第1873話、わたくし、『ユーフ○』の大改変は、原作者様御自身の御意志かも知れないことに気づきましたの⁉
ちょい悪令嬢「……それが実は、やはり今期夏アニメの『逃げ上手の若○』に関しても、現在無料公開中の原作漫画版を読んでみたところ、完全に本作の作者の好みに合致していて、これまた視聴継続決定したりして?」
メリーさん太「──死ぬ気かよ⁉ それって完全に、『自殺行為』じゃん!」
ちょい悪令嬢「ま、まあ、その代わりに、『グレンダ○ザーU』や『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリ○さん』等の、『期待外れ』の作品を、順次切っていくことで、時間を捻出する予定ですし」
メリーさん太「……ホント、大丈夫なのか?」
ちょい悪令嬢「それどころではありません! 『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』については、更に重要なる事実が発覚したのです!」
メリーさん太「そういや、夏アニメだけでは無く、前期の春アニメにも影響を及ぼしているとか何とか言っていたよな? 今更どう言うことなんだ?」
ちょい悪令嬢「春アニメと言えば、『響け!ユーフ○ニアム』! 『ユーフ○』と言えば、第12話の『原作改変問題』ですが、これについて、思わぬ『新事実』が発覚したのです!」
メリーさん太「まあたその話題かよ? 『新事実』って、一体何のことだ?」
ちょい悪令嬢「あの改変──それも、第12話における『最終オーディション』の結果だけでは無く、アニメ版最終章が全体的に原作よりも『ギスギス』していたことが、下手すると原作者御本人であられる、武○綾乃先生の御意志である可能性が出てきたのですよ!」
メリーさん太「……え、それって、まさか、」
ちょい悪令嬢「そうなのです、つまりはあの『原作改変』のすべてが、他ならぬ武○先生の『御指示』によるものかも知れないのです」
メリーさん太「──はああああああああああああ⁉ 何ソレ! もしそれが本当なら、前提条件から何から、すべてがひっくり返ってしまうじゃ無いか⁉」
ちょい悪令嬢「ホント、うちの作者好みの驚きの展開ですわね。さすがは『ユーフ○』、最後の最後まで楽しませてくださいますわ♡」
メリーさん太「そんなこと言ってる場合か⁉ もしそれがガチネタなら、これまで散々脚本家の花○十輝先生をディスってきたことが、単なる『言いがかり』になってしまうんだぞ⁉」
ちょい悪令嬢「言うなれば花○先生って、あくまでも原作者様の指示に従って、原作を『改変』──では無く、脚本家としての当然の役割である『脚色』をしただけなのであって、むしろ原作者様に忠実な、デキる脚本家ってことになりますからね♫」
メリーさん太「……原作者様の指示に従っただけなのに、『原作改変の大戦犯』であるかのように罵られたりしたんじゃ、堪ったものじゃないよな」
ちょい悪令嬢「でもこれって、あくまでも本作の作者の『想像』でしか無いんですけどね」
メリーさん太「その『想像の根拠』って、一体何だよ?」
ちょい悪令嬢「昨年の『MyG○』の登場は各方面に多大なる影響を与えており、マンガやアニメの最新ニュースの発信サイトの『コミックナ○リー』様においても、幾度と無く特集を組まれていて、その一環として、脚本&シリーズ構成の綾奈ゆ○こ氏と、『ユーフ○』の原作者の武○先生との、Web対談が組まれたのですが、もう武○先生ってば、去年の段階ですっかり『MyG○』のファンとなられていて、それはもう『語る語るむちゃくちゃ語る』って有り様で、その『解像度』は、本作の作者以上のマニアっぷりであることを認めざるを得ないほどでしたw」
メリーさん太「──それ程かよ⁉」
ちょい悪令嬢「そんな彼女が、自分自身の作品である『ユーフ○』の最終章のアニメ化が決定していて、原作段階で『ギスギス要員』である黒江真○嬢を登場させているのだから、いっそ更に(『MyG○』ばりの)ギスギス展開を望んだところで、何もおかしい話では無いでしょう?」
メリーさん太「……そもそも『ユーフ○』には、『リ○と青い鳥』と言う、一応別格扱いされているとはいえ、『MyG○』と勝るとも劣らない『ギス百合』作品も有るんだからな、これまでコメディ色が強かった『本編』においても、ある程度路線変更しても、それ程無理な話では無いよな」
ちょい悪令嬢「言うなれば武○先生って、既に『2.5次元舞台』の魅力を理解している、生まれ変わった『鮫島ア○子』先生のようなものなのですよ」
メリーさん太「──ホント、『推しの子』アニメ版第2期の、『原作改変』に関する『解像度』の高さは、一体何なの⁉」
ちょい悪令嬢「そんな原作者自らの提案に対して、果たして制作会社の『京○アニメーション』様としては、どう応えるべきでしょうねえ?」
メリーさん太「……自ら『ガールズバ○ドクライ』を創ったくらいだから、『MyG○』的な『ギス百合』に理解が有る花○先生は言うまでも無く、昔からチャレンジ精神旺盛な『京ア○』スタッフの皆様が、こんな『魅力的な提案』を断ることなんて、絶対に有り得ないよな?」
ちょい悪令嬢「と言うわけで、『響け!ユーフ○ニアム』アニメ版最終章は、全体的に原作版よりも『ギスギス』度がアップされており、更には何と最終オーディションにおいて、主人公の黄前久○子嬢がソリに選ばれないと言う、衝撃の結末となったのです!」
メリーさん太「──ああ、なるほど! あれって『MyG○』だったんだ! 『MyG○』ならわかる! 『MyG○』のメンバーって、誰もが心に傷を抱えて、誰もが何か『足りなく』て、メンバーの一人だけが満たされることなんて無いけれど、傷つきながらも、仲違いしながらも、みんなで一つ一つライブをこなしていき、メンバーの絆を深めていって、あくまでも『バンド全体として』成長していく物語だしな!」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、これを『ユーフ○』に当て嵌めれば、別に主人公だからって、久○子ちゃんがソリを吹く必要なんて無く、真○ちゃんも麗○ちゃんもみんな心に傷を抱えて、常に何かが『足りなく』て、けして個人的にすべてを手に入れて『満たされる』ことなんて無いけれど、常にギスギスしながら、時にはぶつかり合いながらも、だんだんと絆を深めていき、吹奏楽部全体として成長していき、そんなこんなで三年間もかけて、ついに全国大会で金賞を獲得したってわけなのですよ☆」
メリーさん太「……うんまあ、原作者とアニメスタッフが一体となって、『MyG○』路線を目指したとなると、あの一見『大改悪』にも見える原作改変についても、どうにか納得できなくも無いよな」
ちょい悪令嬢「武○先生と『MyG○』の脚本のゆ○こ氏との、Web対談を拝見する限りは、その可能性は否定できませんわね」
メリーさん太「だとしたら、少なくとも花○十輝氏には、まったく非が無いことになるんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「まあ、あくまでも本作の作者の勝手な想像とはいえ、その可能性も否定できませんわね」
メリーさん太「──謝れ! 今すぐ謝れ! そもそも花○十輝氏に最大の責任が有ると言うのも、うちの作者の勝手な想像なんだから、この新事実の発覚を踏まえれば、とんでもない失礼なことばかり言ったことになるんだぞ⁉」
ちょい悪令嬢「……そうですね、そもそも何の明確な根拠も無しに、花○先生に対して個人攻撃そのままに、批判ばかりしたことについては、心から謝罪させていただきます」
メリーさん太「まあ、そのように己の非を素直に認められるのは、本作の作者の数少ない美点だけど、今回の花○氏に対する批判の数々は、あまりにも尋常じゃ無かったからなあ」
ちょい悪令嬢「──うっ」
メリーさん太「て言うか、とにもかくにも、どんな理由が有ろうとも、『個人攻撃』は控えること! そもそも他人様の創作物に執拗にケチをつけること自体、『表現の自由の否定』になりかねず、それこそは本作の作者にとって、最も唾棄すべきことだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「……はい、おっしゃる通りでございます。今回の件に関しては、心から反省させていただきます」