第1838話、わたくし、今期春アニメ私的覇権作レース、ラストスパートですの☆(その9)
メリーさん太「……あの、すまん、自分から振っておいてなんだけど、このところ立て続けに話題に挙げている『響け!ユーフ○ニアム』第12話関連の話、そろそろやめにしない? いつの間にかまたしても、『某五流脚本家ディスり大会』になってしまっているしw」
ちょい悪令嬢「そうですね、いつまでもあんなのの相手をしている暇はございません、まさにあいつこそが、最大の覇権作本命だった『ユーフ○』を完全に沈没させてしまったために、本作の作者の個人的な覇権レースが混沌化してしまいましたからね。一時は『無風』とも言われた今期春アニメが、こんなに荒れるとは予想だにできませんでしたよ」
メリーさん太「いや、『完全に沈没』って、いくら何でもそこまででは無いのでは? 擁護しているやつのほとんどが『五流脚本家信者』だから、その意見に何の価値も無いのはわかるけど、中には、『原作よりも納得のいく展開』だとか、『原作者も実はこのようにしたかったのだけど、読者からの反発が予想されたので泣く泣く自重していて、今回の改変を一番喜んでいるのは、実は作者自身なのだ』などと言った、一聞の価値の有る意見も無きにしも非ずだったじゃないか?」
ちょい悪令嬢「──それは絶対に、『言ってはならないこと』だろうが⁉」
メリーさん太「ひいっ! いきなりどうした⁉」
ちょい悪令嬢「……『アニメのほうが原作より正しい』だと? 『原作者も本意では無かった』だと? ──それって文字通りに、『原作を否定』しているも同然じゃ無いか⁉」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「『実はこの原作版小説は作者の本意では無く、後でアニメ版で大改変される可能性が有りますw』とか言われて、金を出して読むやつがいるか⁉ ──これって下手すると、出版社に対する『営業妨害』じゃんか!」
メリーさん太「あ」
ちょい悪令嬢「……まあ、元々あのアニメは、原作小説の『販促効果』が抜群だから、出版社も率先して原作者に『火消し』のコメントをさせた感も有りますが、少なくとも本作の作者のように、実際に金を出して原作小説版を買った者は、馬鹿を見たようなものですよ」
メリーさん太「な、なるほど、あの『大改悪アニメ』を肯定している原作者や出版社は、自ら愛読者の皆様からの信頼を踏みにじっているようなものなのか?」
ちょい悪令嬢「アニメ版において、最も重要なる主人公の行く末や、ストーリーそのもの展開を変えられて、しかもネット等で脚本家の『ファンネル』どもから、『何の面白みも無い御都合主義』などと馬鹿にされるとわかっていて、原作小説版を金を出して購入する気になりますかあ?」
メリーさん太「──そ、そういえば、うちの作者って、あんなに楽しみにしていた、『響け!ユーフ○ニアム』の最新短編集は、」
ちょい悪令嬢「……買いませんよ、金輪際『ユーフ○』シリーズはもちろん、あの原作者の他の小説も、そのアニメ版やコミカライズも、見るつもりはまったく無くなりましたわ」
メリーさん太「あれだけ一方的に、『同志』だとはしゃいでいたのにか⁉」
ちょい悪令嬢「そもそもですねえ、己自身に『ユーフ○』と言う歴史的名作を生み出したプライドが有るのなら、あんないかにも各方面から強制された『火消し』そのまんまな、情けないコメントなぞせずに、例えば、
『アニメ版第12話をご覧になられて、原作とのあまりの変わりように、皆さん賛否両論だと思われますが、原作者としては、既にアニメスタッフにお渡しした作品については、何も言うつもりはございません。
──ただし、ただ一つだけ。
とにかく皆様、次回の最終話をご覧になってください。
きっと誰もが感動する、最高の幕切れになると、確信しておりますから。
──「響け!ユーフ○ニアム」アニメ版と言う作品に、ジャッジを下すのは、それからでも遅くないかと思います』──と」
メリーさん太「──うおおおおおおおおおおおおお! 何て理想的な『原作者のコメント』なんだ⁉ 今からでもうちの作者こそが、『響け!ユーフ○ニアム』の原作者になれよ!」
ちょい悪令嬢「……いや、いくら何でも、それは無理だろ」
メリーさん太「しかし、原作者として具体的な賛否を表明しないところといい、それでいて、『真の勝負は最終話』であることをさりげなくアピールして、賛否渦巻く視聴者全員を、いまだに作品に誘導しようとしているところなんて、『さすがはプロ☆』って感じだよな?」
ちょい悪令嬢「……実際の原作者のコメントが、いかにも『言い訳』じみているんですよ。しかもくどくどポストを重ねて、あからさまに『言わせられている』って感じだし」
メリーさん太「言い訳をさせるにしろ、まさしくうちの作者のような、言葉の『魔術師』と言うかむしろ『詐欺師』のようなやつに、やらせるべきだったよな」
ちょい悪令嬢「いやこんなの、プロの『文書書き』なら、できて当然でしょ?」
メリーさん太「……ま、まあ、本当にこの話題を続けると、各方面に無用な敵を作り過ぎてしまうから、いい加減『今期春アニメの私的覇権レース』の話に戻ろうぜ!」
ちょい悪令嬢「……とはいえ、どうします? 大本命の『ユーフ○』が完全に駄目になって、現時点で最も話題の『ガールズバ○ドクライ』も、元々『何だか虫が好かない』と思っていたら、『ユーフ○』同様に某五流脚本家のシナリオで、もはや対象外決定だし。有力視していた『アスト○ノオト』も『変人のサラダボ○ル』も『この素晴らしい世界に祝○を!』も『ダンジ○ン飯』も、イマイチでしたしねえ」
メリーさん太「後残っているのでめぼしいのは、元々ダークホース枠だった『夜のク○ゲは泳げない』を除けば、『怪○8号』や『魔法科高校の劣○生』や『無○転生』や『鬼○の刃』とか言った、元々超人気の話題作ばかりで、既にこの時点で面白みのまったく無い覇権レースとなってしまったよな」
ちょい悪令嬢「『ヨル○ラ』以外に期待できるとしたら、『怪異と○女と神隠し』と言うことになりますかねえ……」
メリーさん太「え、あれってまだ最終回やってなかったの? でもこの作品てこれまで、あんまり話題に挙げていなかったじゃないか?」
ちょい悪令嬢「前にも申しましたが、『VTuber』に関して、目から鱗の『新解釈』を示してくださったし、それに何と言っても最新話において、ついに待望の『猫○王』様が登場なされたのですしね!」
メリーさん太「『猫○王』? 何じゃそりゃ」
ちょい悪令嬢「『中の人』が、斎藤千○さんだったりするのですよ」
メリーさん太「──はあああああああ⁉ 千○さんてば、『と○神』にも出演なさっていたのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「しかもやっている役柄が、『物○』シリーズの例の『(乳)猫』そのまんまなのです。面白いものですね、『物○』シリーズで戦場○原ひたぎさんを演じた千○さんが、最大の恋敵である委員長さんを彷彿とさせるキャラを演じられるなんて」
メリーさん太「……いや、今期において、千○さんが『猫』の王を演じられるなんて、『物○』シリーズと言うよりも、むしろ──」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ! 今期春アニメの『わんだふるぷりき○あ!』における、『猫○敷すみれ』ママさんとも、『猫繋がり』だったりするのですよ♫」
メリーさん太「そうか、今期春アニメには、これぞ真のダークホースである、『わん○り』が有ったんだっけ?」
ちょい悪令嬢「……ねえ、もう、今期春アニメの覇権作は、『わん○り』にしませんかあ?」
メリーさん太「──ついにうちの作者が、『プリキ○ア信者』にして、『某脚本家アンチ』に堕ちただとお⁉」
ちょい悪令嬢「もうこれで完全に、自他共に認める『アニメオタク』ですわね★」
メリーさん太「『プリキ○ア信者』で『某脚本家アンチ』であることが、『アニメオタクの証し』って、一体どんな偏見なんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「でもこのままで行くと、『わん○り』の今期私的覇権は、十分有り得ると思われますけど?」
メリーさん太「──うっ⁉」
ちょい悪令嬢「そう言う意味も含めまして、本作の作者がいまだ注目している、『ヨル○ラ』に『と○神』、そしてついでに『ユーフ○』と『ガル○ラ』が、どのような有終の美を迎えるのか、心から期待したいかと思っておりますわ♡」
メリーさん太「……嘘つけ、『ユーフ○』と『ガル○ラ』については、どんな最終回だろうが、全力でディスる気満々のくせに」
ちょい悪令嬢「──うぐぅッ⁉」