第1851話、わたくし、【エンドレスユーフォ】これぞ黄前久○子の【グラスリ○プ】ですの⁉(解説編①)
ちょい悪令嬢「……う〜ん、『グレンダ○ザーU』って、結構期待していたんですけど、想像していたのとはかなり違いますねえ」
メリーさん太「何だ、今回も今期の夏アニメの話か?…………前回扱った、前期春アニメの『響け!ユーフ○ニアム』の解説はしないのか?」
ちょい悪令嬢「もちろん、それは後でじっくり行うとして、とにかくまずは『グレンダ○ザーU』ですよ!」
メリーさん太「うちの作者が、今期のアニメの中で『グレンダ○ザーU』にこだわっていたと言う事実には、意外性を感じないでも無いものの、何か問題でも? 下手すると数十年ぶりの再アニメ化だそうだが、概ね往年のファンの皆様には好評のようだけど?」
ちょい悪令嬢「──それこそが、問題なんですよ!」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「……はっきり言って、『90年代? 80年代? いやもうこれ70年代だろ⁉ 古過ぎるんだよ! 面白みが全然無いんだよ!』──状態なんですよッ!」
メリーさん太「──貴様あああああああああ!!! それは気がついてもそっと胸にしまって、絶対に言ってはいけないやつだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「いやいくら何でも、この西暦2024年に──そう、昭和から平成三十年間を経た現在の令和の世に、あの何の芸も工夫も無い『古さ』は、駄目でしょうが⁉ もはや単に時代錯誤とか言うレベルでは無く、『チープさ』すらも感じられましたよ!」
メリーさん太「──うっ⁉………………それはまあ、確かに」
ちょい悪令嬢「でね、たとえ一見レトロっぽく見えようとも、本作の作者としても期待していたのです。第1話の物語の導入としてあえて、オリジナル版初放映時の70年代テイストにしておいて、超ハイテク技術を誇る敵の外宇宙勢力の軍隊が登場してから、一気に世界観が激変して、全編『ガル○ラ』顔負けのCG作画になって、圧倒的な技術差を見せつけて、地球側の『マジ○ガーZ』が蹂躙されると言った展開を!」
メリーさん太「──そこでいよいよ、『グレートマジ○ガー』の登場と言うわけだな⁉」
ちょい悪令嬢「だ・か・ら、『70年代脳』は捨てろと言っているだろう⁉ これだから『スパロボおた』は! これはかつての『UFOロボ グレンダ○ザー』のリメイク版なんだから、助けに来るのは『グレンダ○ザー』に決まっているだろうが⁉」
メリーさん太「……ああ、もしかしてうちの作者が期待していたのって、それこそ『ゲ○ターロボ』や『ど根性ガ○ル』そのまんまな70年代テイストバリバリだった第1期から、いきなりCG作画全開の近未来テイストバリバリの第2期へと様変わりした、『天元突破グレンラ○ン』みたいな展開なのか?」
ちょい悪令嬢「そこまでは行かなくても、『勇気爆発バーンブ○イバーン』や『アストロノ○ト』のように、演出上わざと『レトロ風味』にしているものと思ったのですけどねえ……」
メリーさん太「だったら、これ以降の展開的に、そうなる可能性も有るのでは?」
ちょい悪令嬢「それが、既に敵側の状況もある程度明らかになっているのですが、『地球とは比較にならないほどの超文明』と言う触れ込みの割りには、世界観もキャラ設定も、やはり70年代テイストそのまんまのようでして」
メリーさん太「──駄目じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「特にメインヒロインと思われる、王族の姉妹(?)のお二人が、もはや『レトロ』とか『チープ』とか言う以前に、現代感覚のキャラデザからしたら、全然『そそらない』んですよねえ……」
メリーさん太「え、弓さ○かちゃんなんて結構セクシーで、ファッションセンスも『今どき』って感じで、割とイケるのでは? やはり今期夏アニメの『義妹○活』のヒロインも、大体あんな感じだったし」
ちょい悪令嬢「70年代も、まさにあんなふうだったんですよ!……………ところで、今思いついたんですけど、オリジナル新作案として、『偽妹生活』なんてどうでしょうか?」
メリーさん太「──ブホッ! な、何だよ『偽』妹生活って⁉ 妹が偽者とか、有り得るのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「……わかりませんよお? 『この中に1人、妹○いる!』とか、クレイジーな作品も有りましたし、その逆パターンだと思えば」
メリーさん太「ああ、今では完全に廃れてしまった(?)、とにかく『妹』キャラがわんさか登場するゲームとかアニメとかだったら、一人くらい『偽者の妹』が紛れ込んでも、おかしくは無いわな」
ちょい悪令嬢「過去の超名作の『シスター・プリ○セス』のラストとか、全然知らないんですけど、もしも主人公がヒロインたちの誰かと結ばれるとしたら、『実は血が繋がっていなかった』ってパターンとかも有り得るのでは?」
メリーさん太「まあ賛否両論になるとは思うけど、全年齢を対象としたアニメ版とかだったら、そう言うオチも有るかもな」
ちょい悪令嬢「いけますよ、『偽米生活』! 将来的には農林水産省にバックアップしてもらって、『闇米』を市場から駆逐するのです!」
メリーさん太「……あれ? いつの間にか話が、『天穂のサ○ナヒメ』に変わっているぞ? ──いやいや、昭和までの『完全配給制』とは違って、今ではどこでも自由にお米を購入できると言うのに、『闇米』もへったくれも無いだろうが?」
ちょい悪令嬢「そうそうそうなんですよ! 『グレンダ○ザーU』も駄目、『義妹○活』もイマイチと来て、非常に不安感の募っている今期夏アニメですが、そんな中で頼みの綱的優良作品だった『サ○ナヒメ』なのに、公式が場合によっては盛大なる『デバフ』にもなりかねない、『爆弾』を投げ込んできたのですよ!」
メリーさん太「公式が『デバフ』だと? それって、一体──」
ちょい悪令嬢「今回明確に、『エロ的二次創作禁止』をアナウンスされたのです!」
メリーさん太「──いやそれ、当たり前の話だろが⁉ 何をいかにも一大事のように言っていやがるんだ、この『違法剥ぎコラ師』悪役令嬢が⁉」
ちょい悪令嬢「しかし、結局こういったアンダーグラウンドでの人気が、本編の人気をも盛り上げることになり、あまりにも厳格な二次創作規制が、ムーブメントの閉塞をもたらしかねないのは、歴史の証明するところでは無いですか⁉」
メリーさん太「だからと言って、ちゃんと『対象』は選ぼうよ! 『天穂のサ○ナヒメ』は、農水省推奨の、健全なる『稲作シミュレーション』作品です! そもそもそれこそあの『レトロ』なキャラデザでは、『エロ』方面のニーズはそんなに期待できないだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「え? 一部の殿方の間では、『田○衛門さん総受け本』が、むちゃくちゃもてはやされそうですけど?」
メリーさん太「──そっち方面かよおおおおおおおお⁉」
ちょい悪令嬢「後、(うちの作者のような)ガチの『ケモナー』の皆さんの間では、タ○爺やアシ○モさんが、大人気だったりして★」
メリーさん太「──そう言われてみれば、『サ○ナヒメ』って、各方面のマニアックな方々からは、垂涎の的かも知れないな⁉」
ちょい悪令嬢「実は、いかにも『ロリコン』の方々御用達かと思われている、ココ○ワヒメやゆ○ちゃんたちって、性格が『アレ』ですからね。むしろ序盤であっさりと心を入れ替えた『サ○ナヒメ』やタ○爺やアシ○モさんや田○衛門さんたちのほうが、『心の癒やし』としてニーズが有るでしょう」
メリーさん太「とにかく、今期夏アニメにおいては数少ない『有望株』だった『天穂のサ○ナヒメ』までも、ここに来て公式が余計な『デバフ』をかけたために、前途が怪しくなったわけだな? ホントに大丈夫なのかよ?」
ちょい悪令嬢「一応『大本命』の『推○の子』と『物○』シリーズが、今のところ順調だし、本作の作者が私的に『ダークホース』と見なしている『菜なれ花○れ』も、いよいよ本格的に配信開始だし、そんなに大コケしないとは思うんですけどねえ………」
メリーさん太「おいおい、前期春アニメも同じようなことを言っていたけど、大本命の『ユーフ○』が自爆してしまい、期待のアニオリ各作品共期待外れに終わってしまって、結局『私的覇権作品無し』になってしまったろうが?」
ちょい悪令嬢「……し、新作が駄目なら、『旧作』を見ればいいじゃ無い⁉」
メリーさん太「──『ベルば○ら』再アニメ化を祝して、マリー=アントワネット様、ご降臨⁉」
ちょい悪令嬢「ふふん、一応私も悪役令嬢ですので、この手の台詞は得意ですの★」
メリーさん太「……いや、別にマリー王妃は、『悪役令嬢』ってわけじゃ無いだろ?」
ちょい悪令嬢「──というわけで、実はここからいよいよ、前回の【突発短編】の話に繋がるのです!」
メリーさん太「……………………へ?」
(※次回に続きます)