第1962話、わたくし、いきなり『ラスボス』が現れて『プリキ○ア』とほのぼの触れ合って、びっくり仰天ですの⁉【前編】
ちょい悪令嬢「──最近は少々堅苦しい【政治談義】が続きましたので、今回は心機一転、当【座談会】の本来の路線に戻って、【アニメ談義】を行いますよ☆」
メリーさん太「いやいやいやいや! 忘れないで! 本作は【政治談義】では無いのはもちろん、【アニメ談義】でも無く、【悪役令嬢モノ】だと言うことを!」
ちょい悪令嬢「……う〜ん、そうは申しましても、今期秋アニメの『悪役令嬢』作品は、どれも『今一つ』なんですよねえ〜。代表作とも言うべき『歴○に残る悪女になるぞ』も、結局は最大の『攻略対象』の王子様と『相思相愛』になると言う、芸の無さだし」
メリーさん太「──何でもかんでも『アニメ』に結びつけるなよ⁉ あんた自分がこの作品の主人公で、れっきとした『悪役令嬢』であることを、忘れてしまったのか⁉」
ちょい悪令嬢「ぎくうッ⁉……………………い、いや、そんなことはありませんわ! 私は常日頃から、『悪役令嬢』としての研鑽に勤しんでおりますもの!」
メリーさん太「何だよ、『悪役令嬢の研鑽』て?」
ちょい悪令嬢「今期秋アニメにおいては何と言っても、『魔法使い○なれなかった女の子の話』のユ○=エーデル嬢ですわね! 本人無自覚で折に触れては『悪役令嬢ムーブ』する姿が、堪らんとですたい! 新たなる『愛され悪役令嬢』像として、非常に勉強になりますわ♡」
メリーさん太「──結局、アニメの話かよ⁉」
ちょい悪令嬢「『悪役令嬢』としても、常に最新の『トレンド』を把握しておくべきであり、その点毎シーズンのごとく『悪役令嬢』作品を放映&配信してくださるアニメ作品は、けして見逃すことができないのですよ!」
メリーさん太「……こ、こいつ、作者の『(父親の介護等のためにやむにやまれぬ)手抜き企画』である、【アニメ談義】に対して、今更もっともらしい理由をこじつけようとしやがって⁉ ホントに、こんなことばかりやっていて、ちゃんとそれなりの『成果』は有るんだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「もちろん有りますわ! それこそが今回のテーマである、『こちらの予想を裏切り、期待以上の展開を見せてくれた、神アニメ♡』ですもの!」
メリーさん太「……へ? 何だよその、『予想は裏切るけど、期待は裏切らない』そのまんまなやつは?」
ちょい悪令嬢「毎度お馴染み、『わんだふるぷりき○あ!』でございます♫」
メリーさん太「──またそれかよ⁉ 今や本作の作者ってば、完全な『大きなお友だち』状態だな! そのうちあたしたちのことを、『幼女先輩』とか呼び出すんじゃないのか⁉」
ちょい悪令嬢「いやいや、もはや『プリキ○ア』シリーズは、単に女児向けに留まらず、あなたの言う『大きなお友だち』も明確にターゲットにしていて、それは今回の『わんだふるぷりき○あ!』に顕著に表れていたでは無いですか?」
メリーさん太「……それって、うちの作者のような、『ま○マギファン』の狙い撃ちのことか?」
ちょい悪令嬢「何せ、史上初の『猫のプリキ○ア』が、主人公のこ○ぎちゃんのような『天然ボケの犬畜生キャラ』なんかでは無く、まさに『ま○マギ』のほむ○むそのままに、飼い主のま○ちゃんに対して『過保護百合ムーブ』をぶちかますのみならず、ま○ちゃんのお母様の『中の人』が、まさにそのほむ○むの『中の人』ですからね。これで『狙っていない』なんて、嘘でしょう☆」
メリーさん太「こら、どさくさに紛れて、こ○ぎちゃんをディスり倒すんじゃねえよ?」
ちょい悪令嬢「それでですねえ、まさにこの『ワンコロ野郎』が、最新話でとんでもないことをしでかしやがったのですわ」
メリーさん太「──あんたこ○ぎちゃんに、何か恨みでも有るのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「と言うのも、時期的に、作品の舞台の『アニ○タウン』も、町を挙げての『ハロウィンパーティ』を開催したのです!」
メリーさん太「……ハロウィンと言えば『仮装』であり、定番は『カボチャ頭』や『吸血鬼』等のモンスターコスプレだけど、もしかしてこ○ぎちゃんを始めとしたプリキ○アたちが、全員『モン娘』になったんじゃ無いだろうな⁉(ワク♡ワク)」
ちょい悪令嬢「……何言っているんですか、『アニ○』タウンでの仮装パーティですよ? 人間は全員、『動物のコスプレ』をするに決まっているでしょうが?」
メリーさん太「何だ、そういうことか…………………いや、ちょっと待てよ⁉」
ちょい悪令嬢「おや、気づかれましたか?(大きな羽扇を持ちながら)」
メリーさん太「アニ○タウンの住民が動物のコスプレをするとか言ったけど、ようく考えてみれば、その中には二名(匹?)ほど、本物の『動物』が紛れ込んでるじゃんか⁉ まさかそいつらまで、しれっとコスプレしているんじゃ無いだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「安心してください! いくら何でも、動物が動物にコスプレなんかしませんよ!」
メリーさん太「そ、そうだよな⁉」
ちょい悪令嬢「ちなみに猫○敷家の女性陣は、ま○ちゃんのお母さんからペットのユ○ちゃんに至るまで、某『紫色のガチレズ魔法少女』のコスプレでした! ハロウィンらしくていいですね☆」
メリーさん太「──すぐバレるような、雑な嘘をつくんじゃないよ⁉ 本当のところはどうだったんだ⁉」
ちょい悪令嬢「……えーと確か、『猫』そのものと言うよりも、『ネコミミ美少女』と言った感じでしたっけねえ?」
メリーさん太「何であやふやなんだよ⁉ うちの作者って、『猫組』のファンじゃ無かったっけ?」
ちょい悪令嬢「──それだけ、こ○ぎちゃんのコスプレ(?)が、凄かったんですよ!」
メリーさん太「ふん、どうせあの『天然犬畜生』のことだから、ガチで『犬のコスプレ』でもして、笑いを取ろうとしたんだろ?」
ちょい悪令嬢「あんたもこ○ぎちゃんのこと、ディスっているじゃんか⁉ それに『犬』なんかじゃ有りませんよ! むしろ無難に『犬』にしてくれたほうが、どんなに良かったものか……」
メリーさん太「え、あの子、一体『何』のコスプレをしたわけ⁉」
ちょい悪令嬢「『狼』、ですわ」
メリーさん太「──考え得る限り、最悪の答え、キタコレ!」
ちょい悪令嬢「ぶっちゃけ、『なろう系』で言えば、勇者パーティが立ち寄った田舎町で、たまたま仮装パーティが開かれていて、調子に乗った勇者本人が、現在人類を恐怖のどん底に堕としている、『魔王』のコスプレをするようなものですよね」
メリーさん太「──それって周りは、『阿鼻叫喚の地獄絵図』になるだろ⁉」
ちょい悪令嬢「まあでも、今回の『プリキ○ア』最新作のコンセプトとしては、たとえラスボスの狼とはいえ、『動物は皆友達』と言うことで、明確に『敵』とは捉えておらず、特に同じ『犬科』のこ○ぎちゃんが親近感を覚えても、それ程おかしなことでは無いでしょう」
メリーさん太「『親近感』て?」
ちょい悪令嬢「何か、『ガ○』様一味と出会ったせいか、彼女って『狼』に対して強い憧れを抱いているみたいで、ノリノリでコスプレして、さも嬉しそうに『遠吠え』なんかカマしているのですよッ!」
メリーさん太「──あいつ、今自分たちが『何』と戦っているのか、全然把握していないんじゃねえのか⁉」
ちょい悪令嬢「彼女のうちに秘められた、犬としての『原始の血』が騒ぐのも、無理は無いかと思いますけどね」
メリーさん太「──ああっ、わかった! 今後の展開が、すべてわかった!」
ちょい悪令嬢「と言うと?………………………………おっと、残念ながら、ここで字数が尽きてしまいました! いやあ、残念だなあ〜(棒) 仕方ありません、続きは次回と言うことで☆」
メリーさん太「──また、このパターンかよ⁉」