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第1859話、わたくし、『負けヒロイン』どもが荒ぶって大騒ぎですの⁉(その2)

娘バカ一代司令「──亜○隊長、朗報だ! 今期夏アニメの最有力覇権候補作の一角たる、『ロ○デレ』こと『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリ○さん』の、メインヒロインのアーリ○ちゃんは、主人公の久○政近君の、『幼馴染み』では()()()()のだよ!」




おさまけ隊長「………はあ?」




娘バカ一代司令「これでアーリ○ちゃんが『負けヒロイン』になる可能性が潰えたので、これからは安心して視聴継続決定だ! ──まさしく、『勝ったな、ガハハ!』そのものだぜ!」







おさまけ隊長「………司令、あなたとは一度、話をつける必要が有りそうですね」







娘バカ一代司令「──ちょっ、何でいきなり君の固有兵装である、『Tー251○1985』を構えているのかね⁉ それは長距離大規模破壊兵器だから、下手すると一発で、この防衛隊最高司令部が瓦礫と化すぞ⁉」







おさまけ隊長「司令がアホみたいにしつこく、私に対して当てつけみたいに、『幼馴染み=負けヒロイン』を主張なされているからですよ」


娘バカ一代司令「い、いや、私はあくまでも、『アーリ○ちゃんが負けヒロインにならなくて良かったなあ♡』──と、言いたいだけでありまして……」


おさまけ隊長「……はて、四○宮司令がそれ程までに、『ロ○デレ』のアーリ○ちゃんに入れ込んでいたとは、意外ですね?」


娘バカ一代司令「う、うん、なんか彼女って『完璧超人』として崇め奉られている割りには、第2話の時点ではあまりにも『ポンコツ』じみていて、主人公の実妹ちゃんに完全にマウントをとられて、『いじられキャラ』に成り下がっていたじゃ無いの?」


おさまけ隊長「ああむしろ、『アーリ○ちゃんをいじり尽くす☆』のが、作品の主旨みたいになりそうでしたからね」


娘バカ一代司令「それが第3話に至って、ついに『パ○ツアニメ』であることを放棄してしまって、ネット上で非難囂々となり、脱落者を大勢生み出すと言う、『自殺行為』をしでかすんだから、ホント、アニメ版の制作スタッフはアホ揃いだよな★」


おさまけ隊長「……おい、エロオヤジ、論点がズレているぞ? 実はアニメ作品をそんな邪な目線で見ていることを、娘さんにチクってやろうか?」


娘バカ一代司令「じょ、ジョークだよ、これが『防衛隊司令ジョーク』と言うものなのさ! HAHAHAHAHA!………………後生だから、キ○ルちゃんには黙っていてね?」


おさまけ隊長「いいから、話を続けろ!」




娘バカ一代司令「第3話になっていきなり、『パ○ツ』を封印したどころか、『ラブコメ調』すらすっかり鳴りを潜めて、一気にシリアス調に転換して、Aパートではアーリ○ちゃんと久○君との、お互いに中学生になってからの初めての出会いをじっくりと描写して、視聴者の皆さんに『……あれ? 久○君の幼馴染みで、ロシア語をマスターする切っ掛けになった、ロシア人美少女って、誰だったんだ?』と思わせておいて、後半Bパートに移行するや否や、思わぬ人物が『真の幼馴染み』だと発覚すると言う驚愕のつるべ打ち! いやあ、今後の展開が非常に期待されますなあ!」




おさまけ隊長「ほう、一応『幼馴染み』側にも、勝機が有るとお思いで?」


娘バカ一代司令「『幼馴染み』以前に、『姉に勝る妹』は存在しないからなッ!」




おさまけ隊長「その、『ネットミームには、ネットミームをぶつけろ』的な論調は、ヤメロ! しかも、完全に『ネタバレ』しているじゃんか⁉」




娘バカ一代司令「まあまあ、どうせ『勝ちヒロイン』は他にいるんだから、ロシア人姉妹がどうなろうが、別に構わないじゃ無いか?」


おさまけ隊長「はあ? 九条ミハイロヴナ姉妹以外の『勝ちヒロイン』候補って、一体誰です?」




娘バカ一代司令「そりゃあ、自称幼馴染みで、中等部で一緒に生徒会をやって、しかも何としょっちゅう自宅に泊まり込んできて、一緒にオタクアニメを鑑賞している、誰よりも昵懇の仲のヒロインキャラにして、実は元華族でこの地方随一のお嬢様である、周防有○嬢に決まっているだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「え、有○ちゃんて、第2話でネタバレしていたけど、久○君とは血の繋がっている、『実の妹』じゃ無かったっけ?」


メリーさん太「血の繋がった、実の肉親だからいいんじゃ無いか⁉ 本人も『実の兄妹だからいいんじゃねーか‼』と、事あるごとに力説しているしッ!(※『ピク○ブ百科辞典』様で独立記事が立てられているほどですw)」


おさまけ隊長「──しまった、こいつって、『実の娘ガチ恋』勢だったっけ⁉(※悪質な風評被害ですw)」


娘バカ一代司令「今このエピソードを書いているWeb作家のお気に入りの、『僕らの雨いろプ○トコル』においても、実妹のキモウトちゃんが『ラスボス』だしな」


おさまけ隊長「え、そうだったっけ?」




娘バカ一代司令「だって、残りのヒロインは二人共『幼馴染み枠』だから、最初から勝負にならないじゃん?」




おさまけ隊長「まだ言うか、この『娘恋ドタコン司令』がッ⁉」




娘バカ一代司令「──痛い痛い、超大型口径の銃口を、人のほっぺたにグリグリ押しつけるのは、やめてえッ!」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……何だ、これ?」




ちょい悪令嬢「以前も申したでしょう? 今期夏アニメにおける最有力『ダークホース』枠として、『負けヒ○インが多すぎる!』を視聴継続決定したのを記念して、他の作品の『負けヒロイン』について考察するって。今回のは、その【拡大版】なのですよ!」




メリーさん太「【拡大版】、って?」




ちょい悪令嬢「『荒ぶる季節の乙○どもよ。』や『グラスリ○プ』の時のように、過去作の確定的な『負けヒロイン』を考察するのでは無く、今期の最新作における『負けヒロイン』を、あらかじめ予測してみようと言う主旨なのです!」




メリーさん太「──すげえ『余計なお世話』そのまんまな、クソ企画だな⁉ 各方面から怒られるぞ⁉」




ちょい悪令嬢「まあまあ、ただ単純に『覇権作』を予測するよりも、こういった趣向のほうが、より広範囲に多数の作品を考察できて、有意義ではありませんか?」


メリーさん太「ホント、『物は言いよう』だな? ──でも、『原作付き』の作品においては、すでに『ネタが上がっている』んだし、やるだけ無駄じゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「……やれやれ、あなた、あの激動の『春アニメ』から、一体何を学んだのですか?」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「アニメ制作陣の暴走によって、『恋愛面』はいざ知らず、少なくとも『音楽面』において、『響け!ユーフ○ニアム』の主人公である黄前久○子嬢が、原作とは違って、『負けヒロイン』にされてしまったでは無いですか? それが今期夏アニメの『恋愛面』において再現されないとは、どうして言えるのです?」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「例えば、もうすでに『負けヒロイン』が決定しているかに見える、『AT○I ーMy Dear M○mentsー』ですけど、実はこれもH田J輝氏が、全脚本及びシリーズ構成を担当なされているので、『ヒロインレース』がどうなるのか、最後の最後までわかったものじゃ無いのですよ?」


メリーさん太「そういや、これって原作付きと言っても、『ゲーム』なんだから、アニメ版制作において、結構自由度が有るしな」


ちょい悪令嬢「『マルチルート』型のノベルゲーなら、誰が『負けヒロイン』になるかは、アニメ版の脚本家次第ですしね」


メリーさん太「……例えば、かの『ヨ○ガノソラ』において、まさかメイドちゃんが『勝ちヒロイン』になるとは、誰も思っていなかっただろうよ」


ちょい悪令嬢「あの作品こそ、まさしく『マルチルート』型ゲームのアニメ化そのものであり、一応最終シナリオのヒロインが『勝ちヒロイン』と言うことになるので、ほとんどの視聴者が『実妹ちゃん』だと決め込んでいらっしゃると思いますが、番組の最後の最後で主人公のソ○君とゴールインしたのは、『おまけアニメ』のメイドちゃんなんですよねw」


メリーさん太「まさか、そんな罠が有るとは?………………おいおい、『AT○I ーMy Dear M○mentsー』のほうは、大丈夫なんだろうな?」


ちょい悪令嬢「第1話には、『おまけコーナー』なんて有りませんでしたが、第2話からいきなり、『タ○ガー道場』みたいなのが設定されたりしてねw」


メリーさん太「つまり、年増のキャサ○ンさんが、『勝ちヒロイン』になるのかよ⁉ 『ヨ○ガ』そのまんまだな⁉」


ちょい悪令嬢「いえ、『ロリブルマ』ちゃんのほうです」


メリーさん太「誰だよ、『ロリブルマ』⁉」


ちょい悪令嬢「ちなみに、H田先生は、今期は『天穂のサ○ナヒメ』も担当なされているんですよねえ……」


メリーさん太「そっちはそもそも、『ヒロインの勝ち負け』なんて、はなから問題になっていないのでは?」




ちょい悪令嬢「そうですよね、最初から『田右○門さん総受け』で、確定していますものね★」




メリーさん太「──あたしは、そんなこと言ってえし! 人を変な道に引きずり込もうとするなよ⁉」

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