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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
93/100

対決 死と破滅の神

ヒュン。ヒュン。その音が聞こえるたびに周囲の木々が薙ぎ倒されていく。

その切り口はまた見事で素材としての価値が高く俺は回収している。

ただ湖が近くなるにつれてその音の感覚は短くなる。


「チェルン、斜め24.7°からサンダ―ショットを。」

「分かった。多重発動」

「エンチャント INT」

「サンダーショット」

エンチャントにより強化された数多の雷撃が敵を捕らえるように発射される。

「精霊眼」

精霊王のユニークスキルである精霊眼を使用する。これは魔法の核や動体物の持つ魔法属性が見えると言うモノだがいかせん消耗が大き過ぎる。それに周囲はモノクロと化すのでかなり使う所が限られてくる。


「間違い無い、破滅だ。再使用時間もピッタリだし。」

「如何するの?いくらなんでも破滅を警戒しながらは動けないわよ。」

「大丈夫だ。ここまでに1日かかった。破滅の再使用時間は1日。多分だが此処からなら2時間程度。22時間で討伐出来れば。」

「リョーさんソレ可能なの?」

ミィーナが聞いてきた。まあ確かに無理だろう。今の俺たちでは。でも

「勇者全員のフルスペックで行けば何とか。」


精霊王のスキルに妖精王そしてハイエルフに亜神に限定的にする眷属化ソレの精霊版眷霊化など種族関係も沢山あるし一応レギオン指揮がある。


「エンチャント INT MIND  キャナーホーン」

「では マテリアルバースト」

「世界級 ジャッジメントコロナ」

「ジャスティスダーク」

「忍法 颯之焔」

などと様々な魔法がガルンダに向けて発射されていく。

直後、ドワァーンと爆発が起きる音がして



「戦闘開始だ。行くぞ。」

「おう!」×多数

「「「「「解放」」」」」

俺たち勇者は己がスペックを完全に引き出す。

「底上げするぞ。

エリアエンチャント STR VIT INT MIND DEX AGI LCK 

レギオン指揮 命を大事に 全力攻撃」

後方から舞台全員のステータス全てを上げるエンチャントを施す。

「ヘイトアタック」

「オーバーガン」

盾職と回避盾のプレイヤーがヘイトを稼ぎ中央を開ける。俺は神殺短剣に魔力と神の理力を込め

「滅せ グロウ」

漆黒に周囲を染めながらガルンダへと突撃する。

「癒せ デニュニル」

周囲にピンクの波動を広めながら味方を癒す。すると俺に気付いたのか前足を差しだす。それは剣と槍の形をしており俺に迫る。ただ

「多重発動 エアロブラスト」

空気を圧縮爆発させる魔法エアロブラストのノックバックを利用しそれを回避し頭上に降り立つ。そして白銀剣を取り出し鼻に差す。

「錬成」

そして錬成を発動し剣が容易に抜けない様に細工を施す。するとガルンダは空に舞う。それにより俺は振り落とされる。落下しながら弓を取り出す。だがガルンダは大きく息を吸い込みながら

何かを放とうとしている。

それは昨日見たアジダハーカの動作に似ていて・・・・

「ブレスだ。」

「ブレスよ全員後退。」

「守れ! エリアエンチャント DEF MIND LCK」

[回復するから集まって・・・・・エリアハイヒール]

俺は全員にDEFとMINDのエンチャントと防御バフで守りを上げミィーナはエリアハイヒールによりレギオンメンバーを回復する。

「弓技 爆走矢」

赤く螺旋をまき高速で空を駆け抜ける。だが・・・。

黒い炎が矢を焼き尽す。そして俺に襲いかかる。

「邪悪収斬」

悪意や邪念などを回収する神殺短剣のスキルを使用し威力を落とす。ただ・・・その闇に飲み込まれる。すると俺の意識はブラックアウトする。



マジかよ・・・・。


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