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第1530話、わたくし、「バン○リ!最高!」、さああなたも「バン○リ!最高!」と言いなさい、ですの!【後編】

ちょい悪令嬢「──そんなわけで、特に今回はこれまで以上に、『作詞』──つまりは、と○りちゃんの『ポエム』が重要視されているのが、ポイントですね♫」




メリーさん太「ああ、ある意味彼女にとっての、『魂の叫び』だからな」




ちょい悪令嬢「だからこそ、それぞれ『迷子』になっていた他のメンバーたちを、再び繋ぎ合わせることができたのですしね♡」


メリーさん太「心に何かを抱えている者にこそ、刺さるものが有るんだろうな」


ちょい悪令嬢「そのことを丁寧に描いてきたからこそ、今回の『カタルシス』が有るんですよね!」




メリーさん太「……でもさあ、後二、三話ほど残っていて、このままハッピーエンドで終わるかなあ? もう一波乱くらい有るのでは?」




ちょい悪令嬢「あー、そのことについて、Web上に重要な書き込みが有りまして、それを踏まえて読者の皆様に対して、お詫びしなければならないことができましたの」




メリーさん太「『お詫び』って、何だよ?」


ちょい悪令嬢「ほら、前々回『祥○ちゃんがCRYCH○Cを解散した理由なんて、完全に見破っている』なんて豪語していたではありませんか? 実はあれには、もっと重要な『原因候補』が有ったのです!」


メリーさん太「え、『親バレ』と『経済的困窮化』以外に、何か理由が有るわけ?」


ちょい悪令嬢「これまたネット上のあるご指摘によって気づいたのですけど、第10話においてそ○さんてば、『だったら私が、バンドを終わらせてやるッ!』とかおっしゃっていたではありませんか?」


メリーさん太「ああ、結局と○りちゃんに無理やりステージに引っ張り上げられたせいで、うやむやになってしまったけど、あれって何だったんだろうな?」




ちょい悪令嬢「いえ、あの言葉は今も『生きて』いますよ? それどころか、今度こそガチでバンドの解散をもたらしかねない、『時限爆弾』だったりします」




メリーさん太「──ええっ、それって一体、どういうこと⁉」




ちょい悪令嬢「……わたくしとしたことが、こんな大切なことに気づかないなんて。そうですよ、何も『バンド禁止』を厳命できるのは、『親』だけでは無く、もう一つ『有力な組織』が存在していたでは無いですか⁉」


メリーさん太「はあ? 親でも無いのに、女の子たちがバンド活動をするのを、強制的にやめさせることのできる組織って、一体何だそりゃ⁉」




ちょい悪令嬢「『学校』、ですよ」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「考えてみれば、そ○さんが在籍している月○森女子学園は、『超』がつくほどの『お嬢様学校』なのだから、『バンド禁止』であっても、おかしくはありませんよね」


メリーさん太「……な、なるほど、祥○ちゃんが突然前のバンドを解散させたのも、至極当然の話であり、むしろ同じ月○森のそ○さんを守るためとも言えるんだ」


ちょい悪令嬢「──それを踏まえまして、ここで最新第10話のライブでの、そ○さんの『飛び入りシーン』の映像を見てみましょう!」




メリーさん太「──ああっ、そ○さん、月○森の夏制服を着ているじゃんか⁉」




ちょい悪令嬢「これを学校関係者に見られたら、一発で『アウト』ですわね?」


メリーさん太「そ○さんに対しては、『バンド活動の禁止』は当然として、下手したら『停学』とか『退学』とかも有ったりして」


ちょい悪令嬢「そうなると、原則的に他のメンバーを入れる気が無い、と○りちゃんたちのバンド活動は、今度こそ『ジ・エンド』と言うわけなんですよ」


メリーさん太「──このことをそ○さんは、『自覚的に仕組んで』いたわけか⁉ これが彼女の『私がバンドを終わらせてやる』と言う言葉の、真意だったのか⁉」




ちょい悪令嬢「……実はそこが、『悩みどころ』なんですよねえ」




メリーさん太「え、どうして?」


ちょい悪令嬢「まず何よりも、ネット上のスレやその中の特定のレスを頭から信じ込むんじゃ無く、ちゃんと独自に『考察』をしなければ、この【座談会】の存在意義は無いではありませんか?」


メリーさん太「このそ○さんの、ある意味『自爆行為』に、どんな考察のしようが有ると言うんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「だって彼女ってば、事もあろうに同じ月○森の祥○ちゃんと、『CRYCH○C』の再結成を目論んでいたわけじゃん? 構成員における『月○森率』が現バンドより格段に高い『CRYCH○C』を再結成したりしたら、今度こそ全員『退学処分』を食らってしまうのでは?」




メリーさん太「な、なるほど……………あ、いや、いくらそ○さんだって馬鹿じゃ無いんだから、その場合『月○森の生徒』だとわからないように活動するんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「例えば、『パンテ○ーみたいな仮面マスカレード』を被って、『変態○面バンド』として生まれ変わるとか?」


メリーさん太「あれ?………………ああ、そうか、それはまさしく祥○ちゃんを中心にして、『別の作品』でやる予定だっけ⁉」


ちょい悪令嬢「だとしたら、今回の『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』で、『同じ手』を使うはずはありませんよね?」


メリーさん太「……なるほど、少なくとも今回に限っては、そ○さんは『自覚的に』、と○りちゃんたちを陥れようとしたわけでは無いのかもな」


ちょい悪令嬢「でもそれでも、『校則違反』問題は現バンドに対して、更なる解散の危機をもたらしかねないわけなのですよ」


メリーさん太「つまり、それについてのあれこれを、残りの数話で行うわけか」




ちょい悪令嬢「──さて、と○りちゃんやそ○さんたちは、『パンテ○ーのような仮面マスカレード』を被る以外に、どのようにしてこの難問を打開するのか、これはますます『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』から目が離せませんね♡」










メリーさん太「……いや、まさにこの問題を解決してしまったら、前々回から何度も何度も言及している【続編】において、祥○ちゃんたちが『パンテ○ー仮面』を被らずに済むんじゃないのか?」




ちょい悪令嬢「そうしたら、【新番組】の内容は、祥○ちゃんと『sum○mi』の初○ちゃんとによる、小さな島の夏の日々における、『ロリロリ♡ゆりゆり物語』にすればいいのでは?」




メリーさん太「──結局それか⁉ いや確かに、見てみたいけどッ⁉」




ちょい悪令嬢「何かいかにも『ノスタルジック』で、いいですよね♡」


メリーさん太「……いや、やるとしても、【新番組の過去編】として、一、二話あたりで済ませるんじゃないのか? 例えば、『Fa○e Zer○』における切○さんの少年時代のように」


ちょい悪令嬢「むしろ『サマータイムレ○ダ』みたいに、2クールまるまる使ったりして☆」


メリーさん太「──それはいくら何でも無いだろう⁉ すげえ豪華でドラマチックな『U1○9』になってしまうぞ⁉」


ちょい悪令嬢「豪華でドラマチックだったら、それはもう『U1○9』では無いのでは?」


メリーさん太「だまらっしゃい」




ちょい悪令嬢「──ロリキャラと言えば、そ○さんの子供時代も良かったですわね♫」




メリーさん太「……ああ、うん、複雑な家庭環境的バックボーンが描かれることによって、彼女の抱えている『闇』が理解できて良かったよな」


ちょい悪令嬢「あれを見ていて、何かに気づきませんでしたか?」


メリーさん太「『何』って、何だよ?」


ちょい悪令嬢「そ○さんのお母さんですよ。今期夏アニメにおいて、よく似たキャラがいたような気がするんですけど?」


メリーさん太「──ああっ、そうか、『デ○猫』の主人公のOLの幸○さんか⁉」




ちょい悪令嬢「となると、そ○さんてばズバリ、万能家政夫巨大猫の『諭○』さんポジションだったりして☆」




メリーさん太「……諭○さんと言えばまさしく、『オフクロさんキャラ』! そうか、そ○さんの『ママキャラ』ぶりは、彼女が『デ○猫』だったからか⁉」







ちょい悪令嬢「──いや、それはいくら何でも、こじつけ過ぎだろ?」

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