第1897話、わたくし、今期夏アニメ私的覇権レース中間報告ですの☆【その1】
◎【突発短編①】『AT○I』第2期予想。
「亜○君、今度の新入隊員は、君の直轄の部下として面倒を見てやってくれ。いろいろと複雑な事情を抱えていて、君にしか頼めないんだ」
「──神白水○萌と申します、以降よろしくお願いします!」
「今期夏アニメの別作品の『AT○I』の、『幼馴染み』キャラじゃねえか⁉」
「……すっかり油断していた、相手は機械で、しかもガチロリキャラだから、倫理的にも、社会的風聞的にも、絶対に『勝ち目』は無いと思っていたのに、まさかたった6話で、ロリ堕ちしやがるなんてッ!」
「え、あのいかにも偏屈そうな主人公君、ア○リちゃんにデレてしまったの⁉ そんな素振りなんて、全然見せなかったのに」
「『クオリデ○ア・コード』のパターンですよ! てっきり恋愛対象範囲外の年下ロリキャラと思っていた相手が、何らかのSF的な理由によって、実は昔憧れていた『お姉さんキャラ』であることが判明すると言う!」
「あー、そのパターンか……」
「……くそう、『機械生命体』のやつらめ、一体残らず殲滅してやる! この星が我々人類のものだと、わからせてくれるわ!」
「──いや、我々防衛隊の討伐対象は、あくまでも『怪獣』だからな? ロボットと戦いたいのなら、むしろ同じ夏アニメの『ニーア ○トマタ』のほうに行ってくれよ!」
「「……え、『ニーア』の第2期って、やっていたの?」」
「──うおいッ、おまえら、よりによって、何てことを⁉」
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◎【突発短編②】『わんだふるぷりき○あ!』最終話予想。
「──嫌だ! い○は、返事をして! い○は! い○は! い○はあああ!」
「……くくくくく、無駄だ無駄だ、ニホンオオカミの化身である俺様の、『ガル○ルアタック』をもろに食らったんだ。本来はたかが人間のJCに過ぎないそいつなんて、ひとたまりもないだろうよ」
「き、貴様、よくもい○はを⁉」
「ああ、何だやる気か、犬飼こ○ぎ? やめとけやめとけ、『プリキ○ア』か何か知らないが、犬っころが、狼に敵うわけが無いだろうが?」
「……ごめんね、い○は、『約束』を守れなくて。い○はをそんな目に遭わせてまで、もう『戦わないプリキ○ア』なんかでいられないよ」
「あん?」
「──モ○ド反転、裏コード……………『ザ・ビースト』!!!」
「なっ⁉」
『……ガルルルルッ。い○はを傷つけたおまえは、絶対に許さんッ! その身を喰らい尽くしてくれるわッ!』
「『人型の最終決戦兵器』が、ケルベロスに変化しただと⁉ 何でいきなり『エヴ○』ネタ⁉ ──つうか、それっていわゆる、『ガル○ル』になってしまったのと、同じなんじゃ無いの?」
『問答無用だ、死ねえええ! ──あ、ちなみにこれはいわゆる「暴走モード」なので、貴様を倒すまで止まりませんので★』
「いや、そんな物騒な設定を、『プリキ○ア』に仕込むなよ⁉ 『動物をプリキ○アにする』ってコンセプトには、こんな反則技的な隠し設定が有ったわけなの⁉」
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メリーさん太「……おいおい、今回は【突発短編】二連チャンかよ? 一体どうした?」
ちょい悪令嬢「いやほら、このところお堅い話題が続いたので、『お口直し』に軽く【アニメ談義】を行おうと思って、今回多めに【突発短編】を作成したわけなのです」
メリーさん太「まあ確かに、前回までの『政治』ネタと言うか『特亜』ネタは、少々しつこかったよな」
ちょい悪令嬢「しかも、今期夏アニメの『私的覇権レース』の中間報告についても、『やるやる』と言っておきながら、完全に放置しておりましたからね」
メリーさん太「そういや、そうだったよな? 今回は希に見る『大豊作』だから、優劣をつけるのも大変なんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「……う〜ん、確かに『大豊作』であるのは、間違いないんですけどねえ」
メリーさん太「何だよその、奥歯に物が挟まったような言い方は?」
ちょい悪令嬢「今回【突発短編】で取り上げた、『AT○I』も『わん○り』も『天穂のサ○ナヒメ』も『負けヒ○インが多すぎる!』も『真○中ぱんチ』も、みんな面白くて、この酷暑の中で貴重な『癒やし』になってくれて、非常に助かっているのですが、はっきり申しまして、『物足りない』のですよ」
メリーさん太「はあ? あんなに作画もキャラデザもストーリーも、ハイレベルなものばかり揃っていて、とても文句のつけようが無いと思われるのに、一体何が『物足りない』って言うんだよ?」
ちょい悪令嬢「そりゃあ当然、『ギスギス』ですよ☆」
メリーさん太「──やっぱり、それかよおおおおおお!!!」
ちょい悪令嬢「去年の夏アニメと言えば、『MyG○』こと『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』であり、『MyG○』と言えば『ギスギス』でしたからね! 今年の夏アニメとしても、是非とも継承していただきたいところです」
メリーさん太「──いや、作品にはそれぞれ『持ち味』と言うものが有るんだから、別に『ギスギス』にこだわらないで、別方面で大いに楽しめばいいだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「とはいえ、今期夏アニメは、あまりにも『ヌルい』のですよ!」
メリーさん太「……『ヌルい』、とは?」
ちょい悪令嬢「確かに最初から『まったく別ジャンル』であれば、ちゃんとそれなりに楽しめたのに、いかにも『ギスギス』しそうな設定で興味を惹いておいて、結局『ヌルい』展開を見せられたりしたら、あまりにも興ざめじゃないですか⁉」
メリーさん太「ああ、そう言う意味か?」
ちょい悪令嬢「その最たるものが、冒頭の【突発短編】でも取り上げた『わん○り』でして、せっかく前回『日本人の許されざる罪』を突きつけられて、い○はちゃんがダークサイドに堕ちそうになったかと思ったのに、何かニ○様の助力によって『パワーアップ』して、ニホンオオカミたちに太刀打ちできるようになったとたん、図に乗って、『あなたたちとお友だちになりたいの!』とか、性懲りもなく頭の狂った『決まり文句』なんか唱え始めやがってからに! ──おいおいおい、ニホンオオカミは人間によって絶滅させられているんだから、お友だちもクソも無いだろうが⁉」
メリーさん太「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「ここはやはり、今回の【突発短編】のように、どうしてもニホンオオカミと本気で戦えないい○はちゃんがズタボロに叩きのめされて、その瀕死の姿を見せつけられたこ○ぎちゃんが逆上して、禁忌の『ビーストモード』を発動して暴走状態となり、敵を虐殺すると言ったパターンにすべきでしょう★」
メリーさん太「──いやもうそれ、『プリキ○ア』で無く『エヴ○』じゃん⁉ 『ニチアサ』として放映不可能だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「ところがどっこい! 実はかつて『プリキ○ア』においても、『ビーストモード』は存在していたのですよ!」
メリーさん太「ええっ、何だってえ⁉」
ちょい悪令嬢「私も『ビーストモード』と言うキーワードでWeb検索していて見つけて驚いたのですが、シリーズの一つの『ドキドキ!プリキ○ア』と言う作品において、『プリキ○ア』自身では無く、敵側の『ジコチ○ートリオ』と言う幹部グループなんですけど、確かにその名も『ビーストモード』を発動したことが有るのです」
メリーさん太「え、ちょっと待って、それって──」
ちょい悪令嬢「ええ、少なくとも『前例』が有るわけだから、今度は『プリキ○ア』自身が『ビースト』化しても、おかしくは無いですよね? ──案外、今回動物をプリキ○アにしたのは、『ビーストモード』導入が前提だったりして☆」
(※次回に続きます)




