第1526話、わたくし、今期夏アニメ『覇権候補作品』中間報告ですの♡【その2】
ちょい悪令嬢「──つまりですねえ、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』って、『ギスドリ』と言うか、ガチで『ギス★百合』でしょう? これを見て心がささくれ立った時に、『幻日のヨ○ネ』の『甘々♡百合』を見ることによって、身も心も癒やされるわけですよ♫」
メリーさん太「……うん、すげえ納得した」
ちょい悪令嬢「何かいかにも複雑な過去が有りそうな『魔王』ちゃんやリ○ちゃんが、あっさりとヨ○ネ団長に堕とされて『百合要員』になってしまったのに対して、同様に複雑な過去の有るそ○さんその他のメンバーのギスりようはもちろんのこと、それ程大した過去の無い愛○ちゃんまでついにギスり始めた、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』のほうは、『ギスドリ』の名は伊達じゃありませんよね!」
メリーさん太「まあ、うちの作者イチオシの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の話は後でゆっくり聞くとして、『幻日のヨ○ネ』と同順位の、『Lv1魔王とワンル○ム勇者』や『呪術○戦』や『無○転生 〜異世界行ったら本気だす〜』については、どうなんだ?」
ちょい悪令嬢「『Lv1魔王とワンル○ム勇者』は以前よりの期待通りに、普通に面白いし、何と言っても『押し入れの彼女』のことが気になって気になって仕方ないので、このまま視聴継続決定ですね」
メリーさん太「……うん、あの『押し入れの彼女』って、なろう作品の『あたしメ○ーさん。いま異世界にいるの……。』を彷彿とさせるよな」
ちょい悪令嬢「おっ、『メリーさん』が『メリーさん作品』を、ステマしてるぞ?」
メリーさん太「別にステマじゃ無いだろ⁉ この時期、滅多なことを言うんじゃねえ!」
ちょい悪令嬢「残る『呪術○戦』と『無○転生 〜異世界行ったら本気だす〜』については、一期もろくに見ていませんので、それ程期待していなかったのですが、実際に見てみると予想外に面白かったので、第1話からずっと視聴継続しております」
メリーさん太「あ、そうだったの?」
ちょい悪令嬢「しかも『Lv1魔王とワンル○ム勇者』を含めてこの三作は、いわゆる『原作モノ』ですので、最後に大コケすることも無く、安心して見てられますからね」
メリーさん太「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「──それでは、いよいよ(独断と偏見による)今期夏アニメにおける、『ベスト3』作品の解説に参りたいかと思います!」
メリーさん太「ダントツの一位の『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』は別格として、『デ○る猫破は今日も憂鬱』と『わ○しの幸せな結婚』は、同率の二位と言うことでいいのか?」
ちょい悪令嬢「まず『デ○猫』についてですが、すでに述べたように原作漫画版は普通のショートショート連作なのに対して、アニメ版は作画もキャラデザもむちゃくちゃブラッシュアップしていて、非常に優良なアニメ化となっております」
メリーさん太「しかも『癒やし系』としても、格別なんだよな」
ちょい悪令嬢「──それだけではございません! 何とここに来て、『ロリコンアニメ』としても注目され始めているのです!」
メリーさん太「はあ? 『デ○猫』が、『ロリコン』って……」
ちょい悪令嬢「前回に続いて最新話においても、部長さんの姪っ子でロリ可愛い幼女の優○ちゃんがフィーチャーされていたのですが、実は更に新たなる『ロリキャラ』が登場したのです!」
メリーさん太「ああ、確か優○ちゃんの『お誕生日回』だったから、彼女の友だちでも登場したわけか?」
ちょい悪令嬢「『お友だち』では無く、『お母さん』です」
メリーさん太「………………………………パードン(もう一回)?」
ちょい悪令嬢「ですから、新たなる『ロリキャラ』は、『お母さん』だったのですよ」
メリーさん太「…………ええと、『ロリマス』で言えば、『桃○ママ』や『千○ママ』のような、『お母さん系ロリキャラ』が登場したとか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、正真正銘優○ちゃんのお母さん──すなわち、織○部長さんの『お姉さん』が、外見上『ロリ』以外の何者でも無かったのですよ☆」
メリーさん太「──まあた、そのパターンかよ⁉ 漫画やラノベ原作のアニメ『あるある』だよな!」
ちょい悪令嬢「まあ、本作の作者の別作品である『僕の可愛い娘たち』でも、同じようなことをやりましたから、人のことは言えないんですけどね」
メリーさん太「そういえば、そうでしたッ」
ちょい悪令嬢「しかし、あのいかにも大人っぽい部長さんのお姉さんが『ロリキャラ』って、一体どういった子供時代を過ごしたんでしょうね」
メリーさん太「……何か、『エ○漫画』にありそうなキャラ設定だよな?」
ちょい悪令嬢「おい、ヤメロ!」
メリーさん太「ま、まあ、(特に本作の作者にとって)『デ○猫』が、ますます超必見作になったのはわかったけど、もう一つの同率二位の『わ○婚』のほうはどうなんだ?」
ちょい悪令嬢「この作品てば、私同様に、主人公の異母妹である香○さんと言う、『悪役令嬢』が登場するでは無いですか?」
メリーさん太「ああ、勝手に久○少佐殿に横恋慕しておいて、『あなたはお姉さんに騙されているのです!』とか、むちゃくちゃなことを言い出したもので、少佐からこっぴどく振られたやつか?」
ちょい悪令嬢「……それが私、何だか香○さんのことが、正しいように思えてきたのですよ」
メリーさん太「──はああああああああ⁉、何ソレ! いくら同じ『悪役令嬢』だからって、あんなのの肩を持つ必要は無いだろう⁉」
ちょい悪令嬢「むっ、『あんなの』とは何ですか? むしろ彼女の数々の所業こそ、悪役令嬢として『正道』とも言えるのですよ? ──間違っているのは、最近のたるみきった『なろう系悪役令嬢』なのです!」
メリーさん太「──あんたが言うな⁉ あんたが!」
ちょい悪令嬢「それで心から反省した私は、先入観を排して彼女の言葉に耳を傾けたところ、非常に腑に落ちたのですよ」
メリーさん太「腑に落ちたって、一体何がだよ?」
ちょい悪令嬢「……おかしいとは、思いませんでした?」
メリーさん太「はい?」
ちょい悪令嬢「おそらく『マザコン』をこじらせたために、女性を自分の近くに置くことを忌避するようになったはずの久○少佐殿が、ああもあっさりと、美○さんだけを受け容れてしまったことを」
メリーさん太「──うっ⁉」
ちょい悪令嬢「更には、出会ってからほとんど間を置かずに、久○家の内向きの仕事をすべて担っていたゆ○江さんが、完全に美○さんのことを、『大切な坊ちゃん』のお嫁さんとして認めてしまったことを」
メリーさん太「──ううっ⁉」
ちょい悪令嬢「とどめとしては、完全に初対面である、呉服屋の女主人や久○少佐殿の部下までもが、一目見ただけで美○さんのことにデレデレになってしまったことを」
メリーさん太「──うううっ⁉」
ちょい悪令嬢「つまり彼らは全員、まさしく香○さんのおっしゃるように、美○さんに誑かされているのですよ」
メリーさん太「……『誑かされている』、だと?」
ちょい悪令嬢「こう言ったパターンって、最近どこかで見た覚えがありませんか? ──特に、やはり『悪役令嬢』タイプのなろう系で、アニメ化されたやつで」
メリーさん太「悪役令嬢系で、アニメ化されたやつって………あっ、そうか! 『転生○女と天才○嬢の魔法革命』か⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、いわゆる『乙女ゲー』で言うと『主役ポジション』に当たる、レ○ニちゃんですわ」
メリーさん太「……確か彼女って、自分自身無自覚で、吸血鬼(推定)としての能力によって、王子様を始めとする並み居る権力者の子息たちを、ぞっこんに惚れさせていたっけ」
ちょい悪令嬢「俗に言う、『魅了』の力ですわね」
メリーさん太「……つまり美○さんにも、それと同じような力が有ると?」
ちょい悪令嬢「彼女のは『夢関係の力』らしいので、吸血鬼と言うよりも『夢魔』の類いでしょう」
メリーさん太「夢魔って言えば、『サキュバス』じゃん⁉ ええっ、美○さんの正体って、サキュバスなの?」
ちょい悪令嬢「隠れ巨乳ですしね、その可能性は高いですわね」
メリーさん太「──どこかの、『ミルクの次官』かよ⁉」
ちょい悪令嬢「こうなると、これからの展開が、非常に楽しみになるでしょう?」
メリーさん太「……うん、本人無自覚じゃ、レ○ニちゃん同様に、美○さん自身も苦悩することになるよな」
ちょい悪令嬢「まあたあのうじうじ女ってば、『……旦那様の私に対する想いは本物なの? それとも私の力のせい?』とか何とか、悩み出すぞ?」
メリーさん太「それで最後には、久○様が『──私の君に対する想いはまやかしなんかでは無い、本物だ!』とか激白して、ハッピーエンドで終わるんだぜw」
ちょい悪令嬢「騙されている、騙されているw」
メリーさん太「──やめなさい!」
ちょい悪令嬢「……とまあこうして、独断と偏見による今期夏アニメ覇権候補作品の、ベスト2までのご紹介が済んだのですが、残念ながらここで字数が尽きてしまい、本作の作者イチオシの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』については、また次の機会に改めて詳細に解説したいかと存じます☆」
メリーさん太「──まあた、そのパターンかよ⁉」




