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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
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イベント終了

「攻撃が通った!」

「やれるぞ!皆攻撃だ。」

「おい、待て!」

俺の放った12連撃によりHPバーは4本までに減り槍と剣そして鎌を刈り取り同じようにルンの力の一部を吸収し俺のモノにしている。

がそれを使って漸くだ。神の力が無い人間が破滅の神の全力と死の神の力の一部に太刀打ちが出来るはずはない。

「エリアエンチャント AGI 避けて! 飛斬 飛彗」

俺は速度をエンチャントと速度上昇のバフを掛け両手に持つ剣と槍の斬撃を飛ばし攻めようす

るプレイヤーに迫るブレスを撃ち落とす。


『死神ルンの力を全て吸収しました。創死神に昇神します。』


「死の制裁」

黒いギロチンが断罪するかのごとく天からガルンダいや破滅神ガダへと落ち行く。これによりHPバー残り2本。

グロウのみを手に戦場の飛び交う魔法や矢に弾丸・ブレスを避け疾走する。

「エンチャント ALL ALLバフ リミッター解除 異能ステータスON 眷属同調」

俺自身のステータスを底上げする。また完全に枷を外す。

もうこれで倒せないなら手は無い。

「称号 1人狩り ジャイアントキリング 神殺し 神越者 神に認められし者 異能者 勇者 魔王 ダンジョンマスター ・・・・・(etc)」

称号も出し惜しみをせず全てONにする。

「ストロングシェイバー」

薄い水色が俺を螺旋状に包み移動の出力を上げる。

「妖化 水妖の祝福」

ユンが鷹の目で捉えたのか俺に支援を掛けてくれる。

「支援の矢 ダークアンテ」

次はタケシの目潰しがガダへと吸い込まれて視界を潰す。

「エアロブラスト」

俺は反動で加速し一気に詰め寄る。

「エグゾフレイム」

「カオスハリケーン」

「エレメントブラスト」

「ランスバリア」

「バチカールバレット」

「多重バリア」

「神遠」

「伊賀式果名城盾」

俺に迫る無数の攻撃をテンスの仲間とホノンにミィーナ達3娘が防ぐ。

「韋駄天」

更に加速し裏に回り込む。

「止めだ!神を喰らえ!グロウ」

その言葉に反応し漆黒の刀身と化しガダの背中に吸い込まれる。


『CONGRATULATION! 

YOU GET LAST ATTACK BONSU!』

と目の前に表示される。

『特定のボスモンスターが倒されたのでここで第一回ACO公式イベントを終了とします。

10分後結果を送信し通常サーバーへと返還します。以後の行動では成績に影響を及ぼさないのでご注意ください。』


「リョー、久し振りだね。」

とこの前と言うかこのイベント最初で見たぞ。

「アンタもう少し如何かできない訳?」

とチェルンから右うストレートを喰らいながらよろめくラーア。

「仕方ないじゃん。ガルンダが紛れこんでいるなんて気付かなかったんだけど。」

「はぁ、にしてもガルンダは如何なったんだ?」

クロードがため息をつきながら訊ねる。

「それは分からないんだよね。」

「いや俺が取り込んだ。」

「取り込んだ?如何言う事?」

まあ当然だろう。何で取り込めているのかが分からないしそもそも指名手配の神を取りこむとか可笑しいからね。

「グロウの効果かな?錬金神もそうだったし。」

「だな。流石に神殺の短剣だし。」

俺は左腰にある短剣へ目を向ける。

(にしても電脳世界に逃げ込むって如何言う事だ?俺からグロウを奪いそれで斬れば錬金神と創造神の力を得れると言うのに)

「如何かしたか?」

「いや何でも無い。」

そう言えばLAB(ラストアタックボーナス)とかあったな。

『ユニークスキル 創世 創滅刃 ????』


とありユニークスキルの欄に創世が追加され聖剣召喚に創滅刃 ????が追加されていた。

「と、そろそろお暇するよ。じゃあ来週を楽しみにしているよ。」

「ああ。ようやく完成したからな。海で」

「分かった。」

そう言い手を振りながら天に昇っていくラーア。

《成積送信》

『 1/2018 入賞おめでとう!

入賞景品は次の一覧から一つ選び選択されると即時インベントリに送られます。』


「おっ!リョーはやっぱり1位か。まあLABとかいろいろ手に入れているしね。」

「この感じお前等もそれなりにいい成績だったみたいだな。」

皆結果に満足しているのか笑っており中には既に景品を選び如何しようかと話し合っている人もいる。



俺はACO3期生産スロット優先招待券を選択し落ちる。


そして翌週。

俺たちは太平洋のど真ん中にある海洋ダンジョンへと集結していた。


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