第1750話、わたくし、たった五千円で『まったく新しい二台目の』M○cを手に入れましたの♡(その4)
ちょい悪令嬢「──私、大勝利ですのおおおおおお☆☆☆☆☆」
メリーさん太「うおっ⁉ 何だ、冒頭から、いきなりどうした⁉───て言うか、第1747話と、まったく同じ出しじゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、実は第1747話は【二部構成】にして、今回語ることも後半で述べる予定だったんですが、あまりにも『勇気爆発バーンブ○イバーン』の最終回について熱く語りすぎて、字数をオーバーしてしまったのです!」
メリーさん太「え、そうだったのか?…………いやまあ、あの時は最終回直後だったんだから、『ブ○イバーン』のことだけ述べて、正解だったんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「そう言った次第ですので、今回改めて、続きを述べることにいたしましたの」
メリーさん太「ほう、それで、一体何について『大勝利』したんだ? やはり第1747話同様に、冬アニメのどれかの作品についてか?」
ちょい悪令嬢「……まあた、メリーさんてば、そんなの今回の【サブタイトル】をご覧になれば、一目瞭然では無いですかw」
メリーさん太「だからあんたは唐突に、『メタ』をぶち込んでくるなよ⁉」
ちょい悪令嬢「──と、申したいところですが、実は事前の計画を変更して、今回はメリーさんのおっしゃる通り、まずアニメについて二作品ほど述べた後で、今回のサブタイトルの話題に移ろうかと存じます」
メリーさん太「え、何で?」
ちょい悪令嬢「前回前々回で述べた『ユーフ○』の『関西弁問題』について、やはり本作の作者の考えのほうが正しいと思い至ったし、その前の第1747話で述べた『ブ○イバーン』の最終回についても、更に作者の正しさを証明することになったからです!」
メリーさん太「……それで、冒頭の『大勝利』と言う雄叫びに結びつくわけか? 一体何がそんなに、『正しかった』んだ?」
ちょい悪令嬢「それに関しては、最初に『ユーフ○』、次に『ブ○イバーン』、そして最後に『M○cOSの外付けSSDヘのインストールのその後』と、順番に語っていくことにいたしましょう☆」
メリーさん太「……何か、統一性の無い内容になりそうだよなあ」
ちょい悪令嬢「だまらっしゃい! とにかく聞けばわかります!」
メリーさん太「あ、そう。じゃあとにかく、始めてみなよ(投げやり気味にw)」
ちょい悪令嬢「──まず最初は、実は『ユーフ○の原作小説版は関西弁がデフォ』問題についてですが、黄○ちゃんが、小学三年生の時引っ越してきたからこそ、出身地が違うはずの塚○君たちと『幼馴染み』の関係になったと言う設定は、やはりどうしても無理があり、本作の作者の主張のほうが正しいと思うのですよ」
メリーさん太「……何でだよ?」
ちょい悪令嬢「小学生低学年から京都にいて、高校生時点で関西弁にならないなんて、常識では考えられないからですよ」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「──それどころか、現時点において、『生きていられない』はずなのです!」
メリーさん太「はあ⁉」
ちょい悪令嬢「関西でハブられる二大理由としては、標準語(特に東京弁)で話すことと、阪神以外の球団(特に巨人)のファンであることが挙げられるのです!」
メリーさん太「──何だ、そりゃ! それこそ関西に対する偏見じゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「何を申しているのです、実際に関西に在住歴のある本作の作者が申しているのですから、間違いないのです!」
メリーさん太「その、『京都に住んだことがなければ、京都を舞台にしたミステリィ小説を書いてはならない』とか言った、謎な『業界アルアル』理論はやめろ!(※あれホント、謎だよね? 別に東京生まれで一度も京都に行ったことの無い人が、『京都への憧れ』だけで、自分だけの『京都ミステリィ』書いてもいいよね?)」
ちょい悪令嬢「いや普通に考えて、別に関西に限らず、小学校低学年と言う、まだ自我もしっかりと確立していない時分から暮らしていて、その地方の言語に馴染まないなんて、普通有り得ないではありませんか?」
メリーさん太「……それはまあ、確かにな」
ちょい悪令嬢「もちろん、それにちゃんと『意味』が有ればいいのですよ。──それこそが前回当【座談会】で述べた、主人公にとっての、その他の部員や関西そのものに対する、『カルチャーショック』や『コミュニケーション不全』なのですが、はっきり言ってそんなものまったく感じさせなくて、これではまるで、『内面描写』──すなわち、『文字数』の一番多い主人公を『標準語キャラ』にすることによって、読者が読みやすくすると言った、ソレこそ『メタ的な理由』以外考えられないんですけどね?」
メリーさん太「……なるほど、登場人物の全員が方言で話すよりも、せめて主人公が『標準語キャラ』であるほうが、『読みやすさ』と言う意味では段違いだろうな」
ちょい悪令嬢「ぶっちゃけ、登場人物全員が関西弁をしゃべる『ユーフ○』なんて、もはや『ユーフ○』では無いと言うか、『お笑い』とまでは言わないまでも、『音楽を主題とした青春モノ』として、純粋に楽しめない気がしますの」
メリーさん太「ホントにぶっちゃけやがった⁉ それこそ偏見だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「そう言った意味も含めて、関西生まれか東京生まれかにかかわらず、登場人物全員を標準語にしたアニメ版は、『大英断』と申しても過言では無いでしょう♫」
メリーさん太「……あー、確かになあ。そもそも小説や漫画等の原作時点で、関西等地方を舞台にしながらも、ほとんどの登場人物が標準語を話すのって、『わかりやすさ』優先のためなのか、それ程珍しい話じゃ無いからな」
ちょい悪令嬢「黄○ちゃんが東京出身であること自体も、ほとんど語る必要が無くなったお陰で、『カルチャーショック』や『コミュニケーション不全』の問題も回避できていますしね」
メリーさん太「そもそも『カルチャーショック』や『コミュニケーション不全』をテーマにしないんだったら、主人公だけ『ヨソモノ』にする必要なんて皆無だからな」
ちょい悪令嬢「アニメ版においても一応、黄○ちゃんのお姉さんの麻○子さんの口から、黄○家が(以前は)引っ越しが多かったことが言及されておりますけどね」
メリーさん太「ああ、そういや『進路』について父親と喧嘩していたときに、『幼頃から何度も引っ越しをしなければならなかったけど、ずっと我慢して文句一つ言わなかった!』とか何とかおっしゃっていたよな」
ちょい悪令嬢「それに、黄○ちゃん以外の登場人物をすべて、出身地の方言を話させるとなると、第3期の台風の目となるらしい初登場の黒江真○ちゃんなんて、『博多弁』を話さなければならなくなるじゃないですか?」
メリーさん太「……東京弁の黄○ちゃんを、京都弁のカ○デちゃんと博多弁の真○ちゃんがガチで取り合うなんて、標準語ヴァージョンよりも、凄まじい修羅場になりそうだな?」
ちょい悪令嬢「ある意味、ア○ア様とツンデレエ○フさんが、異世界に転生した黄○ちゃんを奪い合うようなものですからね」
メリーさん太「──何で、『中の人』お二人の長い芸歴の中から、あえてそのポンコツキャラたちをチョイスするわけ⁉」
ちょい悪令嬢「いや、これって冗談でも何でも無く、原作小説版では、真○ちゃんも当然『博多弁』をしゃべるわけですよね?」
メリーさん太「そ、そうか、基本的に全キャラが関西弁をしゃべっているのだから、そうなるかもな?」
ちょい悪令嬢「これはまた、原作を読む楽しみが増えましたぞ☆」
メリーさん太「あー……盛り上がっているところ悪いけど、ソレって駄目かも」
ちょい悪令嬢「……どうしてですか?」
メリーさん太「彼女って、うちの作者が前に彼女のことをネットで調べたところ、『子供の頃から親の仕事の都合で全国各地を転々としていた』とか何と言った経歴が有ったんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「(※ネットで『ピク○ブ百科事典』等を閲覧しながら)あっ、ホントだ⁉ だから三年生という文字通りに『部活の牽引者』になったと言うのに、吹奏楽強豪校から黄○ちゃんたちの学校へと、転校してきたりしたわけなのか⁉」
メリーさん太「彼女が黄○ちゃんにシンパシーを感じたのも、同じような境遇にあると言うのも、ポイントが高かったりしてな」
ちょい悪令嬢「なるほど、黄○ちゃんも幼い頃に引っ越しを繰り返していたと言う、ほとんど原作版のみの『死に設定』を知らなかったものだから、真○ちゃんのほうも気にかけていませんでしたわ」
メリーさん太「そこら辺のところも含めて、原作小説版を読んで、アニメ版との相違点をいろいろと比較してみるのは、やはり有意義かもな」
ちょい悪令嬢「──そうですね! 読者の皆さもご興味の湧いた方は、是非とも小説版も手に取られることを超お薦めいたしますわ♡」
メリーさん太「……結局今回は、『ユーフ○』の話題だけで終わってしまったじゃないか?」
ちょい悪令嬢「『ブ○イバーン』や『M○c』については、次回以降と言うことで☆」
メリーさん太「──まあた、そのパターンかよ⁉」




