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第1862話、わたくし、『負けヒロイン』どもが荒ぶって大騒ぎですの⁉(その3)

娘バカ一代司令「──マーケマケマケ♫ マケマケマケマケマケマケ♪ マケマケマケマケマケマケマケマケマケマケマケマケ♬」




おさまけ隊長「………やけにご機嫌のようだな、『防衛隊総司令』さんよお?」




娘バカ一代司令「──ひいッ⁉」




おさまけ隊長「私は初耳なのですがあ、一体何の歌なのですかあ、それってえ?」


娘バカ一代司令「ば、馬鹿なッ⁉ 当代において随一とも讃えられている『武芸者』であるわしが、後ろを易々ととられてしまった、だとお⁉」


おさまけ隊長「──いいから、キリキリ答えんかいッ!」




娘バカ一代司令「ああ、うん、昨日の第2話放映時に大々的に発表された、今期夏アニメ最大の注目作たる、『負けヒ○インが多すぎる!』のOP曲だけど?」




おさまけ隊長「やっぱりかよ⁉ 私に対する当てつけかッ!」


娘バカ一代司令「そ、それは、『被害妄想』と言うものでは?」




おさまけ隊長「ふざけるな! この三流Web作品で『怪○8号』ネタを始めてからずっと、私のことを『幼馴染み=負けヒロイン』とか言った謎法則に則って、散々いじり倒しててきたろうが⁉」




娘バカ一代司令「──そうなのだよ! それこそが、本作の作者の、『先見の明』と言うものなのだ!」




おさまけ隊長「はあ?」




娘バカ一代司令「君をフィーチャーして、初めて『幼馴染み=負けヒロイン』をテーマにしたのは、前期春アニメにおける覇権争いのラストスパート時であり、本作の作者自身、まさか次の夏アニメで、文字通り『負けヒロイン』をタイトルにした作品が放映されるとは、つゆほどにも思っていなかったのだよ!」




おさまけ隊長「……ああ、まあ、この原作ラノベについては、風の噂くらいは聞いたことが有るし、アニメ化が決まったことも知っていたけど、今回の夏アニメでやること自体は、まったくチェックしていませんでしたしね」




娘バカ一代司令「それがグッドタイミングにも、この【座談会】に連動するように放映が開始されて、しかも作品としても非常に上出来で、すぐさま大勢の注目を集めたために、『負けヒロイン』という言葉キャッチフレーズ自体までも、SNS等のトレンドとなる始末。いやあホント、うちの作者は『持っている』よな」




おさまけ隊長「……私としては、あまり気分が良くないですけどね」


娘バカ一代司令「何を言っているのかね、君こそ作者を『おさまけネタ』に走らせた、『殊勲選手』じゃ無いか?」


おさまけ隊長「──それが不愉快だと、言っているんですよ! それに『おさまけ』って、『幼馴染みが負ける』と言う意味では無く、『幼馴染みが負けない』と言う意味ですからね⁉」


娘バカ一代司令「……え、てっきり、『幼馴染みは☆負けヒロイン』と言う意味かと思っていたのだが?」


おさまけ隊長「何で私が、そんなHN(ハンドルネーム)にしなきゃならないのですか⁉ 自虐か!」


娘バカ一代司令「まあまあ、落ち着きたまえ。別に今期夏アニメは、ホントに『負けヒ○インが多すぎる!』と言うわけでも無く、君が心穏やかに視聴できる作品も少なくは無いのだよ?」


おさまけ隊長「……例えば?」


娘バカ一代司令「やはり本作の作者お気に入りの、『菜なれ花○れ』とか?」


おさまけ隊長「ああ、アイドルものやガールズバンドもののように、基本的に女の子しか登場しない作品なら、『百合堕ち』は有っても、『負けヒロイン』は出ませんよね」


娘バカ一代司令「わからんぞお? 作者のお気に入り中のお気に入りの、あの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』すらも、リ○キーこと椎名立○嬢と言う『負けヒロイン』を生み出したでは無いか?」


おさまけ隊長「リ○キー、『負けヒロイン』だったんだ⁉ まあ確かに、彼女の意中のと○りちゃんには、愛○ちゃんやラ○ナちゃんやそ○さんのほうが、余程絡む頻度が多いしね!」


娘バカ一代司令「むしろリ○キーなんかよりも、別バンドの祥○様のほうが、大いに絡んできたりして」


おさまけ隊長「……リ○キー、何て不憫なやつ」


娘バカ一代司令「大丈夫だ、彼女のことはやはり別バンドの万能ベース弾きのお姉さんが、『こしたんたん』と狙っているから♡」


おさまけ隊長「だから何で、『虎視眈々』をひらがな表記する⁉…………て言うか、ベースのお姉さんて、同級生の八幡海○嬢のことですか? 確かに事あるごとにウザ絡みしてくるとはいえ、『狙っている』って、どういうことです?」




娘バカ一代司令「来年放映予定の続編アニメ『Ave Muj○ca』の告知イラストにおいて、海○嬢が、画面の片隅にひっそりと描かれた『パンダのぬいぐるみ』のほうに、何だか意味深な視線を送っているのだが、実はリ○キーは大のパンダ好きで、彼女にとってパンダこそがシンボルマークだったりするのだよ」




おさまけ隊長「え、あのいかにもクールさがウリの海○さんてば、リ○キーに対して、そんな重い感情を隠し持っていたの⁉」


娘バカ一代司令「一説によると、『Ave Muj○ca』のメンバーは、誰もが『心の闇』を抱えているとも言われているからね、来年の本放送が、今から大いに楽しみだよ♫」


おさまけ隊長「……なんか、『負けヒロイン』がどうのと言った作品のほうが、余程穏便なように思えてきましたよ」


娘バカ一代司令「だったら、『モ○から』こと『モ○から始まる探索英雄譚』はどうだい? これほど心安らかに視聴できる作品も無いぞ?」


おさまけ隊長「──いきなり『なろう系』かよ⁉ いや、これはこれで、『別のストレス』が溜まったりしませんか?」




娘バカ一代司令「『モ○から』はストーリーなんか度外視して、二十数分間ずっと、シルフ○ーちゃんのことを見守っていればいいのだ! シルフ○ーちゃん、可愛いよ、シルフ○ーちゃん♡」




おさまけ隊長「──結局それかよ⁉ このロリコン司令が!」




娘バカ一代司令「……ああ、キ○ルちゃんも、これくらいの年頃が、一番可愛かったなあ」


おさまけ隊長「──む、それについては、さすがに否定できませんな。…………当時の写真とかビデオがあれば、見せてもらいたいくらいです」


娘バカ一代司令「──そうかね! それならキ○ルちゃんが小学三年生だった折の、未編集の総時間5時間以上の、運動会のビデオを──」


おさまけ隊長「『社交辞令』を、真に受けるな」


娘バカ一代司令「……最近、あれ程忠実だった部下が、冷た過ぎる⁉」


おさまけ隊長「それはあなたが私に対して事あるごとに、『幼馴染みは負けヒロイン』だと、おちょくってくるからで…………いや、ちょっと待てよ?」


娘バカ一代司令「うん、どうかしたかね?」




おさまけ隊長「この『モ○から』って、(主な舞台のダンジョン内では無く)日常世界サイドで密かに主人公に思いを寄せている同級生の女の子が、『負けヒロイン』待ったなしって状況にいるでは無いですか⁉」




娘バカ一代司令「まあ、彼女も主人公の『幼馴染み』だしね★」




おさまけ隊長「それを知ってて、何で私に勧めてきたのです⁉」




娘バカ一代司令「ロリの魅力の前には、ピチピチのJKすら太刀打ちできないのだから、君も無駄なあがきをしないで、諦めなさい──と言う、老婆心からのメッセージも含まれているのだよ♫」




おさまけ隊長「──ふざけるな! 余計なお世話だ!……………て言うか、『怪○8号』って、ロリキャラなんていましたっけ?」




娘バカ一代司令「意外と、ラスボスの『怪獣の女王様』的な存在が、見た目『ロリっ』てな感じだったりしてな☆」




おさまけ隊長「いかにも有りそうなオチだな⁉ ──いや、『推○の子』や『チ○ンソーマン』なんかは、もうそんな感じのオチになっているのでは?」

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