第1811話、わたくし、『完璧なジェンダーフリー』の実現こそが、『フェミ』や『LGBT』を撲滅できると思いますの★【後編】
メリーさん太「………は? 現在の地方自治体や地裁の独断専行での、なし崩し的な『ジェンダーフリーの公認化風潮』を、何としても止めなければならないと言うのに、むしろ性的少数派たちの『願いを叶えてやる』って、一体どういうことなんだ?」
ちょい悪令嬢「今のままの『既成事実の積み重ね』では、うちの作者のような保守陣営の【抑制派】にとってはもちろん、実は【推進派】にとっても、あまり好ましい事態では無いのですよ」
メリーさん太「えっ、何で?」
ちょい悪令嬢「本作において何度も申しておりますが、同じ『ジェンダーフリー』陣営といえども、『フェミ』勢と『LGBT』勢とでは、目指すところが『矛盾』しているパターンが、少なく無いのです」
メリーさん太「……ああなるほど、国の立法府が一括して施行せずに、地方自治体や地裁が個々に勝手にやっていると、どうしてもそれぞれの施策や判例に、お互い『矛盾点』が生じてしまうよな」
ちょい悪令嬢「その結果もちろん、一般社会全体としても、混乱を生じることになるのですよ。──例えば、『自称トランス女のオッサンが、女風呂に入れるかどうか』とかね」
メリーさん太「……何かやっぱり、現在のむやみやたらの『ジェンダーフリー化』運動は、『日本破壊工作』以外の何物でも無いように思えてきたよ」
ちょい悪令嬢「そこで、いっそのこと国主導での、『完璧なるジェンダーフリー化』の断行をすべきなのですわ! これですべてが解決です☆」
メリーさん太「……『完璧な』、ジェンダーフリー化とは?」
ちょい悪令嬢「本作において何度も提言しております、フェミ勢側の『ジェンダーフリー化』──すなわち、社会のあらゆる場面における、『男女の性差の完全なる撤廃』でございます!」
メリーさん太「ああ、アレか! でも、そんなことをしたら──」
ちょい悪令嬢「ええ、某国共産党政治局隷下の工作員どもがびっくり仰天するほど、日本全体が大混乱に陥り、もはや完全に『おしまい』となってしまいます」
メリーさん太「──駄目じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「でも少なくとも、『LGBT』勢の要望はすべて叶えられて、それ以降『ぐうの音』も出なくなってしまいますけどねw」
メリーさん太「『ぐうの音』って…………何だよ、その言い方は?」
ちょい悪令嬢「『同性婚』だろうが『トランス宣言』だろうが、わざわざ取り立ててアピールする必要なく、『最初から叶ってしまう』のですよ。何せ各種法令はおろか下手したら憲法レベルで、『男女の区別』自体が無くなってしまうのですからね。男同士で結婚しようが、男が女装して学校や職場に来ようが、誰に断る必要も無く、やりたい放題できるようになるのですよ」
メリーさん太「で、でも、それって──」
ちょい悪令嬢「そうです、現在の『性的少数派であることを笠に着て』得た、各種権利も社会的影響力も自然消滅して、半ば政治的活動すら行っている各種(工作)団体も解散を余儀なくされて、差別されたり特別視されたりしなくなると同時に、あらゆる特権を剥奪されてしまうのです。──結局のところ、現在日本において『歪んだ権力や影響力』を駆使して、社会通念の破壊工作を推進している、『左翼系フロント団体』や『某国の狗』どもにとって、果たしてこれは『望む形』なのでしょうかねえwww」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「でも仕方ありませんよねえ? おまえらの願いをすべて叶えると同時に、これからは差別等がまったく無くなるんだから、文句が有るはずは無いよなあ?」
メリーさん太「でもこんな『フェミ』の望みを最大限に優先するやり方では、『LGBT』勢は撲滅できても、『フェミ』勢のほうは、ますますのさばっていくだけじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「そんなことはありませんわ、まさにこの『フェミ』どもが理想とする『完璧なるジェンダーフリー』が実現した時が、『フェミ』の終焉の時なのですからw」
メリーさん太「ど、どうして⁉」
ちょい悪令嬢「先ほど申しましたように、『フェミ』や『LGBT』が己の意見や要望をゴリ押しして、数々の特権や影響力を駆使できるのも、むしろ現在の常識的社会において、あいつらが『異端』の存在であるからで、あいつらの望みが100%叶って、『異端が異端では無く』常識の存在となってしまえば、あらゆる特権や影響力を失ってしまうのですよ」
メリーさん太「……それって前に言っていた、『完全なるジェンダーフリーが実現すれば、LGBTの概念自体が消失してしまう』ってやつか? でもその場合でも、当然のことながら、『女』と言う概念に関しては、未来永劫健在であり続けるのでは?」
ちょい悪令嬢「そんなことはありません、『実態としての女』は永続しますが、『概念としての女』は消滅するのみですわ」
メリーさん太「──あんたが何を言っているのか、全然わからなくなったんですけど⁉」
ちょい悪令嬢「言うなれば『完璧にジェンダーフリーが実現した世界』って、それまで『性的弱者』を自認して好き放題していたやつらほど、『何も言えないし、何もできなくなる』のですわwww」
メリーさん太「そ、それって──」
ちょい悪令嬢「まずは、ある意味『LGBT』の望みを叶える形でもあるのですが、完全に『男女の性差を撤廃』すると言うことは、『女湯』も『女子トイレ』も『女子更衣室』も『女子スポーツ』も、概念自体から消滅してしまい、『自称トランスの変態男』どもが喜び勇んで乗り込んでくる──どころか、完全に『男女混合』となってしまい、風呂やトイレや更衣室は全部『男女共用』となり、スポーツはどれも男性と女性とがガチの実力で競い合うことになるわけだけど、それでも『生粋の女性』の皆様は何一つ文句は言えず、下手に文句をつけると、新たに施行された完全なる『ジェンダーフリー法』によって、犯罪者として厳しく罰せられる可能性すらあり得るのです!」
メリーさん太「──なっ⁉」
ちょい悪令嬢「更には現在、国会の議席や大学の首脳陣や入試等々において、『クオータ制』のように女にだけ『下駄を履かせる』制度が設けられようとしているけど、『男女の概念自体を撤廃』した新社会システムにおいては、そんな『反差別』的な特別扱いなんて、『ジェンダフリー法』においては『犯罪扱い』となり、今後一切行われないことになります」
メリーさん太「──ななっ⁉」
ちょい悪令嬢「もちろん、『女性サービスデー』とか『女子専用車両』等の、女性特有の商売や配慮もすべて禁止となり、そんなものちょっと企画するだけで、『ジェンダーフリー法』違反として(以下ry」
メリーさん太「──なななっ⁉」
ちょい悪令嬢「だって、そうでしょ? 『異常性癖』の持ち主なんて、別に『LGBT』のみならず、近親愛者や重婚希望者にペドフィリアからネクロフィリア等々と、文字通り百花繚乱──もとい、『百鬼夜行』状態なんだから、その欲望は当然お互いに矛盾しているので、完璧に差別を解消しようとするなら、いっそのこと『フェミ』どもが願っているように、『男女の性差』そのものを、完全に撤廃するしかないのですよ」
メリーさん太「──うぐぅッ⁉」
ちょい悪令嬢「あいつら『日本社会破壊工作員』の手口に、まんまと乗っては駄目ですわ。いかにも『弱者救済』とか『差別の無い明るい社会』とか言った、『いいこと』をしているように見せかけて、しかも『選択的』夫婦別姓とか言って、善良な人々が受け容れやすく装っているけど、そんな『一つ一つの邪道』が塵も積もれば山となって、日本社会を完全に破壊し尽くしかねないのですからね。本物の為政者たるもの、この『ジェンダーフリー法』のように、抜本的施策を断行することによって、社会的混乱を未然に防ぐべきなのです」
メリーさん太「──いやいや、そんな『トンデモ法』を実現してしまったら、一般庶民の皆様はもちろん、様々な不利益を被ることになる、『フェミ』や『LGBT』のやつら自体が、猛反対しかねないだろ⁉」
ちょい悪令嬢「それも狙いの一つなのですよ。この『ジェンダフリー法』こそが、あいつらの主張の究極の形であることは間違い無いのですからね、文句が有るんだったら、余計なカミングアウトとかせずに、口をつぐんで大人しくしていろってわけですよ☆」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「……ホント、うちの作者が直接政治を行えば、現在の『ジェンダーフリー問題』なんて、立ち所に解決してみせるのに、『右』にしろ『左』にしろ無能どもが、文字通り『右往左往』している様を見せつけられるのは、心底うんざりいたしますわ★」




