている時だけの『仮の姿』だと、誤認しかねませんが、原作者様である大○藤ノ先生が自らおっしゃっているように、シ○嬢のほうが『すっぴん』ヴァージョンで、それを『厚化粧』で覆って本性を隠しているのが、フレ○ヤ様だったりするのですよ」
メリーさん太「──完全に、『逆』じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「これついては、今回手に入れたのを含めて、各種【スピンアウト】作品を読めば明解で、そもそもシ○ちゃんて別に『フレ○ヤ様の逆張り』的な、純真無垢な小娘なんかじゃ無く、むしろフレ○ヤ様なんて足元にも及ばないほど『腹黒』の『策謀家』で、『洗脳』や『人心掌握』が巧みで、別に『神』としての力や『魅惑』の力なんか使わずとも、英雄の都『オラ○オ』を、表舞台か裏社会かを問わず、すべて牛耳ることなんて朝飯前だったりするのです☆」
(※次回に続きます)