第1738話、わたくし、たった五千円で『まったく新しい二台目の』M○cを手に入れましたの♡(その3)
メリーさん太「……『新しいOSに慣れておいたほうがいい』って、やはりそのうちM○cを買え変えるつもりか?」
ちょい悪令嬢「今回の、外付けSSDヘのインストールによる新OSの導入によって、今すぐ新機種に買い換える必要は無くなりましたが、同時にいろいろと研究した結果、『ノート型を購入した場合、外出時のWeb接続はどうするか?』の解決の糸口が見つかりましたからね!」
メリーさん太「──ホントかよ⁉ パソコンを増やすたびに、新たにプロバイダと契約を結ぶんじゃ、いくらお金があっても足りないけれど、何か解決策が有るのなら、それに越したことは無いよな⁉」
ちょい悪令嬢「これはまだ完全に確認をとったわけではございませんが、外出時には当然Webと接続状態になっているiPh○ne等の携帯端末と、ネットワーク機能を共有することで、独自にプロダイバやキャリアと契約を結ばなくても、ノートパソコンのほうもWeb接続ができると言うのですよ!」
メリーさん太「何と! うちの作者のように、すでにiPh○neでキャリア契約していている手合いには、朗報もいいところじゃないか⁉」
ちょい悪令嬢「まあ、これを実行するためには、M○cとiPh○neとで、『Ap○le ID』を統一しなければならなかったり、iPh○ne側のキャリアになにがしかの料金を払わなくてはならなくなったりするそうですけどね。ノート型パソコンを購入の選択肢に入れられると言うことだけでも、かなりメリットが有ると言えるでしょう♡」
メリーさん太「……うう〜ん、さほど遠くない将来に、機種の買い換えを予定していて、現在のところ新OSのほうはあくまでも『サブ』として使っていて、これと言って問題が無いとはいえ、せっかく安い投資と簡単かつ安全なインストール作業で手に入れた、パソコン用『新環境』なんだから、どうにかWeb小説作成等の『メインOS』として使いようは無いのか?」
ちょい悪令嬢「それがですねえ、親切なことにも、インストール作業の最後に、旧OSのほうから、すべての作成データのみならずワープロ等のアプリも、自動的に移行して使えるようにしてくれたんですが、なぜか慣れ親しんだ日本語入力ソフトだけは対応してくれず、小説作成用に使用するためには、また一から『特殊な言葉』を覚え込ませなくてはならないのですよ」
メリーさん太「『特殊な言葉』って………まあ、言いたいことはわかるけどな」
ちょい悪令嬢「ムッ、何が言いたいのか知りませんが、小説執筆においては、各分野の専門用語や、自作独特の言葉遣い等が、必要になるのですよ?」
メリーさん太「もちろん、『厨二用語』や、『ヘンタイ用語』もなw」
ちょい悪令嬢「──うぐっ⁉」
メリーさん太「まあでも、いつも使っている日本語入力ソフトが使えないんじゃ、それだけで創作意欲が削がれてしまうよな」
ちょい悪令嬢「特に本作の作者は、『国語辞書や英和辞書やことわざ辞書等が内包された、【プレミアム版】の入力ソフトを使用しておりますからね、つまり新OSのほうではそれらの辞書も一切使えませんので、使い勝手が著しく悪くなるのです」
メリーさん太「……うん、それは小説作成においては、致命的なデメリットだな」
ちょい悪令嬢「そう言うわけで、不測の事態に対する『リスク回避』の意味合いも含めまして、これからもWeb小説作成においては、慣れ親しんだ旧OSにおいて、無難に取り組んで行きたいかと存じます♡」
ちょい悪令嬢「──とか何とか言っているうちに、各問題における『解決策』を思いつきましたわ!」
メリーさん太「……解決策って、一体どんな?」
ちょい悪令嬢「すべてにおける解決の鍵は、本作の作者が『iPh○neも持っていた』ことに尽きるのです!」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「まず、次に購入するM○cを、持ち運びできるM○cBookにするかどうかの件です。特に最新の高速チップを搭載し、モニターを閉じたまま外部モニターに接続して、まるでデスクトップみたいに使えて、M○c mini用に買ったディスプレイやキーボード等が無駄にならず、16万円台からと値段も安く、小型軽量で持ち運びにもってこいの、M○cBook Air【13インチ型】は、本体のディスプレイが小さくても、自宅では大きなモニターに接続できるので、最低価格のを選んでも問題が無くなるので、最も理想的でしょう!」
メリーさん太「……しかし、外でネットと接続するには、また新たにプロダイバやキャリアと契約を結ばなければならず、手間がかかるし費用も馬鹿にならないし、たとえiPh○neのインターネット共有機能を活用できたとしても、結局はiPh○neのキャリア会社に対して料金が発生するし、iPh○neのバッテリ消費量を増大させて、長時間の使用は不可能だしで、あまりにもデメリットが多く、『だったら無理して外でM○cを使うことも無いのでは?』ってことになるんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、そこは『逆』に考えればいいのですよ」
メリーさん太「……『逆』、とは?」
ちょい悪令嬢「とにかく、現在実際にiPh○neを持っているのだから、別に新たにプロダイバやキャリアと契約しなくても、やろうと思えば新たに購入したM○cBookをネットに繋げるのだし、今までみたいに『ノート型を購入対象から外す必要が無くなった』わけなのです!」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「とりあえず買ってみて、家の中で使ってみればいいのですよ。実はノートブックのメリットって、外出時だけでは無く、『家の中を自由に持ち運びできる』と言うのもかなり大きく、極論すれば、画面の小さなiM○cを便利に持ち運びしているようなもので、自室のベッドやリビングのソファに寝っ転がって、Webサーフィンやアニメの配信の鑑賞をしたりと、自由自在に楽しめるのです!」
メリーさん太「……なるほど、Web小説作成や確定申告等の事務作業以外の、主に娯楽用途の場合なら、そう言った楽しみ方も大いにアリかも知れないな」
ちょい悪令嬢「特に今回、OSが古いために閲覧できなくなった『ニコ○コ動画』様を、やむを得ずスマホで視聴していてびっくりしたのですが、何とスマホのあの小さな画面で、十分事足りたのですよ」
メリーさん太「え、何で?」
ちょい悪令嬢「とにかく、Ap○le社が各製品で採用している液晶が、業界トップレベルで綺麗で精緻なので、スマホの画面レベルでも、(うちの作者のような)うるさ型のガチオタクのアニメ鑑賞にも、十分堪え得るのです!」
メリーさん太「へえ、そうなの?」
ちょい悪令嬢「だったら、13インチのノート型こそは、気楽にAp○leの最先端の液晶モニターを楽しめる、格好のマシンとも言えますしね」
メリーさん太「ノート型だったら、ベッドの上で寝っ転がりながら、至近距離で見ることができるからな(※実際本作の作者も昔『iB○○k』でやっておりました☆)」
ちょい悪令嬢「──さて、いよいよここからが本番なのですが、今回の最大の焦点である、作者の実家の電話番号を変えてしまったために、Ap○leIDについて、今回新たにOSをインストールしたのに合わせて、設定入力をし直した際に、『基本情報=電話番号が異なるので受け付けません』とはねられた件ですが、これもまた、『iPh○neを持っていた』からこそ、完全に解決いたしました」
メリーさん太「……何でだよ?」
ちょい悪令嬢「だってiPh○neユーザーと言うことは、独自のAp○leIDとパスワードを持っていると言うことで、それを新OSの設定画面に入力すればいいじゃ無い。──もちろん、『基本情報=電話番号』も、iPh○neの登録番号なんだし、問題はまったく無くなったじゃん」
メリーさん太「──ホントだ、『私はiPh○neを持っていた』の一言で、難問が二つも一気に解決してしまったじゃねえか⁉」
ちょい悪令嬢「残るは、新OSにおける日本語入力ソフトの件ですが、これは当然、新OSに対応した日本語入力ソフトを新たに買えば済む話ですよね?」
メリーさん太「……そりゃそうだけど、他のすべての件については、ほとんど無料で済みそうなのに、これにだけ下手するとSSDストレージ以上のコストをかけたんじゃ、パソコンを買い直さずに安く済ませるという主目的としては、本末転倒なんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「大丈夫です。本作の作者が購入予定である、M○c用の日本語入力ソフトの『かわ○み』(と専用の辞書類)は何と、iPh○neでも使えることになっているので、むしろ割安ですよ」
メリーさん太「──ここでもやはり、『iPh○ne』が鍵になるのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、何と『iPh○ne』を持っていたことで、ほとんどすべてのトラブルが無事に解決しそうであり、今回の『一万円以下限定、新OS導入』大作戦は、大成功のうちに終わりそうですわ♡」




