第2002話、わたくし、今期秋アニメが不作過ぎて異世界のやつらが相手にならないのですの⁉
ちょい悪令嬢「──前回冒頭でお伝えした、本作の作者の父親の『緩和ケア』の状況ですが、どうやら作者の見立て通りに、『回復傾向』にあるそうです!」
メリーさん太「ホントかよ? それはめでたい!」
ちょい悪令嬢「前回執筆時点においてですら、これまでに無く元気になって、自分のほうから積極的に話しかけてきて、びっくりするとともに喜んだのですが、あくまでもうちの作者の『素人判断』なので、ぬか喜びにならぬよう慎重を期そうと思っていたら、次の日たまたまリハビリの先生が指導を行っている時に面会に赴いたところ、プロの見立てでも『かなり調子がいい』とのことでした!」
メリーさん太「おおっ、そいつは良かったな⁉」
ちょい悪令嬢「作者自身(その流れで)、リハビリのお手伝いをしたのですが、処置をしながら先生に具体的なお話をうかがうと、『今、ベッドの脇に座らせる訓練を行っているけど、寝ている時は血圧は正常な100以上を示すが、起こして十分以上座らせていると、たちまち血圧が70以下になってしまうので、車椅子に乗せることもできず、ベッドから別の場所に移動すらできず、退院なんて夢のまた夢』と言うことだったのですが、最近は十分程度座らせていても、血圧が下がりにくくなり、一昨日の作者が立ち会った日には、15分間続けて座らせていても、何と血圧が100を下回らず、ずっと安定していたのです!」
メリーさん太「──なるほど! 血圧の『数値』によって具体的に、『回復傾向』であることが実証されたわけか⁉ 素人にもわかりやすいな!」
ちょい悪令嬢「しかも本作の作者の見立て通りに、先生の目からも、最近父親は元気を取り戻し、積極的に会話をしようとしているとのことでした!」
メリーさん太「それ本当に、【余命半年】の重病人かあ?」
ちょい悪令嬢「『嬉しい誤算』とか『奇跡が起こった』とかのパターンだったら、いいですよね♡」
メリーさん太「……まあ、作者の父親の病状については、一安心てことで、そろそろ本作のほうも【本題】に入るべきじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「あ、はい、本作の本題と言えば【アニメ談義】ですけど、『今期秋アニメ』も各作品共終盤戦に突入したので、そろそろ本作の作者の【私的覇権作候補】を、絞り込みたいところなんですが、」
メリーさん太「『ですが』?」
ちょい悪令嬢「以前から『不作』と言われておりましたが、この期に及んで、『これは』と言った作品が、一つも無いのですよ」
メリーさん太「──えええええええええええ! そんな馬鹿な⁉」
ちょい悪令嬢「だって仕方ないでしょ? 一応今期において『全話視聴』しているのは、せいぜい六本ほどしか無くて、『キャラ萌え』目的で惰性で見ている『シ○ニアニ』と『スパ○タ』は論外として、結構気に入っていた『リゼ○』は分割2クールだから判断できないし、『わんだふるぷりき○あ!』は逆に、これまでの一年間のうち、最初のほうは見所たっぷりだったけど、最近はそれ程面白くないし、何よりも『先が見えている』し」
メリーさん太「……『先が見えている』、だと?」
ちょい悪令嬢「どうせ、古文書に記されていた『ガ○様のかつての人間の親友』が、アニ○タウンの町長さんの御先祖様で、『ガ○との友情物語』は子々孫々伝えられていて、町長の一族の家訓が『すべての動物との普遍の友愛』だったりして、人と動物が真に仲良くふれ合える『アニ○タウン』を創ったのも、結局人と狼とで争い合うことになったかつての歴史を反省し、ガ○がいまわの際に御先祖と約束した、『人とすべての動物が仲良く暮らせる楽園』の実現を、見事に果たしたことを告げることによって、ガ○の人間に対する憎悪を始めとするすべての未練が解消されて、満足そうに成仏するってオチでしょうよ★」
メリーさん太「──ガチで有り得そうな、『ネタバレ』をするんじゃ無いよ⁉」
ちょい悪令嬢「更には今期唯一のオリアニ枠の覇権候補の『まほ○れ』こと『魔法使いになれなかった女○子の話』ですら、この終盤に至っても全然面白くならず、せっかくロリ可愛いミ○ミ先生が敵側に囚われたと言うのに、あんなこんなな『素敵☆拷問』もしないなんて、もっと視聴者のニーズに応える努力をしたらあ?」
メリーさん太「──そんな歪んだニーズを持っているのは、あんただけだよ⁉」
ちょい悪令嬢「それで結局残ったのは、放映以前より『本命中の本命』であった、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の、アニメ版第5期なのでございます」
メリーさん太「──ああ、そうか、それが有ったか! だったら構わないじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「……それが以前お伝えした通り、この5期については、内容が非常に濃いこともあり、変則的に全15話も有って、最終話が来期冬アニメの期間に重なってしまって、今期中には終了しないのですよ」
メリーさん太「と言うことは、今期秋アニメの原則的な終了時点である、『今年中』には結果が出ないわけか?」
ちょい悪令嬢「前回詳細にお伝えした通り、現時点においては『ダン○ち』5期こそが、他の緒作品を遙かに凌駕しての、本作の作者の【私的覇権作】の最有力候補ですからね。たとえ『まほ○れ』や『わん○り』が、これまでの評価を覆すほどの有終の美を飾ったところで、すべての判定は来年にずれ込んでの、『ダン○ち』の最終話を待たねばならないわけです」
メリーさん太「……だったらさあ、もうこの時点で『ダン○ち』の【覇権決定】で、いいんじゃないのか? 他の候補作もこの終盤に来ての体たらくじゃ、とても『有終の美』なんて飾りようも無いし。それに既に読破済みの【原作小説版】においては、『ダン○ち』はこれ以降更にうなぎ上りに盛り上がるんだろ?」
ちょい悪令嬢「私も一度はそう思いましたが、『ダン○ち』には重大な『懸念材料』が有るのです」
メリーさん太「な、何だよ、あれ程の『神回』を見せてくれた、『ダン○ち』の『懸念材料』て」
ちょい悪令嬢「まさにその『神回』を見せるために、『前の週』はどうなりましたっけ?」
メリーさん太「──ッ! 『万策』からの、その穴埋めとしての、【番外OVA】作品の使いまわしッ⁉」
ちょい悪令嬢「これ以降に予定されている【第3パート】こそは、何よりも作画コストがかかる、超本格的な【バトルシーン】がてんこ盛りなのです。またもや『万策尽きて』、最終話が延期されてしまえば、目も当てられませんよ」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「もちろんこれは考えられ得る限り、『最悪の予想』ですが、絶対に有り得ないとは言えませんからね。けしてそうならないように、アニメ版制作スタッフの皆様のご健闘を祈るばかりでございます☆」
メリーさん太「……メインヒロインの某『紐神様』の中の人も、『い○りちゃん』だしな♫」
ちょい悪令嬢「──全然面白くねえんだよ、この『ドヤ都市伝説』がッ⁉」
メリーさん太「酷っ、そこまで言わなくてもいいじゃないか⁉(涙目で)」
ちょい悪令嬢「──字数が余ったので、ここでいきなり【お知らせ】です! 『ダン○ち』5期や、それを大々的にフィーチャーしている本作をご覧になることで、今回のメインヒロインのシ○=フローヴァ嬢に興味を覚えられた方は、番組の公式サイトをチェックしてみてください! 何と『シ○ちゃんの深掘りコーナー』と銘打って、キャラクターとしての徹底解剖と、特に印象的なアニメ版のシーンをショートムービー化して収録しておりますよ☆」
メリーさん太「本作の作者お気に入りの、『シ○ちゃんがベ○君を膝枕して励ます』シーンも収録されていて、いちいち本編を見直さなくていいから、非常に助かるよな♡」