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第1532話、わたくし、Ap○leの日本進出40周年を言祝ぎますの♡【その2】

ちょい悪令嬢「……今じゃすっかり、別々のランキングで当たり前のようになってますが、M○cだってパソコンなんですよ? 他社のPCと分ける必要なんて無いでしょうが?」




メリーさん太「え、でも、世界的にはWind○wsのほうが売れているんだろ?」


ちょい悪令嬢「現在のAp○le人気により、最近はそうでも無いですけど、Wind○ws95が発売された当時はそうでしたわね」


メリーさん太「だったら、どうしてランキングでは、M○cのほうが上に来るんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「だって、『M○c』と言う名前のパソコンを発売しているのは、Ap○leだけではありませんか?」




メリーさん太「へ? 何を当たり前のことを…………………ああっ、そうか、そう言うことか⁉」


ちょい悪令嬢「そうなんですよ、一口に『Wind○wsPC』と言っても、ソ○ー製も有れば東○製も有り、デ○製も有ればコンパ○ク製も有るわけで、どうしても製造会社メーカーが統一されているM○cのほうが、上位に来やすいのですよ」


メリーさん太「……なるほど、ランキングが別々になってしまうわけだ」


ちょい悪令嬢「でもそれはあくまでも、『ソフマ○プ』グループにおける、『マイク○ソフト様に怒られるから、M○cがランキングの上位にいたら困る』と言う、よこしまな思惑に基づいた『情報操作インチキ』に他ならないですよね?」


メリーさん太「そ、そりゃあ、どんな理由が有ろうとも、Ap○le社のパソコンが一番売れていたら、Ap○le社のパソコンをランキングのトップにしなければおかしいよな」




ちょい悪令嬢「つまり、当時の『Wind○wsブーム』は、このようにして『つくられたもの』だったのですよ☆」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「更には、日本の政府や地方自治体は、当然のごとく日本の企業と癒着しているので、職場等で採用するのは日本企業が製造したWind○wsPCオンリーとなり、そしてそれは民間企業においてもほぼ同様なので、個人ユーザーよりも莫大な需要が見込まれる法人ユーザーにおいては、Wind○ws一色となり、日本全体のパソコンのシェアは、Wind○wsにほぼ独占されることになったのですよ」




メリーさん太「……すると、『M○c』のほうは、それこそ『違いのわかる』一部の個人ユーザーのみになるわけか?」


ちょい悪令嬢「それすらも、全世界的な『つくられたブーム』に流される形で、年々減少の一途でしたけどね」


メリーさん太「──駄目じゃん⁉」


ちょい悪令嬢「このように、M○cもかつての『ベ○タ』のように、規格戦争に一方的に敗北して、消え去るのみかと思われた、まさにその時──」


メリーさん太「『その時』?」




ちょい悪令嬢「──ある一人の『救世主』が、颯爽と現れたのでございます!」




メリーさん太「なっ⁉ 『救世主』、だとお?」




ちょい悪令嬢「さて、その救世主とは、『何=ジ○ブス』さんだったでしょうか☆」







メリーさん太「──『スティーブ=ジ○ブス』氏、じゃねえかああああああ⁉」







ちょい悪令嬢「そりゃあ、『Ap○leの救世主』と言えば、スティーブ=ジ○ブス氏に決まっているでしょう?」


メリーさん太「え、いや、救世主も何も、ジ○ブス氏って、Ap○leの創始者じゃ無かったの?」


ちょい悪令嬢「実は彼は一時期、Ap○leを離れていた期間が有るのですよ」


メリーさん太「え、そうだったの?」


ちょい悪令嬢「しかも何と、自分が他社からスカウトした社員から、追放される形でw」


メリーさん太「はあああああ⁉」




ちょい悪令嬢「その『社員』こそは、(Ap○le史において)結構有名な人物で、革新的な広告戦略によって、ペ○シコーラをコ○コーラを抜いてアメリカ随一の炭酸飲料にした立役者、ジョン=ス○リー氏その人であり、ジ○ブス氏は彼をAp○leのマーケティング担当の役員としてスカウトしたのですけど、その時の殺し文句が、『……おまえ、一生砂糖水を売り続けるのか? 俺と一緒にビート○ズのア○プルレコード社を抜いて、ミュージックシーンを支配し、世界を変えようぜ!』だったのですよ♡(※半分ほど捏造) ──事実その後ジ○ブス氏は『iTun○s』によって、世界の音楽業界を牛耳るのですからね!」




メリーさん太「──YAZ○WAかよ⁉ それに社名を『Ap○le』に決める時、イギリスの『ア○プルレコード』社に対して、『音楽事業にはけして手を出さない』と約束したのは、嘘だったのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「ビジネス界は『食うか食われるか』です、『約束事』なんて何の意味も有りませんよ、『勝てば官軍』なのですwww」


メリーさん太「外道過ぎる⁉」




ちょい悪令嬢「事実ジ○ブス氏自身も、ス○リー氏に『食われて』しまい、自分が興したAp○le社を追い出されてしまいましたからね」




メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「確かにス○リー氏は、企業経営に関しては『優秀』だったのですよ。そんな彼の目からしたら、あまりにも『夢想家』過ぎるジ○ブス氏は『経営者失格』として映り、他の取締役や主要株主を抱き込んで、当時社内トップだったジ○ブス氏を追放してしまったのです」




メリーさん太「自分をAp○leに引き抜いて、IT企業と言う伸び盛りの業界で更なる成功に導いてくれた、当の恩人を追放したのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「アメリカのビジネス界においては、それ程珍しい話ではありませんよ」


メリーさん太「……なるほど、『食うか食われるか』か」


ちょい悪令嬢「事実ス○リー氏がAp○leの最高指導者になってからは、当時新製品だったM○cのように技術的には革新的な商品を扱いながらも、堅実な経営を推進することによって、Ap○leの業績はうなぎ登りとなり、一見『ジ○ブス氏追放』は正しいかのように思われました」


メリーさん太「ほう、それは重畳だな」


ちょい悪令嬢「しかし実は彼は、『根本的過ち』を犯していたのです」


メリーさん太「……何だと?」




ちょい悪令嬢「Ap○leの──特に、M○cの顧客ユーザーの皆様は、パソコンと言うものに対しては、堅実性なんかよりも少々危なっかしくても、『夢のマシン』を望んでいたのです。確かにM○cは当時も今と変わらず、先進性と使いやすさを兼ね備えていましたが、下手したら『クレイジー』とも呼び得るほどに、とんでもない『革新的ビジョン』を、今一つ感じることはできなかったのですよ」




メリーさん太「──基本的にビジネスの道具であるパソコンに、『クレイジーなビジョン』を求めるって、どういうこと⁉」


ちょい悪令嬢「それが、『真のM○cユーザー』と言うものなのです!(※あくまでも個人的意見です)」


メリーさん太「……ああ、そういや、うちの作者も、自称『真のM○cユーザー』だったっけ(呆れ)」




ちょい悪令嬢「実はそれは、Ap○le社において実際にM○c造りに携わっている、現場のエンジニアたちも同様だったようで、会社の業績が好調になればなるほど、顧客や社員の心は離れていき、決定的となったのは、せっかくビル=ゲ○ツ氏が、『M○cを世界のパソコンの標準OSにしよう! 我がマイク○ソフト社も全面的に協力するよ!』とまで言ってくれたのに、けんもほろろに袖にしたために、希代の天才経営者のゲ○ツ氏に、独自の『Wind○wsOS』の開発に全力を注がせてしまい、後にAp○le社を窮地に陥らせることになったのですよ」




メリーさん太「ええっ、ビル=ゲ○ツ氏って、そんなにM○cOSをリスペクトしていたのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「何言っているんですか、最初にM○cが発売された時に狂喜乱舞して、瞬く間に創り上げた『M○c専用のワープロと表計算ソフト』こそが、『ワ○ド』と『エク○ル』なのですよ?」




メリーさん太「……知らなかった、ワ○ドとエク○ルが──つまり、『マイク○ソフトオフィス』が、そもそもM○c用に創られていたなんて」




ちょい悪令嬢「もしもこの時、ビル=ゲ○ツ氏の提案を受け容れていたら、後のパソコンの歴史どころか、世界の歴史自体が変わっていたかも知れませんわね♫」







(※ここまででも十分驚愕の連続だったと言うのに、更に驚愕の事実が判明する、次回に続きます☆)

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