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1915/2226

第1915話、わたくし、『ダン○ち』新アニメの結末を大胆予想いたしますの☆【前編】

【突発短編】(※ネタバレ注意)


 来期秋放映&配信予定の、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、アニメ版第五章。




 ──後日談その①




繁殖期のウサギ「──おや、三人揃ってお出かけなんて珍しい、『豊○の女主人』の買い出しの帰りですか?」




元愛の女神「……ベ○さん♡(トゥンク)」


ヤンデレ侍女「べ、ベ○=クラネル⁉(慌てて手ぐしで髪を整えながら)」


鬼軍曹衛生兵「おっ、久し振りだね少年、君こそダンジョンの帰りかね?」


繁殖期のウサギ「あはははは、わかります?」


鬼軍曹衛生兵「ホント君は、ダンジョン大好きだな? それにしても、またこんなに生傷だらけになって、『うち(フレ○ヤ・ファミリア)』にいた頃と変わらないな? ──待っていろ、今治してやる」


繁殖期のウサギ「おおっ、ちょっと手をかざしただけで、どんどん傷が無くなっていく! 相変わらず凄いですね、ヘ○ズさんの治癒能力は⁉」


鬼軍曹衛生兵「……そりゃあねえ、かつてうちのファミリアの訓練場である『戦○の野(フォールクヴ○ング)』で、バカどもの本気の殺し合いに対する、治癒術士ヒーラーチーム『満○す煤者達(アンドフリーム○ル)』のリーダーを任されていたんだしな(遠い目をしながら)」


繁殖期のウサギ「そ、その節は、大変お世話になりました、あはははは(いかにも乾いた笑い声で)」


鬼軍曹衛生兵「笑い事じゃ無いよ、反省しているのなら、普段のダンジョンとかでも、もっと気をつけなよ。いくら第一級冒険者だって、自分を過信していると、そのうち早死にするよ」


繁殖期のウサギ「ガチで第一級冒険者ばかりのファミリアで、治癒術士ヒーラーのリーダーをやっていた方の言葉には、重みがありますね」


鬼軍曹衛生兵「──ホントだよ! 特に闘争バトルと主神の後ろで直立不動するしか能の無い猪団長と、土壇場で裏切って私たち『満○す煤者達(アンドフリーム○ル)』に無数の雷撃を食らわしやがったドS眼鏡エルフ野郎は、そのうちガチで仕返ししてやるからな⁉」


繁殖期のウサギ「──抑えて抑えて! あの人たちも、己の信念に基づいて、断腸の思いで行動を起こしただけなんだから!」




鬼軍曹衛生兵「いやあ、それに比べて同じ第一級冒険者でありながら、君はいいね! 素直だし、努力家だし、他人への思いやりにも厚いし、それに何よりも、私らのような『縁の下の力持ち』である、治癒術士ヒーラーに対する感謝の念も、ちゃんと示してくれるしな!」




繁殖期のウサギ「ええっ、ちょっ、いきなり何ですか、ヘ○ズさん⁉ そんなの当たり前のことであって、別に褒められることでは無いのでは⁉」




鬼軍曹衛生兵「……その『当たり前のこと』ができない、『クズ』ばかりなんだよ、冒険者って輩は」




繁殖期のウサギ「………………………………………ああ、うん、ごめんなさい」




鬼軍曹衛生兵「──だから違うって! 君は例外だって! 君みたいに、私らのことを、普段から尊重してくれている冒険者なんて、そうそういなんだから!」




繁殖期のウサギ「いえ、これは僕たち『冒険者全体』の問題です! 僕にも責任が有ります!」




鬼軍曹衛生兵「──ッ」




繁殖期のウサギ「これでもいろいろなファミリアの冒険者たちともつき合いが多いから、僕からも皆さんのことをもっと尊重してくれるように、それとなく言っておきますよ」


鬼軍曹衛生兵「…………相変わらず、いいやつだな、君って」


繁殖期のウサギ「いえいえ、普段の皆さんのご苦労に、少しでも報いようと思いまして」


鬼軍曹衛生兵「ううっ、このオラ○オが、君のような冒険者ばかりだと、どんなに素晴らしいことか(半分涙ぐみながら)」


繁殖期のウサギ「それではもう、『冒険者』じゃ無くなるんじゃ無いかと思わなくも無いですが、僕もやれるだけやってみますよ!」


鬼軍曹衛生兵「期待しているよ! 君も我々治癒術士(ヒーラー)の力が必要な時は、遠慮なく言ってくれたまえ!」


繁殖期のウサギ「ええ! その節はどうぞ、よろしくお願いします!」




鬼軍曹衛生兵&繁殖期のウサギ「「あはははははははは!!!」」







元愛の女神&ヤンデレ侍女「「──ちょっと、待てえええええええい!!!」」







繁殖期のウサギ「……な、何ですか、シ○さんにヘ○ンさん、いきなり大声を出したりして?」


元愛の女神「『何ですか』は、こっちのセリフですよ!」


ヤンデレ侍女「そうですよ! さっきから完全に二人の世界に入り込んで、私たちのことをガン無視して!」


繁殖期のウサギ「い、いや別に、無視していたわけでは……」


元愛の女神「ヘ○ズも、ヘ○ズですよ!」


ヤンデレ侍女「一体いつの間にベ○=クラネルと、そんなに仲良くなったのです⁉」


鬼軍曹衛生兵「……『仲良く』って、こんなの普通では? 一応仮初めとはいえ、『前の職場(フレ○ヤ・ファミリア)』では、『同僚』みたいなものだったんだし」


元愛の女神「『普通』って、私たちへの対応とは、全然違うではないですか⁉」


ヤンデレ侍女「それに『同僚』と言えば、私だって同じだし!」







鬼軍曹衛生兵「…………いやだって、シ○やヘ○ンて、何か『重い』じゃん? ──特に、ベ○君に対しては」







元愛の女神&ヤンデレ侍女「「──‼」」







繁殖期のウサギ「──ちょ、ちょっと、ヘ○ズさん⁉」


鬼軍曹衛生兵「いや、ベ○君、こういうことは、はっきりと言ってやったほうがいいんだよ」


繁殖期のウサギ「……それはまあ、そうでしょうけど」


元愛の女神「──えっ、ベ○さんも、私のことを『重い』と思っていたのですか⁉」


繁殖期のウサギ「もちろん、前はそんなこと無かったんですけど、やっぱ『あんな騒動』が起こった後では、ねえ?」


元愛の女神「──うッ」


ヤンデレ侍女「ベ○=クラネル! 私はどうなんです⁉」


鬼軍曹衛生兵「……いやあんたは、前からずっと『重い』じゃん? HN(ハンドルネーム)からして『ヤンデレ侍女』だし」


ヤンデレ侍女「──うッ」




鬼軍曹衛生兵「と言うわけで、ベ○君の精神面の安寧を図るためにも、快復術士ヒーラーとしては、あなた方二人には、彼に接触するのを極力控えるように具申します」




元愛の女神「そ、そんなあ〜」


ヤンデレ侍女「あんた自身は、いいのかよ⁉」


鬼軍曹衛生兵「私は別に、ベ○君に対して『ゲキ重感情』は持っていないし、ちゃんと『頼れる快復術士ヒーラーのお姉さん』の立ち位置を確立しているし☆」


元愛の女神「……何て抜け目の無い」


ヤンデレ侍女「策士だ! 策士がここにいるぞ!」




元愛の女神「……こうなったら、ヘステ○アにチクって、あんたもベ○さんの周りに近づけないようにしてやるッ!」




繁殖期のウサギ「──あっ、ちょっと待って! 神《ヘステ○ア》様まで巻き込んだら、収拾がつかなくなってしまいますよ⁉………………って、ああ、行ってしまった」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……何だこれ?」




ちょい悪令嬢「詳しくは次回の【突発短編】その②&その③にて、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の、本編小説版の【最終回】を大胆予想した後で、改めて解説したいかと存じます☆」




メリーさん太「──いやだから、他人様の作品の最終回を、勝手にでっち上げるなと言っているだろうが⁉」

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