第1552話、わたくし、「何で最終回でアベム○カをやったの⁉」と、そ○さん並みに大激怒ですのw
ちょい悪令嬢「──さて、今期夏アニメにおいて本作の作者のイチオシだった、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』が、ついに堂々の最終回を迎えたのですが、現在ネット上は大荒れに荒れております☆」
メリーさん太「……まさか、肝心要の最終回が、まったく別のバンドの話に乗っ取られてしまうとはな」
ちょい悪令嬢「どわはははははは! 確かに最終話においては、あの『変態パンツバンド』が絡んだ展開になるとは思ってましたが、まさかBパートをまるまる占拠して、武道館並みの特大アリーナホールで大々的にライブをやって、衝撃のエピローグまで祥○ちゃんメインで終わってしまうとは、このリ○クの目をもってしても読めなかったわ!」
メリーさん太「誰がリ○クだよ⁉ そもそもそんな冗談言ってる場合じゃ無いだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「うん? メリーさんてば何をそんなに、カリカリなさっているのですか?」
メリーさん太「──いやいやいや、むしろあんたこそ、何でそんなに落ち着き払っているんだよ⁉ 今期夏アニメイチオシの作品の最終話が、公式自らの手でぶち壊しにされてしまったんだぞ⁉」
ちょい悪令嬢「ほう、『ぶち壊し』、ですか?」
メリーさん太「そりゃそうだろう! いきなり登場したバンドが、これまでの『MyG○』の曲調とはまったく方向性の異なる、ド耽美な曲を披露して、前回の渾身のライブ回をぶち壊しにして、しかもあの『変態パンツ仮面』を被ったやつらが、曲を演奏する前に延々と『何かクサい寸劇』を演じると言うウザさぷり。『MyG○』メンバーによる大団円を期待していたファンにとっては、とんだ期待外れだよ! ──これって完全に運営による、第二期及びリアルバンドとしての『A○e Mujica』に対する、『販促《PR》活動』そのものじゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、大体そんな感じでしたわね♫」
メリーさん太「──だから何で、そんなに冷静でいられるんだよ、あんたは⁉」
ちょい悪令嬢「だって、十分予想できたことですもの☆」
メリーさん太「──なっ⁉」
ちょい悪令嬢「ですから、以前申したではありませんか、『騙されてはいけない、実は「BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!」は、独立した二つの作品が同時進行していて、もう一方の作品のストーリーや登場人物は、まったく無視して構わない』──と」
メリーさん太「あ」
ちょい悪令嬢「よって今回の最終話においても、純粋なる『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』ファンの皆様におかれましては、『A○e Mujica』関係については、あの長ったらしいウザ(寸劇&)ライブシーンはもちろん、バンドメンバー等すべてについて、『無かったもの』と、完全に無視して構わないのです!」
メリーさん太「──そんなことしたら、今回の最終話の後半部すべてが、『無かったこと』になってしまうじゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「(『MyG○!!!!!』ファンとしては)それでいいのですわ!」
メリーさん太「はあ⁉」
ちょい悪令嬢「『A○e Mujica』パートを全無視するとなると、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の実質的最終話は、むしろ前回の第12話となり、最終第13話の前半部は、まさしく『最終話の余韻』そのままに、第12話のエピローグ的『Cパート』か、実質上『A○e Mujica』編の第0話のプロローグ的『アヴァンタイトル』みたいのものと見なすべきなのですよ」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「このように心得て今回の最終話を見直すと、純粋なる『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』ファンの皆様におかれても、客観的かつ冷静にご覧いただけることでしょう」
メリーさん太「……いや、待望の最終回だと言うのに、大半の内容を完全に無視して、客観的に見ると言うのも、何だかなあ」
ちょい悪令嬢「うちの作者自身は、全然気にしてないようですけど?」
メリーさん太「そうなの?」
ちょい悪令嬢「もうね、前回の第12話までの、感動に次ぐ感動の連続によって、『MyG○!!!!!』に関しては、今期夏アニメにおける堂々の『覇権作品』としての地位を確立しており、最終話におけるいかにも予定調和な『A○e MujicaPR回』を見せつけられても、何ら動じることは無いのですよ!」
メリーさん太「──うちの作者って、そこまで『MyG○!!!!!』に魅了されていたのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「むしろこの作品って、現在思春期まっただ中の中高生の『Z世代』の方々にこそ、刺さるのでは無いでしょうか?」
メリーさん太「……ああ、と○りちゃんのリアルな『詩』を始めとして、これまでの『バン○リ!』の方向性では考えられなかった『リアル路線』は、確かに『一般ウケ』が良さそうだよな」
ちょい悪令嬢「逆に言えば、下手したらこれまでの『バン○リ!』ファンの支持を失いかねないと言うのに、この『賭け』に見事に勝利した運営及び制作陣の皆様には、心から拍手喝采を惜しみませんわ!」
メリーさん太「確かに、ブシロ○ドの総元締めの木○氏御自らが、『今度のバン○リ新作は、ガチの百合モノですので、乞うご期待!』とおっしゃった時には、何を血迷ったのかと思ったからな」
ちょい悪令嬢「『バン○リ!』と言えば、キャラはみんなノー天気だし、ストーリーも少々紆余曲折が有っても、結局は『御都合主義』のハッピーエンドだしで、まったく見るに値しませんでしたからねw」
メリーさん太「──いや、それっていくら何でも、ディスり過ぎだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、それはあくまでもこれまでの『バン○リ!』アニメ版ファンの皆様が、そんな明るく前向きなキャラたちと、御都合主義のハッピーエンドこそを、望まれていたと言うことなのですよ! ──いいじゃ無いですか、御都合主義でも、それでファンの皆様が満足しているのなら!」
メリーさん太「──うっ⁉」
ちょい悪令嬢「……でもうちの作者としては、何とも物足りなかったのです」
メリーさん太「あの天邪鬼は何と言っても、『既成概念のブチ壊し』路線が大好物だからな」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ! 下手したらこれまでの『バン○リ!』の既成概念をぶち壊しにして、多くのファンを失いかねないと言うのに、それを敢然と実行した運営&制作陣の皆様は、まさに『大偉業』を見事に成し遂げて見せられたと申しても、過言では無いでしょう!」
メリーさん太「──また珍しく、手放しの大絶賛だな⁉」
ちょい悪令嬢「ほら、特に今期の夏アニメにおいては、同じことをやって大失敗をした、某『ヌ○ヅPRアニメ』も有ったことですしw」
メリーさん太「──突然他の作品にまで飛び火させるのは、ヤメロ!」
ちょい悪令嬢「当然、有言実行として、『少女たちの愛憎劇』と言う意味では、『本格的百合テイスト作品』としても大成功を収めており、本作の作者としては大満足ですので、最終話が丸ごと次回作のPRであっても、余裕の心で許せるわけなのですよ」
メリーさん太「……現在あんなにネット上では大荒れなのに、うちの作者は違うと?」
ちょい悪令嬢「ええ! 折良く現在動画配信サイト『TV○r』様において、9月21まで全話無料配信が行われておりますので、是非とも第1話から見直して、今期夏アニメを最後まで、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』尽くしで締めたいかと思っておりますの☆」
メリーさん太「──それ程かよ⁉」
ちょい悪令嬢「読者の皆様におかれましても、本作の作者が今期夏アニメの『私的覇権作品』と太鼓判を押す、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』を、この機会に是非ともご視聴なされることを、心からお薦めいたしますわ♡」
メリーさん太「……え? 私的とはいえ、今期夏アニメの覇権作品は、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』で決定なの? 他の注目作品はまだ最終話を迎えていないと言うのに、ちょっと拙速過ぎるのでは?」
ちょい悪令嬢「何度も申しますように、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』最終話は、少々問題が有ったとはいえ、12話までの大感動を覆すまでは至りませんでしたし、逆に言えば他のどの作品が最終話で予想以上の大感動をもたらしてくれたとしても、それも『予想範囲以内』であり、現在の『MyG○!!!!!』に対する評価は揺るぎはしないでしょう」
メリーさん太「──あ、そうか、これまで当【座談会】で取り上げた注目作って、『MyG○!!!!!』以外は『原作付き』ばかりだから、最終話についても大体予想できるのか?」
ちょい悪令嬢「『無○転生』は『ED………じゃ無かった、『フィ○ツ先輩』問題が解決するところで終わるだろうし、『呪術○戦』は秋アニメとして続いていくし、『デ○る猫は今日も憂鬱』は現在のところ予想以上の大満足ですが、あくまでも『日常モノ』だから、それ程『大どんでん返し』の最終回は期待できないし、『わたしの幸せ○結婚』は、期待していた美○さんの『闇堕ち』はどうやら無さそうだしで、とても『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の大感動を上回りそうに無いのですよ」
メリーさん太「今期最大のダークホース枠である『アンデッドガール・マーダーフ○ルス』や、数少ないアニオリ注目作の『SYNDUALITY N○ir』は、どうなんだ?」
ちょい悪令嬢「もしかして『大どんでん返し』が有るとしたら、その二つですけど、原作付きの『アンデッドガール・マーダーフ○ルス』は、そこまで冒険はしないと思うし、そもそも『SYNDUALITY N○ir』は、限定配信かつ2クール作品だから、一応除外しててもいいと思うのですよ」
メリーさん太「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「それに何と言っても、夏バテして倒れ込んだり、水疱瘡で緊急入院したり、父親の痴呆が限界突破して精神科の病院に入院させたりと言った、苦難の連続にあって、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の視聴こそが、唯一の癒やしであり、潤いであり、何よりも登場人物たちの葛藤と、文字通り何度『迷子になろうと進み続ける』姿こそに、何度励まされたことか!」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「つまり本作の作者にとって、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』は、それ程までに『特別な存在』であるってことですよ! ──これをご覧の読者の皆様におかれましても、是非ともあなた御自身にとっての『特別の作品』を見つけられることを、切にお祈りいたしておりますわ♡」




