第1805話、わたくし、完全オリジナル作『アダシノオト』ですの☆【補足】
ちょい悪令嬢「──今回は、前回の『わたくし、完全オリジナル作「アダシノオト」ですの☆』の、【補足説明】を行いたいかと存じます!」
メリーさん太「え、あんな思いつきだけの『おふざけ企画』に、一体何の補足が有るって言うんだよ?」
ちょい悪令嬢「一言で、今回のテーマを述べますと、『ダブルミーニング』と言うことになります」
メリーさん太「……『ダブルミーニング』、だと?」
ちょい悪令嬢「まずはオリジナルの『アスト○ノオト』についてですが、実は正直に白状しますと、本作の作者ってば、最初このタイトルのことを誤解していたのですよ」
メリーさん太「誤解って、何をどう誤解したんだよ?」
ちょい悪令嬢「最後の『ノオト』のことを、いわゆる『帳面』を、ちょっとおしゃれっぽく言ったものだと思っていたのです」
メリーさん太「ああ、確かにありがちだけど、この『ノート』って──」
ちょい悪令嬢「そうです、複数形で言えば『アストロノーツ』──いわゆる、『宇宙飛行士』のことだったのです」
メリーさん太「そりゃまあ、作品の内容的に、絶対そっちだろうな。──それで、このタイトルが、『ダブルミーニング』と言うのは?」
ちょい悪令嬢「宇宙飛行士を表しているのなら、『ノート』でいいのにわざわざ『ノオト』にしたと言うことは、『アストロ』の『オト』──すなわち、『宇宙の音』を意味しているのでは無いかと、思われるのですよ」
メリーさん太「……なるほど、『ノート』よりも『音』のほうが、余程有り得るよな」
ちょい悪令嬢「するとそこから、つい何となく『怪異と乙女と神○し』の、『化○乙』ちゃんを連想してしまいまして♡」
メリーさん太「──何でだよ⁉」
ちょい悪令嬢「ほら、音ちゃんの名前を完全にカタカナにした『アダシノオト』って、『アスト○ノオト』と、結構似ているじゃ有りませんか?」
メリーさん太「……まあ確かに、そうやって並べてみると、似て無くも無いかもな」
ちょい悪令嬢「それに、もしもこの『オト』の部分に別に意味が無くても、やはりこの『アスト○ノオト』と言うタイトルには、別の意味が秘められているかと思われるのですよ」
メリーさん太「『宇宙飛行士』や『音』や『ノート』以外にも、何か有るわけなのか?」
ちょい悪令嬢「実は『宇宙飛行士』についてなのですが、『アストロノート』と言うのは、主にアメリカの宇宙飛行士を指すのであって、アメリカにとっての国家の威信そのものを賭けた競争相手だった、旧ソ連の宇宙飛行士に対しては、あえて別の呼び方をしていたのです」
メリーさん太「……え、わざわざ旧ソ連だけ、別の名前をつけていたの?」
ちょい悪令嬢「『コスモノート』、複数形だと『コスモノーツ』、です」
メリーさん太「……ああ、確かに、『コスモ』にも『宇宙』って意味が有ったっけ?」
ちょい悪令嬢「この『アストロ』と、それに対抗しての『コスモ』って、何かを連想しません?」
メリーさん太「え?」
ちょい悪令嬢「今期の春アニメに合わせて、『アストロ荘』と『コスモ荘』と言い換えても、よろしくてよ☆」
メリーさん太「あ……………………ああっ、そうか! 『住めば都のコス○ス荘』か⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、鬼才阿○太郎先生原作のラノベであり、そのアニメ版『住めば都のコス○ス荘 すっとこ大戦ドッコ○ダー』として大人気を誇った、知る人ぞ知るカルト的超傑作です」
メリーさん太「……あの御自身が数々の問題作を世に放ってきた、鬼才中の鬼才の平○詠先生が、やはり超傑作ラノベの『ラ○ベ部』の中で、ゲキ推ししていたやつか」
ちょい悪令嬢「これも宇宙人の美少女に誘われて、主人公が変人だらけのアパート『コス○ス荘』に住み始めると言う、ドタバタラブコメでしたよね?」
メリーさん太「──て言うか、確か住人が全員、別々の勢力の宇宙人ばかりだったよな⁉」
ちょい悪令嬢「本人たちは冷戦時の米ソ以上に敵対関係にあるのですが、アパートの中では(全員地球人の形態をとっているから?)、お互いに相手の正体に気づかず、主人公を中心に気安い関係にあると言う」
メリーさん太「……何か『アスト○ノオト』と、結構共通点が有るように思えるんですけど?」
ちょい悪令嬢「少なくとも、タイトルを付ける時に、意識しなかったってことは無いでしょう」
メリーさん太「……と言うことは、もしかしなくても、『中身』のほうも?」
ちょい悪令嬢「ええ、『アスト○ノオト』の監督さんだか総監督さんだかがおっしゃっていた、『最終回にアッと驚く展開を迎える』と言うお言葉については、『コス○ス荘』(の特に最終回)にヒントが隠されているのかも☆」
メリーさん太「──むちゃくちゃ有り得そうだな⁉」
ちょい悪令嬢「この予想が当たるかどうかは別として、『コス○ス荘』アニメ版は超名作ですので、まだ未視聴の方は、是非ともご覧になってくださいませ♡」
メリーさん太「……まあとにかく、オリジナルの『アスト○ノオト』におけるタイトルの、ダブルミーニングどころか下手したら、トリプルミーニング以上のネタが仕込まれていたことは、どうにか理解できたけど、肝心なうちの作者のおふざけ作品の、『アダシノオト』のほうはどうなんだ?」
ちょい悪令嬢「それはもちろん、オリジナルの『アスト○ノオト』と、メインキャラの名前をそのまま拝借した『と○神』は言うまでも無く、実は何と、今期春アニメの注目作品を、ほとんどすべて網羅していると言った豪華ぶりなのです!」
メリーさん太「なっ⁉ 前回の【嘘新作企画案】の、各キャラやあらすじの中には、今期春アニメの各作品が反映されているだと⁉」
ちょい悪令嬢「まずはタイトルになった化○『音』ちゃんですが、これは言うまでも無く、『と○神』の化○『乙』ちゃんをモチーフにしています」
メリーさん太「そのまんまじゃねえか⁉ ──つうか、『見かけ小学生の現役女子中学生』なんかに、アパートの管理人をさせるんじゃねえよ⁉」
ちょい悪令嬢「──それがびっくりなのですが、偶然とは面白いもので、『コス○ス荘』のほうでも、主人公にパワードスーツである『ドッコ○ダー』を与えて『コス○ス荘』に引き込んだ、ある意味『アスト○ノオト』のミ○姫に相当する、メインヒロインのタン○ポさんが、宇宙人としての種族的に、『成長しても幼い姿のまま』だと言うではありませんか⁉」
メリーさん太「ええっ、うちの作者って『コス○ス荘』については、原作小説版もアニメ版も、これまで一切見たことが無かったんだろ?」
ちょい悪令嬢「ええ、今回の『あすトろ荘=コス○ス荘?』ネタを思いついてから、Web上でいろいろと調べた結果知り得た、(あくまでも本人にとっては)『新情報』であります」
メリーさん太「……なるほど、そもそも乙ちゃんにしても、『異界の住人』みたいなところが有るし、外見と年齢が一致していなくても、別におかしくは無いかもな」
ちょい悪令嬢「そして一応主人公と言うことになっている不惑唯羽さんは、言うまでも無く、『ガールズバ○ドクライ』の井芹仁○ちゃんをモデルにしております」
メリーさん太「──何でよりによって、その子を選んだの⁉ オリジナルは男性の料理人だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「……ええと、どうしてだったっけ? いろいろとネタを出しているうちに、アパートの住人でガールズバンドを組む方向にまとまりつつあったから、当然主人公はこの子だろうと思って」
メリーさん太「だったら『夜のク○ゲは泳げない』の、光月ま○るちゃんでもいいだろうが?」
ちょい悪令嬢「作品的には『ヨル○ラ』のほうが断然好きですが、主人公単体のインパクトとしては、断然仁○ちゃんでしょう!」
メリーさん太「──『インパクト』で選んだのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「……チューバの演奏においては、何よりも『インパクト』が重要なのですよ?」
メリーさん太「タ○先生は、そんなこと言わない! 言ったのは『音の大きさ』だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「ご心配なく、『ヨル○ラ』からはちゃんと、み○子さんに出ていただいてますから♫」
メリーさん太「──何でよりによって(以下ry」
ちょい悪令嬢「そりゃあ『あすトろ荘』にも、『地下アイドル』のレギュラーキャラがおられましたので、ここは活用しないわけにはいかないでしょう♫」
メリーさん太「……『アイドル』と言っても、子持ちのバツイチ31歳だけどな?」
ちょい悪令嬢「むしろ『あすトろ荘』の顔ぶれからしたら、好都合だったりして☆」
メリーさん太「──あ、まさか、オリジナルの『ヨル○ラ』では正統派美少女だった、彼女のお子さんが、この『アダシノオト』においては、『男の娘』になったのは⁉」
ちょい悪令嬢「『あすトろ荘』の住人の、若林レ○君のキャラ属性に合わせたのですよ。彼はれっきとした男の子ですけど、女装癖が有ると言う、かなり尖った性癖をなされていますからね。──さすがは、『中の人』がくぎゅううう様!」
メリーさん太「釘○理恵さんは、関係無いだろ⁉」
ちょい悪令嬢「オリジナルの上町あ○いちゃんに該当する『朝焼朝陽《サダコ=サン》』と言う女の子は、同じくいかにも陰キャ風に前髪で顔を隠している、『声○ラジオのウラオモテ』の渡辺千○ちゃんをモチーフとしております」
メリーさん太「ああ、なるほど、あ○いちゃんと千○ちゃんの合わせ技と言うことになると、『メンヘラガチレズ』と言う設定はあながち間違っておらず、そうなると主人公は女にせざるを得ず、更には(地下)アイドル親子も登場させるとなると、『ガールズバンド』モノとしてまとまっていくのも、それ程おかしくは無いよな」
ちょい悪令嬢「そして、『ガールズバンド』と言えば、その担い手は主にJKであり、今期春アニメでJKと言えば『終○トレインどこへいく?』ですので、この作品からはまさに頑張るJKたちのサポート役として、善○郎さんをモチーフにした謎の鉄道員、『デンチャ!デンチャ!ボッボー!』氏を登場させたわけなのです!」
メリーさん太「……嘘つけ、善○郎さんと『あすトろ荘』の山下正○さんが、『小柄な老人』と言う共通点が有ったからだろうが?」
ちょい悪令嬢「(無視)そして残るは、音ちゃんのペットで黒猫の姿をした謎生物『ニャオスケ』ですが、これは当然『この素晴らしい世界に祝○を!』の、『ち○むすけ』をモデルとしております」
メリーさん太「何だよこの、キャラ紹介の所に記してある、『紅○の里に封印されていた、邪神ウ○ルバクの半身である、暴虐を司る魔獣』って?」
ちょい悪令嬢「ネタバレになりますから、秘密ですわ♡」
メリーさん太「──をいッ⁉」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、【補足説明】も一通り終わったところで、丁度字数も尽きましたことですし、今回はここまでとさせていただきます☆」