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第1510話、わたくし、自作で他の自作をステマしますの⁉【その3】

ちょい悪令嬢「──さて、本作の作者の別作品にして、【ネトコン11】こと『第11回ネット小説大賞』エントリー作品の『ヴァルプルギスの心臓』ですが、前々から予告していたように、『第二次朝鮮戦争』勃発から東アジア大陸全体への戦火の拡大をモチーフにしながらも、『箒に跨がった魔法少女』と言う、いかにも場違いなメルヘンそのままのキャラを登場させて、何と『自爆特攻』を繰り返し人々を惨殺し続けていると言う、大仰天のクライマックスへと突入いたしましたよー!!!」




メリーさん太「……ああ、『幼○戦記』に影響を受けたとか何とか言っていたやつか? いや、いくら『幼○戦記』でも、ここまでのことはしでかさないだろう?」




ちょい悪令嬢「──しかも何と、台湾を模した国が、いきなり中国を模した国に攻め込むのですからね! 世界中の指導者や政治家や軍事評論家や一般人に毛が生えたレベルの自称論客が、『……一体いつになったら某国家主席は、台湾侵攻を決意するのだ?』と息を潜めて待ち構えていた時に、むしろ台湾のほうから中国へと奇襲させるなんて考えつくのは、世界広しとはいえ本作の作者だけでしょう!」




メリーさん太「いやいやいや、いつもながらの自画自賛のところ悪いんだけど、誰も考えつかないと言うことは、それだけ『実現可能性が限りなくゼロに近い』からだろうが⁉ 台湾と中国の軍事力を始めとする国力に、どれ程差が有ると思っているんだよ? 『ヴァルプルギスの心臓』作内でも述べていたけど、少々奇襲が成功したくらいでは、逆に激怒した中つ国の怒濤のような反撃を食らって、アッと言う間に押し潰されてしまうだけだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「押し潰される? 何馬鹿なことを言っているのですか? もうこの時点においては、むしろ中国の『勝利確率』のほうが、限りなくゼロになっているのですよ?」


メリーさん太「はあ?」


ちょい悪令嬢「実は台湾侵攻における中国の『勝利条件』て、非常に限られていて、基本的にそれこそ奇襲そのままに、台湾周辺の制海権と制空権を掌握してから、短時間で上陸を果たして、首都等の要衝を制圧する以外無いのです」


メリーさん太「──だから、今からそれをやればいいじゃないか⁉」


ちょい悪令嬢「できませんよ、すでに攻撃を開始した台湾側は当然『迎撃態勢』が完全に整っており、むしろ中国のほうが原発や大規模ダムを破壊されて大混乱に陥っているので、下手するとまともな指揮命令系統すら維持できていなかったりしてw」


メリーさん太「……え、中国って、『受け手』に回ったら、そんなにもろかったの?」


ちょい悪令嬢「そりゃあこれだけ、『中国のほうが攻め手で、台湾のほうが攻められる一方なのだ』と、中国の指導層を始めとして、世界中の能無し指導者が信じ込んでいるのですから、中国の軍人の誰一人として、『防衛態勢』について考えているやつなんているわけ無いでしょうが? 第二次世界大戦当時のパールハーバーだって、日本軍が攻撃してくる可能性がゼロだとは思っていなかったでしょうよ」


メリーさん太「……そ、そりゃあ、何度も何度も言っているけど、彼我の国力差を考えれば、台湾のほうから攻めてくるなんて予想できる人間は、ほぼ皆無だろうよ」




ちょい悪令嬢「ですから、まさにこれこそが唯一絶対と言っても過言では無い、『台湾の勝利条件』なのですよ!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「むしろ国力差を考えてこそ、このまま敵の侵略を待っていても、じり貧では無いですか? 下手すると今この時においても、大陸共産党による『政治的かつ心理的な侵略』が進行していて、台湾人の『切り崩し』が行われていると言うのに。この絶望的状況を打開する唯一の手段は、むしろ台湾のほうからの奇襲攻撃以外無いのでは?」




メリーさん太「その無謀極まる奇襲作戦とやらが成功する保障は、一体どこに有るんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「成功しますわよ、もはや台湾が攻撃側に回った時点で、中国側の『無傷の上陸作戦』は有り得なくなったので、後は台湾側に叩かれるのみですわ」


メリーさん太「だったら中国のほうも、核弾頭を含めたミサイル攻撃をすればいいじゃんか⁉ それだったら、間に海を隔てていようが問題無いし!」


ちょい悪令嬢「──おやおやおやおや、『焦土作戦』ですかあ? それこそ『末期症状』なのでは?」


メリーさん太「あ」




ちょい悪令嬢「そもそも大爆笑にも世界のほとんどのバカどもは気づいていませんが、実は最初から台湾のほうが『軍事的に圧倒的に有利』だったのですよ。だって台湾サイドはまったく遠慮なしに、中国の原発や大規模ダムを破壊して、大陸各地を焦土化して、共産主義者どもを大量虐殺しても、まったく問題は無いのに対して、中国サイドの目的はあくまでも、『台湾の併合』であり、台湾を焦土化して一般市民に被害を及ぼして不要な反感を持たれたりしたら、『本末転倒』そのものであり、目標を達せられないのですよ。つまり国土防衛や主権護持の御旗のもとにやりたい放題破壊や虐殺のできる台湾に対して、中国のほうはガチガチの『縛りプレイ』を強いられているようなものなのです」




メリーさん太「いやいやいや、もしかしたらそう言った見方もあるかも知れないけど、中国だって『負けいくさ』をするわけいかないんだから、国や党の面子を守るためにも、最終的には核兵器すらも使用する可能性は、けして否定できないんじゃ無いのか⁉」




ちょい悪令嬢「そうなったら当然、アメリカを始めとする各国も黙っておらず、中国のほうが袋だたきに遭うだけですよ★」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「ですから何度も申しているでしょう? 中国にとっての『勝利条件』はただ一つのみであり、できるだけ穏便に台湾に上陸を果たして、短期決戦を行うことだと。それに失敗した時点で、すべては終わりなのですよ」




メリーさん太「……じゃあ本当に、台湾のほうから奇襲をした時点で、勝負が決まってしまうわけなのかよ?」


ちょい悪令嬢「ただしこれ自体、『致命的な打撃』を与えられないと、意味が有りませんけどね。果たして現在の善良極まる台湾の指導層に、中国の原発や大規模ダムを奇襲して、罪の無い大量の人民を虐殺できるかは、甚だ疑問ですわね」


メリーさん太「まあ、確かに、現実味は無いよな」







ちょい悪令嬢「──そこであくまでも『創作物フィクション』である、本作の作者の別作品である、『ヴァルプルギスの心臓』の登場ってわけですよ!」







メリーさん太「なっ⁉」







ちょい悪令嬢「何せ台湾──もとい、『タイヴァーン』の秘密兵器は、自分自身『人外』であり、人を殺すことに躊躇なぞ一切無い、『魔法少女』なのですからね! この世から『コミー』どもを虐殺し尽くすのに、これ以上の逸材は無いでしょう!」




メリーさん太「──言い方! そんなところまで、『幼○戦記』の影響を受けなくてもいいから!」




ちょい悪令嬢「しかもその攻撃手段が、『人外』ならではの『自爆特攻』ときたもんだ! 彼女たちの身の内に潜んでいる膨大なる魔導力を暴走させれば、核兵器並みの破壊力をもたらせたりして★」




メリーさん太「……悪魔だ、うちの作者こそ、Web小説家の皮を被った、『化物』だ!(©『存○X』先生)」




ちょい悪令嬢「いえいえ、これはあくまでも『なろう系』ならではのチートスキルであり、別に残虐行為ではございません」


メリーさん太「……いたいけな女の子を自爆特攻させるのが、なろう系のチートスキルだと?」




ちょい悪令嬢「そうなのです、彼女たちは確かに外見は幼い少女ですが、中身のほうは『覚悟ガンギマリ』の大日本帝国軍人の転生者であり、自分の身を犠牲にすることに躊躇が無いのはもちろん、ある意味『精神体タマシイ』的存在なのだから、何人魔法少女を犠牲にしようが、また新たなる魔法少女の肉体に転生することで、無限に『自爆特攻』を繰り返すことができるのです!」




メリーさん太「──もっと酷いじゃねえか⁉ もはや『存○X』先生すら及びつかないほどの、クレイジーぶりだな!」




ちょい悪令嬢「大丈夫ですって、何度も何度も申しておりますが、最終回においては、すべてが丸く収まる予定になっておりますので♡」




メリーさん太「──とても信じられないよ! 後一話で、こんなに広げた大風呂敷を、どう畳むと言うんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「それは見てのお楽しみと言うことで、読者の皆様におかれましても、どうぞご期待のほどを☆」

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