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第1955話、わたくし、『コードギ○ス』の最新作の無料公開に大興奮ですの☆

ちょい悪令嬢「……一昨日は三日ぶりの『デイサービス』の日だったのですが、またしても死にそうになりました」




メリーさん太「──どうしてだよ⁉ 介護対象の父親を半日ほど施設で預かってもらえるんだから、むしろ楽になるはずだろが⁉」




ちょい悪令嬢「父親がいなくて『解放』されるからこそ、家の外に出て『買い出し』等の雑務を長時間こなさなければならず、むしろいつもよりも『てんてこ舞い』の状況であることは、既にお伝えしたはずでは?」


メリーさん太「──うッ」


ちょい悪令嬢「しかも当日は、父親の薬をもらいに、いつものごとく電動アシスト自転車を駆って、隣町の病院まで往復しましたからね」


メリーさん太「……あれ? あくまでも投薬は、本人を診断した上で処方箋を作成しなければ、与えることができないんじゃ無かったのか?」


ちょい悪令嬢「原則は原則として、実際にはフレキシブルな対応も必要ですよ。もはや車椅子生活を余儀なくされている患者を、診療自体の予定は無いのに、薬の受け取りのためだけに、わざわざ来院させることも無いでしょうが?」


メリーさん太「──ううッ」




ちょい悪令嬢「それにそもそも今回の場合は、最初の診療で処方された最も重要な『褥瘡治療薬』が、次の診療予定日の10月30日まで、とても保ちそうもないほどの少量だったので、訪問看護師さんやヘルパーさんたちから、追加補充するように要求されて、統括責任者であるケアマネジャーさんの勧めも有って、当の病院に打診したところ、快く引き受けてくださったと言う経緯も有ったのですよ」




メリーさん太「……ああ、そういうことだったの? それならまあいいか」




ちょい悪令嬢「それに実を言いますと、現在のところ作者の父親はほとんど手がかからず、デイサービスに行かず家にずっといる日のほうが、余程暇な時間が有って、こうして小説作成等に手を回すことができるのです。忙しくなるのはむしろ、看護師さんやヘルパーさんが、手伝いに来てくださってからですね」




メリーさん太「あ、そうなの? それだったら、作者一人で世話をすればいいじゃん? 週に二回のデイサービスの日がむちゃくちゃ忙しいのは、父親の不在時の買い出しだけでは無く、普段通りに朝晩と二回にもわたって、ヘルパーさんがお手伝いに来られるから、そのための(食事や投薬や清拭等々の)『前準備』をあれこれとしておく必要が有るからだし」


ちょい悪令嬢「逆に言うと、看護師さんやヘルパーさんたちが、おむつの交換等を手際よくやってくださるお陰で、本作の作者の手間が格段に抑えられているので、彼らの手助けは是非とも必要なのですわ」


メリーさん太「──そりゃそうだよな⁉ すまん、本末転倒だった!」




ちょい悪令嬢「まあ、そんなふうに週に二回のデイサービスの日は、心身共にヘトヘトになって、本来なら小説作成どころでは無いのですが、そんな弱音を吐いてばかりはいられません、そろそろ【本題】に入りましょう!」




メリーさん太「おおっ、ついに【本筋メインストーリー】の『かつて失った幼馴染みの女の子を復活させるための、現実の日本とWeb小説のファンタジー異世界との融合』を行うのか⁉ それとも最近アイディアを出したばかりの、『メンバー全員が悪役令嬢のガールズバンド』や『悪役令嬢になれなかった女の子の話。』を、本格的に始動させるのか⁉」




ちょい悪令嬢「──何それ、面白そう! 誰かWeb小説にしてくれないかしら⁉」


メリーさん太「──『おまえが作者ママになるんだよ』!」




ちょい悪令嬢「いえいえ、それはあくまでもこの『わたくし、悪役令嬢ですの!』と言う作品自体にとっての【本筋】であって、当【座談会】にとっての【本題】とは、当然『アニメ談義』では無いですか?」







メリーさん太「………………………………主人公のあんたがそれでいいのなら、もういいよ」







ちょい悪令嬢「──何ソノ、すべてを諦めきったような、光をまったく失った瞳は⁉ 捨てられた人形でもあるまいし⁉」


メリーさん太「──元々あたしは、『捨てられた人形』が都市伝説になった存在なんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「それはともかくとして、早速【本題】に入りましょう! 何せ今回は、読者の皆様に至急お伝えしなければならない、『超ビッグニュース』がございますからね☆」




メリーさん太「……至急の『超ビッグニュース』、だと?」




ちょい悪令嬢「何と劇場公開もされた、『コードギ○ス』シリーズ(今後10年間の出発点的)最新作の『奪還のロ○』が、期間限定で第1話と第2話の無料公開が実施されているのです!」




メリーさん太「──おおっ! それって、メインヒロインの子が、巧みな変装術によって、(女の姿だけでは無く男の姿の際においても⁉)無自覚に『父親の敵』を篭絡して、大混乱に陥らせると言う、ラブコメ作品か⁉」




ちょい悪令嬢「……確かにそれで間違いでは無いでしょうが、読者の皆様に対して、何の説明にもなっていませんよね?」


メリーさん太「とにかく話題の新作を、期間限定とはいえ無料公開してくださるとは、太っ腹だな⁉」


ちょい悪令嬢「ええ、まさしく何かと『話題』の作品なので、この機会を見逃すこと無く、是非とも視聴いたしましょう!」




メリーさん太「……でもよお、『神聖ブリタ○ア帝国』の残党が、またしても日本(の一部)を支配して、日本人を『イレ○ン』と称して虐待するってえのも、芸が無いと思わないか?」




ちょい悪令嬢「──うぐぅッ⁉」




メリーさん太「たぶん、たぶんだよ? 今回初めて『奪還のロ○』を見た、旧来の『コードギ○ス』ファンのほぼ全員が、同じ感想をいだいたと思うんだけど?」


ちょい悪令嬢「とはいえ、予測不可能な突拍子も無い話にしてもアレだし、また新しい敵勢力を出してもうんざりだし、安易に【過去編】とかやって『……あの憎まれキャラにも、悲しき過去がッ!』とかやられても今更だし、これが一番無難なパターンなのでは?」


メリーさん太「……たとえそうでも、ストーリー的に前例踏襲するのなら、例えば主人公等各主要キャラに、これまでに無い魅力が有ったりしないと、話にならないよな?」


ちょい悪令嬢「──その点は、大丈夫です!」


メリーさん太「ほう?」




ちょい悪令嬢「主人公は超絶美少年で、相棒が『全力で☆お兄ちゃん』ですからね!」




メリーさん太「──『呪術○戦』かよ⁉」




ちょい悪令嬢「くくくくく、そう思うでしょ? そこが一味、違うんだよなあ」


メリーさん太「……何だと?」




ちょい悪令嬢「『ネタバレ』になるから詳しくは言えませんが、主人公が文字通り『魅惑の』美少年であることも、相棒が『全力で☆お兄ちゃん』なブラコン野郎であることも、最後の最後で、アッと驚く『大どんでん返し』が待ち構えておりますからね!」




メリーさん太「──うちの作者ってば、そう言うのが大好きだよな⁉ 『ダン○ち』アニメ版第五章かよ⁉」




ちょい悪令嬢「もちろん、『コードギ○ス』ならではの面白さも、満載ですわよ!」


メリーさん太「何だよ、『ギ○スならではの面白さ』って? 肝心の『ロボットバトル』のほうは、少しはマシになったのか?」


ちょい悪令嬢「──まるで『コードギ○ス』シリーズのロボットバトルが、イマイチであるかのような言い方はしないでください! 少なくとも今回の『奪還のロ○』においては、超見物ですわよ!」


メリーさん太「だったら、あんたの言う『ギ○スならでは』って、何のことだ?」




ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、『ギ○ス』に決まっているではありませんか?」




メリーさん太「あ」




ちょい悪令嬢「そもそもまさにこの『ギ○ス』こそが、主人公二人の『大どんでん返し』に絡んでくるんだし、何よりも主人公が『ギ○ス』を使えることこそが、作品における最大の焦点ポイントだったりするのですよ」




メリーさん太「──そういや、『ギ○ス』が使えるってことは、これまでのシリーズ中の重要人物の、『関係者』ってことになるわけだよな⁉」




ちょい悪令嬢「まあネタバレスレスレに申せば、『カリオス○ロの城』でヒロインを巡って争奪戦を行っていたら、実は『ル○ン三世こそが、本当に湖の水を飲み干すほどの魔法を使えるお姫様だった』──てな感じの物語なのですよ☆」




メリーさん太「──何ソレ⁉ まったくわけがわからないんですけど⁉」




ちょい悪令嬢「まあ、それについては現在無料公開中の、第1話と第2話を見てのお楽しみと言うことで。──読者の皆様におかれましても、興味がございましたら、11月5日までの期間限定ですので、どうぞお見逃しなく♡」

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