第1832話、わたくし、今期春アニメ私的覇権作レース、ラストスパートですの☆(その5)
メリーさん太「……な、何だ、いきなり? 『とんでもない事実』って、何のことだ?」
ちょい悪令嬢「ハンバーガーチェーンの『日本マクドナ○ド』様が、新たなるCMキャラとして、『魔女の宅○便』のキ○とジ○を採用したのです!」
メリーさん太「それのどこが問題なんだ?……………ああ、ひょっとして、『スタジオジ○リ』がやるかどうかはともかく、新たなるメディアミックス展開を匂わす、何かが有ったとか?」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「──そうか、その線も有ったわ! 何で私、気がつかなかったんだろ⁉」
メリーさん太「違ったのかよ⁉ だったら何が、『とんでもない事実』なんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「そうよね、声優に悠○碧さんと阪○大助さんをフィーチャーするくらいなんだから、このCMを起爆剤にしての大々的な『メディアミックス展開』も、十分有り得そうだわ」
メリーさん太「──何一人で納得しているんだよ⁉ あたしにもちゃんと説明しろよ⁉」
ちょい悪令嬢「メリーさんのお陰で、謎が解けました。…………ホント、本作の作者って、この【座談会】を私とメリーさんの掛け合いで進行させているのを、いわゆる個人的な『人形遊び』のようなものと認識しておりましたけど、実は『人格が二人分有る』可能性が浮上しましたわね」
メリーさん太「………何、うちの作者って、『ジキル博士とハイド氏』みたいだったりするの⁉ ──いや、そんなことどうでもいいから、早く説明してくれよ⁉」
ちょい悪令嬢「最初はですね、このCMこそ、宣伝業界の『大革命』とすら思ったのですよ。──だって『魔女の宅○便』て、存在そのものが『ヤ○ト運輸』様の、『クロネコヤ○トの宅○便』の宣伝をやっているようなものじゃん? それをまったく別系統の企業の『日本マクドナ○ド』様が自社のCMに取り込むと言うことは、『マクドナ○ドがヤ○ト運輸のCMをやっている』ようなものでは無いでしょうか?」
メリーさん太「──言われてみれば、その通りじゃん⁉ ──ええっ、そのCMって、一体どっちのPRになるわけ⁉」
ちょい悪令嬢「でも、これがゆくゆく大規模なメディアミックス展開を予定しているとなると、大いに納得できるのですよ。つまり、もしも『魔女の宅○便』を新たに劇場用アニメとして制作するに当たって、メインスポンサーが『ヤ○ト運輸』様になるのは当然として、協賛企業として『日本マクドナ○ド』様も名乗りを上げて、自社の商品に『魔女の宅○便』をフィーチャーした、様々なコラボキャンペーンを展開すると言ったパターンとかが考えられるわけなのですよ」
メリーさん太「──うおっ、むちゃくちゃ有り得そうだな⁉」
ちょい悪令嬢「だとしたら、別に『日本マクドナ○ド』様だけでは無く、『日○食品』様や『S○NY』様や『アシ○クス』様等々、様々な業界のCMに、キ○とジ○が採用されるなんてことも、十分可能性が有ったりして」
メリーさん太「……うん、そうなるとまさしく、『CM界の大革命』だよな」
ちょい悪令嬢「更に逆のパターンとして、『ヤ○ト運輸』様のCM内で、配送の休憩時間にスタッフの方が、マ○クをぱくつくと言ったのも、つくられたりしてね」
メリーさん太「なるほど、企業同士でPRし合うってわけか? 確かに新しい試みだな」
ちょい悪令嬢「それもこれも、『魔女の宅○便』と言う、存在自体が文字通りに『広告塔』でありながら、かの日本を代表するアニメ制作会社たる『スタジオジ○リ』様における人気作であるために、知名度が抜群で、他業種としても自社商品のPRに活用できるのなら、是非とも採用したいと思うのが当然でしょう」
メリーさん太「……そうなると、このCMを企画した御仁は、相当な切れ者だよな」
ちょい悪令嬢「普通なら、『スタジオジ○リ』様のアニメ版によって人気者になったキャラが、ハンバーガーのCMに使われるようになった──くらいにしか、認識しませんからね」
メリーさん太「逆に言うと、常識的に考えたら、マクドナ○ド社内や広告代理店において、企画が上がった段階で、『存在自体がヤ○ト運輸さんのPRキャラである、キ○とジ○を採用するわけにはいかない』と、話がポシャるはずだからな」
ちょい悪令嬢「となると、少なくとも日本マクドナ○ド様とヤ○ト運輸様の間で、『一つのCMで二つの企業のPR効果を生もう!』と言うコンセンサスが図られているはずだし、場合によっては大々的なメディアミックス展開も用意されていると、見なすことができるのですよ☆」
メリーさん太「……ホント、凄いよ、うちの作者って、どうして他の誰も気づかないことを、こんなに早く気づくことができるんだろうな?」
ちょい悪令嬢「まあ、そんな毎度お馴染みの『自画自賛』はいいから、いい加減この辺で、本題の『怪○8号』の話に戻りましょうよ♫」
メリーさん太「──ああ、そうだ、すっかり忘れていた!」
ちょい悪令嬢「この作品は何と言っても原作付きだから、最終話については大方のところを予想できるのですが、今の時点で言えることは、『アンチの言うことなぞ金輪際信用する必要は無いッ!』ですわね★」
メリーさん太「……うん、『推○の子』や『葬送のフリー○ン』の時もそうだったけど、あいつらの言う『面白いのは最初だけ』ってのは、まったくデタラメだったよな」
ちょい悪令嬢「少なくとも『怪○8号』については、今回のアニメ版の最初から最後まで、むちゃくちゃ面白かったですからね。既に最終話を迎えてそれぞれ高評価を獲得している、『ダンジ○ン飯』や『この素晴らしい世界に祝○を!』と比べても遜色は無く、今期の『覇権作』となる可能性も、大いに有り得るでしょう♫」
メリーさん太「とはいえ、本作の作者が注目している、『響け!ユーフ○ニアム』や『夜のク○ゲは泳げない』や『ガールズバ○ドクライ』や『無○転生』や『魔法科高校の劣○生』や『わんだふるぷりき○あ!』や『変人のサ○ダボウル』や『アスト○ノオト』や『怪異と乙女と神○し』等々の最終話については、まだまだこれからだし、『私的覇権作』がどれになるかは、まだまだ予断が許さないけどな」
ちょい悪令嬢「『響け!ユーフ○ニアム』や『夜のク○ゲは泳げない』や『ガールズバ○ドクライ』や『無○転生』や『魔法科高校の劣○生』や『わんだふるぷりき○あ!』に関しては、既に一定以上の評価となっており、最終話をトチらなければ、いずれも覇権を獲得する可能性は有ると思いますし、『変人のサ○ダボウル』に関しては以前も申しましたように、『超変人ガールズバンド』のお披露目ライブ次第では、(怪作と言う意味でも)『夜のク○ゲは泳げない』や『ガールズバ○ドクライ』を超える大番狂わせも有り得ますし、『アスト○ノオト』に関しても、最終話直前でいきなりPR活動に熱を入れ始めて、以前より宣言していた『アニメ史において類を見ない最終回』に俄然期待が高まってきたしで、本作の作者も現在非常にエキサイトしておりますよ!」
メリーさん太「……残る『怪異と乙女と神○し』は、どうなんだ?」
ちょい悪令嬢「これについては日を改めて詳しく述べたいと思っておりますが、いやあ〜ホント、『アスト○ノオト』や『変人のサ○ダボウル』同様、『レトロさ』をウリにした地味系の作品と思いきや、いい意味で裏切られましたねえ」
メリーさん太「『裏切られた』、とは?」
ちょい悪令嬢「作品の世界観的に、平成どころか昭和臭さすら感じられていたのに、いきなり『VTuber』ネタを扱ったと思ったら、『VTuberは何者か?』と言う深遠なる問いかけに、ある一定の『解答』──て言うかズバリ、『真理』を示してくださったのです!」
メリーさん太「な、何だよ、『VTuberの真理』って?」
ちょい悪令嬢「それはまた、後日のお楽しみと言うことで☆」
メリーさん太「おいおい、そこまで言っておいて、『生殺し』かよ⁉」
ちょい悪令嬢「とにかく、今期春アニメの覇権レースに関しては、最後の最後まで混戦模様となっており、どの作品が覇権を制するかは現時点では断定不可能ですので、読者の皆様も気になる作品がございましたら、それが幾つであっても是非ともすべて最後までご覧になって、あなたなりのジャッジを下されることをお薦めいたしますわ♡」