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2001/2222

第2001話、わたくし、『2○○1年宇宙の旅』に出発ですの☆

ちょい悪令嬢「──前回、本作の【連載2000回達成】を祝したと言うことは、当然今回は【連載2001話達成】でございますよ!」




メリーさん太「……何を当たり前のことを言っているんだ? 『2001回』だからって、どうしたと言うんだ?」




ちょい悪令嬢「『2001』と言えば、決まっているでは無いですか!」


メリーさん太「はあ?」


ちょい悪令嬢「『宇宙の旅』ですよ! 『2○○1年宇宙の旅』!」


メリーさん太「……また、古いネタを持ってきたな?」


ちょい悪令嬢「これにはちゃんと、理由が有るんです」


メリーさん太「何だと?」




ちょい悪令嬢「実家で要介護対象の作者の父親と暮らし始めた頃から、ずっと繰り返し聞かされ続けていたのですよ、『……別に死ぬのは怖くないし、おまえも悲しむことは無い。ただ単に、別の宇宙に旅立つだけだ。きっとそこには、お母さんやすでに亡くなった親しい人たちが、俺のことを待っているよ』って」




メリーさん太「──前回に続いて、『しみじみ』となってしまう話はよせ⁉ あたしこれでも、涙腺の弱い『都市伝説』だから、いい加減にしないと大泣きするぞ!」




ちょい悪令嬢「ああ、その点なら、大丈夫です!」


メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「この作品を執筆していた一昨日に、作者がいつものように隣町の病院に面会に行くと、父親はすこぶる元気で、久方振りに会話も弾んだそうです」


メリーさん太「え、緩和ケア(※いわゆる『終末医療』のこと)専門の施設に、転院させることが決定したくらい、重篤な状態じゃ無かったの?」


ちょい悪令嬢「まあ、あくまでも素人である本作の作者の所感ですが、とても【余命半年】の老人とは思えず、むしろ実家で在宅介護をしていた時よりも元気になっていて、これはリハビリの成果次第では、再び家に戻ってくる可能性も無きにしも非ずと言った感じでございました」


メリーさん太「ほう、そいつは良かったな⁉」




ちょい悪令嬢「──と言うわけで、今回は久し振りに明るく前向きに、【アニメ談義】としゃれ込みますよ!」




メリーさん太「前回【連載2000話達成】の記念回をやったばかりと言うのに、もういつものパターンに戻るのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「連載2000話を達成したからって、いつまでも浮かれてはおれませんよ! こんなものあくまでも『通過点』に過ぎず、本作は常に未来に向けて走り続けているのですからね!」


メリーさん太「……なに、無駄にかっこいいことを言っているんだ? それで、今回は何について語るつもりなんだ?」


ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の、アニメ版第5期最新話についてですよ!」


メリーさん太「──最近、そればっかりだな⁉」


ちょい悪令嬢「おや、お忘れですか?」


メリーさん太「……『お忘れ』って、一体何をだよ?」




ちょい悪令嬢「今回の『ダン○ち』5期については、途中のターニングポイントが2箇所あり、最初のは既に第4話のラストで披露されましたが、2回目のやつこそが、今回の第9話に当たるのですよ☆」




メリーさん太「──ああ、そういえば、最初のやつが、『ベ○君に失恋したシ○ちゃんが、激しい雨にびしょ濡れになりながら、その「本性」を現す』衝撃のシーンで、2回目のやつが、『某メインキャラが、その真の力を発揮して、現在の状況を完全に覆す』ってやつだっけ⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、まさにその『某メインキャラ』と言うのが、ベ○君にとっての唯一無二の『主神かみさま』、ヘステ○ア様だったのです!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「いやあ、永遠の『モブキャラ』とか、ベ○君の恋愛模様における『かませ犬』とか、呼ばれていた彼女に、よもやこんなこの上なき『見せ場』が用意されていたなんて、想像だにできませんでしたよ」


メリーさん太「……『永遠のモブキャラ』とか『かませ犬』とか言っているのは、あんただけとは思うけど、確かにここに来ていきなり、『メインヒロイン』級の『見せ場』を与えられたものだな」


ちょい悪令嬢「まあ今までは、得意の『人情面』とか、『肉体労働』とか言った、とても神様と思えない方法で、自分のファミリアの『主神』としての役目を果たしてきましたしね。こういった本来の『神意』を発揮するシーンに至って、この上なき『カタルシス』を実現すると言うのが、初期段階から決められていた『演出技法しかけ』と言うものでは無いでしょうか?」


メリーさん太「……う、うん、確かにこれは彼女にとって、『一世一代の大勝負』であるのに間違い無いと思うけど、そうすると、むちゃくちゃヤバいのでは?」


ちょい悪令嬢「え、何で? その結果、とりあえずベ○君を救出できて、『オラ○オ』の全住民も正気に返らせたんだから、名実共に、ヘステ○ア様の大勝利なのでは?」




メリーさん太「『名実共に』と言うのなら、この『神としての御業』こそ、彼女にとっての名実共に『唯一絶対の切り札』だろ? そんな切り札を切ってしまった今、もはやこれ以降、彼女には『見せ場』は残されていないのでは?」




ちょい悪令嬢「──言われてみれば、確かにッ⁉」




メリーさん太「おいおいおい、主神様ってば早くも、『メインヒロインレース』脱落かよ?」


ちょい悪令嬢「──大丈夫です! 今回のアニメ版第5期におけるメインヒロインは、あくまでもフレ○ヤ様であり、シ○ちゃんなのですから!」


メリーさん太「それって、全然大丈夫じゃ無いよ! ヘステ○ア様の渾身の『奇跡』すらも、単なるストーリー上の『カンフル剤』扱いしているだけじゃん⁉ ──い○りちゃん、あんなに熱演していたのにッ!」


ちょい悪令嬢「(無視スルー)それが証拠に、今回の第9話においては、フレ○ヤ様と、彼女と精神的に繋がることによって、『シ○』ちゃんの代弁を行ったヘ○ンさんの描写が、むちゃくちゃ手が込んでいて、微に入り細に穿ちその感情を的確に表現していて、超見物でしたわ!」


メリーさん太「……確かに、いつものバトルシーンのような、派手なアクションは無いものの、細かい『演出』がこれでもかって施されていて、見ていてむちゃくちゃ感情移入したよな」


ちょい悪令嬢「ヘ○ンさんが、フレ○ヤ様やシ○ちゃんの想いを代弁するとともに、文字通り思い余って自分自身のベ○君に対する秘めた熱情を吐露するシーンなんて、間違いなく今回の第5期のクライマックスの一つでしょう!」


メリーさん太「フレ○ヤ様が、ベ○君のむちゃくちゃなゴリ押し理論で追いつめられていくシーンも、めっちゃ良かったな。基本的に怒りと羞恥で顔を真っ赤にするんだけど、唯一『──あなたの僕に対する告白の言葉は、演技でも嘘でも無かった! 僕にはわかる、あれはあなたの真意だった!』と言う箇所のみは、まさに怒りと羞恥とともに、『──私の本当の想いをわかってくれていた!』と言う、『嬉しさ』が混じっているのを見て取れたことについては、演出作画共に、制作スタッフの皆様は、最高のお仕事をなされましたよ!」


ちょい悪令嬢「何せ、このアニメ版の『シリーズ構成』には、原作者の大○藤ノ先生御自らが関わっておられますからね」


メリーさん太「なるほど、作品の隅々までに、原作者様の意向が行き届いているのか。あのフレ○ヤ様とヘ○ンさんの最高の見せ場が、あんなにも『原作以上に』理想的に素晴らしかったのにも、納得だぜ!」




ちょい悪令嬢「──とまあ、こんなふうに、『ダン○ち』アニメ版第5期は、常に超然とした『恋愛の女神様』が、たかが人間の少年に惚れ込んでしまったために、ただの『恋する乙女』として暴走して、物語世界そのものを大混乱に陥らせてしまうと言う、『ギャップ萌え』全開の『激ヤバラブコメ(?)』ですので、ご興味のある方は今からでも遅くありませんので、是非一度ご視聴なさってみてください♡」

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