第1824話、わたくし、今期春アニメ覇権レース終盤にきて、思わぬ伏兵登場ですの☆【前編】
メリーさん太「……いや、ここ最近何かにつけて、『響け!ユーフ○ニアム』アニメ版最終章をネタにしてばかりいたけど、かなり『ネタバレ』的に際どいし、何よりも『手抜き』感が酷くて、何かとマズいんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「──それもこれも、仕方がない話なんですよ!」
メリーさん太「『仕方がない』って、何でだよ?」
ちょい悪令嬢「本作の作者の父親が、真夜中に一段低い土間に落ちて、頭等を強く打って一気に痴呆が進んでしまい、現在ほとんどつきっきりといった感じで、介護に当たっているのですから★」
メリーさん太「──超一大事じゃねえか⁉」
ちょい悪令嬢「そのため、前回と前々回とは、『手抜き』と言うわけでもございませんが、前から温めていたギャグ作品で、お茶を濁したと言った感じなのでございます」
メリーさん太「……まあ確かに、そんな大変な状況で作成した割りには、本作における平均的アベレージはクリアしていたよな」
ちょい悪令嬢「それに内容的に絶対に、『ネタバレ』にもなり得ませんしねw」
メリーさん太「……ていうかひょっとして、これって『没ネタ』を再利用したんじゃね?」
ちょい悪令嬢「──ぎくうッ⁉」
メリーさん太「やはりそうか、いくら何でも、オーディション常勝組の麗○ちゃんやみ○りちゃんが問題になるエピソードなんて、本来有り得ないからな」
ちょい悪令嬢「で、でも、これって既にお伝えしている通り、アニメ版制作スタッフの皆様による、巧みな原作の『取捨選択』や『組み替え』を、あえて『逆ヴァージョン』的にアピールしたようなものなんですよ?」
メリーさん太「……何だよ、アニメ版の『逆ヴァージョン』て?」
ちょい悪令嬢「是非アニメスタッフの皆様には、ここまで(下手したら原作勢からヘイトされるくらいに)省略と改変を繰り返してきたんだから、前回述べたように、最終オーディションを丸ごと省略して、本番の全国大会での演奏で、『ユーフォニアムのソリ』が久○子ちゃんなのか真○ちゃんなのかを明らかにすると言う、非常に印象的な演出にしていただきたいわけですよ。──そう言う願いを込めて、前回と前々回において、勝手に『最終オーディション』を題材にした【突発短編】を作成したわけです」
メリーさん太「……うう〜ん、確かになあ。原作のようにオーディションでケリをつけて、久○子ちゃんと真○ちゃんの間のわだかまりを完全に解消させるのもいいけど、第1821話において語ったように、『もはやオーディションなんかどうでもいいから、自分がどんな役割を与えられたとしても、本番の演奏を楽しもうぜ!』と言った、『久○子ちゃんのわがまま』を強調する展開でもいいかもな」
ちょい悪令嬢「更には、残りの話数が限られている中で、できるだけ(最終ステージである全国大会での)演奏シーンに時間を割くためにも、省略できるものは省略したほうがいいですしね」
メリーさん太「うん、これまでのアニメ版による、大胆なる『省略』と、そこまでするのかって感じの『ストーリーの前後関係の入れ換え』からすると、十分考えられることでは有るよな」
ちょい悪令嬢「──とまあ、こういった感じで、本作の作者の予想が当たるかどうかは、実際の放映を見て確認することにして、そろそろ今回の【本題】に入りましょう!」
メリーさん太「……【本題】、って?」
ちょい悪令嬢「サブタイトルにも示してあるように、何と今期春アニメの覇権レースに、『思わぬ伏兵』が現れたのですよ☆」
メリーさん太「──なっ⁉ 各作品共残すところ後一、二話って感じの、この大詰めに来て、今更『伏兵』だとお⁉」
ちょい悪令嬢「……ここでいきなり告白いたしますが、実は私、いい歳をして『プリキ○ア』なんかに現を抜かしている、『大きなお友だち』の皆様を、心底軽蔑しておりましたの★」
メリーさん太「──うおいっ⁉ 何いきなりぶちかましていやがんの⁉」
ちょい悪令嬢「もちろん、個人的にひっそりと楽しんだり、仲間内だけで盛り上がったり、最大限に譲歩して、ネット上の専門板等に書き込み意見を交換するくらいなら、ギリギリ許容範囲でしたが、作品のメインターゲットであられる、幼い女の子(※この界隈では『幼女先輩』などと呼ばれているらしい)やその御家族の方もお見えになる、劇場版が上映されている映画館や各種イベント会場にまで、『我が物顔』で参加してくるのは、もはや何かしらの犯罪行為として罪に問えるのでは無いでしょうか?」
メリーさん太「──問えないよ⁉ 一応表現者の端くれであるWeb小説家として、そのような発言はどうなの⁉」
ちょい悪令嬢「──などと思っていた時期が、この私にも有りました☆」
メリーさん太「……え、そのフレーズがここで登場するってことは、まさか⁉」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、ついにうちの作者も、プリキ○アの魅力を理解できたようなのです!」
メリーさん太「ええっ⁉」
ちょい悪令嬢「と言うか、理解させられたのですよ──まさしく、『力業』でね♫」
メリーさん太「……何だよ、『力業』、って?」
ちょい悪令嬢「まず本作の作者として見逃せないのが、斎○チワワさん(※『わんだふるぷりき○あ!』だけにw)……もとい、斎○千和さんが、『プリキ○アのお母さん』役──すなわち、『魔法少女のお母さん』役で登場していることです」
メリーさん太「斎○千和さん、今期春アニメは『魔法科高校の劣○生』以外にも、出演なされていたのかよ⁉…………とはいえ、『魔法少女』では無く、その『母親』役だと?」
ちょい悪令嬢「別に珍しい話でも無いのですよ、以前にも『魔○少女なんてもういいですから。』においても、主役の魔法少女の母親役を担当なされていましたしね」
メリーさん太「ああ、そういえば、そうだったな」
ちょい悪令嬢「『劣○生』においても四葉真○さんて、同じDNAの双子の姉妹の娘である、『キモウト』ちゃんのお母さんみたいなものですしね☆」
メリーさん太「──キモウトちゃんて、『魔法少女』だったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「『魔法』を使う『少女』だから、あながち間違っていないのでは?」
メリーさん太「……それはともかく、最近あまりアニメに出ていないから希少価値が有るとはいえ、斎○さんが出演していると言うだけで、うちの作者が今まで毛嫌いしていた『プリキ○ア』を見たりするかねえ? この前試しに見てみた『オトナプリキ○ア』なんて、散々ディスっていたじゃないか?………………まさか、その『お母さん』とやらが、昔『プリキ○ア』をやっていて、しかも『暁美ほ○ら』ちゃんそのまんまの感じだったとか?(※【作者注】実は今期春アニメにおいては、『怪異と乙女と神○し』や『じいさんばあさん若○る』や『終○トレインどこへいく?』や『神は遊○に飢えている。』や『Unnamed Mem○ry』にも出演しておられて、むしろ『斎○千和祭り』状態になっていたりして♡)」
ちょい悪令嬢「──おおっ、さすがメリーさん、いい線行っていますわね⁉」
メリーさん太「ええっ、やっぱりそうなの⁉ 著作権的には、大丈夫なの⁉」
ちょい悪令嬢「あ、いえ、別に斎○さんのキャラが、『ほ○らちゃん系』であるわけでは無いのですよ」
メリーさん太「それなら、現役のプリキ○アである、娘さんのほうか?」
ちょい悪令嬢「おしい!」
メリーさん太「いや『おしい』って、母親と娘以外に、まだ誰かいるわけなのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「娘さんの飼っている、『猫』ちゃんです♡」
メリーさん太「はい?」
ちょい悪令嬢「──娘さんが飼っている猫ちゃんが、既にSNS上において何度もトレンドに上がったほど、『暁美ほ○ら』そのまんまなのですよ☆」
メリーさん太「……あんたが何を言っているのか、わからないんですけど?」
ちょい悪令嬢「ちなみに、今回の『プリキ○ア』最新作のタイトルは、『わんだふるぷりき○あ!』と申します」
メリーさん太「『わんだふる』、て………………ああ、そうか! そう言うことか⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、主人公の『キ○アワンダフル』ちゃんが、その相方の『キ○アフレンディ』ちゃんから、首輪だけのあられのない姿で四つん這いにさせられて、街中を引きずり回されると言う、シリーズ随一の『倒錯アニメ』なのです!」
メリーさん太「──あくまでも『事実』とはいえ、誤解を招く言い方はするなよ⁉ つまり今回の『プリキ○ア』は、主人公の『キ○アワンダフル』ちゃんが、実は相方の『キ○アフレンディ』ちゃんが飼っている、『犬』が変身しているってことなんだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ奥さん! かいつまんで申せば、今回の『プリキ○ア』の主人公は、何とプリキ○アに変身できる『犬』だったのです☆☆☆」
(※次回に続きます)