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第1906話、わたくし、『杖と剣のウ○ストリア』は、『怪○8号』の皮を被った『東京レイ○ンズ』だと思いますの☆

娘バカ一代司令「──亜○君、朗報だよ!」




おさまけ隊長「……何ですか、四○宮司令、せっかくの休日だと言うのに、朝っぱらから『VRチャット通信』なんかしてきて…………切りますよ?」




娘バカ一代司令「切るなよ⁉ 最近ホント、上官への態度がなっていないな、君い⁉」


おさまけ隊長「それはむしろあなた自身の、私に対する上官らしからぬ言動こそが、原因ではないのですか?」


娘バカ一代司令「だから、今回は『朗報』だと、言っているだろうが⁉ いいから聞きたまえ!」


おさまけ隊長「ほう、そこまで言うのなら、一応聞いてみようでは無いですか?(※【作者注】ここまで第1865話冒頭部分の使い回しですw)」




娘バカ一代司令「──今期夏アニメにおいて、思わぬ『隠し球(ダークホース)』が見つかったのだ! そのタイトルも『杖と剣のウ○ストリア』と言って、何と『幼馴染みが負けない』とか『幼馴染みが必ず勝つ』とか言ったレベルでは無く、『幼馴染みが無敵』な(漫画原作のアニメ化)作品なんだ!」




おさまけ隊長「なっ⁉」




娘バカ一代司令「しかも、そのヒロインキャラと君とでは、『共通点』も少なく無く、大いに参考にできるかと思われるのだよ」


おさまけ隊長「……私との『共通点』ですって? 一体どんなところがです?」







娘バカ一代司令「普通に『ダンジョン』なんかが有るファンタジー世界で、大空が外敵の侵略から守るために全面結界に覆われていて、唯一本当の空を見ることができる、高い塔の天辺てっぺんで結界を守り続けている人類最強の魔法使い『至○の五杖』に、自分たち二人で必ずなろうと、幼い時に誓い合う主人公の少年と幼馴染みの少女であったが、少女だけが歴史上最高の魔法適性により、若くして5人めの『至○の五杖』に抜擢されるのだけど、何と主人公のほうは魔法適性がまったく無い『無能』であることが判明して、二人は離れ離れになってしまうのだ。──だがしかし! 少年はけして、諦めなかった! 魔法が駄目なら『剣の道』で、地上最強になればいいのだと! 自分自身が彼女を守る『剣』となって、その横に並び立てばいいのだと! そして彼は一心不乱にダンジョンに潜り込んで、己の技量を磨き続けて、何と剣戟によってすべての魔法を凌駕する攻撃力と防御力を手に入れたのだ! ──そう、すべては幼い時に誓った、『幼馴染みとの約束』を守るために!」







おさまけ隊長「──完全に、『怪○8号』じゃねえか⁉」







娘バカ一代司令「……『怪○8号』? いや全然違うぞ?」


おさまけ隊長「どこが違うのです? 何から何まで一緒じゃんか⁉」


娘バカ一代司令「話は最後まで聞きたまえ。実はこの作品のヒロインと君とでは、『決定的な違い』が有って、まさにそここそが、『学ぶべきポイント』なのだよ!」


おさまけ隊長「……ほう、それは是非とも、お聞かせ願いたいですね」







娘バカ一代司令「一見二人は、高い塔のてっぺんと、遙か下界の地上とで、離れ離れになっているようではあるが、ヒロインのほうはガチの天才魔術師なので、常に主人公のことを『監視』することができる──どころか、人間そっくりの『使い魔』を創り出して、視覚や聴覚や触覚さえも完全に自分とシンクロさせて、四六時中べったりと主人公のそばに侍らせて、事実上既に『最愛の幼馴染みの横に並び立つ』状態を実現しているのだ!」







おさまけ隊長「──今度は完全に、『東京レイ○ンズ』じゃねえか⁉」







娘バカ一代司令「……『東京レイ○ンズ』? 一体何のことだね?」


おさまけ隊長「しらばっくれるのも、大概にしろ! それって『東京レイ○ンズ』のヒロインの土御門夏○ちゃんが創り出した、人間そのまんまの『式神』の、北○ちゃんそのまんまじゃ無いか⁉」


娘バカ一代司令「そういや、夏○ちゃんには、同じく『北○』と言う名前の巨大な竜の『式神』もいたなあ? ──あれって、君とペット(?)の白虎『伐○』との関係に、よく似ているとは思わないかね?」


おさまけ隊長「──よし、この話題は、ここら辺でやめておこう!」




娘バカ一代司令「まあ今の御時世、他の作品との共通点の有る無しをいちいちあげつらっていたら、アニメ鑑賞なんてできないからな。──そんなことよりもむしろ、『作品の本質』と言うものを見極めるべきだろう」




おさまけ隊長「……『作品の本質』、とは?」


娘バカ一代司令「君が見習うべきポイント的に言えば、『メインヒロインの本性』と、言い換えてもいいがな」


おさまけ隊長「ほ、『本性』、って?」


娘バカ一代司令「回を追うごとにだんだんと判明してくるけど、彼女ってガチで、『メンヘラ』で『ヤンデレ』なんだよ」


おさまけ隊長「──何でそんなものを、私が見習わなければならないのですか⁉」







娘バカ一代司令「……だから君は、駄目なんだよ」







おさまけ隊長「え」







娘バカ一代司令「『日比野隊員を、何としても自分だけのものにしてみせる!』と言う、不倶戴天の決意でもって、たとえ公私混同と言われようとも、隊長としての権力すらも行使して、あの手この手で『最愛の幼馴染み』を絡め取っていき、自分から逃れられないようにすべきなのだ!」




おさまけ隊長「──ッ」




娘バカ一代司令「……特に、彼が『怪○8号』だと判明した、今こそがチャンスと思わないかね?」


おさまけ隊長「な、何ですって⁉」




娘バカ一代司令「次の最高幹部会において、このように具申してみるのだよ、『──怪○8号については、この私が責任を持って預かります! とっておきの方法を考えつきました! 彼を私の「使い魔」にするのです! 我が国の古来よりの呪術を利用すれば、一度「主従関係」を結んだ式神は、あるじに絶対服従となります! もちろんそのためには、私自身が怪○8号を御すに足る実力が無いと話になりませんが、私なら彼を完全に自分のモノにして、身も心も制御下に置く自信が有ります!』とか何とか、言葉巧みに最高幹部たちを言い含めて、まんまと日比野隊員を我が物にしてしまえばいいんだよ★」




おさまけ隊長「カ○カ君を、私だけのものに?………………い、いや、駄目です! 式神との主従関係とは、怪○を退治して全人類を守護するとか言った、崇高なる使命に基づいて、あくまでも清らかな心で結ばなければならず、式神を私物化することなんて、言語道断です!」




娘バカ一代司令「そんなことでは、そもそも『幼馴染み』である君は、『負けヒロイン』まっしぐらだが、それでいいのか⁉」




おさまけ隊長「──‼」




娘バカ一代司令「それだと困るんだよ⁉ 下手に君が『滑り台行き』してしまったら、第2候補のキ○ルちゃんが、あいつと結ばれてしまうじゃ無いか⁉ それだけはどんな手を使っても、絶対に阻止しなければならないのだ!」


おさまけ隊長「……結局、それが狙いか?」


娘バカ一代司令「ここは『東京レイ○ンズ』の夏○嬢を見習いたまえ! 陰陽師の名家の次期当主にあるまじき公私混同をして、式神である主人公を私物化しようとした彼女に対して、主人公の親友が、『……もうよせ、いくらおまえの式神とはいえ、主人公もれっきとした人格を持った人間なんだ。──いいか、式神はあるじの、無条件な『所有物』なんかじゃねえんだよ!』と、言ったのだよ」


おさまけ隊長「せ、正論ですね?」


娘バカ一代司令「うん、この『正論』に対して、夏○嬢は何と答えたと思う?」


おさまけ隊長「セオリー的には、己の行いを恥じて改心して、式神である幼馴染みと『対等の関係』を築きつつ、今度こそ『本物の恋人』になっていく──とかですかねえ?」




娘バカ一代司令「それが何と、あたかも生物の存在を一切許さないかのような透き通った湖面そのままの瞳をして、『──いいえ、式神はあるじの所有物です★』と、言い切ったのだよッ!」




おさまけ隊長「──はああああああああああああああ⁉ 何そのヒロインとしてあるまじき言い草は、信じられない!」




娘バカ一代司令「だから! とても信じられないような! ヒロインにあるまじき言動でもしない限りは! 『負け確の幼馴染みキャラ』が! 想い人と結ばれることは無いと! 言っているんだよ!」




おさまけ隊長「あ」




娘バカ一代司令「とにかく! 今期夏アニメの真のダークホースたる『杖と剣のウ○ストリア』は、『幼馴染みキャラ』である君にとっては、非常に参考になると思われるから、全話無料配信が行われている今こそ、是非とも視聴すること!」




おさまけ隊長「──はっ! 了解いたしました!」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




ちょい悪令嬢「──と言うわけで、本作の作者ゲキ推しの作品の一つである、『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の原作者様の大○藤ノ先生が原案シナリオを担当なされている漫画作品、『杖と剣のウ○ストリア』のアニメ版は、毎度お馴染み『ア○マTV』様にて、現在絶賛無料配信中ですので、読者の皆様におかれましても、興味がございましたら、是非一度ご覧になってみてくださいませ♡」




メリーさん太「──結局今回は、一話丸ごと使って『宣伝』かよ⁉」

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