第1743話、わたくし、TV版劇場版を問わぬ『響け!ユーフ○アム』無料配信祭りに大歓喜ですの♡【温故知新編】
ちょい悪令嬢「──今回は、ついに最終回ラッシュをスタートした、今期冬アニメの『覇権作レース』について熱く語ろうかと思いましたが、リアルタイムで現在3月23日の午後7時に、驚くべきビッグニュースが飛び込んで参りました!」
メリーさん太「……と言うか、前々から予告されていたんですけどね、この日の『AnimeJap○n』において『「響け!ユーフ○ニアム3」放送直前スペシャルステージ』が設けられて、当然そこで、いよいよこの4月から放映&配信がスタートする、第3期にして【最終章】の最新情報が語られることは」
ちょい悪令嬢「とはいえ、第3期そのものの新情報はもちろん、その他にも有益な情報が多々告知されましたし、ファン必見の30分であったことは間違い無いでしょう!」
メリーさん太「まず何と言っても、今回初公開の、『放映直前最新PV』だよな」
ちょい悪令嬢「この中の映像や各キャラの台詞によって、新たに明かされた情報も、けして少なくは無かったでしょう」
メリーさん太「やはり、この最終章において、ストーリーの中心かつ『トラブルメーカー』となるのは、新登場キャラの黒○真由嬢のようだな」
ちょい悪令嬢「日本を代表する、福岡の名門女子校のユーフ○ニアム奏者で、一年生の時から全国大会常連──と言うよりも、『現実世界のモデル校』に準拠すれば、全国大会の『優勝校』の常連──どころか、『世界大会』の優勝経験者であってもおかしくは無かったりします!」
メリーさん太「そうなんだよな、作中において何度も名前の出てきた、彼女の元所属校『清○女子高校』こそ、現実世界における福岡県の吹奏楽の名門校(伏せ字にすると同じw『精○女子高等学校』)であり、全国大会の優勝経験どころか、令和に入ってからすでに二回も、『マーチングショーバンド世界大会』において、総合優勝を果たしておられるのです!」
ちょい悪令嬢「……うん、『響け!ユーフ○ニアム』の物語そのものの最重要テーマである、『全国大会金賞(=優勝)』なんて、『──ああ、全国の金賞ね? 昨日の夕食の時食べたけど、普通に美味しかったよ?』てな感じでしょうね」
メリーさん太「そんな『吹奏楽星人』が、いきなり(全国的には)中堅校でしかない北宇○高校にやって来て、黄○ちゃんと同じ学年で、同じユーフ○を担当するとなると、一波乱も二波乱も起きないわけが無いわな」
ちょい悪令嬢「今回の新PVにおいても、『コンサートメンバー』を選出するための、全員参加のオーディションに対しても、『……え? 私もオーディション受けなくてはならないのですか?』とか、素でおっしゃっていましたしねw」
メリーさん太「──いくら強豪校出身で、自身も辣腕プレイヤーだとしても、周囲からの反感間違いなしで、本人のこれからの行く末が危ぶまれるのはもちろん、部内の調和が大きく乱れることも有り得るよなッ⁉」
ちょい悪令嬢「──そんなふうに思っていた時期が、この私にも有りました☆」
メリーさん太「……………え? 何だ、いきなり? 何でここで、そのフレーズが、飛び出してくるんだ?」
ちょい悪令嬢「この黒○さんの台詞って、一見『超実力者である私をオーディションにかけるなんて、身の程知らずもいいところね?』てな感じに聞こえるでしょ?」
メリーさん太「……皆まで言わなくていい、そんな『ミスリード』なんて、もはや食傷気味だよ。前にどこかでちらっと耳にしたんだけど、彼女って黄○ちゃんこそを『理想のユーフ○奏者』と見なしているんだから、『レギュラーの座は久美子ちゃんに譲るわ♡』と言う意味で、オーディションを受ける気が無いわけなんだろ?」
ちょい悪令嬢「もちろん、そう言った意味も含まれております」
メリーさん太「え、他にも何か理由が有るの?」
ちょい悪令嬢「有ります…………それも、最悪なやつが」
メリーさん太「『最悪』、って……」
ちょい悪令嬢「いや、普通の『高校生の部活』としては、別におかしな話でも無いのですけどね」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「実は黒○さんて、『吹奏楽も単なる部活に過ぎないんだから、ただ演奏を楽しめば良く、他人と競い合ってギスギスする必要なんて無いじゃん?』と言う意味で、オーディションを必要としていないわけなんですよ」
メリーさん太「なあ〜んだ、確かにごく普通の、ありふれた意見じゃ無いの…………
───って、いやいやいやいや! それって、少なくとも『北○治高校吹奏楽部』にとっては、最悪の問題提起じゃねえか⁉」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、『問題提起』と言うよりも、むしろ『蒸し返し』と言うべきですけどね」
メリーさん太「……そうだよな、そもそも物語全体の冒頭のタ○先生赴任のシーンにおいて、『この吹奏楽部の年間方針として、全国大会出場を目指すのか、それともそんなものをうっちゃって、みんなで仲良く音楽を楽しむのか』の【究極の選択肢】に対して、多数決をとり、部員全員の統一方針を決めたんだからな」
ちょい悪令嬢「それで無くても、当時の二年生以上の部員にとっての『トラウマ的事件』として、まさしく『みんなで仲良く♡』主義の上級生に対して、『切磋琢磨して向上していくべき』主義の下級生が衝突して、優秀な下級生が大挙して退部したために、物語スタート時点においては、部の中核を担うべき二年生の数が足りず、全国進出どころか部の存続すらも危ぶまれていたのですしね」
メリーさん太「……それなのに、まさか世界的な強豪校の超実力派転入生が、いきなり昔の古傷をえぐってくるとはな」
ちょい悪令嬢「これが非常に危険なのは、せっかく部員の意思が『全国制覇』で統一されていたのに、深く潜行していた『楽しく演奏派』が息を吹き返しかねないことなんですよね」
メリーさん太「何にしても、部長の黄○ちゃんとしては、頭が痛いことだろうな」
ちょい悪令嬢「自分のレギュラーの座を脅かすどころか、部そのものの存続の危機すらもたらしかねないのですしね」
メリーさん太「……とはいえ、いまだ本放送直前だというのに、ここまで『ネタバレ』して、本当に大丈夫なのか?」
ちょい悪令嬢「まあ、あまり好ましくは無いでしょうが、おそらくこの辺はいの一番の第1話に、早速含まれるのでは無いでしょうか?」
メリーさん太「最初から、こんなどんでん返しをぶちかますのかよ⁉ 今まで北○治の吹奏楽部が積み重ねてきた伝統と実績が、一瞬でおシャカじゃんか!」
ちょい悪令嬢「──こんなもの、ホンの序の口ですよ。『AnimeJap○n』における『放送直前スペシャルステージ』での、黒○さん役の戸○遥さんの話では、第1話の収録時には原則的に最終話がどうなるかは、声優さんたちにも明かされていなかったのですが、名実共に最終章のキーマンである黒○さんの中の人である戸○さんだけには、最終話の台本も渡されており、その衝撃の展開を知っているからこそ、他のみんなが和気藹々と笑顔でアフレコに臨んでいる中、一人心の中ではずっと戦々恐々としていたそうです」
メリーさん太「──一体どんな最終話が待ち構えているんだ⁉ むちゃくちゃ怖いんですけど⁉」
ちょい悪令嬢「チッチッチッ、駄目ですよ、メリーさん。ここで驚くべきは、第1話のアフレコ時点で、最終話の台本が完成していたことなのです」
メリーさん太「は?」
ちょい悪令嬢「そして一昨日の『AnimeJap○n』の時点においては、全話の収録が済んでいるとのことで、つまり今回の最終章は、すでに全エピソードが完成していると見て間違いなく、これから先『万策尽きる』ことはもちろん、作画崩壊等が起こることも無いものと思われ、安心して見ていられますわね♫」
メリーさん太「──いやいや、それも確かに朗報だけど、最終話がどうなってしまうかのほうが、余程重要だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「……いや、当たり前の話ですが、いくら何でも現時点において、最終話がどうなるかなんて、まったく予想できませんし、ここで話すことなんて、何も有りませんよ」
メリーさん太「──そりゃそうだろうなッ⁉」
ちょい悪令嬢「よしんば、仮に知っていても、そんな『ネタバレ』なぞけして許されず、口が裂けても言えませんがね」
メリーさん太「──だったら他に、何か有益な情報は無かったのか?」
ちょい悪令嬢「もちろん、有りましたわ!」
メリーさん太「たとえば、どんな?」
ちょい悪令嬢「まずは、第3期の放映局であられるN○Kの『E○V』様ですが、先の年末年始同様に、これまでの『ユーフ○』の劇場版について、『アンサン○ルコンテスト』以外の四作品を、第3期放映直前の4月頭に、連日放映してくださるとのことです!(※ただし全作品とも真夜中での放映ですので、ご注意のほどを)」
メリーさん太「──おお、そいつは有り難いな! 何せ前回の放映時においては、言うまでも無く『能登半島地震』と丸被りだったからな、視聴どころでは無かった方も多かったろう」
ちょい悪令嬢「特に『ア○マTV』様において無料配信の対象外となっている、『北○治高校吹奏楽部へようこそ』と『届けたいメ○ディ』と『誓いのフィナ○レ』は、必見ですわね」
メリーさん太「うちの作者のゲキ推しの久石カ○デちゃん(CV雨○天さん)が初登場かつ大活躍する、『誓いのフィナ○レ』はともかく、その他の二本はTV版の総集編なんだろ?」
ちょい悪令嬢「これはすでに申したはずですが、むしろ実力派制作会社様による超人気作の総集編だからこそ、むちゃくちゃ丁寧に再構成されていて、新規映像も加味されて、また違った『ユーフ○』を実現しており、むしろTV版を視聴済みの方こそ、是非とも見るべきなのです!」
メリーさん太「そういや、第2期の総集編のほうは、あ○か先輩に焦点を絞ることで、よりドラマチックになっているとか、何回も言及していたよな?」
ちょい悪令嬢「本作の作者自身も、第1期の総集編のほうは見逃してしまいましたからね、今度こそ必ず見ようと決意しておりますわ☆」
メリーさん太「むしろ、これまでTV版すらも一切見ていない方は、この四つの劇場版を『E○V』様で見て、最新作の『アンサ○ブルコンテスト』を『ア○マTV』様で見ることによって、最終章の予習がバッチリだよな」
ちょい悪令嬢「──そのような初心者の方はもちろん、うちの作者のように最近ファンになったばかりで、実際に映画館で劇場版を見たことの無い方に、超朗報です! 何とTV版以降の、『二年生になった黄○ちゃん』をフィーチャーした完全新作の、『誓いのフィナ○レ』と『アンサン○ルコンテスト』の二本立てを、全国一斉に期間限定で上映してくださることが、決定いたしました!」
メリーさん太「──なっ⁉ 『ユーフ○』の劇場版を、大画面かつ超高音質の立体音響で、今再び楽しむことができるだと⁉」
ちょい悪令嬢「生憎本作の作者の最寄りの映画館は対象外となっておりますが、首都圏を始めとして、全国津々浦々の数少ない上映館に足を運べる方は、この機会を逃すこと無く観劇なされれば、きっと『極上の体験』をGETできるものと請け合いますよ♡」