第1925話、わたくし、今期夏アニメ『最低の負けヒロイン』決定ですの⁉【逆転勝利(?)編】
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──いやいやいやいや、どういうことなんだよ、一体⁉」」
ちょい悪令嬢「……ホント、びっくりいたしましたわ」
メリーさん太「前回『グレンダ○ザーU』のメインヒロインの一人のテ○ンナ=アクア=ベガ嬢を、今期夏アニメにおける『最低の負けヒロイン』に認定したばかりだったのに、」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──まさか、次の最新第12話で、『あんなこと』になるなんて⁉」」
ちょい悪令嬢「いやあ、てっきり『ふた○れ』の神○寺姉妹とばかり思っていたのですが、まさか『タ○チ』の上○兄弟のパターンだったとはねえ」
メリーさん太「つうか、たった一話で、『急転直下』過ぎるだろ⁉」
ちょい悪令嬢「……ロボットアニメならではの、最強ロボ同士の『最終決戦』を繰り広げているはずなのに、主人公とメインヒロイン(双子の姉妹の計二名)が、一体何をやっているんだ?」
メリーさん太「ロボットアニメと言う意味では、兜甲○さんと、その新搭乗機の『マジ○ガーX』のほうが、完全に主役だよな」
ちょい悪令嬢「……それにしても、これって結局、テ○ンナ様って、奇跡的な逆転を果たして、『勝ちヒロイン』になったってわけなんですかねえ?」
メリーさん太「……うう〜ん、どうなんだろ? この人に関して言えば、『勝ち負け』を論ずる以前に、『ヒロイン』と言う意味では、完全に『失格』なんじゃないの?」
ちょい悪令嬢「『ヒロイン失格』って、今期夏アニメに、そんな作品無かったですっけ?」
メリーさん太「それを言うなら、『異○界失格』だろ⁉」
ちょい悪令嬢「まあ普通に考えて、むしろ妹のルビ○ナ姫のほうが、主人公のデ○ークさんにとっての、『永遠の想い人』になってしまって、もはやテ○ンナ様の付け入る隙が無くなったとも言えますけどね」
メリーさん太「そうだろう、そうだろう」
ちょい悪令嬢「ただ、最新話で明らかになったのですが、デ○ークさんのほうに、テ○ンナ様を受け容れる余地がまったく無いわけでも無く、実はルビ○ナ姫のほうも、テ○ンナ様の想いに気づいていて、自分の想い人と最愛の姉とが結ばれることも、けして否定しないようなことを言い出したのですよ」
メリーさん太「──ええっ、前回までは『勝ち確ヒロイン』だったのに、自ら『負け』を認めたわけかよ⁉」
ちょい悪令嬢「そりゃまあ、もう彼女自身としては、文字通りに『如何ともし難い』状態となってしまいましたしねえ……」
メリーさん太「……ああ、なるほど」
ちょい悪令嬢「とはいえ、後一、二話しか残っていないこの土壇場に来て、デ○ークさんが、今回の過酷なる悲劇を乗り越えて、テ○ンナ様のことを受け容れることができるかどうかは、甚だ疑問なんですよねえ」
メリーさん太「あの双子のお姫様とデ○ークさんとの関係的には、もはや『勝ちヒロイン』も『負けヒロイン』も無いって感じだしな」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──いやいやいやいや、『勝ち負け』と言うのなら、そんな『恋愛方面』なんかよりも、ベ○星連合軍との『最終決戦』のほうが、余程重要だろうが⁉」」
ちょい悪令嬢「後一話(あるいは二話)で、ちゃんと決着がつくんでしょうねえ?」
メリーさん太「そのように、残すところ放映時間もギリギリだと言うのに、何で唐突に『ふた○れ』を極限まで『ギスギス』化したような、『修羅場』をぶっ込んでくるかねえ?」
ちょい悪令嬢「序盤からちゃんと『三角関係』もきちんとフィーチャーしていたならともかく、主人公がルビ○ナ姫が生存しているのを知ったことすら、ごく最近ですしね」
メリーさん太「そもそもロボットアニメなんだから、終盤に来てまで、『恋愛方面』に力を入れるなって話だよな」
ちょい悪令嬢「とはいえ、第12話で強引に『恋愛関係』にケリがつけられたために、下手すると本当に後一話で終わりそうですわね」
メリーさん太「……てっきり、『グレンダ○ザーU』の次は、『F』、『O』と、続いていくものと予想されていたのにな」
ちょい悪令嬢「ああ、そう言った話も有りましたわね」
メリーさん太「まあでも、本作の作者としては、第1話からずっと視聴し続けていて、あまり話題にならずに忸怩たる思いをしていたところ、最後の最後で予想外の盛り上がりを見せてくれて、追っかけ続けてきた甲斐が有ったと言うものじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「とはいえ、その話題になった『内容』自体が、少々問題ですけどねw」
メリーさん太「──そんなセンセーショナル過ぎた『グレンダ○ザーU』とは対照的に、同じく『双子のヒロインとの三角関係』を扱った本命作の、『ふた○れ』こと『恋は双子で割○切れない』のほうも、この終盤に来て、ついに『やってくれました』よ!」
ちょい悪令嬢「そうですね、むしろこっちのほうこそが、本作の作者の嗜好と合致しておりましたわね!」
メリーさん太「何と主人公君ときたら、幼馴染みの双子ヒロインの二人のどちらかを選ぶのでは無く、『ハーレム宣言』をぶちかましやがったのです!」
ちょい悪令嬢「おお、何と言う『漢らしさ』!」
メリーさん太「こう言うのって、『一部《似非フェミ》界隈』において非難囂々になりそうだけど、うちの作者は何と言っても『カノジ○も彼女』肯定派ですからね。まさに『バッチこい!』の展開ですよ♡」
ちょい悪令嬢「そもそも、『重婚』の法制化推進派ですものね」
メリーさん太「その理由が何よりも現実的に、愛人の子供なんかの『不幸な人間』を無くすためだしな」
ちょい悪令嬢「アニメやラノベ等の『創作物』においても、同様ですよ! このような『ハーレムエンド』を推奨してこそ、無駄に『負けヒロイン』を生まずに済むのです!」
メリーさん太「……その言い方だと、『無駄』じゃ無かったら、『負けヒロイン』がいてもいいわけか?」
ちょい悪令嬢「まさに『グレンダ○ザーU』最新話のルビ○ナ姫こそは、『究極的な負けヒロイン』でありながらも、『究極的な勝ちヒロイン』でもあると言う、非常に希有な例と言えましょう」
メリーさん太「なるほど、『ネタバレ』になるから詳しくは言えないが、確かにそうだな」
ちょい悪令嬢「逆に言えば、デ○ークさんも『侠気』を見せて、『ハーレム宣言』をぶちかましておけば、ベ○王家姉妹の両方共が不幸になると言う、あんな『バッドエンド』にはならなかったのにねえ……」
メリーさん太「──現時点ではまだ『バッドエンド』とは決まっていないんだから、滅多なことを言うんじゃ無いよ⁉」
ちょい悪令嬢「それに比べて、『ふた○れ』の何と理想的な『双子ラブコメ』であることよ! 真の意味で『幼馴染みが絶対に負けないラブコメ』である『杖と剣のウ○ストリア』共々、今期夏アニメに関しては、うちの作者は『お目が高い』と申しても、けして過言では無いでしょう♡」
メリーさん太「……いや、そっちの二作もまだ最終話が残っているんだから、『グレンダ○ザーU』のような『大どんでん返し』が有るかも知れないし、あまりでかい口は叩かないほうがいいのでは? ──後何と言っても、うちの作者がゲキ推ししていた、『なれ○れ』の最終回なんて、」
ちょい悪令嬢「──『なれ○れ』の話は、やめてくださいッ!」