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第1942話、わたくし、今期夏アニメ、ラストスパートですの☆【その8】

メリーさん太「……え、違うの?」




ちょい悪令嬢「もちろん凛○ちゃんは、一度ステージに立てば、輝くような笑顔を振りまいて、誰よりもはつらつとして歌って踊れる、『シ○ニマス』随一の人気者なのでございます!」




メリーさん太「──いきなり『キャラ崩壊』かよ⁉ うちの作者は、それでいいのか⁉」




ちょい悪令嬢「それでいいも何も、本作の作者はむしろ『歌って踊っているコンサート中の凛○ちゃん』を先に知ったのですから、『キャラ崩壊』も何も無いのですよ」


メリーさん太「……そういや、うちの作者はゲームの類いはまったくやっておらず、『シ○ニマス』のアニメ版こと『シ○ニアニ』を見るのも、今回が初めてだったっけ?」




ちょい悪令嬢「そう言う意味では、凛○ちゃんの『別の顔』と言うか、ぶっちゃけ『真の素顔』を見ることができて、良かったですわ。『ニコ○コ動画』様には、心から大感謝です♫」




メリーさん太「ところで、アニメそのものに対する評価のほうは、どうなんだ?」




ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」




メリーさん太「──いや、早く何か言えよ⁉」




ちょい悪令嬢「……それが驚いたことに、『ニコ○コ動画』様の画面上のコメントには、まさしく本作の作者同様に、『ロボ子(杜野凛○ちゃんのこと)だけが、このアニメの癒やしだ』とか、『ロボ子を見るために、このアニメを見ているようなものだ』とか言ったご意見が、多々有ったのですよ♡」




メリーさん太「……うん、『シ○ニアニ』第1期が、熱狂的なファンも見放すほどの『虚無』だと言うのは、一部のアンチによる『ガセ』なんかじゃ無かったようだな」


ちょい悪令嬢「信じられますか? まとめサイトで散々言われたように、毎回EDが『インストゥルメンタル』なのですよ?」


メリーさん太「──『アイドルアニメ』なのにかよ⁉ そこは自分たちの曲を、ちゃんと歌唱付きで流すべきだろうが!」


ちょい悪令嬢「更には、これまたまとめサイトで散々批判の的になったやつなんですけど、第1期の前半部においては、『W○NG』と言うコンクールだかコンサートだかに出場することを目的に、全メンバーが全力でレッスンに励んでいたのですが、肝心のそのコンクールでの『演奏シーン』がまったく無かったりして」


メリーさん太「──『響け!ユーフ○ニアム』第3期かよ⁉ まさか花○十輝先生が、脚本を書いているんじゃ無いだろうな⁉」


ちょい悪令嬢「残念ながら花○先生は、『ラブラ○ブ!』のほうです。……………もっとも、あっちのほうも今期秋アニメにおいて、なぜか主人公がいきなりライバルチームに入って、他のレギュラーメンバーと対決状態になると言う、意味不明な幕開けとなっていますけどねw(※実際に見てみたら結構面白そうだったので、当分視聴継続か?)」


メリーさん太「──そっちもかよ⁉ アニメ制作会社の皆様は、『アイドルアニメ』をまともに作る気が無いのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、本作の作者としては、凛○ちゃんをアニメにしてくださっただけでも、感謝感激雨あられですので♡」


メリーさん太「──こういった、度を越した『推し活ファン』が甘やかすから、アイドルアニメ自体が、どんどんダメになってしまうんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「前期夏アニメには該当しない(※ただし第2期は今期秋アニメとして絶賛放映&配信中♡)『シ○ニアニ』の話はこの辺にして、次は本作の作者による、前期作品の『私的覇権作』の最終選考の続きと参りましょう!」




メリーさん太「──と言うことは、また一つ最終回を迎えた作品が有ったわけか?」




ちょい悪令嬢「それも【裏本命】とも呼ぶべき、【推○の子】の第2期でございます!」




メリーさん太「ああ、そういやあれって、一回『総集編』を挟んでしまったから、日曜の午後7時と言う、変則的な時間に最終回を放映したんだっけ?」


ちょい悪令嬢「……これに関しては、危惧したことが現実となり、あまり芳しくない幕切れとなってしまいましたの」


メリーさん太「──え、【推○の子】最終回って、そんなに悪かったの⁉」


ちょい悪令嬢「『最終回』自体がどうのと言うよりも、より完璧な幕切れとしてふさわしかった、前回で終わっておけば良かったのですよ」


メリーさん太「──まあた、そのパターンかよ⁉」




ちょい悪令嬢「だって、以前も申したではないですか、【推○の子】第2期は、クライマックスにおいて非常に『衝撃的』シーンになるって。つまりそれこそが、ルビ○ちゃんが心から再会を熱望していた、かつての担当医のゴロ○先生の『白骨死体』と、絶望の再会を果たしたことですが、ここで終わっておけば良かったのです」




メリーさん太「──ええーっ⁉ 確かにインパクトは大きいけど、少々『尻切れトンボ』じゃ無いの?」


ちょい悪令嬢「いえいえ、この回の『アニオリ』シーンとして、病院の屋上を舞台にした、ゴロ○先生とルビ○ちゃんの前世の『さ○なちゃん』とのふれ合いのシーンが有ったのですが、彼女の妄想の中で、さ○なちゃんが現在の自分自身《ルビ○ちゃん》の姿となり、健康な身体を取り戻して車椅子から立ち上がり、ゴロ○先生と抱擁を交わすと言った流れとなっているのです」


メリーさん太「──おおっ、いかにも感動的だな⁉ アニメスタッフの皆様、ナイス♡」




ちょい悪令嬢「いえ、ダメダメですよ。うちの作者なら、たぶんこうするでしょう。──ゴロ○先生の白骨死体を発見したその瞬間、またしてもルビ○ちゃんは妄想の中の屋上シーンへと立ち戻るのですが、そこで抱きしめていたはずのゴロ○先生が、まるで風の中で溶け去るように消えていったり、いっそのこと白骨となってボロボロに崩れ落ちたりとか言った描写とともに、妄想のルビ○ちゃんと現実のルビ○ちゃんが、同時に絶叫を上げるところで全編の幕にする──とか、どうでしょうね?」




メリーさん太「──よくそんな残酷なシーンが思いつくな⁉ 『人の心とかないんか?』」


ちょい悪令嬢「……メリーさん、『呪術○戦』は、もう終わったのですよ?」


メリーさん太「やかましい!」




ちょい悪令嬢「ですから、何度も何度も申しているでしょう? アニメ作品の最終話は、たとえそれ以降続編が予定されていようとも、視聴者の皆様の心を盛大に揺さぶり得る、衝撃的な展開にするべきだって」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「一応今回の最終話も、わざわざ『Cパート』を設けて、原作の順序さえも無視して、やはり『人死に』のシーンを唐突に持ってきていましたが、うちの作者とは違って原作を読んでいないアニメオンリーの視聴者の皆様を、いたずらに混乱させただけで、殺人の現行犯と思しき『ラスボス』のカミキヒ○ル氏のことを、彼と瓜二つの実の息子である『ア○ア君』と混同する人すら出てくる始末でしたわ☆」










メリーさん太「……ところで、前回二度ほど出ていた、『わん○り』こと『わんだふるぷりき○あ!』ネタって、一体何だったんだ?」




ちょい悪令嬢「実は最新話の『恋バナ回』って、ストーリーも作画もむちゃくちゃ良かった、文字通りの『神回』だったんですよ! まさかうちの作者が『猫組』の二人を差し置いて、い○はちゃんのことを『可愛い♡』と思う日が来るなんて! やはり『恋する乙女』は無敵ですわね!」




メリーさん太「えっ、い○はちゃんとサ○ル君のカップルは、結局成立したわけ⁉」




ちょい悪令嬢「来週は、『デート回』です★」




メリーさん太「──何ソレ、『プリキ○アおじさん』たちは大丈夫なの⁉ 全員絶望のあまり、寝込んでしまうんじゃ無いの⁉」

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