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帰還勇者のVRMMO記 ~異界の力を持つトッププレイヤー~  作者: 高崎 レイ
二章 第二陣追加と初イベント
89/100

進化する勇者

「で今何日目だ?」

体感的には2日は過ぎている気がする。まあゲーム内は加速時間なので異世界の感覚では多少のブレがあるかも知れない。

「3日目。にしてもアンタまた成長して気持ちが悪いのだけど。」

き、気持ち悪いだと。・・・・確かに気持ち悪いな。種族開眼で神としての力を開眼させたんだから。まあ確かにあのレベルは1週間も寝ていないと不味いだろう。ここ最近回復能力がとても進化してきている気がする。別に悪い事じゃないのだけど。

「あと4日しかないか。何か俺モブを刈った以外の記憶が無い。」

「まあリョーらしいか。」

「如何言う意味だ?」

「あはは~冗談だよ。」

グルカルトに居た頃のようにチェルンにからかわれ俺がそれに乗り周りが宥める。まさかこの光景がもう一度楽しめるとは思いもしていなかっただろう。ミミアが殺されてから何だかんだでゲルマンを殲滅するまで娯楽はほぼ絶っていたしその後は一気に戦いが加速して行ったのであんまりゆっくりできず、討伐後は地球に還って来るための魔法を編み出し召喚の儀の時の魔法陣を使用し何とか帰ってこれた訳だが一瞬陣が消えている事に気付き俺の品物転送以外一切連絡手段が無かったのである。此方からならある程度は送れるが向こうからは封筒一つがやっとである。

「懐かしいな、あの頃が。」

「そうだな。もう一度全員で組める日が来るかな?」

「どうかな?でも連絡手段はこれで出来たし。」

とゆっくりゆったり和みつつあったこの時間。俺は自身のスキルについて詳しく調べていく。


まずは勇者。

・レベル上限撤廃

・経験値獲得10倍

・スキルの習得条件緩和

というものだ。まあ俺たちが持つ勇者スキルの簡易版というのがもっともな評価だろう。

次に聖剣召喚

これはその名の通り聖剣を召喚するスキルだが今俺が召喚できるのは

聖剣 ミミローア

神杖 デニュニル

神短剣 グロウ

神棒 クロスフィア

の四点。つまりこの4つは装備枠インベントリ枠には入らないため今回のように所持アイテム制限の時に重宝するだろう。

そして揺るぎない目。コレに関しては全て詳細不能でしか無かった。まあ詳しい検証は今度しよう。

最後にレギオン指揮。

これはレギオン規模以下の団体の指揮を執るとそれなりのバフがその団体に掛かると言うモノだ。・・・コレは嫌な予感がしますね。


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