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2009/2222

第2009話、わたくし、そろそろ今年の『私的覇権アニメ』の選考を開始しますの☆

ちょい悪令嬢「……読者の皆様には散々ご心配をおかけしましたが、本作の作者の風邪のほうはどうやらほぼ快復したようで、昨日は転院後初めて父親の見舞いに行ったそうです」




メリーさん太「──おおっ、そいつは良かったな! 今回結構長引いているようで、心配してたんだぞ?」




ちょい悪令嬢「まあそうは言っても、『薬でごまかしている』ようなものなんですけどね。それでもようやくベッドから抜け出して、溜まりに溜まった洗濯をして、和菓子店でお土産を買って父親の見舞いに行って、帰りには食料品等を買い込んで、久し振りに本格的にお風呂に入ることができましたよ」




メリーさん太「ただでさえクソ寒いのに、風邪が治っていない状態じゃ、外出はもちろん、お風呂に入るなんてもっての外だからな」


ちょい悪令嬢「何よりも、『やる気』が出たのが良かったですわね。これで小説執筆に弾みがつけばいいのですが……」


メリーさん太「そういや、あれ程転院すること自体を心配していたのに、見舞いに行ったのは初めてだったのか? それで、作者の父親の様子はどうだった?」




ちょい悪令嬢「以前も申しましたように、転院直前までは確かに『快復基調』で、拙いながらもどうにかコミュニケーションはとれていたんですが、今回の面会時においては、以前のような元気は無く、何か必死に訴えかけてくるものの、イマイチ要領を得ず、筆談しようと思っても、文字すらもほとんど書けないと言う、文字通り『末期的な痴呆状態』となっていました」




メリーさん太「……あー、仕方ないこととはいえ、やはり今回の転院は、悪いほうに作用してしまったかあ」


ちょい悪令嬢「まあそれでも、面会時に眠りっぱなしだったりして、まったくコミュニケーションがとれていないわけでは無く、まだまだ『最悪の状態』でも無いし、転院前の病院同様に、作者が毎日見舞いに行ってコンタクトをとり続けて、何とか改善を試みようと思っているそうです」


メリーさん太「根気の要る話だな? それで親父さんが持ち直せばいいんだけどな」


ちょい悪令嬢「……ただ、最大の懸案事項である『食欲』と、それに関連する『嚥下能力の低下』についてですが、転院後ますます悪化しているようですので、本日本作の作者を始めとする親族等の関係者を全員集めて、病院において主治医の先生から、今後の『治療指針』について重要な話が有るそうです」


メリーさん太「──うわっ、何か嫌な予感がするな⁉」




ちょい悪令嬢「本作の作者自身現在戦々恐々としているところですが、『取り越し苦労』ばかりしていても仕方ありません、父親の病状に関してはこのくらいにしておいて、そろそろ【本題】に入ることにいたしましょう!」




メリーさん太「……【本題】って、毎度お馴染みの【アニメ談義】か? 『そろそろ』と言えば今期秋アニメも各作品共大詰めを迎えているから、ついに【私的覇権作】を絞り込むとか?」


ちょい悪令嬢「今期についてはすでに、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』第5期か、『わん○り』こと『わんだふるぷりき○あ!』のどちらかに絞り込まれており、現在頭を悩ませているのは、本作の作者にとっての【年間私的覇権作】をどうするかですよ」


メリーさん太「ああ、もうそんな時期になっていたっけ?」




ちょい悪令嬢「去年は、『MyG○』こと『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の一択ですんなり決まったのですが、今年に関しては、『断トツ』の作品が複数有って選ぶのに困ると言うよりは、『これといった作品が見当たらない』ので困っているんですよねえ……」




メリーさん太「『MyG○』に関しては、現在もなお国際的に評価が高くて、十年に一作出るか出ないかくらいの、超傑作だったからな」


ちょい悪令嬢「それに比べて今年は、そもそも各期ごとの『私的覇権作』を選出するのに困るくらい、『不作』とは言わないまでも、誰もが認める『抜きん出た作品』が無かったですしねえ」


メリーさん太「やはり『予想だにしなかった超傑作作品』て、『MyG○』のように、原作無しの『オリアニ』作品になると思うけど、そうなるとやはり様々な意味で巷の話題をさらった『勇気爆発バーンブ○イバーン』あたりかなあ?」


ちょい悪令嬢「……うう〜ん、あれは昨年の『水○の魔女』同様に、ネット上の『バズり優先』作品なので、リアタイでは盛り上がりますが、放映終了後にはまったくと言っていいほど、話題に挙げられなくなりましたからねえ。『MyG○』のように『殿堂入り』とはいかないのでは?」


メリーさん太「だったら、原作付きとはいえ、今年一番の期待作であった『響け!ユーフ○ニアム』の最終章か、本作の作者自身高評価の、『杖と剣のウィスト○ア』や『AT○I』や『推○の子』第2期あたりは、どうなんだ?」




ちょい悪令嬢「『ユーフ○』に関しては、もはや言うまでも無く、たとえ原作者様御自身の意向であったとしても、あの『原作改変』はどうしても受け容れられず、『杖と剣のウィスト○ア』に関しては、今のところ『今後に期待』と言った感じだし、『AT○I』に関しては、単発で完結したのは好感度高いですけど、その分『こじんまりした感じ』が否めないし、『推○の子』に関しては、もはや原作のほうが意味不明な終わり方をしたせいで、アニメ版自体どうでもいいようになってしまいましたからね」




メリーさん太「な、なるほど」


ちょい悪令嬢「正直申しますと、【年間覇権】についても、今期秋アニメの【最終的覇権候補作】である、『ダン○ち』と『わん○り』のどちらかに決まる可能性が、非常に高いかと思いますよ?」


メリーさん太「『わん○り』はともかく、『ダン○ち』がか? あっちは単に『原作モノ』と言うだけで無く、既にボロボロになるまで読み込んでいるんだから、本作の作者にとってはどんなオチになるかは先刻ご承知で、大して面白くないのでは?」




ちょい悪令嬢「先刻承知だからこそ、アニメでの料理次第では、『感動また感動☆超感動』になりかねないので、むちゃくちゃ期待できるのですよ!」




メリーさん太「──そんなに凄いのか、今回の【豊○の女神篇】て⁉」




ちょい悪令嬢「他人に愛を与えるばかりだった『愛と豊穣の女神』様が、己自身愛に狂って『魔女』になりかけた際に、まさに『愛の呪縛』から解放してやって、もはや女神でも何でも無くなると言った形で、『救われる物語』なのですからね! ラストの『花畑にたどり着く』シーンは、涙無しには見られませんよ!」




メリーさん太「……今回のヒロインが、『愛』を成就すること無く、『救われる』って、斬新な『負けヒロイン物語』も有ったものだな?」




ちょい悪令嬢「よって本作の作者としては、今期秋アニメにおいてはもちろん、今年のすべてのアニメにおいても、【私的覇権作】と認めるのもやぶさかでは無いのですが、それだと意外性もへったくれも無いので、『オリアニ』作品──特に、今期秋アニメの『わん○り』と『まほ○れ』こと『魔法使いになれなかった女○子の話』に、期待せざるを得ないのですよ」


メリーさん太「そういや、丁度今『わん○り』の全話無料再配信を、『ア○マTV』様でやっているんだっけ?」


ちょい悪令嬢「『Tv○r』様では、【傑作選】が無料配信されておりますね」


メリーさん太「だったら、本放送で見逃していた、初期の『ユ○ちゃんのほむ○むムーブ』を視聴できるじゃ無いかw」


ちょい悪令嬢「あ、それについては、既に視聴済みです」


メリーさん太「──いつになく、行動が早いな⁉ まあ、気持ちはわかるけどッ!」




ちょい悪令嬢「ユ○ちゃんの初めての変身シーンは、むちゃくちゃカッコよかったですよ! これは一見の価値が有りますので、まだ未視聴の方は現在の無料再配信の機会を逃さずに、是非ご覧になってください!」




メリーさん太「『わん○り』は、最新話のト○メ君に対する『救済』シーンも良かったからな。これは最終話に向けて、大いに期待が高まるぜ!」




ちょい悪令嬢「……問題は『まほ○れ』のほうですが、これはもう『逆転』の目は無いんじゃ無いですかあ?」


メリーさん太「──諦めるなよ⁉ そこで『試合終了』しちゃうぞ⁉」


ちょい悪令嬢「まあとにかく、『まほ○れ』については、今期冬アニメとしてはともかく、【年間私的覇権作】にはなりようは有りませんわね」


メリーさん太「……だとしたら、本命は『ダン○ち』で、対抗馬としては『わん○り』か『ブ○イバーン』か『AT○I』と言ったところか? 去年と比べたら、イマイチ盛り上がらないよな」




ちょい悪令嬢「──だったらいっそのこと、今から『来年』に賭けましょう! 何とすでに来年の『年間覇権作』の呼び声も高い、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の、テロップ無し『OP』が発表されましたよ!」




メリーさん太「『Ave Muj○ca』と言えば、『MyG○』の正統なる【続編】じゃねえか⁉ そりゃあ【年間覇権作】の期待も高まるってもんだよな⁉」




ちょい悪令嬢「しかも当の『OP』が、トンデモない内容になっていて、前作の『MyG○』においては、無口無表情でつくりものの『超絶美少女人形』そのものだった、『若葉む○み』ちゃんが、狂気に満ちた歪んだ笑顔でギターをかき鳴らしていたりします☆」




メリーさん太「──何ソノ、OPからいきなりの『キャラ崩壊』は⁉」




ちょい悪令嬢「いやいや、これぞ本作の作者の大好物の『ぶち壊し』であって、むしろ大歓迎ですよ。──そう言った意味では、来年のアニメに関しては、初っ端の1月の冬アニメからして、大いに期待できますわね♡」

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