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第1553話、わたくし、役立たずのスマホよりも、携帯電話の復活を望みますの!

ちょい悪令嬢「──今年も去る9月13日午前2時より、恒例の『Ap○le Event』が開催されましたが、皆様はご覧になりましたかあ?」




メリーさん太「おっ、もうWeb公開されていたのか? ──それで今年は、どんな新製品が発表されたんだ?」




ちょい悪令嬢「大方の予想通り、外部接続端子がUSBーCに変更されて、特に上位機種はチタニウムボディが採用された、Ap○le主力製品の『iPh○ne15』シリーズに、大幅に性能アップした『Ap○le Watch9』シリーズでございます」




メリーさん太「ふ〜ん、『事前リーク情報』そのまんまだな? ……とすると、『お値段』のほうも、相当なものになるのでは?」


ちょい悪令嬢「最上級種の『Pro MAX』の1TBストレージ版で、249800円(税込み)となります」


メリーさん太「──Ap○leのハイエンドノーパソの、『M○cBook Pro』が買える値段じゃねえか⁉ 何? 最新シリーズでは、量子ビット演算処理能力でも搭載しているの⁉」




ちょい悪令嬢「まあ、一般的な消費者に最も普及している『ネット端末』として、大容量の画像や動画を高速で処理しなければならないし、特に承認欲求女子は『イン○タ』や『TikT○k』や『Y○uTube』に、自作の画像や動画を作成して上げなくてはならないし、オタ男どもは年々負荷が高まるばかりのソシャゲを、快適にプレイできなくてはならないしで、スマホに必要とされる性能はインフレを重ねるばかりとなるのですよ」




メリーさん太「……25万も出して、承認欲求やゲームメインに使うなんて、正気か?」


ちょい悪令嬢「『承認欲求モンスター』や『ゲーオタ』どもにとっては、それがすべてにおける『優先事項』なのですよ。──目立つのを何よりも嫌い『ゲーム音痴』である本作の作者には、到底理解できませんがねw」


メリーさん太「でも、本作の作者だって、自他共に認める『ガチの林檎信者』として、25万だろうが30万だろうが、絶対に購入するわけだろw」




ちょい悪令嬢「え、何言っているのですか? スマホの新作なんて『ガン無視』ですよ。今所有しているスマホだって、『捨てたい』と思っているほどなのに。こんな『役立たずガジェット』、今すぐ滅びてしまえばいいのに!」




メリーさん太「──もう、Ap○leがどうしたとか、iPh○neがどうしたとか、高価格がどうしたとか言ったレベルでは無く、『スマホ全否定』じゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「……それと言うのも、今回の『水疱瘡』での入院中、暇を持て余して、ずっと『スマホ三昧』だったのですよ」


メリーさん太「ああ、最近の病院じゃ、病室で無料フリーWiーFiが使い放題なのは言うまでも無く、作者の(感染者専用の)特別個室には、ノーパソ用の有線LANまで利用できたんだっけ?」


ちょい悪令嬢「まあ、たとえそうでも、病気療養中にパソコンを使用しようとは思いませんけどね。──しかしそれにしても、スマホって全然使い物にならないのですよ!」


メリーさん太「つ、使い物にならない、って……」




ちょい悪令嬢「まず、IT機器やマルチメディア製品において最も求められる、ビジネスや創作活動にまったく使えないんですよ。何よりも肝心な『文字入力』がカスだから、本作の作者がやっているWeb小説作成にも役に立たないし」




メリーさん太「い、いや、スマホって、一部のオタク御用達のゲームプレイはともかくとして、コミュニケーションツールやWeb閲覧用端末として使用するのがメインなんだから、それで構わないんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「まさにその『Web閲覧』すらも、ダメダメじゃないですか⁉」


メリーさん太「え、そうなの⁉」




ちょい悪令嬢「もうね、元々狭苦しい画面のほとんどが、邪魔ったらしい『広告』で埋め尽くされているのですよ! それも『悪質アフィリエイトサイト』とかだけでは無く、『Yah○○!ニュース』とか『あに○ん』とかの、比較的優良なサイトすらも! 画面をスクロールするだけでも、どんどん『広告画面』を踏んでしまい、そのサイトに飛ばされっぱなしになりましたよ!」




メリーさん太「……うわあ、それってウザ過ぎるよなあ」


ちょい悪令嬢「ウザいどころか、まともに記事の内容を閲覧できないのです!」


メリーさん太「パソコンで同じサイトを見る時は、そんなことは無いのか?」


ちょい悪令嬢「もちろん、画面の端々にいくつも広告画面が表示されていますが、ちゃんと大部分を本来の記事が占めておりますので、ほとんど気にせずに、いたずらに『踏む』ことも無く、記事の閲覧に専念できるのです!」


メリーさん太「考えてみれば、それが『正常』だよな⁉ サイトを開くごとに、全面が広告に埋め尽くされているなんて、見るからに嫌気がさすよな⁉」


ちょい悪令嬢「ですから、ガチで『嫌気がさした』んですってば。──それも、スマホ自体そのものに!」


メリーさん太「そ、そんなに何の役にも立たなかったのか?…………もしかして、スマホ契約を解除してしまうとか、言い出すんじゃ無いだろうな?」




ちょい悪令嬢「それがですねえ、先ほどメリーさんが挙げてくれた中で唯一、『コミュニケーションツール』としては、結構役に立ってくれたんですよ!」




メリーさん太「『コミュニケーションツール』として、って……」


ちょい悪令嬢「主に、『音声通話』に関してですね」


メリーさん太「──つまりは、ただの『電話』ってことじゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「実は本作の作者は、『ガラケー』すら手にしたことが無かったですからね。今回はすでにお伝えしているように、作者自身の入院と同時に、介護対象の父親も別の病院に『社会的入院』をさせていますし、そちらの病院や、日頃何かと面倒を見てもらっている地域の『在宅介護支援センター』の担当者様や、今回大変お世話になった姉夫婦等々との連絡に、大いに役に立ってもらいましたわ」




メリーさん太「……なるほど、病院に入院中でも、色んな所と様々な連絡を、必要に応じていつでもできるのは、非常に便利だよな。──つまり、その一点だけでも、スマホの有用性を見直したと言うわけか?」




ちょい悪令嬢「──ところがどっこい、契約しているキャリアのショップに問い合わせてみたところ、現在においてもガラケーを扱っているそうなんですよ」


メリーさん太「あ、あれ? ガラケーってつい最近、使用停止されたんじゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「それはあくまでも『3G』対応機種だけの話で、『4G』対応機種であれば、これからも当分使用できるそうです」


メリーさん太「……もしかして、スマホの契約を解除して、ガラケーに鞍替えするとか?」


ちょい悪令嬢「使用料も、半分どころか下手したら十分の一くらいまで、節約できますからね。いっそのことパソコンもノート型に買い換えて、ガラケーと併用すれば、スマホ単体なんかよりも遙かに役に立つのでは無いでしょうか」




メリーさん太「……この時代に、スマホを捨てようとするなんて、本気かよ?」




ちょい悪令嬢「おそらくそのうち『音声通話』自体が廃れて、テキスト(データ)通信がメインとなって、スマホやパソコンなんかよりも、『iP○d』を持ち歩くようになるんじゃ無いかと思うんですよ」




メリーさん太「ああ、そうか、『iP○d』が有ったか⁉ あれなら『音声通話』以外はスマホとほとんど同じだし、パソコン並みに仕事や創作活動にも使えるからな!」




ちょい悪令嬢「──と言うわけで、読者の中で現在どの『Ap○le製品』を買うか悩まれている方がおられましたら、『スマホ』に関してはできるだけ価格の安いのにして、主にコミュニケーションツールとして活用して、特に『iPh○ne』の最上位機種を買うぐらいなら、『M○cBook』や『iP○d』の上位機種を購入されるのをお勧めいたしますわ♡」










メリーさん太「──何でスマホやパソコンを買うのに、『Ap○le製品』限定なんだよ⁉ この狂信的な『林檎信者』めが!」

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