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第1830話、わたくし、今期春アニメ私的覇権作レース、ラストスパートですの☆(その3)

ちょい悪令嬢「──何せ、視聴者の皆様にとって、『どこかで見たような作品』なんて、当然のごとく『新鮮味』が有りませんからね。あれだけ設定被りが指摘されている『ヨル○ラ』だって、バンド活動を『リアルでは無くネット優先に行う』と言う、『新機軸』を実現していることですし☆」




メリーさん太「と言うことは、『ガル○ラ』のほうは、覇権レース脱落か? もうこの時点で、『ヨル○ラ』との勝負はついたようなものだからな」


ちょい悪令嬢「『ガールズバンド』作品としては、ね」


メリーさん太「……何だその、いかにも含みの有りそうな言い方は?」




ちょい悪令嬢「わたくし、『ガル○ラ』ってむしろ、『ヨル○ラ』や『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』なんかよりも、作風的に『ワンダーエッグ・プライ○リティ』に近いと思うんですよ」




メリーさん太「──はああああああああああああああ⁉ 何ソレ⁉」




ちょい悪令嬢「おや、そんなに意外でしたか?」


メリーさん太「確かに『ガル○ラ』は異質だけど、それはあくまでも『ガールズバンドアニメ』として異質なだけで、存在そのものが異質な『ワン○グ』とは似ても似つかないだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「そもそも『ガル○ラ』は、主人公の重要なるキャラ設定に『イジメの被害者』と言うのが有りますが、実はこれって個人的な問題に留まらず、作品全体にとっての、【最重要テーマ】だったりするんじゃ無いかと思われるのですよ」




メリーさん太「そうかあ? それ程深刻な内容とも思われないし、それに主人公の『イジメ関係』については、それこそ『神回』と謳われている第10話で解決済みじゃないか?」


ちょい悪令嬢「……本当に、そう思われます?」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「『ワン○グ』は、主人公の親友の『メガネ少女』にまつわる、『イジメ問題』が【隠しテーマ】でした。──そういえば、『ガル○ラ』の主人公ニ○ナさんの『イジメ問題』にも、『メガネ少女』が関わっていませんでしたっけ?」




メリーさん太「──そうか! 『ダイ○ス』の新ボーカルのツインテ少女か⁉ 確かに彼女とニ○ナの学校時代の確執については、何も解決していないよな⁉」


ちょい悪令嬢「あと、褐色系美少女が主人公側のチームにいることも、そっくりそのままですしね♫」


メリーさん太「……まさかあんた、『ガル○ラ』が『ワン○グ』同様に、『投げっぱエンド』で終わるとか思っているんじゃ無いだろうな?」


ちょい悪令嬢「いいえ、そんなこと思っておりませんよ? それどころか下手すると、日本のアニメ史──否、場合によっては、全世界のエンタメ史を塗り替えるかも知れませんよ☆」


メリーさん太「さっきは『ガールズバンド』作品としては『ありきたり』とか言っていた癖に、一体どんな手のひら返しなんだ⁉」


ちょい悪令嬢「ですから、これって『ガールズバンド』作品()()()()んですよ」


メリーさん太「だったら、何だと言うんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「『青春』…………いえ、『人生』そのものを、真正面から扱った、『歴史的超大作』でしょうか?」


メリーさん太「──大げさ過ぎる⁉」


ちょい悪令嬢「『大げさ過ぎる』って、ちゃんと前回冒頭の【突発短編】で、前もって示唆していたではないですか?」


メリーさん太「『示唆』って、何をだよ」







ちょい悪令嬢「『イジメ』を扱った作品において、主要キャラの約半数が『旭○市』出身なのですよ? 単なる『ガールズバンド系青春モノ』だと油断していたら、最後の最後でとんでもないオチをぶっ込んできたりしてね★」







メリーさん太「──‼」







ちょい悪令嬢「……まあ、すべては本作の作者の、考え過ぎかも知れませんがねw」


メリーさん太「──どっちなんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「でも、今期春アニメにおいて現在絶賛混戦状態の、『ガールズバンド』モノを始めとする音楽アニメの中から、頭一つ抜け出して覇権を手にするには、これくらいの『反則技』を弄さなければ、もはや『ヨル○ラ』どころか、『変人のサ○ダボウル』にすら後塵を拝してしまいかねませんよ★」




メリーさん太「…………何でここでいきなり、『変人のサ○ダボウル』が出てくるんだ?」




ちょい悪令嬢「どうやら次回の最終話は満を持して、リヴ○アさんと望○様とプリ○ツさんの3Pガールズバンドによる、『布教講演会』──じゃ無かった、『初ライブ』にて有終の美を飾りそうなのですよ」




メリーさん太「──えええっ、今更『ガールズバンド(作品)』が増えるわけえ⁉」




ちょい悪令嬢「しかもそのメンバーたるや、異世界の女騎士さんに、カルト教団の教祖様に、TS美少女と言った、超弩級の『イロモノキャラ』の大集合で、最終話のライブ(予定)の出来次第では、ある意味『邪道派音楽アニメ』の殿堂入り代表格である、『ゾンビラ○ドサガ』すらも凌駕しかねませんからね」




メリーさん太「……さすがは、平○読御大、『宗教二世』が社会問題化している真っ最中に、文字通りに『美少女教祖様をアイドル(偶像)化』する作品をぶっ込んでくるとはな」


ちょい悪令嬢「『ワン○グ』どころか、『輪るピングド○ム』の禁忌度に匹敵しそうですわね♫」


メリーさん太「あえて『ガールズバンド』ネタを盛り込んできたのも、現在の『バンドアニメ』ブームに一石を投じる意味合いが有ったりしてな」




ちょい悪令嬢「『ガル○ラ』もそのくらいやらなければ、社会問題化されるどころか、既存作の『二番煎じ』に過ぎなくなるわけで、せっかく『イジメ』と『旭○市』を両方取り入れたんだから、最終話では文字通り『混ぜると危険』を地で行く、日本全体が震撼するような『超問題作』へと昇華していただきたいものですわ♡」




メリーさん太「……他人事だと思って、勝手なことばかり言いやがって。たとえ旭○市出身だからと言って、既に学生ではない『ダイ○ス』の新旧メンバーが、現役高校生である熊○県のイジメクラスメイトたちに、一体何が出来ると言うんだよ?」


ちょい悪令嬢「──もちろん、『熊○県』についても、『時事ネタ』を利用すればいいのですよ!」


メリーさん太「と言うと?」


ちょい悪令嬢「熊○県についての、最新かつ最大のトピックスと言えば、台湾の超国際的IT企業の進出ですわよねw」


メリーさん太「ま、まさか⁉」




ちょい悪令嬢「ここで『隠し設定』として、実は『ダイ○ス』はインディーズ時代から、特に台湾で人気を誇っていて、今度台湾から熊○に新設されたIT工場に派遣されてきた、本社のお偉いさんの御家族の子女の皆様も、ほとんどが熱狂的な『ダイ○ス』ファンで、メンバーが頼み込めば、転入先の熊○の学校で『イジメ』でも何でもやってくれたりしてw」




メリーさん太「──いやいや、何ソノむちゃくちゃな設定は⁉ 地元の日本人生徒のほうが圧倒的に数が多いんだから、下手したら逆にイジメられるんじゃ無いの⁉」




ちょい悪令嬢「今の熊○に、台湾のIT企業に逆らえる日本人なんて、政界にも経済界にも教育界にもいませんよ。台湾側の機嫌を損なえば、他の県に移転されかねないのですからね。──むしろ福岡や長崎や大分あたりが、手ぐすね引いて待ち構えていたりしてwww」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「御多分に漏れず、イジメ側って、その地域の権力者の子女がほとんどで、学校側としても『加害者にも未来が有る!』などと、いかにも狂ったことをいけしゃあしゃあとほざきやがっているけど、権力にはより強い権力をぶつければ、いくらでも叩き潰しようが有るのですよ。──しかも、台湾側の生徒の一部には、かつて台湾と香港を股にかけて暗躍していた、『黒社会』の関係者もいたりして、これまでの『日本ならではの陰湿な密室内のイジメ』なんてレベルでは無く、普通に『行方不明者』が続出したりしてねwww」




メリーさん太「──いくら何でも、そんなものテレビで放送できないだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「だったら、『ごく普通のガールズバンドアニメ』として、埋没するだけですよ。あえて『イジメ』や『旭○市』や『熊○県』と言った、料理のしようではトンデモない問題作になりかねないモチーフを選んだのだから、花○十輝先生を始めとする制作スタッフの皆様におかれましては、きたる最終話においてクリエーターとしての意地を見せられることを、心より期待申しておりますわ☆(煽り)」

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