第1903話、わたくし、連載1900話達成を言祝ぎますの【その4】
ちょい悪令嬢「──例えば、『生活保護』の受給者を差別することなんて、絶対に許されませんよねえ?」
メリーさん太「え? ああ、うん」
ちょい悪令嬢「だからと言って、学校の授業で、『これからは「多様性」の世の中です。「生活保護」も人生の在り方の一つとして認めるべきです。あなたたち生徒も将来の選択肢の一つとして、「生活保護」を受給することも検討してもいいし、誰か他の生徒が目指していたとして、それを批判することは絶対に許されないのです!』とか指導していても、構わないでしょうかねえ?」
メリーさん太「──いやいやいや、差別をしないことと、それを当然のものとして、自分自身も積極的に目指すのとでは、話が違うじゃないか⁉」
ちょい悪令嬢「でも、これを実際にやっているのが、最近の度が過ぎた、『LGBT擁護ムーブメント』なんですよ」
メリーさん太「は?」
ちょい悪令嬢「『LGBT』のような『性的少数派』を差別してはならないと言うのはわかるけど、学校の授業でまだ分別もつかない子供たちに対して、その存在を明言して、しかも多様的な生き方として、自分自身の問題として捉えろだなんて、そんなこと絶対やっちゃ駄目でしょうが! 『LGBT』なんてのはいくら時代が変わろうとも、『できるだけなってはならない存在』であるべきで、ある意味『生活保護』みたいなものだろうが⁉」
メリーさん太「え、『LGBT』が、『生活保護』だってえ⁉」
ちょい悪令嬢「まず『差別をしてはならない共通の理由』としては、『生活保護』や『LGBT』になってしまったことが、本人にとっても『不本意』なところなんですよ。『生活保護』は身体や心を壊したために仕事に就けないからであり、『LGBT』は性癖と言う原則的に自分の意思では左右できないものに根ざしているからであって、それなのに差別したりしては酷と言うものでしょう」
メリーさん太「う、うむ」
ちょい悪令嬢「そうなのですよ、『LGBT』は『生活保護』と同様に、本人にとっても『不本意』なものなのに、なぜに公的な学校の授業で、前途洋々たる子供たちの『将来の選択肢の一つ』であるかのように、下手すると『推奨』するような真似ができるわけ? 『意識高い系』だか『日本破壊目的の仮想敵国隷下の工作員』だか知らないけど、最近では実の親が我が子に対して、『私は息子が同性愛者であることを認めます★』などとほざいているのを、ちらほらと見かけるようになったけど、あんた自分の子供が幼い頃から、『──僕、大人になったら生活保護を受給して、楽して生きるよ!』とか言い出したら、認めるのかよ⁉」
メリーさん太「──おまえいい加減、生活保護とLGBTを一緒くたにするなよ⁉ そのうち各方面から猛抗議を受けるぞ!」
ちょい悪令嬢「それなら、『ロリコン』でも構いませんよ? ロリコンに関しては、『将来の選択肢』に含めるどころか、現時点においてロリコンであることが判明したら、何と半ば『犯罪者』扱いにして、差別することすら許されていますしね」
メリーさん太「……だったら、『LGBT』問題とは、話がまったく違ってくるんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「ところがどっこい、『同性の実の兄弟の同性婚は認められるのか?』──と言う形で、実は『LGBT』には一部『近親相姦』が含まれることを、当【座談会】において指摘したように、何と『ロリコン』すらも、ある一定の条件の下では、『LGBT』に含まれるのですよ」
メリーさん太「な、何だってえ! そんな馬鹿な⁉」
ちょい悪令嬢「『LGBT』をやみくもに学校の授業で幼い子供たちに『布教』したりすると、『L』すなわち『女性同士の恋愛』において、一方が成人で、一方が13歳以下の幼い少女の場合、実際に『ロリコン犯罪』を誘発する怖れが有るのですよ」
メリーさん太「──ああっ、そうか! そもそも最初に『LGBT』に関する授業を受ける子供って、当然小学校高学年あたりだから、そのまんま『ロリコン事件の被害者』に該当するんだ!」
ちょい悪令嬢「『……先生(※大学出たての女教師)は、女同士の恋愛も認めるべきだと言ってくれた。自分自身の恋愛の将来の選択肢として、けして排除する必要は無いと言ってくれた。──だったら、私自身の先生に対する「想い」も、もはや隠し立てする必要なんて無いんだ♡』──とか何とか血迷って、先生に迫っていって『関係』を持って、それがバレて大問題になって、先生は馘になったりしてね★」
メリーさん太「──何かそう言った『百合漫画』が、既に有りそうだな⁉」
ちょい悪令嬢「ねえ、完全に『論破』できたでしょ? 常にあらゆるリスクを考慮して、物事を多角的に考え抜いている、本作の作者からすれば、現在の『LGBT』や『フェミニズム』とかって、穴だらけの無理筋でしかないのだから、身分不相応に世の中に認められようとか思わずに、これまで通りあくまでも『日陰者』として、ひっそりと生きることをお勧めいたしますわ☆」
ちょい悪令嬢「──さて、これまで四回にわたってお送りしてきた、【連載1900話達成記念スペシャル】の最終的結論は、一体何かと申しますと、『少なくとも「現実世界」で、「多様性」を認めようとするな! なぜならそんなこと「絶対に不可能」であり、無理やり認めようとすると、いろいろと「不具合」や「矛盾点」が噴出するだけだから!』──でございます★」
メリーさん太「……何だよ、この御時世に『多様性を認めるな!』とか言った『暴言中の暴言』こそが、今回のテーマだと? しかもどうしてわざわざ『現実世界』とか、限定する必要が有る? 他にどんな世界が有ると言うんだ? 『なろう系』お得意の『異世界』か? それに多様性を認めることで生じる『不具合』や『矛盾点』て、一体何のことだ?」
ちょい悪令嬢「これまで当【座談会】において何度も指摘してきた通り、『多様性を認めろ』とか言ってるくせに、『おまえ自身は全然認めていないじゃん?』の一言で、完全論破できるのですよ。──ズバリ申しますと、『レズやホモや両刀や女装癖は、無理やり認めさせようとしているくせに、何でロリコンや近親愛や重婚や獣姦や屍姦やSMなんかは、認められないんだよ?』と言う、もはや散々聞き飽きたお馴染みのセリフで、『一刀両断』可能なのですわ」
メリーさん太「……いやあ、そう言うのって、『常識の範囲内』で考えれば、自ずと判別できるんじゃないの? 後半名前を挙げたのってすべて、ガチで『異常性癖』の範疇で、そもそも当事者自身『カミングアウト』を躊躇うレベルのやつじゃんか?」
ちょい悪令嬢「ほうら、メリーさんてば、完全に『洗脳』されてしまっている。一体何が『常識の範囲内』で『異常性癖』だと言うんですか? ──そもそも『レズやホモや両刀や女装癖』だって、ほんのこの前までは、とても自ら『カミングアウト』なんかできやしない、『異常性癖』そのものだったと言うのに★」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「仮想敵国の工作機関に完全に乗っ取られている某公共放送を始めとして、ありとあらゆる手段で『国民に対する洗脳』が進んでいるので、『夫婦別姓』はもちろん、下手すると『そろそろLGBTも認めていいんじゃないの?』とか言った雰囲気になっていますけど、とんでもない! そんな『異常性癖』なんか認めたら、当然その行き着く先は、『日本と言う社会システム自体の崩壊』ですわ!」
(※次回に続きます)