第1282話、わたくし、ワクチン接種もすでに5回目ですの♡
ちょい悪令嬢「──さて、残念ながら日本代表はすでに敗退いたしましたが、ベスト4も出揃ってますます盛り上がっております『ワールドカップカタール大会』は、まだまだ目が離せませんよ!」
メリーさん太「……いよいよ準決勝戦突入か? それにしてもモロッコが勝ち残るとは、まったく予想外だったな」
ちょい悪令嬢「何でも、アフリカ勢初の快挙だそうです」
メリーさん太「もはやモロッコこそが、今大会における『台風の目』と化してしまったな」
ちょい悪令嬢「──そういや僕も昔、モロッコには個人的に大変お世話になったことだし、感無量だよ!」
メリーさん太「………………………………………………ちょっと待て」
ちょい悪……令嬢?「うん、どうしたんだい、メリーさん?」
メリーさん太「……何でいきなり、口調が『男っぽく』なるんだよ?」
ちょい悪……令嬢?「──おっといけない、過去の思い出はすでに、『カサブランカ』に置き去りにしていたんだっけw」
メリーさん太「懐かしの名作映画みたいな言い回しをするんじゃないよ⁉ あんたまさか、モロッコで──」
ちょい悪……令嬢?「何をそんなに慌てているんだい、メリーさん? 悪役令嬢の『TS展開』なんて、『なろう系』においては珍しくも無いだろうが?」
メリーさん太「『なろう系』のTSは、もっとふわっとしたファンタジーっぽいのだろうが⁉ 『モロッコで性○換』なんて、生々し過ぎるんだよ!」
ちょい悪令嬢「まあ、私がモロッコ帰り──もとい、『カサブランカ帰り』と言うのは、冗談として、」
メリーさん太「──どうして言い直したの? 別に『カサブランカ』のほうが、何だか『外人部隊帰り』みたいでカッコいいとか思っていないんだからね⁉」
ちょい悪令嬢「……何ですその、『ツンデレ』っぽいツッコミは? ──まあとにかく、本作の作者としては『モロッコ』と聞いて、『TSなんかじゃ無くガチの性転換をした悪役令嬢作品なんて、面白くね?』と言ったアイディアが浮かんだのですよ」
メリーさん太「──そんなもの、永遠にボツにしていろ!」
ちょい悪令嬢「もう、メリーさんてば、冗談がわからないんだからあ」
メリーさん太「え、それも冗談だったの⁉」
ちょい悪令嬢「いっそのこと、TSとか転生とか無しに、貴族の男の子が女性のフリをさせられていて、しかも実家の権力が異様に強かったために、意に反して『悪役令嬢』を演じさせられているとかは、どうよ?」
メリーさん太「……何で、最後の『どうよ?』という台詞を、いかにも『ドヤ顔』で言うの? そもそもそれくらいのネタだったら、すでに『なろう系』に存在しているのでは?」
ちょい悪令嬢「そうですかねえ? 実は『TS転生悪役令嬢』で元の世界(現代日本)では男だった──とか言うのはよく見かけますが、貴族社会ならではの男子後継優先主義からしたら、女の子に男のフリをさせることは有っても、その逆は原則的に無いのでは?」
メリーさん太「……わからんぞお? 何せ『なろう系』はもはや、『何でもアリ』だからな」
ちょい悪令嬢「──うっ、そう言われると、そんな気もしてきましたわね」
メリーさん太「……おいおい、どうでもいいけど、今回はワールドカップのモロッコ代表のベスト4進出に絡めて、『ガチTS悪役令嬢』の作品構想とか話を(無駄に)膨らませたりして、全編雑談で済ませるつもりか?」
ちょい悪令嬢「ああ、それについてですが、実はこの作品を下書きを作成している現時点は、リアルタイムで休日の午後1時半なのですけど、」
メリーさん太「あんた何急に、メタそのものなことを言い出しているの⁉」
ちょい悪令嬢「この後すぐの午後3時からは、本作の作者の五回目の新型コロナウイルス用ワクチン接種の予定になっておりますので、今回は軽めの内容にさせていただこうかと」
メリーさん太「──はあああああああああああああ⁉ ちょっと待って!」
ちょい悪令嬢「……え、何ですか、メリーさん。こんな中途半端なところで、奇声なんか上げられて」
メリーさん太「『何ですか』はこっちの台詞だよ⁉ 『五回目』って、うちの作者、もう五回もワクチンを打っているのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、この作品をWeb上に公開した時点ではすでに、五回目の接種も終了していることになりますわね」
メリーさん太「──やっぱあいつ、『後期高齢者』だろう⁉ 世間では五回目どころか、四回目を打った人だって、そんなにいないんじゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「……年齢及び性別については、これまで通り『不詳』とさせていただきますが、それにかかわらずワクチンを一般の方よりも早めに打てる、『特別な理由』が有るのですよ」
メリーさん太「……何だと?」
ちょい悪令嬢「そもそも現在本作の作者は、ガチの後期高齢者である父親の介護を行っているのであり、父親に率先的にワクチン接種をさせるのはもちろんのこと、日常的に密接に接している自分自身も早めに接種しないと意味が無いので、実はそれ程深刻では無いものの、一応『血液関係の疾病』を持病としておりますので、『基礎疾患持ち』対象枠として特別に早めに接種を受けさせていただいているのです」
メリーさん太「……あ、そういえば、前にもそんなことを言っていたっけ」
ちょい悪令嬢「そう言うわけですので、今回はいつも通り『アニメ』をテーマにしながらも、小難しい『考証』なんかでは無く、『これだけは是非とも見てもらいたい』過去の名作について、何作かご紹介したいかと存じます」
メリーさん太「え、現在そんなに必見のアニメ作品なんて、配信されていたっけ?」
ちょい悪令嬢「まずは、『GYA○!』様において全話順次無料配信が絶賛開催中の、『天元突破グレンラ○ン』でございます!」
メリーさん太「──うおおおおおおお、一発目から、超目玉作品じゃねえか⁉」
ちょい悪令嬢「最初は作画のタッチや昭和風の過剰演出が、どうしても受け付けられず、『初見切り』しかけたのですが、珍しく良心的なアニメ評論サイトであられる『あに○ん』様において、同作品のメインヒロインであるニ○ちゃんの特集が組まれたので拝見したところ、俄然興味がわいてきて、彼女が初登場する第9話から視聴を再開してみれば、主役のシ○ン君の『アニキ』分のカ○ナさん──『機動戦士ガン○ム 鉄血のオルフ○ンズ』で言えば、ダブル主人公であるオ○ガさんに相当するキャラが、あっさりとお亡くなりになっているではございませんか⁉」
メリーさん太「──なっ⁉」
ちょい悪令嬢「しかもそのせいで、シ○ン君のほうも完全に絶望して、主役ロボ『グレンラ○ン』のパイロットだと言うのに、まったくやる気が無くなってしまうと言う」
メリーさん太「──完全に(うちの作者の大好物の)『鬱展開』じゃねえか⁉ 画風的にも作風的にもミスマッチ過ぎるううう!!!」
ちょい悪令嬢「そこで改めて制作会社を確かめてみると、『ガイナ○クス』様だったりして☆」
メリーさん太「──納得の一言⁉」
ちょい悪令嬢「ただし! 先ほども申しましたが、まさに当の第9話における『新たなるヒロイン』ニ○ちゃんとの出会いによって、シ○ン君がどうにか立ち直り、カ○ナさんの遺志を継いで立派な『主人公』になっていくと言う、(一応現在のところは)前向きな展開なのでご安心ください!」
メリーさん太「……いや、何と言ってもあの『ガイナ○クス作品』なんだから、もう一波乱も二波乱も有るんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「そう言った意味でも、ますます目が離せませんわね♫」
メリーさん太「──おいッ⁉」
ちょい悪令嬢「そして次なる作品は、これまた『GYA○!』様にて全話順次無料配信が始まったばかりの、どなた様もようくご存じの、『機動戦艦ナデ○コ』でございます!」
メリーさん太「……これはまた、むちゃくちゃ古い作品が来たな? そんな『定番中の定番』作品を、どうして今更推薦するんだ?」
ちょい悪令嬢「そう思うでしょう? 特にこれよりも十年近くも『新しい』作品であったはずの『ノワ○ル』を初めて見て、その『古臭さ』についていけなかった経験上、うちの作者も最大限の警戒心を伴って視聴したそうですw」
メリーさん太「……そりゃあ90年代半ばの作品なんて、もはや目も当てられないんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「それが、そうでも無かったのですよ!」
メリーさん太「…………へ?」
ちょい悪令嬢「実は『機動戦艦ナデ○コ』こそは、『一見萌え系でありながらドシリアス』な作品の元祖とも言えて、当時のオタク系ガジェットをほとんどすべてつぎ込み、むちゃくちゃ先進的だったので、『オタク』であれば時代を超越して誰もが楽しめるようになっておりますゆえに、本当に久しぶりに拝見したところ、違和感を覚えたりすることはまったく無く、存分に楽しませていただきましたわ♡」
メリーさん太「ほう、そりゃあ未視聴の方には、是非とも見ていただきたいものだな?」
ちょい悪令嬢「最近の『大量生産品』とは違って、一つ一つの作品が全力で『当てに来ていた』時代の代表的作品ですからね、『面白い』こと請け合いですよ!」
メリーさん太「そうすると、これが今回の紹介作品における、真の『目玉』と言うことなんだな?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、『アニメ好き』の方にとって、超必見の作品が、最後に控えておりますわよ!」
メリーさん太「なっ⁉ 『天元突破グレンラ○ン』や『機動戦艦ナデ○コ』と互角に渡り合える作品だと? 一体何だそれは⁉」
ちょい悪令嬢「こちらは『ア○マTV』様で全話一挙無料配信がスタートしたばかりの、『響け!ユーフ○ニアム』の第1期及び第2期でございます!」
メリーさん太「──比較的新しめとはいえ、文字通りの『不朽の名作』来たああああああああ!!!」
ちょい悪令嬢「……何せ、例の『不幸な事件』のせいで、『まったく同じスタッフ』で続編を制作することが、事実上不可能となりましたからね」
メリーさん太「──くっ、返す返すも、アニメ界最大級の損失だぜっ!」
ちょい悪令嬢「まあ、そんな事情を抜きにしても、『響け!ユーフ○ニアム』の第1期の最終話は、すべての『音楽アニメ』ファン必見──否、『必聴』ですわよね」
メリーさん太「……ああ、あれこそは『音楽をアニメにおいて表現する』ことの、『到達点』と言っても過言では無いよな」
ちょい悪令嬢「ご興味のお有りの方は、最終話の収録されたBDだけでも、是非とも購入すべきでしょう」
メリーさん太「ああいった作品こそ、最高の画質と最高の音質で楽しむべきだよな」
ちょい悪令嬢「それをおよそ一週間限定とはいえ、無料公開なさってくださった、『ア○マTV』様には感謝のしようがありませんわ!」
メリーさん太「読者の皆様もこの機会を逃さずに、是非ともご視聴なさってくださいませ♡」
ちょい悪令嬢「──おっといけない、ただ今午後2時を回りましたので、ワクチン接種に行って参りますわ! それでは皆様、ごきげんよう!」
メリーさん太「……まさかこれが、彼女の元気な姿を見た、最後になるんて」
ちょい悪令嬢「──おいッ、ワクチン接種を直前に控えて、不吉なことを言うなよ⁉」




