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1807/2227

第1807話、わたくし、別に台湾は中国に対して何も悪いことはしていないのに、一方的に『武力侵攻』するのは、単なる『同胞たる中国人殺し』だと思いますの★【解説編】

【※作者注】


 ……冒頭からいきなりですが、今回【解説編】などと銘打ちながらも、実は前回の第1806話よりも先に完成させていたりします。




 それと言うのも、例の『某ニュース』を耳にしたとたん怒り狂い、激情の赴くままに執筆を始めたために、非常にエキセントリックな内容となってしまい、このままではとてもネットに上げられないと、極力オブラートに包み込む形で全編的に創り直して、先に第1806話として公開したわけです。




 ……実は、この『本来の第1806話』を作成時のリアルタイムの一昨日の午前二時のことですが、介護中の父親が急に暴れだし、大きな工具を持って私に襲いかかってきたのを、どうにか取り押さえて興奮状態を落ち着かせるのに、一時間以上もかかってしまい、心身共にヘトヘトになってしまいました。




 ──はっきり言って、もう限界です。




 ……とはいえ、現在危機的状況にある台湾の方々はもちろんのこと、『朝鮮戦争再開』の気運高まる韓国の方々、それに何よりも現在戦禍のまっただ中におられるウクライナの方々に対して、「あなた方の敵は、それ程恐れるに足りず、勇気を振り絞って『己の正義』を貫かれるよう」に、激励することは絶対に必要かと思い直して、全面的に改稿した後にこうして『第1807話』として、改めてWeb公開することにいたしました次第であります。




 ──それと言うのも、軍事力を笠に着て他国を威圧しようとしている、現在の傲慢極まる共産主義各国における、最大の切り札たる『核兵器』は、絶対に使用することができないのですから☆




 もしも使ってしまえば、『ある民族が自分たちと同じ民族に対して、核兵器を使って皆殺しにしようとした』と言う、人類史上絶対やってはならない『禁忌の殺戮行為』に手を染めるわけで、それはまさに現在の中共の指導者と並ぶ、アジアの共産主義者の代表格である、かのポルポトの『クメール・ルージュ』そのままの、『自国民の大量虐殺』の汚名を、未来永劫背負い続けることになるだけでしょう。




 何せ、あの独裁者の代名詞である、ヒトラーやスターリンですら、自国民に核兵器等の大量破壊兵器を行使したことなぞ無いのですからね。




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




ちょい悪令嬢「……わたくし、武力で国家統一を図っている、すべての共産党政権は、むしろ自国民の皆様の手で、根絶やしにすべきだと思いますの★」




メリーさん太「──うおおおおおおおい、いきなり何を言い出しているんだ⁉」




ちょい悪令嬢「ああ? 喧嘩を売ってきたのは、あいつらのほうだろ?」


メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「中世レベルの独裁的封建国家である、時代遅れ極まりない中華人民共和国にお住まいの方には、想像もつかないでしょうが、現在の日本国は『国民主権』であり、国民一人一人が『国家の最高責任者』──つまり、あなた方の国で言うところの、某『国家主席』殿に匹敵するんですよ。あの考え足らずの駐日大使の暴言を、本国共産党外交部が認めたと言うことは、あえて婉曲的表現をすれば、『黄色い熊を火炙りにする』と言ったも同然なのですよ。あのアホが遙か格上の存在である日本国の主権者であられる日本人様に対して、どんなに無礼なたわ言をほざいたか、少しは理解できましたでしょうか?」




メリーさん太「──それって本当に、『婉曲的表現』なの⁉………………まあ確かに、カール=マルクス御大の『理想的共産主義』を曲解して、一部の独裁者が私腹を肥やすための論理的根拠にしているクソ国家において、更にあらゆる情報を統制されている文字通りの『情弱』の14億人民の皆様が、日本人様の先進的で崇高なる『主権在民』を理解することなんて、百億年かけても不可能かもなw」




ちょい悪令嬢「まず何よりも、実はさも偉そうに台湾に対してあれこれとイキっている中華人民共和国さんですが、別に相手にする必要は無いのですよ。──何せ、中国のみならず、お仲間の北朝鮮、すでに現在ウクライナに対して絶賛武力行使中のロシアは、そのうち勝手に『自滅』してくれるんですから★」




メリーさん太「──なっ⁉ 日本国民様に喧嘩を売った、愚か極まる中国だけでは無く、北朝鮮やロシアまでが自滅するって、一体どう言うことなんだよ⁉」







ちょい悪令嬢「だってあいつらよりによって、究極的には『自国民を核兵器で殺す』って宣言したわけじゃ無いですか? いくら中国人や朝鮮人やロシア人が馬鹿でも、自分のとこの国家元首から核攻撃されることがわかっていたら、座して死ぬわけにはいかず、全人民が武装蜂起をして、国家主席だろうが、将軍様だろうが、大統領だろうが、ぶち殺すに決まっているじゃないですか?」







メリーさん太「は?…………………………………………いやいやいや! いくら現在の中国や北朝鮮やロシアの国家元首が、自分が私腹を肥やすことしか頭に無い圧制者とはいえ、自国民を核攻撃するわけ無いだろう⁉」







ちょい悪令嬢「おやおや、おそらくはこの地球上において、最も聡明なる本作の作者以外の愚鈍な人類は、すべて忘れ果てているかと思いますが、あいつらの現在最優先の攻撃目標である、




 台湾は、中共と同じ『中国人』の国家であり、


 韓国は、北朝鮮と同じく、『朝鮮人』の国家であり、


 ウクライナは、かつてロシアと同じ『ソビエト連邦』を構成していた、事実上『同じ民族』なのであって、




 あいつらのたわ言に拠れば、対象国の国民感情なぞ度外視して、遠からず統一することは決定済みだと言うことは、


 事実上、『同じ国民』として認めているも、同然なのであり、


 それなのに、そのための方法として、(あいつらすべてが核保有国であるからには、当然核兵器をも含んで)武力侵略を辞さないと言うことは、


 中国と北朝鮮とロシアの支配者は、自分たちの野望のためなら、将来自国民になる者すらも、『核兵器で熱死させる』ことも躊躇しないと言うことであり、






 だったら、現在既に、中国や北朝鮮やロシアの本国内の『人民』であられる方々も、こいつら狂人独裁者の、新たなる野望や、ほんの気まぐれのために、核兵器で殺される可能性が絶対に無いとは、果たして言い切れますかねえwww」







メリーさん太「──‼」







ちょい悪令嬢「──さあて、すべての中国人民の皆様に目を覚ましていただくために、ここでかの高名なる、『ナ○スの替え歌』を捧げましょう!




 共産党政府によって、自分たちに反旗を翻したチベットやウイグルの少数民族たちが、弾圧され民族浄化された時、党に忠実なる普通の漢民族である私は、何もしなかった。


 行き過ぎた民主化を要求した西洋かぶれの退廃主義者どもが、天安門広場で戦車に轢き殺された時も、党に忠実なる普通の漢民族である私は、何もしなかった。


 香港で『一国二制度』の形骸化に対して抗議活動をしていた『旧香港人』どもが、次々に公安当局に逮捕されたり、国外亡命を余儀なくされた際にも、党に忠実なる普通の漢民族である私は、何もしなかった。


 我らが国家主席様がついに英断を下し、台湾に核兵器すらも含む武力行使に及び、大勢の中国人を殺戮した際にも、党に忠実なる普通の漢民族である私は、何もしなかった。




 ……そしていよいよ現在に至って、共産党内の権力闘争が激化し、『文化大革命』の時代が再来し、何の罪も無い一般庶民までもが粛清の嵐に呑み込まれ、どんどんと刑場の露と消えていくようになって、ようやく我々『かつては党に忠実だった普通の漢民族』は立ち上がろうとしたけれど、私たちに味方してくれる勢力は、ただの一人も残っていなかった」







メリーさん太「……そうか、そうだよな。未来には無限の可能性が有り得るんだから、現在の共産党首脳部が、同じ中国人である台湾の人々を武力で殺そうと言うのなら、現在中華人民共和国本国内にいる中国人だって、いつ殺されるかわかったものじゃ無いよな?」




ちょい悪令嬢「実際かつての天安門広場では、まったく同じ中国人が、中国人の軍人が操縦している戦車によって、轢き殺されていますからね」


メリーさん太「……おそらく、現在の台湾の軍事的危機に対しては、ほとんどの中華人民共和国の国民が『他人事』だと思っているだろうが、実は『明日は我が身』だったりしてな」


ちょい悪令嬢「いやいや、そんなの中国の歴史上、別に珍しい話じゃ無いでしょう! 14億人もいる国家の支配者にとって、人民一人一人の命なんて、自分の野望を達成させるためには、いくら犠牲にしても、痛くもかゆくもありませんよwww」


メリーさん太「つまり、中国のような国だからこそ、一日も早く日本のような『主権在民』の、真の自由民主主義国家にしないと、いつまで経っても人民は、枕を高くして眠ることはできないってことなんだな⁉」










ちょい悪令嬢「………て言うかさあ、ちょっと冷静に考えてみるだけでも、別に現在の台湾の政権は、中華人民共和国に対して、武力的に危害を加えようとしていないのはもちろん、政治工作や精神的侮辱すらもしていないと言うのに、中共側が一方的に『武力侵攻』することが、さも当たり前の権利のようにして国際社会に宣言して、日本人のように平和憲法下で常識的に生まれ育った先進国民が、『……それちょっと、おかしいんじゃないのか?』と言っただけで、『内政干渉アルよ! いい加減にしないと、日本の民衆も火の海に沈めるアルよ!』などとわめき立てるのは、最大限に控えめに言っても『狂っている』よね?」

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